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屍人荘の殺人



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【この小説が収録されている参考書籍】
屍人荘の殺人
屍人荘の殺人 (創元推理文庫)

屍人荘の殺人の評価: 2.97/5点 レビュー 509件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.97pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全509件 481~500 25/26ページ
No.29:
(4pt)

設定は奇抜ながらクイーン直系の正統派本格推理

鮎川哲也賞作品としては設定が奇抜で興味深いので、久しぶりにかなり売れている作品のようである。
死人が甦る中での殺人事件というネタ自体は山口雅也氏の生きる屍の死という傑作の先行作品があるのだが、本作はよりバイオハザードなどの最近のゾンビもの映画の要素を取り入れた派手で分かり易い舞台設定になっている。
ゾンビが取り囲む非情事態なのに何で全員こんなに冷静に推理しているのかという不自然さを指摘する者もいるだろうが、これはパニックものではなく本格推理なのでそれでいいのである。
不自然だからこそ本格ミステリーなのである。
この山荘での連続殺人部分での展開は論理による絞込みによる結論導きというクイーン直系のものであり、同じく鮎川賞作家である青崎有吾氏の作風を彷彿とさせる直球の本格テイストである。
タイトルのイメージとは異なり、ライトタッチの作風なのが最近の鮎川賞の傾向っぽいが、ミステリーとしても本格としてきっちり仕上がっており、近年の鮎川賞作品としては当たりの作品である。
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4488025552
No.28:
(5pt)

これからのミステリーはこうあって欲しい

私は数々の新人作家のデビュー作に★1つをつけてこき下ろすのを楽しみにしてきたがw この小説は★5つをつけた。まあ、かなり大甘なんですけどねw
以下、その理由を述べる。

別の賞になるが、江戸川乱歩賞の選評にあった言葉「このトリックは実行不可能」「犯人の動機は理解できない」等々。そして江戸川乱歩賞はいつも、何の面白さもない型にはまったような作品が選ばれ、ついに消えた。(これは今年度が受賞作無しとなったことを皮肉ってます。)
だが何故、トリックが実行可能だったり動機が理解できる必要があるのだろう。
それならば賞のネーミングになっている江戸川乱歩の怪人二十面相シリーズなんか、実行不可能なムチャクチャなトリックと、二十面相の動機も理解に苦しむことばかり、てんこ盛りではないか。それでも怪人二十面相シリーズは抜群に面白い。
そもそも人を殺すのにトリックを仕掛ける犯人など、実際にはまずいないのだ。ミステリー自体が不可能と理解不能で満ち溢れている。そんなものの筈だ。

この小説、本格物なのでどこまで突っ込んで書いていいのか難しいが、とにかくクローズドサークルの手段としてゾンビを出してきた。さらにトリックの一部にゾンビがからんでいる。
この結果、この小説は実行不可能なトリックと、理解できない動機で構成されることになった。そして抜群に面白くなったのだ。
これからのミステリーはこうあってもらいたいものだ。整合ばかり気にして型にはまった、つまらないミステリーはもう要らない。面白さにこだわりを持つ小説を読みたい。

さて★は大甘と書いたが、本当なら★を2つ減らしたいところ。
まず★一つ減は表紙。この気色の悪い表紙のおかげでこの本は売上げを半分は減らしたはずだ。出版界のセンスの無さは相変わらずだが、そろそろ反省してもらいたいところ。
さらにタイトル。これも★1つ減らしたい。「屍人荘の殺人」? なんつーつまらんタイトル。ノリが悪すぎる。今の時代なら「俺たちがゾンビホテルに拉致られた件」だろ。
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No.27:
(4pt)

久々に読むコテコテの本格ミステリ

本作はあくまで「本格ミステリ」である。
他のレビュアーの「人がかけてない!」「動機が弱い!」という指摘は至極ごもっともであるが、「そうはいっても本格ミステリってそんなもんよね?」という一言で片付く程度の欠点であるわけで。これが「涙なしには語れない!青春ミステリー」的な売り出し方だったら非難轟々ですが、まあ本格ミステリだしね、と。

様々な電子化や携帯の普及、そして多くの作家によって出し尽くされたクローズドサークルネタ。これら障害により中々クローズドサークル的環境を作りづらくなってきた現代において、1つの奇抜なアイデアにより上記全ての障害をとっぱらう力技は大変ステキ。

ただ惜しむらくは2点。
1.このクローズドサークルネタならもっと面白くできたのではないか?これによって今まで無かった展開(例えば作中出てきた2度殺せるとか)を生み出すことができると思うが、あくまで舞台設定としてとしか活用できていなかったのが勿体無い。2度殺せるネタももっと驚愕できるような使い方とかあったんじゃないかと考えるとね。完全な一発ネタなのに勿体無いよね、と。

2.明智先輩
「探偵になりたい一般人」と「なりたくないのに探偵役にならざるをえない探偵」の対比という意味でも魅力あるキャラクターだった明智先輩。
多くの読者がああいう形ではない再登場を望んでいたと思う。ひょっこりと、飄々と、再登場していただいたほうが今後の展開含めてよかったんじゃないかなー、と。
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No.26:
(1pt)

本当におすすめしません

マジでつまらないです。最低です。時間の無駄でした。
トリックも最低、
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No.25:
(3pt)

特異な設定と謎解きの融合による妙

文章が非常に読みやすく、一気読みする事請けあいです。
内容は、特殊な設定+謎解きの融合といった感じでしょうか。この融合具合は見事だと思います。
だだ好みの問題だと思いますが、自分は登場人物に感情移入かそこまで行かずとも感情を揺さぶられるような小説が好きなので、個々の人物の描き方が浅い…結果、個々の人物が謎解きのための駒のように動いているように思えてしまう本作は好みとは言い難いなと感じました。

とは言え一方で、この作品に感情移入して読むのはちょっと無理があります。あまりにも残酷かつ陰惨な設定なので、キャラクターの描き方が薄めに感じられるくらいが良いのだろうなと。
そう考えるとなかなか見事なバランスを持った作品なのでしょう。
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No.24:
(1pt)

驚きも新鮮味もなかった

ほとんどの人物の背後に著者の思考が見えすぎて嫌悪感が否めない。展開に驚きもなく、クローズドサークルとしての形は整っていても人物像が薄すく、動機やトラウマからの嘘にも無理がありすぎ、物語として破綻している印象しか残らないのが残念だった。
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No.23:
(4pt)

ホラー+ミステリの魅力

第27回鮎川哲也賞を受賞し、著者のデビュー作となった本作品は、ホラー映画などでよく使われる、ある題材を取り入れた、奇想に満ちた佳作と言えると思います。

設定としては、ある大学のメンバーが夏休みに、ペンションで合宿して数日を過ごすこととなったことが発端。
ところが、先述のホラー要素が原因で、「クローズドサークル」状態になってしまう。
登場人物には、探偵の素質から警察にも表彰されている女性が混じっており、こうなれば、ミステリ的には、何かの事件が起こらなければ、読者は満足しないでしょう。
果たして、密室状態で、メンバーの一人が殺害されているのが発見される。
それは、連続殺人事件の始まりであった…。

この殺害方法なのですが、これまたホラー要素を含めているところが、斬新なところで、密室という不可能状況に、ある種の不可解な状況が加味されることとなります。
また、クローズドサークルとなった要因により、メンバーたちに、とてつもない危険が迫っており、それがいつになるか、というタイムリミットの要素も加わり、サスペンスを盛り上げています。

「ホラー」+「本格ミステリ」というふたつの要素を融合させた作品として、評価され、鮎川哲也賞を受賞した本作品は、アイディア勝負の面もありますが、ミステリの骨格はしっかりとしたものがあるので、ミステリファンを満足させるだけのものを兼ね備えていると思います。

文章も読みやすいので、一気読み必至の作品ではないかと感じています。
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No.22:
(5pt)

新・新本格!!

こんなに楽しく読んだ本格ミステリは久しぶりです!

話題になっている特殊設定と本格ミステリが見事に融合し、謎解きも無理がなく非常にロジカルに展開されます。

このクローズドサークルを作った要因について、あり得ない・もっと掘り下げるべきだと言う意見も散見されますが(確かにそう思う部分も少しはあります)、これは他のミステリ作品と同じで、話を作る為の装置なんだと考える方がよりこの作品を楽しめると思います。
そこに突っ込むのは無粋かと。

ただ、好き嫌いはハッキリと別れる作風ですね。
それも強力な個性ゆえだと思います。

とにもかくにも次回作が楽しみです!
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No.21:
(5pt)

高いエンタメ性を兼ね備えた本格ミステリ

本格ミステリとしては斬新なクローズドサークルも良いし、トリックも秀逸。パニックホラーの緊迫感と、探偵と主人公の関係性のおかげで先が気になり、ほぼ一気読み。次作がとても楽しみな作家だ。

あとは内容とは関係ないのだが、Kindle版には選評が入っていないのがとても残念。電子書籍のこれからを考える上でも、電子版のみ解説等をなくす風潮は改めて行くべきだと思う。(商品説明にきちんと書いてあるため、騙されたという趣旨の文句ではありません。)
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No.20:
(2pt)

正直馴染めないですね

密室の謎解きとゾンビの組み合わせが斬新ではあるものの、それだけ。ゾンビになる設定も有りがちですし、ましてや殺人の動機が古典的過ぎる。それぞれの人物像も薄いので説得力に欠ける。期待はずれ。
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No.19:
(3pt)

B級ホラーなミステリー

こういうのもありか、と戸惑いながらもエンタテイメントとしては面白い。陸の孤島をこんな無理矢理な設定で作り出し、館もののミステリーに仕上げているのには感心する。あり得な過ぎるでしょ、と突っ込みながら読むのは少々興ざめのところもあるが、ホラーな設定が謎解きの伏線になっていたりして、奇妙な世界観を楽しみたいなら、あり、の一冊かなぁ。
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No.18:
(1pt)

つまらない

頓狂な舞台設定、仰々しい台詞、終結への犯人の変貌がコロリと変わるところ。ミステリーは毒にも薬にもならないと思った。これに感心できる人がいるのがまったく分からない。
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No.17:
(5pt)

斬新な発想で面白かった

大学生の夏のペンション合宿で起こる悲劇のお話。
ゾンビから逃げて籠城する中での連続殺人。とても斬新で、面白かったです。
会話文の言いまわしに少し気になる所もあったのですが、文章自体はとても読みやすく、一気読みしました。
次回作があるのなら、ぜひ読んでみたいです。
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No.16:
(2pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

これはない。楽しめない。

第27回鮎川哲也賞受賞作
(概要 ネタバレなし)
 紫湛荘(しじんそう)というペンションに、大学生とそのOBと友人達が夏休みの合宿で集う
ことになる。そこで4人が連続して殺される、というCCもの。ゾンビが現れ、外に出られない
ことによってCCが完成するという点「だけ」が目新しい。
(感想)
 正直、ネットなどでこれが高い評価を受けているのがふしぎでならない。
 トリックのためのロジックはほぼ整っているのだが、「ゾンビに噛まれると本人もゾンビにな
り、それまでに一定時間かかる」というのが前提とされているのがちょっと気になる。途中でゾ
ンビ映画に詳しいメンバーによる解説があるとはいえ、それがここに登場するゾンビに適用でき
るなんて保証はどこにもない。よって、リアリティがないしロジック的にも甘い。
 ロジックを構成するタイミングなどがやや複雑で、ドアロックの解除方法など図解もなく少し
分かりにくい。私は少しも楽しめなかった。☆1でも良いが、目新しさを評価して2とした。
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No.15:
(4pt)

びっくりしたなあ、もう

設定にびっくりしすぎて、ストーリーがおもしろいのかとかトリックはうまくできているのか、とは違うところで夢中で読んでしまいました。

最後も本筋とは違うところで「ええー!」とまたびっくり。

人に「おもしろかった?」と聞かれて、「どうかなあ」とあらすじを説明すると、みんな「読んでみたい!」と言うので、本としては成功ですね。
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No.14:
(4pt)

おどろおどろしい表紙の割には青春小説だなあ、と読み始めましたが・・・・

表紙のような内容でした。今回は、賞に応募するということで、かなり奇をてらわざるをえなかったのでしょうが、普通に青春ミステリーを書いても十分通用する文章力だと思います。あるいは、パニックものでもいけると思います。次回作も期待しています。
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No.13:
(3pt)

一発芸じゃないか

パニックホラー+本格ミステリという着想がすべての作品。
キツイことをいえば、パニックホラーとしても本格ミステリとしても、まるで薄味。
要は、合わせ技に頼っただけ。
とはいえ、この合わせ技が見事なのも確かだ。
タイトルに一発芸と書いたが、これが連発できるかどうか、次回作が勝負。
同じ手は、もう使えないからね。
なので本作への評価は、あえて期待度は加味せずに星三つ。
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No.12:
(5pt)

絶海の孤島でも、雪山の山荘、っでもないあまりに強引なクローズドサークル……

絶海の孤島でも、雪山の山荘、っでもないあまりに強引なクローズドサークル、には賛否両論だと思いますが、
それは兎も角、クローズドサークル内での殺人に対するフーダニットの推理は、端正な「純本格推理」を貫いていて好感が持てます。
そして、ハウダニット・フーダニットを超えた「ホワイダニット」の妥当性には納得しました。非常に良いと思います。
新本格の勃興から20年以上経ち、絶滅危惧種と思われたこの分野に、このようなパワフルな新鋭が出現したこと、素直に賞賛します。今後の活躍に期待!!
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No.11:
(5pt)

筆者のインタビュー通り、いい意味で”変な”話の次回作も期待出来ます

第27回鮎川哲也賞受賞作。選考委員全員の評価「A」だそうですが納得できます。この賞に相応しい作品ともいえ、本格ミステリーがお好きな方は、概ね楽しめると思います。冒頭の間取り図や登場人物等のお決まりのパターンを踏まえたうえでの、所謂『嵐の山荘』ものですが、まずはそうなった状況に意表を突かれ一気にのめり込みました。且つ、いきなり、まさかの展開が発生し、詳しくは書けませんがこれも心憎い演出です。期待に応えてくれました。

作者は本格ミステリーに傾倒してした訳ではないそうですが、充分な研究心が感じられます。伏線や情報も丁寧にそして随所に散りばめられ、読み手をかなり刺激してきます。探偵の真相解明のシーンも懐かしい感じがしますし、何よりミステリーで傍点がある文章は読んでいて楽しい。ただ、探偵のキャラクターは悪くはないのですが、今回の新しくも古典的王道の匂いのする作品には、少し馴染まなかったかな、という印象は受けました。ともあれ、非常に良く練られたミステリーです。
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No.10:
(1pt)

女性蔑視的な文章が多すぎる

ミステリーとしておもしろいとか考える前に、女性蔑視的な箇所が多すぎませんか?
読んでいて不快になりました。
誰も気にしなかったのか……設定には惹かれて買っただけに残念すぎます
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4488025552

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