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屍人荘の殺人
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屍人荘の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全499件 401~420 21/25ページ
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モデルやアイドルなんて足元にも及ばない名探偵美女が突然現れてしかもなぜか俺にだけ親しげ。美女だらけの別荘に誘われ、行きの電車で髪を風に煽られた美女は「はわ!」と叫ぶ。 「今着替えてたの!」「わ、私が気にするの!」顔を赤くする美女。胸元がグラマラス!思わず顔を背ける俺。 ごめんなさい。無理でした。こういう表現が無理でした。リアリティゼロさ加減がゾンビ以前の問題でした。 実写映画化?深夜アニメ化の間違いでしょう? | ||||
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個人的にはかなり過大評価な作品だと思いました。 悪い意味で完全に帯に騙されました。 今までにない斬新なトリックや、まさかの犯人ということを期待してるなら絶対に買うのをやめた方がいいです。 ややネタバレになりますが、アレが出てくるのが斬新というただそれだけの話です。 てか、そんなにアレが出てくるのが斬新かなと思います。 ラノベとかでは全然ありそうな設定なので、ラノベもよく読む自分としてはアレが出てきても特に驚かずふーんて感じでした。 最後は意外な犯人、前代未聞なトリックなんだろうなと期待したら全くそんなこともなく、ようは93ページ目にアレが出てくるところで驚いてほしいってだけの作品ですよね。 93ページ目で嫌な予感はしました。 まきか前代未聞てコレのこと?と。 それでも最後には前代未聞なトリックや犯人がいる話なんだろうなと期待して読み続け、最後に意気消沈しました。 異世界食堂というアニメがあります。 とある洋食屋が異世界につながっており、そこの料理人が異世界の住人のドラゴンやらエルフやらに私達が住んでるカレーやらオムライスやらを食べてもらい、彼らが「この食感が…」とか感動する話です。 ファンタジーではなく、美味しんぼ並みの料理アニメです。 でも、途中で気がつくんですよ。 これって、別に異世界の住人に料理を食べさせるアニメではなく、ただの料理アニメでいいのでは?と。 それはファンタジーの部分が全く拾えてないからで、この作品も同様なんですよね。 アレについての部分を全く回収できてないからアレが出てこなくてもいいのでは?と思うんです。 それだったらまだ、ミステリーかと思わせておいて、93ページ目からアレが出てくるところで、みんなで困難を乗り越えるパニック系の話でよかったのでは?と。 映画の10クローバーフィールド・レーンのように、サスペンスかと思わせておきながら実は…みたいな感じでまだ面白かったのではないかなと。 この作品はSFにしてもミステリーだとしても中途半端でした。 ラノベとか全く知らないようなガチガチのミステリー好きとかからしたらファンタジーを絡めてくる部分は意外なのかもしれませんね。 | ||||
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パニックホラー的な要素がある、ということでホラーが苦手な私は耐えられるのか、と思いましたが全く問題在りませんでした。 特筆すべきはこれがデビュー作だということ。 ミステリーとしての出来映え、キャラクターの構築、会話とモノローグのバランスとクスッと笑える文章センス。 これは、初めての作品としてのクオリティを考えるとすごいことでは? 始まりから終わりまでの流れもとてもスムーズで、物語としてとても面白く読みました。 もはやクローズドサークルものは古今東西ネタが尽きかけた感がありますが、密室になった原因がアレとか攻め方が斜め上過ぎて斬新です。 惜しむらくは、その斜め上から放った矢の落としどころが甘かったこと。ミステリーの部分はきちんと回収しましたが、アレを何故このタイミングで放たなければならなかったのか等そっち方面を投げっぱなしにしたことが残念でしたね。 とはいえ、その部分を曖昧にしてもなお面白かった事にはかわりありません。こんな風に書ける新人作家さんてきちんと出てくるものですね。次回作が楽しみです。 | ||||
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読もうかと迷っていたところでアマゾンのレビューを見ましたが、いまいちわかりませんでしたので、実際に買って読んでみました。 そして読後には、やはり自分で読んでから評価をすべきだなと思いました。結論から申しますと、今作は五ツ星評価です。脱帽しました。今までありそうでなかった発想。誰もが面白そうだが、手を出さなかった発想です。 あらすじを聞いたときは、ひょっとしてバカミスなんじゃないか思いましたが、著者は間違いなく本格ミステリ愛好家でしょう。トリックにも頷かされました。 そして文体やキャラクターがライトノベル的で軽いだとか、バカにする声もありますが、第一にライトノベルを他の小説よりも下に見ることに感心しません。 近年ではライトノベルとミステリの融合であるライトミステリが人気です。新しくて若いからダメと言うのではなく、新しいものを理解し、古いものとどう折衷させるかを考えるべきではないでしょうか。どんな業界も、古いままでは滅びるだけです。そういう意味でミステリ界の常識を打ち破った今作の意義は大きいでしょう。 ちなみに今作に対して、心に何も訴えかけてくるものがなかったとか言う人はナンセンスです。エンタメと純文学のことをよくわかってから、意見してほしいものです。 | ||||
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評判にたがわぬ力作。適確な評がすでにいくつも出ており、今さら私ごときには当たり前の感想しか書けないのだが、それでも語らずにはおれない。お見事。 全体の結構から細部に至るまで、ミステリ好きにはたまらない要素のオンパレード。作者の今村さんも相当のミステリ好きなのは間違いない。 骨格をなすのは、極めて異常な状況下で冷酷に繰り広げられる密室殺人事件の謎であり、殺害予告の謎である。その謎が、ハウダニット、フーダニット、ホワイダニットと絡み、極めてロジカルに解き明かされる。 親切な物語展開のなかであえて話に少しでも齟齬が見えたなら、それは過剰なくらいに張られた伏線の1つなのである。そうして紡がれたタペストリーのうえに、過剰ではない青春のドラマまでもが織り込まれているとなれば、面白くならないわけがない。 大阪梅田の紀伊国屋で今村さんの初トークイベントが開かれたが、ホスト役を有栖川有栖さんにお願いした企画者は、本当に素晴らしいセンスをしていたと思う。有栖川さんと同様に今村さんも確かなロジックをお持ちだからこそ、そのうえにどんなストーリーでも乗せることができるのだ。 明智さんと葉村君の事件簿がまた読みたいと思った人も、決して少なくないはず。もちろん私もその一人だ。 | ||||
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評判が高すぎて、期待し過ぎました。 「150歳の依頼人」と同じ系統。 私の頭が固いんでしょうかね・・。 ゲームもアニメも、アメリカ製ドラマも、オカルトもファンタジーもSFも、全部好きなのに、ベクトルを混ぜると、好きではない別の方向に行ってしまう、みたいな・・。 初めからラノベだと思って読めば、あるいは私の受け入れ態勢が柔軟なら、もっと★は増えたかもしれません。 | ||||
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本屋さんの平積みとポップに惹かれて購入。 とりかかりは、大学生が夏のサークル活動で、避暑地での合宿への参加。 ということで、なんとなく読む気がなくなりつつ、とは言え、せっかく購入したからと読み進めた。 できれば、サマーフェスティバルでのテロについてもう少し展開してほしかった。 マダラメ機関、興味がわく。 でも、あまりたいした展開はなく、いきなり、テロ。 ちょいと拍子抜け。 殺人予告からの殺人。 謎解きはとても正統派だと思う。 それなりきに楽しめた。 ★★★★くらいなのかもしれないけれど、作者の次作品に期待して今回については、辛い点数にした。 | ||||
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前情報全く無しで読んで良かった。そう来るか!って感じで面白かった。 | ||||
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めっちゃくちゃ面白かった。 この本が人生に何か教訓を与えてくれるとか 今後の人生の支えになってくれるとか そういうことは全くないけど、 エンタメとして最高に面白かった! ミステリ愛好会・名探偵コンビの続編が出ることを心待ちにしています! | ||||
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テレビでたまたまこの本のことやっていた。ある理由でペンションから出られなくなった状況で殺人事件が起きる,読み進めるとなるほどそういうことだったのかときれいに謎が解ける,ぜひ読んでみてください,などと紹介されていた。外に出られないのは,核攻撃で放射能汚染になったか,バイオテロ攻撃で外が細菌が蔓延したか,なんて思って読んでいくと,ゾンビとはまた非現実的な・・・・。こういうのホラー好きにはいいかもしれないけどね。殺人トリックもよく練られているが,やっぱり無理がある感じは否めない。ところで,バイオテロ攻撃をしたなんとか機関のその後はどうなったんだ?なんか読み終わってもモヤモヤが残った。おもしろいという意見が多いが,自分にはイマイチだった。 | ||||
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地図があり、登場人物も多い、久しぶりの本格推理の予感でした。出足は良かった。読み終わった後は、科学者とかゾンビはなんだったんだ。 これが賞をとったベストセラーとは。 | ||||
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話題作だ。途中で大逆転があると聞いて、ネタバレが耳に入らぬうちにとあわてて読んだ。そのわりには遅いけど。 いきなり見開きに懐かしい家屋見取り図が載っている。映像や演劇をやっている大学生たちが山荘に集まる。 ミステリ愛好会の葉村は、先輩の明智とともに参加する。有名な探偵少女・剣崎比留子もメンバーのひとりだ。 最初の夜に早くも惨劇が起こる。 クラシックな道具立てだ。今時クローズドサークルの犯人捜しでもあるまいと考えたが、まさにそういう作品だった。 ある意味では古典的かつ端正な本格ミステリである。クローズされる状況というのが、仰天するほどユニークではあるが。 論理が鮮やかで、中盤のサスペンスも盛り上がる。 難を言えば「ある種のマニア」がフィクションで得た知識がそのまま通用してしまうのが、安易すぎるような。 が、そんな小さな欠点は気にしなくていいだろう。 個性的であり、読者を引っ張る力に優れており、解決に至る論理が美しい。 傑作ミステリたる条件を十全に備えている。万人にお勧めしたい。 | ||||
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探偵の推理のロジックが冴え渡っていたと思います。(後出しの情報もちょこっとありましたが。)特に、最後の方で犯人を絞り込むときのロジックが結構好きです。トリックは大技はないけれども細かいトリックが組み合わされて面白かったです。ただ、登場人物のキャラクターの性格が異常なほど潔癖なのが気になりました。他のレビュアーで本書の登場人物をラノベのようなキャラクターと評している方がいましたが、表面的にはそうかもしれませんが、一人一人の性格はかなり潔癖で、リアリズム小説に出てくる登場人物たちより、何か病んだものを抱えているような気がしてなりませんでした。 | ||||
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「想像しえなかった事態」が事件とかなり深く関わることを考えると、その「事態」が多少特殊であっても、受け入れることは可能。ちなみに、最初に思い出したのは星野之宣の『ブルーシティ』。 トリックなども、状態を生かしてそれなりに面白い。登場人物たちはたしかに軽いが、この手の話だとちょうどいいのかもしれない。 ただし、ホラー系統が嫌いな評者にとっては、ちょっと辛い部分があったし、ちょっと悲しい部分が勝りすぎ。多少の切なさは“味”だが、本作の場合は…。 といっても、新鮮さがあることは間違いないので、一読をお薦めします。 | ||||
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読むべし!価値あり!気になったら、とにかく読んでみると良い。 | ||||
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「このミステリーがすごい 2018年版/国内編」で1位に選ばれた作品ということで興味を持ちました。クローズドサークルの本格ミステリーであり、大学のサークルの合宿を舞台にした連続殺人ということで、綾辻行人さんや有栖川有栖さんの作品みたいな雰囲気を想像していたのですが、ちょっと違いました。 文章が全体的に、何というか、ライトノベルっぽいです。 「人物描写が浅いとか」、「これじゃ単なるパズルゲームだ」みたいな指摘は、以前から”本格”ミステリーに付き物の批判なので気にならなかったのですが、いわゆるライトノベル的な雰囲気には最後まで馴染めなかったです。個人的に苦手なジャンルなので。 感性が若々しい人や、ライトノベルに抵抗がない人ならば、面白く読めるかもしれません。 以前であれば、「このミス1位」の作品を読んでおけば、ほぼ満足できたのですが、時代が変わり、選者も変わり、自分の感性も変わったのでしょうか。いずれにせよ、今後は「〇〇1位」みたいなのを、本を選ぶ参考にするのはやめよう思いました。 蛇足になりますけど、綾辻行人さんや有栖川有栖さんなどの「人気作家が大絶賛!」ということで作品に対する好意的なコメントを寄せており、それにも釣られてしまったのですが、お世話になっている出版社から「先生、コメントをお願いします」って頼まれたら、批判的なコメントなんて書けないですよね。そのトリックに早く気づくべきでした。 | ||||
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これまでに無い斬新な展開にハラハラしながら最後まで一気読みしました。 笑いありドキドキあり、そしてせつなさありで素晴らしい作品でした。 シリーズ化に期待! | ||||
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ミステリー小説というものは十角館の殺人しか読んだことがなかったので本作が2冊めです。ラノベのようだな、というのが一番の感想でした。トリック(?)はおお〜と思ったり想像ついた展開もあったり、総じてとっつきやすい作品だなと感じました。ハードカバーで読むものか?という気持ちはありますが面白いです。 | ||||
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ゾンビが出てくる意味がよくわかりません。殺人現場の閉そく感を出すためだと、思いますがそれでも腑に落ちません。キャラクターも軽すぎます。 | ||||
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私は所謂「本でしか表現のできないミステリ」「映像化が不可能なミステリ」が大好きなので、そういうミステリを得意としている綾辻さんが推しているのならとりあえず読まないとと思い購入。 ★この小説に向いている人 ・ライトノベルが好き ・萌えキャラが好き ・パニック映画好き ・本は読まないけど本を読まざるを得ない状況の人 ・活字離れが進んでいる人 ・感性が若いか、そもそも若者 以下ネタバレ。 明智が呆気なく○○○になってしまったのが残念無念で仕方ない。あの人のキャラが大変好きだったので、いつかまた普通〜に出てくるだろうと期待していた。 途中までは設定が斬新だなぁ、最近の本格的ミステリって文体軽くてキャラクターもなんか軽くていいんだなぁと割と肯定的に読んでいた。 しかし途中辺りで「あの人」明らか怪しいし、これは私の好きなタイプのミステリではないな?と上がっていた期待値が徐々に下がっていった。 犯人と、推理パートで期待値のバロメーターはドーンと下がり、なんだかそれっぽい感じで講釈垂れてるよ‥と思っていたら後日談で終わり。 えっ?○○○のその後がそんなサラッと終わるか?医薬品とか作るのにスゲー時間掛かりそうなんだけど?そんな風化早いものかと???が生まれに生まれた。テレビとかでそういう系の映画の放映禁止とかありそうなのに、そういう描写もないし。 うーん、この文体に1700円+税込を払ったのが惜しい。これライトノベルだったら、本格ミステリとか謳ってなかったら普通にたのしんで読めてたと思う。 売り出し方に問題があるなと。いくらエンターテイメントとして消化されていてもミステリと銘打っているならミステリ好きから無念の声が上がっても、それは仕方ないよなぁ‥ そのうち映像化がありそうですね。映像で見たらそれはそれでたのしいでしょうが、小説でしかできないミステリが好きな自分としては、やはりネットで評判のよいそういう小説を買った方がよかったな‥と。 本屋大賞とか書店員が選ぶナントカとか、本当アテにならないな。勉強代ですね。 | ||||
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