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月の満ち欠け
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月の満ち欠けの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全238件 61~80 4/12ページ
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直木賞ならと思って知り合いから借りたが、、、こんなひどい小説は久々。 登場人物に誰ひとり魅力ある人がいない。物語を純愛風にしたいようだが、2人の間には全く大したエピソードもない(この程度の関係性?としか思えない)。それなのに何度も生まれ変わって男性の前に現れると言う異常な執着。もはやホラー。転生した女に想いを寄せられるのは何の魅力も感じられない男たち。冗長な文章で最後まで読むのが辛かった。 誰が書いたか男女も知らないで読んだが途中で絶対男性(それも中年以降)が書いた小説だと確信したらビンゴ。 凡庸な中年男が描く夢想のような話で、現実味がなく更にはロリコン的要素も加わり気持ち悪さしかない。中年〜の男性には響くのだろうか? 更にこれを映画化するって?いやー、驚くわー。 | ||||
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そんなに熱烈な恋愛だったっけ? それほど心惹かれる魅力的な男性だったっけ? 私は登場する男性達に全く魅力を感じなかったため、あの世とこの世を股にかけるストーカーの話のように感じてしまいました。 | ||||
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生まれ変わるのはいいとして、そんなに何回も生まれ変わる必要を感じない 生まれ変わる度に「偶然」子供にして事故で死ぬのはなぜか説明がない。 通常ならあり得ないことを何回も繰り返すのが全部「偶然」それはおかしい。 何か理由がないと納得できない。最後の最後に会いたい人と会えるが、なんで途中で会えないのかわからない 前世の記憶があるんだから、家出して大人に不審がられたとして、大人の知恵ならいくらでも逃れる術あるでしょ ダラダラと冗長なだけで、何が面白いのかさっぱりわからない | ||||
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読んでいて一番気になったのがこれ。 以下、何ネタバレを含みます。 一部の人以外の人生が報われていないというか何のためにあるのかと、逆に考えてしまった。 はっきり言えば、読後感が良くない。 前世から移ってくるという設定は理解できるが、では、そんなことは知らずに自分の子供として育ててきた親の感情はどうすれば良いのか。 前世からその子が望んだことだからと割り切れるのか。 むしろ、自分の子供を乗っ取られたと思うのが普通だと考える。 言い方は悪いが、ヒロインの女性はたくさんの人を不幸にしながら幸せになったとしか思えない。 直木賞に値するかと言われたら、私はノーと答える。 | ||||
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Snowmanの目黒くんが、月の満ち欠け の映画に出ると知って、久しぶりに 文庫本を購入しました。 読み創めるともう止まらなくなり 夜中にようやく読み終えました… 不思議な世界が広がる物語で、これがどんな映画になるのかと、期待が膨らみます。 | ||||
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「鳩の撃退法」が好きで、手に取りましたが、クオリティが全く異なりびっくりしてしまいました。どうしてしまったんでしょうか?この本を読んだ方、ぜひ「鳩の撃退法」を読んでみてください。めちゃくちゃ面白いです。 | ||||
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買えて良かったです! | ||||
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実写化されることを知り、目黒くんを始め応援してる方が多数いたので読み始めました。 伊坂幸太郎さんの解説にもありましたが、「小説の面白さ」とはこういうものか、と思えた作品でした。ストーリーの大筋は小説らしく、現実では有り得ないようなフィクション性がかなり高いものですが、その中に登場するキャラクターが、とてもリアルだなと。特に男女それぞれの「らしさ」の違いがかなりリアルに描かれているのではと思いました。 30年以上にわたる時間を遡る中で多くのキャラクターが登場しますが、「生まれ変わり」という現象に巻き込まれる一人一人の、「生まれ変わり」に対する向き合い方の違いが、それぞれ人生に大きく影響を与えていて、読んでいるうちに作品の世界にどんどん引き込まれていきました。 Amazonのレビューを見る限り、少なからず読み進めるのが難しくなったという方がいらっしゃいますが、確かにこの小説を恋愛小説として読み進めようとするとあまりに難解かもしれません。 ミステリーのような、ファンタジーのような、ホラーのような、まさに「面白い小説」として読み進めていく方が純粋にストーリーを楽しめると思います。 私は実写化がきっかけでこの小説の存在を知りましたが、私と同じようにこれを機にこの小説を手に取る人が増えると思うととても嬉しいです。 読む人によって、キャラクターへの感情移入の仕方が変わる本だと思います。私もこれから社会人になって色んな経験をしていけば、また変わっていくかもしれません。 これこそ、小説だからこそ持つ面白さでは無いでしょうか。 | ||||
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佐藤正午は読んだことなく、映画化の帯も手伝って読んでみようと売り場で手に取りましたが、時間の無駄。読むのをやめました。プロット自体は面白いのかもしれませんが、お金払って読む文章じゃないなと思いました。 | ||||
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めめ | ||||
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著者の名前は知らなかったのですが『永遠の1/2』のタイトルは記憶にありました。 帯の映画化と直木賞受賞の文字に惹かれて手に取りました。 巻末の参考文献にイアン・スティーブンソンの『前世を記憶する子どもたち』が挙げられていて作品中にもそれと思われる本が何度か登場しますが、そうした事例の一つを小説という形にしたものが本書であるようです。 文章については作家某のようなものとまるで違うとして貶すようなレビューもありますが、この作家の文章は優れていると思います。特に会話文はすらすらと流れているようでいていわゆる演劇的な演出が施されたような日常会話とはかけ離れた言葉になっているわけではなくて、話者の人柄が滲み出てくるように言葉が選ばれていると思います。 そもそもある作家が谷崎や太宰や川端康成、夏目漱石といった作家たちの文章と違うからと言って評価しないなどということがあるものなのでしょうか。 読み始めると時間の流れに沿って物語が進むわけではないので最初に読んだときは登場人物の関係性が掴みきれず、読み終わってから相関図を作って時の流れと登場人物の関わりを把握しました。こうした作業を行なってでも物語の世界を把握したいと思わせる魅力がこの作品にはあります。 初代瑠璃さんが映画の中の台詞として触れた「神様がね、この世に誕生した最初の男女に、二種類の死に方を選ばせたの。ひとつは樹木のように、死んで種子を残す、自分は死んでも、子孫を残す道。もうひとつは、月のように、死んで何回も生まれ変わる道。そういう伝説がある。死の起源をめぐる有名な伝説」「でも、もしあたしに選択権があるなら、月のように死ぬほうを選ぶよ」という部分は印象に残りました。伝承のようなファンタジーのような話ですが、本当にそういう台詞があったのか作者の創作なのかは分かりませんが面白いと思いました。 物語がいつの話なのかと考えても本筋には関わりのないことなのですが、黛ジュンの『夕月』や『ドクトル・ジバゴ』『アンナ・カレーニナ』という映画が登場するので相関図を作りながら調べてみました。 『夕月』は1968年9月発表。初代瑠璃さんがいつこの曲を聴いたのかはわかりませんが、アキヒコくんと出会った前後ではないかと推測しました。 『ドクトル・ジバゴ』は日本公開が1966年6月。一緒に映画を観たのがこの月ということになると『夕月』はそれから2年ほど後です。 『アンナ・カレーニナ』は何度か映画化されていますがヴィヴィアン・リーが出演した作品が日本で公開されたのは1948年で、タイトルは『アンナ・カレニナ』です。物語の年代に矛盾しないのは1968年5月日本公開の作品で主演はタチアナ・サモイロワです。 物語の時間の流れを考えると封切りでない『ドクトル・ジバゴ』を観て『アンナ・カレーニナ』(アチアナ・サモイロワ)の予告編と続いて本編を観る。その後『夕月』がヒットするという流れになります。 登場人物の年齢は誕生日を迎えているかどうかでも違いますので細かくは追いませんでしたが、27歳で死んで生まれ変わり、次に18歳で事故死して生まれ変わる。当時20歳だったアキヒコ君はこの時点で38歳。三代目が亡くなるのが小学校一年の夏。 四代目がアキヒコ君を訪ねるのが二代目(小山内)瑠璃が死んだ15年後。アキヒコ君53歳。 「あたしは月のように生まれ変わる」「もっと若い美人に生まれかっわってアキヒコ君と出会う」と言った通りに初代瑠璃さんは生まれ変わってアキヒコ君に会おうとします。 初代瑠璃さんがのちに変質者で誘拐犯とされてしまう正木竜之介と結婚したのは竜之介の強引さと「いまとはべつの生活を望んでいるのかもしれない」という思いにとらわれたからでしょう。竜之介が自分の人生の設計図に合致していると判断した美しい人だったのですからそれまでの生い立ちが違ったものであれば違う人生になっていて「命取り」になる流れに身を委ねることもなかったでしょう。 そのようにずるずると引きずられてしまう「運命」やエリートだった男がただ一点設計図通りにいかない事が原因となってやがて身を持ち崩していく様はいかにもありそうであえていうなら自然です。これは作者のうまさだなあと思います。「愚かな女だ」という言葉にもそれが現れています。 先にも触れましたが「そうなんですか」という言葉の意味のずれや「もう一度あたしのことを採点するつもりなんだね」という言葉とアキヒコ君とのやりとりがとてもうまく構成されていて経験の乏しいアキヒコ君、美しい人妻だけど精神のバランスを崩してしまっていたこの時の瑠璃さんという人物がまるで目の前にいてその会話を聞いているような思いにさせられます。 一つだけ最後に引っかかったのは過去の瑠璃さんの人生の全ての記憶を持っているはずの四代目が、出会いの場である高田馬場にまた行ったとある事です。二代目が三度家出して補導されていてその中で高田馬場にはもうそのお店がないことは知ったはずなのに、です。 これから作者の他の小説も読んでみたくなりました。 | ||||
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映画が決まり読みましたが、とても面白くて感動しました。3回ほど読み返しました。 | ||||
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目黒君が出演される映画の原作ということで、すぐに取り寄せて一気に読みました。 最後の場面では涙が止まらなくなりました。今でも思い出すと胸が苦しくなります。 ファンタジーなのかもしれませんが、映画でどのように表現されるのか、楽しみです。 | ||||
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映画化されるということで買って読んでみたのですが、わたしには少し難しかったかなと思いました。登場人物の瑠璃が何度も生まれ変わっていくという物語ですが、いろんな場面でいろんな瑠璃さんが出てくるので、場面を整理していかないと読みづらいなと感じました。恋愛シーンもありますが、そこまでではなく、ファンタジー要素強めで、恋愛者を読みたい方にはおすすめできないかもしれないです。物語の設定も面白いと思うので、小説が読み慣れている方におすすめしたいです♪ | ||||
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ついつい読みたくなる小説 | ||||
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冒頭面白そうな雰囲気で楽しみにしてましたが、最後まで読んでつまらない作品だと思いました。 瑠璃が三角くんに会いたいがために、幾人もの命を犠牲にしながら人生を繰り返すというホラーじみた話です。 瑠璃という女性には共感できません。嫌悪感があるだけです。これが愛の力だというなら私は愛などいりません。一度の人生を生き抜いて終わりにしたいです。 | ||||
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※最後に梱包ついてのレビューあり、気にされる方は最後をご覧ください。 生まれ変わっても会いたい人がいるなんて素敵で 現在独身恋人なしですが、いつか誰かを好きになった時や結婚を考えたい人に出会った時、 きっとこの物語を思い出し、読み返すのだろうと予想しています。 大切な1冊になりました。 佐藤正午さんの小説は初めて読みました。 さらっと読める感じではなく、ゆっくり理解しながら読まないと、よく分からないまま終わってしまいそうだなという印象です。 最初の方は物語が全く掴めません。 誰が誰かも、どういう繋がりかも、説明といえる説明が意図的に排除されています。 分からないなりにも1シーン1シーンきちんと読んで進め、徐々に繋がり始め、最後にまとまるので、読むのに根気が必要です。 だけれど先が知りたい気持ちで読む手が止まりませんでした。 違和感があったのは、生まれ変わりの軸となる男女2人の間に 来世でも会いたいと思う、そう読み手に納得させるような描写がなかったことです。 男性が女性にかけた言葉や、女性の背景なども含めて考えると、確かに来世でも会いたいと思えなくもないけど え?お互いそんな相手だった?と思ってしまいました。 これは読み手に自由に想像させるためなんでしょうか。 想像する面白さより、腑に落ちる描写が欲しかったです。 【梱包について】 最悪でした。 他の物と合わせて購入しましたが 本は裸のまま・固定なしの状態で、必要以上に大きな箱に入れられ 届いた時は本の間に他の物が挟まり、軽く折れていました。 幸いはっきりした折れ線や傷はありませんが、商品を雑に扱っているんだなという印象です。 映画化が発表されたばかりだからか、どこの本屋さんにも置いていないからAmazonで買ったのに。 新刊の漫画のようにせめてビニールで覆ったり、板状の段ボールに固定するなど 過剰包装にならない程度の工夫をお願い致します。 Amazonでは雑誌も度々購入しますが、そちらの扱いも納得できないので これから本・雑誌の購入は控えようと思います。 | ||||
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このとてつもなく悲しい人生を意思を強く生きていく透役を道枝俊介君がどうやって演じるか映画がとても楽しみ | ||||
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作者の伝えたい事が、余りにも不明な作品でした。 | ||||
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読者に最後までページをめくらせようとする構成は魅力的だったが、登場人物の人格と情緒が薄っぺらのすっからかん。数十年単位の一途な愛を静かに貫き続ける登場人物が多いのに、思考や行動が浅く短絡的。 かつ読者に各登場人物に感情移入させる表現や余白は皆無。 若者の純朴さや清廉さがテーマではないだけに、終わりが近づくにつれ、人と関わる経験が乏しいまま年を取り、希望を持てず淡々と現実を生きる残念な中年たちの行き着く先を見守る気持ちになってしまいストレスだった。 読了後にお金を出したことを後悔した小説は初めて。 話の構成や展開方法を魅せたいなら、SFに振り切り、近未来の設定にして登場人物を10代くらいの若者にしたほうがよいのでは、、と考えてしまうほどつまらなかった。 映画なら演者の力量次第でよくなる気がする。 ある程度人と深く関わり、清濁含めて自分のエゴと相手を思いやる気持ちが矛盾して葛藤したり、傷ついても前を向いて乗り越えた経験のある方には読む時間もお金もムダ。 全くオススメしない。 | ||||
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