■スポンサードリンク


月の満ち欠け



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
月の満ち欠け
岩波文庫的 月の満ち欠け

月の満ち欠けの評価: 3.43/5点 レビュー 238件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.43pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全76件 1~20 1/4ページ
No.76:
(1pt)

正木竜之介が不憫でならない(ネタバレ有)

Audibleで聴きました。
終わる頃には瑠璃と三角等もうどうでもよく、ただ正木さんが不憫でならないと感じてしまう気味の悪い作品でした。

30代の彼は確かに妻に対して色々強引で問題もありましたが、彼女の死後色々あり、周りの助けを得てせっかく第二の人生が動き出した所に転生した瑠璃(妻)が現れます。しかも正木さんを慕っていた希美ちゃんを乗っ取ってです。

瑠璃は正木に自分が転生した妻だというサインをチラチラ出すだけでなく、正体がバレると浮気相手に会うのを手伝ってほしいとまで本人に言います。頭大丈夫か?
自分がこう言えば独占欲が強めの正木は嫉妬心から協力するだろうという打算が瑠璃から透けて見えるようで気持ち悪いです。

結局正木は協力しますが、もう60歳前後の彼が小学生を連れ回せば拉致扱いになるのは当然で、何とも報われない結末を迎えます。

最悪なのはその事を瑠璃は何とも思ってない所です。この女の頭には浮気相手しか見えてないのか?小学生の自分が50を超えた三角と再会してベタベタするのは世間から正木と同じ扱いを受けるのではないのか?疑問だらけです。

そもそも、瑠璃の語った通り愛の深さが転生の条件というのが本当なら正木も生まれ変わってる事になります。
今後同年代で生まれ変わった正木竜之介と再会して瑠璃が自分の行動の身勝手さと向き合う事を願わずにいられません。
月の満ち欠けAmazon書評・レビュー:月の満ち欠けより
4000014080
No.75:
(2pt)

感想

よくわからなかった。でも愛しい人に過去や現在をいきつつもあいたいという思いは伝わってきた。
月の満ち欠けAmazon書評・レビュー:月の満ち欠けより
4000014080
No.74:
(2pt)

私には無理でした

ストーリー以前に、私には本筋に関係なく小説にいろどりを与えているとも思えない必要以上に細かい描写が鬱陶しくて、読み進めるのに苦労しました。くどいです。
また、登場する3人の男性人物にまったく共感を感じないことも読むのがつらかった原因かもしれません。一方で女性の人物描写はあまりなく、なぜそこに純愛が芽生えたのか説得力がない。
肝心のストーリーですが、まあ人物・時系列が複雑でわかりにくいんだけど、半分読んだくらいで想像できる通りの結論に終わります。拍子抜けしました。
たしかに一点だけ最後に予想を裏切る展開があるんだけど、それでストーリーで欠けていたピースが埋まるということではなく、あ、そうなの?という感じ。
これはネタバレになりますが、1代~3代のるりはみな彼に会いに行こうとして事故死しており、これは偶然じゃなくさては第4代にも?と思っていたけどそんなこともなく。
久しぶりに読了までが長く感じられた本でした。
月の満ち欠けAmazon書評・レビュー:月の満ち欠けより
4000014080
No.73:
(1pt)

男に都合のいい女しか出てこない

女性登場人物たちの人格にリアリティが無く、徹底的に主人公ら男性に都合のいいように振る舞っているのが気になってしまった。ちょっと不倫した程度の大学生を追って成熟した人格を持つ女が輪廻転生しまくるというのは無理がある。高校生になるまで18年生きても、その間にあった出会いや別れに人格が一才影響されず、ずっと前世に数ヶ月不倫した相手の気持ちが無傷で変わらないというのも主人公に都合が良すぎて寒気がした。そこまで他人本位の軸で生きてるヒロインが、主人公に都合のいい道具的な人格に成り下がっていて、気持ち悪いAVの前編ファンタジーを見せられてる気持ちになった。
月の満ち欠けAmazon書評・レビュー:月の満ち欠けより
4000014080
No.72:
(1pt)

めちゃくちゃ気持ち悪い話

人妻が大学生と不倫して死んだらロリに転生して
大人になった大学生を探す気持ち悪い話

旦那が居るくせに体の関係を持った大学生に執着して気持ち悪すぎる
転生せずに亡くなっててほしい

若い男と不倫するなら生活費出して面倒見てくれてる夫と別れてからどうぞ
月の満ち欠けAmazon書評・レビュー:月の満ち欠けより
4000014080
No.71:
(2pt)

一体、作者は何をテーマとして書きたかったのでしょうか?

輪廻転生の物語か?と思い読んでいましたが、そうでもないらしい。純愛物語がからんでいる。かといって三島由紀夫さんの「春の雪」シリーズの様な、社会性もない。おまけに時間関係と人間模様がややこしいというか、作者自身がややこしくしているのか?と思いました。最後まで読んで、結局この作品のテーマは何なのか、作者は何を書きたかったのか?が疑問に残りました。文学的なある意味での余韻を残したいという意図は伺えましたが、その余韻が、ややこしさのために、何も残らなかったのは自分だけでしょうか?
月の満ち欠けAmazon書評・レビュー:月の満ち欠けより
4000014080
No.70:
(1pt)

汚れ

本が汚れていた
月の満ち欠けAmazon書評・レビュー:月の満ち欠けより
4000014080
No.69:
(2pt)

構成が逆効果かなあ

フォークナー的(?)な時間の入れ替えが逆効果な気がした。
かといって時系列に沿って並べたら、普通の、当たり前の小説になったかも。

 読んでて、今はほとんど読まれなくなった山田太一の「飛ぶ夢をしばらく見ない」を思い出した。
これの方がかなりいいと思う。他にも「丘の上のひまわり」は超自然現象は絡んでないが不思議な感じで、
今でももっと読まれていい作品だと思う。
月の満ち欠けAmazon書評・レビュー:月の満ち欠けより
4000014080
No.68:
(1pt)

人格未熟のストーカーが時代を超えて実人生を生きる人を混乱させる物語

オーディブルで聴きました。
男性の方が恋愛に関してロマンティックだなと思うことが多い。それは良くも悪くもなくただの主観なのだが、今回はそのロマンティックな世界観をずっと聞かされている気分だった。

女性のセリフ、言い回しや語尾などに
違和感があり、舞台のような、日常から離れた...というか、文字通り台詞となっており、男性が想像で書いたような違和感に包まれ物語に集中出来なかった。

この作者の作品は初めてということや
予備知識でどんなジャンルの物語なのかも知らずだったので、初めは何が起こるのかワクワクしながら聴いていた。

途中から物語の方向が見えてきて
ミステリーでも謎解きでもなく
誰も答えを出せないものに
長い物語の核心を落とし込んでいくのに気づき
不安がよぎりはじめた。

最後まで希望を持って読んだが、落胆した。
誰も救われない。
思考の持って行き場を奪うテーマだった。

瑠璃や瑠璃の夫の人格が未熟であることは
良いとして、瑠璃自身の人格の描き方が浅くて感情移入以前に解釈すら出来ない。

瑠璃の空虚感はどこからきているのか
自身がそれにきちんと向き合うこともせず
始まったばかりの恋愛の続きに執着している

始まったばかりだ、夫とはそれなりに向き合い
それなりに実のストーリーがある。

瑠璃が執着する男とは多分まだ何も始まっていない、自分の空虚や未熟な人格を埋める何かを持っていたとしてもそれに気付くまで
関係性が深まっているとは、描かれていない。
ただの逃避にすら感じる。
誰かに幸せにしてもらおうとしている態度が
ぷんぷん見受けられる。

最悪なのは未熟な人格のまま転生を繰り返すこと。ただの夢見る執着女は、夫との関係性にも責任を取らないまま、人の人生を使って、振り回し、転生を繰り返し、愛する(愛が何かもわかっていないのに)男を追いかけまわす。自分のために。もちろん相手の男の幸せについてなど考えられる余地もない。

それはただの幼稚な執着である。
だれも幸せにしない。
ストーカーが時代を超えて
実人生を生きている人を混乱させる話ではないかと苦笑する。

メタファーのように老妻を亡くした後の鳥と老人の話が出てきたが、それとこれとは全く違う話である。

そこでも落胆した。

愛とか恋とか純愛とか数奇な運命とか
科学的にはわからないこともあるとか
奇跡とかそういう物語のジャンルではない

もしも
人格未熟のストーカーが時代を超えて実人生を生きる人を混乱させるホラーものだと
いうふれこみがあったなら楽しめたかもしれない。
月の満ち欠けAmazon書評・レビュー:月の満ち欠けより
4000014080
No.67:
(1pt)

読後感が悪い

岩波から出ているから間違いないと期待して読んだが、読後の気持ち悪さが拭えない作品。
瑠璃という女性に全く魅力を感じなかったのと、その後幼い少女に何度も転生して会おうとする必然性もよくわからなくて単純に怖かった。
そのことでいろんな家族が犠牲になっていることは配慮されておらず、自分が妊娠中ということもあり全く共感できなかった。
しまいには主人公の妻も生まれ変わってる可能性も濃厚となった。2人の男性がこれほど好かれる理由や魅力が何も説明されていなくてただ謎だった。
月の満ち欠けAmazon書評・レビュー:月の満ち欠けより
4000014080
No.66:
(1pt)

読むのが苦痛

僕はかなり苦手な作品でした。

小説の好き嫌いは個人の好みによるところですので、称賛コメントを見るとカルチャーショックなのですが設定と主人公(瑠璃)の心情が全く理解出来ません。

生まれ変わり何十年も執着する恋(愛)に至るストーリーが謎すぎます。

まあ、作家もかなり年配ベテランなので理解し辛いですね。

買って後悔しました。
月の満ち欠けAmazon書評・レビュー:月の満ち欠けより
4000014080
No.65:
(1pt)

ロマンチックなんだろうけれど

もったいぶられすぎて、要は転生とか生まれ変わり、っていう話が見えてくるまでに時間がかかりすぎて眠たかった。その心の機微はうつくしかったけれどどうにも……
月の満ち欠けAmazon書評・レビュー:月の満ち欠けより
4000014080
No.64:
(2pt)

つまんないの一言

冗長である。読んでる途中で面倒になった。どうでもよいのでは、と思わせる描写とセリフが多く、展開が遅い。
月の満ち欠けAmazon書評・レビュー:月の満ち欠けより
4000014080
No.63:
(2pt)

執念というか

映画化もされていて話題の作品でしたので、期待して読んでいきましたが、るりさんにまったく感情移入も共感もできませんでした。自分勝手というか執念深いというか。どこがおもしろいのか、何に感動するのか、私にはわかりませんでした。
月の満ち欠けAmazon書評・レビュー:月の満ち欠けより
4000014080
No.62:
(2pt)

うーん、直木賞かぁ

どのような話なのか分かっていたら読まなかった類の小説。
大学生と人妻の純愛からの、人妻の転生。
小さな子供が前世の大恋愛を記憶しているというのは、ちょっと怖い。
確かに生まれ変わりという考えは、大切な人を失った人にとっては希望となり得るのかもしれない。
でも、じゃあどこからが生まれ変わりの記憶を持つスタートなのか。そんなに身近なところで短いサイクルで生まれ変わっていたら、ある人だけの人生だけが特別なものと言いたいようにも感じます。生まれ変わりの人たちの人生はオマケみたいです。
何だか、スッキリしない話。
月の満ち欠けAmazon書評・レビュー:月の満ち欠けより
4000014080
No.61:
(2pt)

なぜ高評価なのかわからない

映画化されるものは面白いんだろうなと思って期待して読んでみました。・・・が、これがなぜ高評価なのかがわかりません。かわいがっていた小学校低学年の娘が急に別人のような人格になってしまうことや、いくら生まれかわりとはいえ幼い女児が高齢男性と性的関係を持ちそうなほど慕い合う情景など、想像するだけで違和感や嫌悪感を抱いてしまい、みなさんのように『純愛』とは感じられませんでした。同世代(小学生)の女児を子に持つ母親の視点でみてしまうからなのか。。そもそもそれほど愛し合っていたというかんじでもなかったですし、愛というより執念とか固執みたいな印象でした。
大泉洋は大好きな役者さんですが、映画を観たいという気にもなりません。
月の満ち欠けAmazon書評・レビュー:月の満ち欠けより
4000014080
No.60:
(1pt)

本はよかったのですが配送がダメです、ポストの前に落ちていました、雨が降る前にわかってよかったです

ポストにちゃんと入れずに挟まったままだったのだと思います
月の満ち欠けAmazon書評・レビュー:月の満ち欠けより
4000014080
No.59:
(2pt)

テディの方が良い

…??。何度もガキに生まれ変わって追い続けるより、当初からしっかり旦那と別れて学生とリアルタイムで恋愛した方がはるかに純愛なんじゃね??
なんか生まれ変わることのファンタジーより「死の軽さ」が気になる。

大人びた子供の言動は、サリンジャーの短編集ナイン・ストーリーズの一編「テディ」を連想した。
月の満ち欠けAmazon書評・レビュー:月の満ち欠けより
4000014080
No.58:
(2pt)

純愛・・・なのか?

輪廻転生、前世の記憶がある、生まれ変わりという設定自体には抵抗はなく物語もスルスルと読めるのですが読後感は・・・。私はあまり好きではないかなあ、と。美しい愛の物語と感じられなくて。なんでここまでして何度も巡り逢うの?と感じてしまって。これ、年代とか男女別の感想を知りたい気もします。
月の満ち欠けAmazon書評・レビュー:月の満ち欠けより
4000014080
No.57:
(2pt)

読後感が悪い

映画化をきっかけに手に取り、伊坂幸太郎さんの後書きに背中を押されて購入。
生まれ変わりと純愛というテーマに、古臭さは感じつつ、直木賞受賞作という安心感もあり、恋の切なさや時間の残酷さ、命のかけがいのなさ、家族の絆などが鮮やかに描かれているかと期待していました。

数世代に渡るヒロインの生まれ変わりとエピソードが繋がって、集約されていくことにパズル的な楽しさはあり、止まらず読み切りました。しかし、残った印象はレビュータイトルのとおりです。

全体を通して爽やかさがなく、特に女性の登場人物に、総じて奥行きや魅力を感じませんでした。
ヒロインが、何度生まれ変わっても死の直前の恋愛のみに執着し、本来の子どもとしての人格を塗り替えては不慮の死を遂げる描写の繰り返しには、怖さしかなく…。
他の方のレビューにもありますが、そこがホラーとして描かれているなら分かるのですが、あくまで純愛として表現されているので、怖っ!というか、キモっ!というか、小学生から老年近くまで、誰も彼も最大の関心事は過去の恋愛なの!?と。

私が物語に求めていたものが、この作品と違いすぎただけですが、映画を見に行くことはないでしょう。
月の満ち欠けAmazon書評・レビュー:月の満ち欠けより
4000014080

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!