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月の満ち欠け



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【この小説が収録されている参考書籍】
月の満ち欠け
岩波文庫的 月の満ち欠け

月の満ち欠けの評価: 3.43/5点 レビュー 238件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.43pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全136件 1~20 1/7ページ
No.136:
(5pt)

新品だからとてもきれい

送付が丁寧でした
月の満ち欠けAmazon書評・レビュー:月の満ち欠けより
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No.135:
(5pt)

怖い話

佐藤正午氏の本は、之で3冊目。すでにたくさんの人が書評を書かれているので自分は違う観点からこの本について述べたい。
・多くの人が人物関係が複雑で分かりにくいと書かれているが、新しい人物が出てくるたびにメモに名前を書いて人物表を作りながら読んだので分かりにくいということはなかった。
・2回目を読み始めてみると実に細かな伏線が仕掛けられていることが理解できる。
・淡々と読み進めていったが最後のページ(文庫本の398ページ)に来た段階で、思わず泣いてしまった。
・前世の記憶を持っている人の話をYouTube などで聞いたことはあるがこの小説に出てくる前世の記憶はあまりにもはっきりしすぎているのではないかと思う。この点が現実離れしたような設定なのでリアル感がやや薄れる気がした。
・この小説では恋愛物語としてまとめられているが、もし女性に恨みを持たれてこの小説のように何代にも渡って転生してきたらそれはゾッとするほど怖い話になってしまう。
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4000014080
No.134:
(5pt)

新品が買えたので良かったです。

特に有りません。
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No.133:
(5pt)

面白いです。
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No.132:
(4pt)

オカルトを信じること

この世には気づいていないだけで自分に向けられたメッセージがある。最愛の人は海や空や風になってそばに生まれ変わっているかもしれない。死者と生きるそんな希望が見えた。
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4000014080
No.131:
(5pt)

意外な?直木賞受賞作

哲学者の永井均は『<魂>に対する態度』の中で、人格の同一性と「私」の同一性の違いについて論じている。人格の同一性は、身体の時空的連続性もしくは記憶の心理的連続性に基づいている。身体が時空的に連続していれば、その人物は同一人物とみなされる。Aさんが記憶を失ったとしても、身体の同一性が維持されていればその人物はAさんとみなされる。逆の場合、つまり身体は別でも記憶が連続しているというケースは、現実世界では考えづらいがSFの世界では思考実験的にしばしば採用される。Bさんの記憶がCさんに移植された場合、見た目はCさんでも本人は自分をBさんと思っているだろうし、周りもそれを認めるようなことがもしかすると起こるかも知れない。あるいはBさんが整形手術をして見た目は別人になっていても、記憶がBさんのままならそれはもちろんBさんということにならざるをえないだろう。
 では「私」の同一性についてはどうだろうか。
 永井均によれば「私」とは「そこから世界が開けているところの原点」である。確かに世界は「私」を中心に存在しているように見えるし、本人にとっては実際にそうである。私が「私」であるためには、身体の時空的連続性も記憶の心理的連続性も必要ない。そこから世界が開けていれば、それがすなわち「私」なのである。私がどのような身体を持っているか、私がどのような記憶を持っているかは、私が「私」であるためには何の関係もない。
 そのような「私」の定義を認めるなら、輪廻転生は俄然現実味を帯びてくる。「私」は百年前にも存在していたかも知れない。百年後も存在しているかも知れない。身体および記憶の連続性が途切れているというだけで。大いにありうることだろう。だが逆に身体および記憶という担保がないのであれば、それが同じ「私」であることをどうやって証明できるのか。証明できるわけがあるまい。だとすれば輪廻転生は、結局は机上の空論にとどまるのではないか。
 しかしもしも「私」がこの身体と記憶に閉じ込められただけの存在であるならば、よりによってそれが今存在しているという奇跡に驚かざるを得ない。私は百年前に死んでいてもおかしくなかったろう。百年後に生まれていてもおかしくなかったろう。なのにどうして、長い長い歴史の中で針の先の一点に過ぎないこの現在の上に私は載っているのか。そんな偶然を認めるくらいなら、百年前も私は存在していたし百年後も私は存在するという輪廻転生の必然性を信じる方が、まだしも合理的ではないのか。
 佐藤正午の作品を全て読んでいるわけではないが、『ジャンプ』以来のファンである自分にとって彼の直木賞受賞は、当然というよりも「今さら」という印象であった。にもかかわらず、否だからこそと言った方がいいのかも知れないが、受賞作である本作については長いこと未読だった。しかし映画化された本作を観たことがきっかけになって、原作がどんなものか読んで確かめてみることにした。
 佐藤正午の作品は大きく「ミステリー系」と「ファンタジー系」に分かれると思っている。『ジャンプ』がミステリー系なら、輪廻転生(ただし本作では記憶の連続性は維持されている)を扱った本書はファンタジー系であろう。リアリティーに富んだ描写は相変わらずでさすがと感じさせるが、読み終えた感想としては、他の作品ではなくよりによってこの作品が直木賞を受賞したという事実に、軽い驚きというか意外性を覚えざるを得なかった。佐藤正午が直木賞に値する作家であることは疑う余地がないとして、なぜよりによってこの作品なのか?
 老婆心ながら危惧しているのは、直木賞受賞をきっかけに佐藤正午のこの作品から読み始めた読者が、おかしな偏見を刷り込まれて他の正午作品を手に取らなくなるかも知れないことである。間違ってもこの作品が佐藤正午の最高傑作だとは思ってほしくない。個人的には彼の最高傑作は『ジャンプ』だと信じているが、ほかの読者の意見も聞いてみたい(余談ながら映画は原作にはないJohn Lennonの楽曲Womanが前面にフィーチャーされていて、よくも悪しくも「泣かせる」作品に仕上がっている)。
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No.130:
(4pt)

ハッピーエンドかな?

登場人物が多くて、場面が変わる度に誰だったか思い出すのがちょっと大変でした。登場人物の繋がりが見えはじめて、引き込まれて行く自分に気付き、一度に読み込むページ数が増えていきました。小山内の話の中途半端さが1マイナス。
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No.129:
(4pt)

相変わらず複雑な話

内容は面白いけど、時系列も描き方も難解で読むのに苦労する。でも中途半端な理解で読んでいっても面白く読めるし、2回、3回と読み込んでいくとさらなる感動があるのがわかる。
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No.128:
(5pt)

「深い河」と「豊穣の海」を思い出すことになった・・・

読み進めていくうちに、遠藤周作さんの「深い河」を思い出した。「深い河」では磯辺の妻が「私は生まれ変わるから探して」という言葉を残して亡くなり、磯辺はインドに旅に出る。「深い河」の物語のコアはキリスト教、特に日本での位置付けみたいな物語に収斂していく。生まれ変わりの部分は私としては、どよんと心の中に取り残されたままだった。
 もう一つ思い出したのは、三島由紀夫さんの豊穣の海・四部作だ。ここでは自身の転生の話なのだが、生まれ変わりという部分に、個人的に惹かれるところがあるんだろうなとは改めて思う。こういう思いをおもいだ冴えてくれたのは、「月の満ち欠け」のおかげである。
 さて、本書である。本書のおかげで、どよんとした、取り残された思いはかなり晴れた。私は、「深い河」の中で期待した、妻の生まれ変わりの物語を読みたかったのだろうと思う。
 佐藤正午さん、素敵な物語をありがとう。
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No.127:
(4pt)

分からないまま巻き込まれていく

映画化になった事を機に購入
え?え?え?と思いながら、読み進めていくと、どんどん引き込まれて、どんどんストーリーに巻き込まれていく感じでした。
まるで、三角の人生のように。
後味が良いとは言い難い、なんとも難しい話でしたが、こんなことが起きたとしても、それはそれで良いなぁと思えるような、そんな物語でした。
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No.126:
(5pt)

さすがの直木賞受賞作品だった

満足感が高かった。
作品の背景には、子供への畏怖がありそう。
恋愛場面は心躍るし、読了時に抱かせる期待も緻密に設計されていた。
新海誠がアニメ化したら、ケミストリー起こりそう。
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No.125:
(4pt)

面白いがクソ小説

不思議な話なのでグイグイ吸い込まれるが、結局、メンヘラな女性のすごい執着といったところです。エンターテイメントとして読みましょう。
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No.124:
(5pt)

すばらしい

愛の力
ありそうで無さそうな話
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No.123:
(4pt)

月の満ち欠けの映画を観て、本も気になり購入しました。映画とはまた違う本の魅力です。

普段あまり本は読まないのですが、この本はすごく気に入りました。本を読むきっかけになりますね。
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No.122:
(5pt)

時空を超えた輪廻転生の壮大な愛のドラマ!

これほど一途に愛されたら男冥利に尽きるであろうと思われる純愛物語!
映画とは若干の相違はありますが、深くて、小学生が口にするセリフの違和感も感じずに一気に読めました。
とくにラストのシーン、三角哲彦の言葉には涙で紙面が霞むほどでした! まごうかたなき名作です!
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No.121:
(4pt)

良いのです が

ワクワクして読み始めて、ドキドキして読み続けました
良いのです が、なんというか。
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No.120:
(4pt)

うまい!

相変わらず、佐藤正午はうまい、が感想なんだけど、例によって推理小説的な論理的なオチがあるわけじゃないんだな。
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No.119:
(4pt)

輪廻の物語

佐藤正午さんの小説は、永遠の1/2からとても好きでしたが、本当に久々に読ませていただきました。
前世の記憶を持つ子供という本は読んだことがあったので、この小説も興味深く楽しませていただきました。
ただ、終わり方が素っ気なく感じ、もう少し2人の再開の場面を見たかったなぁと。。。
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No.118:
(4pt)

執念が凄さまじい!!

※ネタバレあり注意!※
映画化に伴い、読みました。話し自体は引き込まれるし、面白かったです!

しかし、これは見方によっては正木瑠璃という悪霊に取り憑かれた?!乗っ取られた子供達やその周りが不幸になってしまう悲しい話しですね!!
あまり純愛要素が正木、三角パートからは感じられず。
なんだろう。人生退屈な若い女が気まぐれに結婚した故に夫を愛せるはずもなく、あげく夫に浮気され、自分も若い男子にちょっかいかけたら、ハマりました!!!だけど、運悪く死んじゃって、悔しい!から生まれ変わる!!という風に感じてしまいました。
自殺じゃない気がします。個人的には。自殺する人が離婚届持ってるかな?と。

まあ、とにかく面白いですが正木瑠璃がどうしても好きになれませんでした。
小山内瑠璃さん、以下取り憑かれた子達が不憫でなりません。
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No.117:
(4pt)

面白い

面白いです
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