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月の満ち欠け



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【この小説が収録されている参考書籍】
月の満ち欠け
岩波文庫的 月の満ち欠け

月の満ち欠けの評価: 3.43/5点 レビュー 238件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.43pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全238件 101~120 6/12ページ
No.138:
(1pt)

こういうのが流行なのでしょうか。

途中で読むことがしんどくなった。電車での移動中の暇つぶしにと読み進んだ。
 正直これが直木賞に値するのか、理解できない。わたしの文学理解力が、乏しいだけかもしれない。
 まず、瑠璃の現実感の乏しい、生きる力を放棄したような姿に共感が持てないし、そんな人が何度も生まれ変わろうと、強い意志を持ち続けるのだろうか。こういう希薄な感じの美人が文学的なのか、理解できない。
 岩波文庫と勘違いして、今まで読んたことのない作家なのでと買ってしまった。そういう意味では作者の意図は大当たり。
月の満ち欠けAmazon書評・レビュー:月の満ち欠けより
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No.137:
(2pt)

未練たらたら

輪廻転生って言う題材は面白いけど、流れも前後するし、1番目だけじゃなくて、2番目も3番目も途中で絡んでくるしで、読んでてこんがらがってくる。一途な愛と言われればそうかもしれないけど、正直気持ち悪い。
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No.136:
(5pt)

不思議な愛の形

佐藤正午さんの作品今まで見過ごしていました。宮部みゆきさん作品に出会った時以来の衝撃で即効でファンになりました。
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No.135:
(4pt)

面白いです。

転生とは何か?目的とは何か?
面白かったです。一つ一つがつながっていきます。
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No.134:
(4pt)

小説全体として気持ちの良い一冊

直木賞受賞作、ということも知らずにパッと手にとった一冊。
目に止まった運を喜びたい。読んで良かった。

物語のあらすじや、上手に構成された話の流れなど、
そういったところは一旦置いておいて、自分の中に生じたこの小説の読後感を、紐解いていきたい。

個人的な話だが、私は読んでいてハッとさせられるフレーズのある小説が好きだ。
それは登場人物のセリフであったり、情景描写や心象を描き出す言葉など
今まで自分の中になかった、もしくはもやもやと抱えていた気持ちを上手く表現してくれた言葉に出会うことに喜びや気持ちよさを感じる。

その観点で見た時に、月の満ち欠けにそういったフレーズはあまりなかった。
しかし読み終えたとき、不思議と気分が高揚し「読んでよかった」と思えた。

それはなにか、要所要所で紡がれたフレーズというより、
「物語全体が一つの表現」として、感情を動かす何かが備わっていたという他ない。

決して主人公的に描かれずとも全ての人物と関係を持つ女性の一途な恋の行方に胸を打たれたのだろうか。
(この点、桐島部活やめるってよに構造が近い)

嘘のような本当の話に人生を翻弄された男たちへの同情や共感が起因しているのだろうか。

作者はそのあたりをどのように組みたてて書いていったのだろうか。
佐藤正午、恐るべし。
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No.133:
(5pt)

おもしろい

おもしろい。一気に読んでしまった。なにがこうも引きつけるのか。説明は容易ではない。

転生を繰り返す女性と、運命の恋人の男性のラブストーリー、ではないと思う。最初から最後まで小山内堅の視点で物語は進展する。
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No.132:
(5pt)

月が満ちて欠けるように、生まれ変われたらいいな

小説として、非常に面白いと思います。輪廻転生は本当にあるのか?人は生まれ変われるのか?私にはわかりませんが、そんなことがあったらいいな、ロマンチックだな、と正直思いました。佐藤正午さんの小説は、初めて読みましたが、構成、文の美しさ、まさに、職人といった感じて感服です。日常を忘れさせてくれるような小説を久しぶりに読みました。
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No.131:
(2pt)

面白いんだけどなぁ

エンタテイメントとして、非常に面白く読みました。しかしながら、致命的に気になる箇所があり、そこがこの小説のテーマを深めていないように見受けました。つまり、軸となる話は瑠璃と三角、そして元旦那の正木の三角関係であるはずなのに、正木と瑠璃のドラマの結末を曖昧にしてしまっているという事です。

【以下ネタバレ】
正木は瑠璃を愛していないわけではなかった。はたから見ればよくある夫婦のすれ違い、それがお互いの人生に及ぼす無力感から、この2人は不倫に走ったのだと、ここまではとても読ませる描写でした。佐藤正午さんの小説でいつも食い足りなく感じていたのは、プロットの緻密さにキャラクター描写の豊かさが追いついていないという点だったり、大人の(社会を生きる)男の痛みが描ききれていないという印象でしたが、この正木という男からは、社会に揉まれる人間の痛みが感じられ、夫婦がすれ違っていくという事が孕む「仕方なさ」(どんなに誠実な人間であれそれは不可避である)が滲み出ていました。
きっと瑠璃も正木を愛していないわけではなかったのに、三角を愛してしまったのでしょう。

そうであるならば、転生を経て再び巡り会った正木にたいして瑠璃は、死ぬ前に言えなかった何かしらの本音をぶつけるべきだと思う。「転生」という話の仕掛けが見たいのではなく、死に別れた夫婦が傷つけ合ったり赦し合う様を見たい。昔の旦那であるにも関わらず瑠璃の行動は自己中心的に過ぎるように思われるし、そうしか出来ないわだかまりを抱え続けている女なのだとしたらその心の襞をもっと細やかに描くべき。結末として3回目の瑠璃の死因が「カーチェイスの末の事故死」というのでは、瑠璃も正木もアタマが悪すぎます。そもそも、瑠璃の母が通報するのは分かるとして、その後どのような経緯で東名高速上で警察が正木たちを発見してカーチェイスに至ったのか、という突っ込み所が発生してしまいます。

さて、瑠璃というキャラクターについては話の中心に置かれた元父親小山内との会話にも違和感があります。彼女は三角との恋愛成就のために転生した。それは良いとしても、瑠璃にとって小山内は父親であるのだから、若くして死んでしまった後悔の念などはないのだろうか?何世代ものかけがえのない家族を得ながらも、不倫を成就する背中を父親に押させるようなヒロイン像には残念ながらなっていないような気がします。親子の絆というものにももっと目配せがされるべきでした。

三角との恋愛における瑠璃は非常に魅力的な女性と読めるだけに、この辺りの後半になっての息切れは致命的に感動を削いでしまうように感じました。
小山内の気持ちとかも、結構複雑な境遇にいる人なので無言で語らせようとするのではなく、もっと細かく描写するべきではという気がしました。
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No.130:
(3pt)

生まれ変わるという物語になじめませんでした。

『鳩の撃退法』を読んで面白かったのでこの本を読んでみました。小学生の女の子が家族が知らないアキラさんとつぶやいたり、あるいは普段誰も聞いたことのない黛ジュンの歌謡曲を口ずさんだりと冒頭の出だしは謎めいてひきつけられて読んでいきました。推理小説のようです。『鳩の撃退法』でも感じたのですが、佐藤正午氏の小説は推理小説とよんでも良いと思います。但し、鳩の撃退法ほどの読後感はよくありませんでした。生まれ変わりながら一人の男性を愛するというストリーになじめなかったからだと思う。私の場合は、見ず知らずの小学生の女の子が昔付き合っていた女性と同じように話してきたとしても、気味が悪いだけで愛おしくはならないだろう。なので☆は3個にしました。
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No.129:
(5pt)

ハッピーエンド

ハッピーエンドの物語です。魅力があり女性から慕われる三角哲彦さんが独身中年男性として羨ましかったです。
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No.128:
(1pt)

主人公の女性の言葉遣いが

本はアマゾンで買うことが多いのですが在宅勤務の慰めに、たまに出かけると必ず本を買って帰るようになりました。この本は買って損した感が大きかったので、急いでここを覗いたらそういう意見も多かったので少しほっとしました。他の方も書いていらっしゃいましたが、私も文庫本表紙の雰囲気に騙された感じです。私が気になったのは、主人公の女性の言葉遣いが(転生した女の子含めて)ずっと「~だね」「~だよ」調なこと(結婚したご主人だけには違いましたが。それもそれで何だか微妙に不愉快…)。イマドキ女性の「~だよ」が絶対いけないわけではない。この人にはこういう言葉遣いさせない方がよかった。描こうとしている女性の雰囲気と何度も転生する執念とその言葉遣いとが混ざって読後の気持ち悪さを生んでしまっている気がしました。
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No.127:
(4pt)

人生の妙味に触れ合える作品

もう一回読みたいな。色々な示唆を与えてくれる作品と感じました。感じ方はそれぞれあって然るべきですが、一回読んで分からないからという理由で低い評価をつける人がいることに驚いてしまう。
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No.126:
(4pt)

5人目

いきなりの場面展開についていけず、2度読み返し相関図を机に書いたりしてました。私の名前が瑠璃なんですよね。読み終えたあとは、私は多分5人目の瑠璃だなとか思いながら過ごしていました。楽しかったです。作中に出てくる、「瑠璃も玻璃も照らせば光る」。私もお気に入りのことわざです。
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No.125:
(3pt)

ネタ本のほうが面白いかも

伊坂幸太郎が小説読むならこれを読めくらいに絶賛していたので買ってみたけれど、だめなときの村上春樹よりもさらにぴんとこない小説だった。登場する女性の誰一人として魅力的でないのが小説として致命的ではないだろうか。小学生のなかに老婆が入っているような薄気味の悪いセッティングを文章や構成の力で乗り越えられていない。輪廻転生をモチーフにしているようだが妄想の域を超えていない気がする。これだったらネタ本の『前世を記憶する子どもたち』を読んだほうがいいかも。
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No.124:
(2pt)

テンポの良い胸糞話

技術的には素晴らしい気はするが、内容が胸糞悪い。一言であらすじを言うと、女が転生を繰り返して(周りを不幸に巻き込みつつ)恋愛を追いかけるというストーリー、読んでマジ胸糞悪かった。救済はない。これが直木賞って選考委員は本気か? 小説を書く技術だけで持ってる本。
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No.123:
(5pt)

内容

とても良かったです。
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No.122:
(3pt)

瑠璃、自己中すぎ

何もかもが瑠璃(の未練、色恋、執着)を中心として何人もの少女が自分の人生そっちのけで振り回される。瑠璃の伴侶など思い切り振り回されたあげく拘置所で自殺した。最後の展開はドラマチックだとしても、たった1つの結ばれなかった恋愛を軸に周りを振り回すのもいい加減にしろ。
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No.121:
(1pt)

これが直木賞?

読者を意識したプロの書き物とは思えない。これのどこが凄いのか。
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No.120:
(2pt)

楽しめなかった

どうしても大人瑠璃さんに感情移入できませんでした。
残念ですが、読後良かったと思えませんでした。
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No.119:
(1pt)

これが直木賞・・

ずいぶんと地に落ちましたね。小説ファンとしてはかなり残念です。
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