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かがみの孤城
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かがみの孤城の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.36pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全760件 321~340 17/38ページ
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登場人物の心情が丁寧に描写され、感情移入できる作品だった。筆者の作品では「スロウハイツの神様」に並ぶ傑作だと感じた。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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いじめを受けた側の反応がすごくリアルに感じた。 母親がいってきますを言わなくなった時の絶望感、時間が進むとともに感じる授業についていけるかの焦り、いじめていた方は大して何とも思ってない様子、担任教師に対する不信感、気づいてほしいが言えないもどかしさ、そして気づいてくれた時のありがたさ。 なんか読みながら自分の体験と照らし合わせて、あるある!みたいになってしまった。 主人公のいじめの様子がリアルすぎて他のメンバーの深堀が少なくなっている様子は否めないが、それでも端的にわかりやすく不登校になった、あるいは学校に行かざるを得なかった様子が描かれている。胸をえぐられる描写は多々あるが、全体的には温かい気持ちになれる文章で、特に最後の締め方はきれいだと思った。 「ペダルに足をかけて漕ぎだす時、そうかと気づいた。 私は今日友達に会いに行くんだ。 その場所がたまたま、学校なだけなんだ。」 っていう文章が一番心に残った。 学校に居場所がない人が学校でしか会えない友達に会いに行くって強い原動力になるんだろうなって思う。 | ||||
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中学生の子どもたちが読みました。とても感動していました。 | ||||
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中学生である主人公:こころ を中心に描かれるファンタジー要素も入りつつ、現実との向き合い方を教えてくれるような作品でした。きっと皆誰しも「生きづらい」と思ったことがあるのではないでしょうか。その思いをこころ達登場人物がどのように乗り越えそして友として繋がりあっていくのか、自分のことのように夢中で読み進めることが出来ました。 最後に待ち受ける衝撃の展開には涙なしでは読めないと思います。こんなに、繊細な情景を描いた作品に出会えて良かったです。 | ||||
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辻村さんの作品の中では一番の作品と思います。表紙を見た時に子供ぽいファンタジー作品かと思ったら内容は人間ドラマでしたね ラストの怒涛の描き方は凄かったです。 この本を超える作品に出逢える事はないかと思ったくらい圧巻の作品でした。 | ||||
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歴代の本屋大賞に魅了されて読んでいる者です。辻村深月さんの作品は初めてです。18年度の本屋大賞を獲られたので読んでみました。最初の出だしは緩慢な展開で、ちょっと失敗したかな感はありました。しかし554頁のボリューム感のある本で、読み続けて行くと引き込まれてしまい、4日間で読破してしました。まあ、最後の展開は圧巻で、7人の事情が紹介されて最後の願いと繋がるわけですが、辻褄が合わない感じの種明かしに納得します。エピローグの一貫して指導していた心の教室の先生との関係とか7人の交差関係など、エピローグに向けての展開は圧巻でした。最後は読みながら、涙目になっている自分がいました。読了後はHappy end で救われた思いです。良かった。 | ||||
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様々な批判も見かけますが、この本じゃ引きこもりの人は助けられない、なんでこの城はあるんだよ。本屋大賞にふさわしくないなどありますが、僕が感じるに、そういう事はプライオリティとして高くないと感じる。 この本が読者と共有したいのは、もうみんなどこかで、必ず、だれかに助けられているし、助けているんだという事。故に、この世は生きるに値する。それは疑いの余地はない事。この物語は、それを読者と共有したいと個人的には感じました。 伏線の回収も批判があるのもわかりますが、上記で書いたように大切なことは、僕達の人生の根底は何か温かいものであり、感動的で、それはもう必然なんだ。という伏線の回収でぼくは感動しました。 小説を、定期的に何回も読み返すという事をしたことがない僕が、良書のビジネス書を読み返すように、何回も読み返して、涙するという日常があります。物語でここまで読み返しているのはマンガのワンピースと、この小説だけです。 僕の中で今まで読んだ一番の小説はさだまさしさんの風に立つライオンでしたが、この本を読んで、一位はかがみの孤城になりました。 ぜひ、仕事で疲れた時、娯楽が欲しい時などは、この小説を読んでください!おすすめです。 | ||||
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引きこもりの子供達の間にある、 サブカルチャー的な空間と、 個人個人のコンプレックスや抱えているもので 交錯していく、関係の中に、心の成長もありました。 始終して、異空間へ行く意味を考えましたが。 やはり、現実から離れて「あちら側」で活動することが、 現実にも響いて行くと言うような設定には納得しました。 なるほどかな。最後まで読むと、少し開放感もあり、 それなりに自分は楽しめた一冊でした。 | ||||
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もう40代の大人ですが入り込んで一日で読んでしまいました。 面白いだけではなく心がかき乱されて数回泣いてしまって自分でもびっくりしました。 おばさんになって感受性や心が固くなって来ている気がしていた今 こんなに心を揉んでくれて、消えかけた感覚を呼び覚ましてくれた本に出会えて良かったと思います。 自信を持って友達に勧めたい本です。 | ||||
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コロナ禍で図書館が使えないので、読書好きな孫(中2女子)にいろいろ送っています。これはその中の一冊ですが、彼女から「めちゃ面白かった!こういう話が大好き、感動した!」とのメールが。自分は幸せなんだなあ、と考えを新たにしたようで、家事を手伝ったり、反抗期もいくぶん落ち着いたようだと娘が言っています。 | ||||
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久しぶりに読んだ辻村作品。かなり久しぶりで冷たい校舎の時は止まる以来です。 独特の辻村ワールドは変わらず健在でした。 設定がすごく面白かったです。ただ…作品に深みがないのが残念でした。 あとはいじめの内容がすごくリアルで好き嫌いがわかれるかもなぁ…と。わたしはリアルであまり好きになれなかったので☆2つにさせていただきました。 好きな人には好きな作品だと思います。 | ||||
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本屋大賞作品という事で読んでみましたが圧巻でした。前半部分は主人公の葛藤や出会い等が書かれてそれが後半伏線となり後半に回収されていきます。 圧倒的な展開で一気読みしてしまいました。 登場人物の描写に涙が溢れ出てきました。 若干のミステリー要素も加味されまさに本屋大賞、本の大型ショッピングモールのようなエンターテインメントでした。中高生や親世代にぜひ読んでいただきたい作品です。 | ||||
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思春期の対人関係についての普遍的な悩みを書いた作品ですが、別段これまでの作品より優れているところはないと思いました。読んだ時代が違うからかもしれませんが、冷たい校舎~の方がよほど印象的でした。大学生くらいまでなら面白く読めるのでは。 結構なポイント差での大賞受賞だったので期待したのですが、なんてことはない、というのが正直な感想でした。文章は読みやすいし誰でもどこかしら共感できる部分のある本ですが、人に勧めることはない本でした。 | ||||
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同じ境遇の7人の子どもたち。みんな、いろいろな悩みを抱えて、鏡の奥に。最後の城の秘密、オオカミ様の秘密が明かされるところは、感動! エピローグも含めて、素晴らしかったです。 強いて言えば、現実世界も解決してほしい。 | ||||
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一つ一つの場面と台詞を記憶に留めながら、丁寧に読み進んでみると、期待を裏切らない感動の結末へ。。。これでもか、これでもかと、たたみかけるような感動が訪れます。過度な演出もなく、気持ちの良い涙がすっきりとした読後感へと誘ってくれます。 | ||||
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久しぶりの長編を読みました。十代の繊細な感情や心理描写が織りなす現代の不登校児の物語り。全体を読んで、著者が最初に構成をしっかり組んだ物語りではあるけど、最後のクライマックスをもう少し感動的に描いて欲しかった。最初から最後まで、同じリズムで書かれていてハラハラや感動が余りなかった。最後で一気に謎解きもされるが、小学生が書いたもののようで、余り文才は感じられなかった。 | ||||
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社会問題にも切り込んだ素晴らしいストーリー展開と、驚かされる感動のエンディング。 アニメや漫画は滅多に目にしませんが、この作品は映像にして見て見たいと思いました。 久しぶりに、読んで良かったと思える作品です。 | ||||
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素晴らしかった。 キャラの会話1つ1つが愛おしい。伏線も大きく驚かせるようなものでは無いものの、すごく丁寧に作り込まれている。 読了後余韻が凄まじく、無意味に部屋をウロウロしたり、気に入っている文章のページだけを読み返したり、というのを15分くらいしてしまった。とにかく良い読書体験でした。ありがとうございます。 | ||||
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この手の話は苦手だろうと予想しながらも、 本好きの友だちが「良かったよ!」と勧めてくれたので読んでみましたら、 最初からどんどん惹き込まれ、一気に読んでしまいました。 涙がじんわりと込み上げてくることも何度かあり、 読み終わると、なんともいえない清涼感に包まれました。 読んで良かったです!! 日本に、こんな素晴らしいファンタジー作家がいたとは驚きでした。 辻村深月さんの本は今後できるだけ読んでいきたいと思います。 映画『ツナグ』は見たことがあり、不思議な話だけど心が温かくなる物語だと思ったものでした。 その原作も、この辻村さんの小説だったのですね。 その「心が温かくなる」点が、この『かがみの孤城』との共通点かもしれません。 | ||||
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