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殺戮にいたる病
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殺戮にいたる病の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.78pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全610件 21~40 2/31ページ
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叙述トリックものでは特にファンに間では圧倒的な人気のある作品らしい。事実、私も騙されないように 注意しながら読み進めていたが、やはり最後の1ページで完全に騙された。若い女性だけを狙った 連続女性猟奇殺人事件。蒲生雅子は大学生の自分の息子が犯人ではないかと疑い始める。 自分を慕ってくれていた看護師をその殺人鬼に殺された元刑事樋口はその看護師の妹と 一緒に犯人捜しを始める。物語は犯人の蒲生稔、雅子、そして樋口この3人の視点で描かれて いく。もうこの時点で我々読者は騙されている。この本格ミステリーは、この分野では伝説的な ものであろうが、そういった分野の愛好家には騙された時の快感は爽快なんだろう。だが、 本書全体を覆うチープ感というか浅薄さというか、そういったものが気になる。これも趣味の 問題なんだろうけど。 | ||||
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なんか少し折れててちょっと嫌でした 内容はまだ読んでないので楽しみです! | ||||
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僕はこの本を二度読んでいます。全く内容を忘れて! | ||||
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猟奇的性暴力描写の繰り返しにうんざり・・・・最後の数行を読んでも、あーそう・・・としか思えませんでした。トラウマのあるかたや、幼い子が出すような、ひっかけというよりも理不尽な「なぞなぞ」が嫌なかたも、ご留意ください。 (新装版の表紙はサモトラケのニケ像のように見えますが、表紙に採用したのは何故なのでしょう・・・。格好いいからでしょうか。) | ||||
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冒頭の章が「エピローグ」つまり、この作品の顛末が描かれます。蒲生稔という男が6人を殺し逮捕されるというシーンです。 そこからは妻を亡くし抜け殻のようになった元警部の樋口、愛への執着からエログロシリアルキラーとなっていく稔、そして息子が殺人を犯しているのではと疑うちょっと異常な母親雅子の3人の視点から、時系列を少しずらして交互に語られていきます。 叙述トリックと言われる作品は少しは読んできたつもりで、今作品は叙述トリックの最高峰と言われる作品ですから、当然、稔=息子ではないんじゃないかと疑ったり、時系列が数十年単位でズレているんじゃないかとか、兄と妹が二重人格で…とか色々と疑うわけです。 そもそも3人の時系列が微妙にズレていることもあって、「こっちは1人目の被害者の話か…」「樋口さんが追ってるのは2人目の被害者ね…」「あっ、1人目はそもそも手口が違うから連続殺人にカウントされてないのか…」など、そっちに気を取られていると、トリックの方の「推理」に気持ちを割けなくなりました。さらに、終盤の手に汗握る展開にページをめくる手が止まらなくなったのもあって、最後は「ん??は??え??」からの「まんまとやられた!」となりました。当然ながらすぐに2回目の読み直しをしましたよ苦笑 正直、ツッコミどころはなくはないです。特に証拠隠滅をしたようには見えない犯人をどうして警察は全く捕まえられないのか、ただそれは昔の作品だし、当時は指紋やDNA鑑定が未発達なのか、初犯で照会するデータがないのかな…。携帯も出てこないくらいなんだから、監視カメラとかオービスもまだ広く行き渡ってる訳ではないのかな…。などと考えて無理やり納得しました。 死臭に家族は気づかないものか?とか大学の先生部外者に喋りすぎじゃね?とか、栄養失調で倒れた枯れオジの樋口がどうしてそんなに複数の女性に求められるほど魅力的なの?とかその辺もちょっと突っ込みたくはなります。樋口はその意味で、平泉成やでんでんの設定だったのが、途中から阿部寛や堤真一に脳内キャスト変更。なんとか辻褄は合いました! ただ、叙述トリックと並ぶもう一つの魅力はグロ描写です。首を絞めた時のシワの描写、アレを切り取る時の生々しい描写、アレが腐敗していくときの気持ち悪い描写、失禁の描写、舌の描写、目玉の描写、血の描写…え?先生もしかして実体験?と思ってしまうほどリアルでした。 ということで、グロいのOK、性描写OK、叙述トリック好きという方で未読の方はぜひお楽しみください! | ||||
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夜の街で女性を誘惑し、次々と殺害していく猟奇的な殺人犯。殺人鬼の男は凌辱と殺害と同時に女性の肉体の女性らしい部分を切除して愛でるのだった。犯人の名は冒頭から読者に明かされている。しかし、最後のページで「驚愕の真相」が明かされる…という例のやつ。 以前から感じていたのだけれど、ミステリファンからミステリ作家になった方のミステリって明らかにミステリファンだけに向けに書かれていて、一般読者は疎外感を覚えることがある。この作品もミステリファンなら「なるほどこうきたか!」と膝を打ち、「ミステリファン必読のミステリの一冊」になるんだろうな理解できる。ぼくもファンではないが、たしなむ程度にはミステリは読むので、この「関係性のトリック」は感心した。 ただ、トリッキーなミステリとしてはいいのだが、一般読者の視点からすると犯人の心理の稚拙や他の登場人物、「母」「老刑事」「妹」らのキャラクター造形の薄さ、なぜか無能な警察、長々と描写される残酷表現にちょっとついていけないところがある。この女性に対する扱い、男性の自分でもいやな気分になるのだから女性は読み進められないのではないか。 30年以上前に書いた小説にそんなこと言われても、と作者は困惑するだろうが、なんというか「このトリックを成立させるためだけのキャラクターやストーリー」に感じられてしまうのだ。まあ、ミステリ小説だからそれでいいのだろうけど。ということでミステリファン必読の一冊だけどそうでもない人にはそれなりにという作品。 あと、犯人が愛聴しているため作中ずーっと引用されている「夢をあきらめないで」の歌詞、これ、完全に岡村孝子さんはもらい事故だと思うのだが、当時、問題にならなかったのかな。 | ||||
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正直意味が分かりませんでした。 私(読者)は勘違いをしました、と、作者のいたずら大成功なのでしょうか。 無意味な時間でした。違和感を感じながら読むのでストレスでした。 ミステリーの醍醐味は動機と考えています。他のどんでん返し系は動機がよかったです。 しかしこの作品の私の評価は低いです。 例えばですよ。2時間カレーライスを説明されて、「あなたの食べたのはライスカレーです」どやぁーとはならないでしょう。 | ||||
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読んでいていくつか矛盾とまではいかないわずかな食い違いを感じていたがラストでなるほど これは小説でしかできない、まさに叙述トリック 読了後すぐさま最初から読み直しました 内容が内容なので誰にでも気軽に薦められないのが残念です | ||||
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これまでタイトルは度々目にしていてセールを機に読んでみた。 最後にどんでん返し的なトリックが明かされるわけだが、正直「それが何?」としか思わなかった。 読者をミスリードしていく内容が評価されているのだろうが、ストーリーや登場人物等の描写はテレビドラマでよく見るようなもので引き込まれるような場面は一つも無かった。発表当時では刺激的だったかもしれない描写も今読むとさほどのことは無い。繰り返し描かれる犯人の心理もステレオタイプ的で説得力は感じなかった。初めにトリックありきでその他は後付けで書かれたという印象。作品の解説で社会的背景に触れられているが、それもトリックを評価するためにとってつけられたように感じた。 この作品の一番の評価点はタイトルで、これが違うものであったら手にすることはなかったと思う。 | ||||
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10年前くらい前から読みたいリストに入れていて、最近YouTubeでお勧めの小説として紹介されていることも多く、ようやく読了。冒頭から犯人は分かっていて、女性を狙った猟奇的殺人がひたすら繰り返される。犯人の異常性や殺人描写がグロテスクで読みつづけるのが辛かった。最後の方になるとどういうエンディングになるか気になり、どんどん読むスピードと心拍数が上昇する。ついに犯人を確保したと安心したとたん、まさかの事実が判明。何が起こったのか分からなくて呆然としました。映画化や映像化は不可能な作品の一つですね。前評判の通り、二度目を必ず読み返すような作品という感想に同感です。 | ||||
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読んでいるうちに胸具合が悪くなる場面が数回ありました。犯罪者の心理を理解するうえで人の嗜好の多様性があることを受け入れようとは思いますが、もっと明るい方向での多様性であってほしい。 最後のシーンで 大きなどんでん返しを狙ったのでしょうが、遡ってストーリーを読み直しても解りづらくて納得できない終わり方でした。 | ||||
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どうなるのか?どう決着がつくのか?早く知りたくて、読むスピードの遅い私でもドンドン読み進めていました。1つの事件が三者の視点で描かれていて、その構成のおかげか、完全に最後まで騙されました。言われてみれば、幾つか矛盾点があり、「作者が間違えた?」なんて思ったりもしたが、結論を知ると、あーなるほど、そういうことだったのか、と分かりました。描かれない四者目の視点を想像することになります。 | ||||
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これは凄い笑 作品全体のぬめぇっとした空気。そして作品全体のパワーが凄すぎる…。エログロ描写の時これ作者は射精しながら書いてたんやないか?ってくらいイッちゃってるしそして根幹のトリック…やばい絶対わからん!凄い作品…ただ愛を探してただけなのに… どう考えても頭おかしいんだけど絶対変態では無いのだって一貫してて。ただ愛を探してるだけ、愛に目覚めた愛を知ったのだ。性癖って人に言えない事誰にでもあるでしょ?これは実際案外身近にある事だったりするんよ。どこで拗らせるかで…。そう言えばこれ読みながら勃… | ||||
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この作品も傑作から外せません。 いちおと2人の兄による「一の殺人」シリーズや、 マリオが活躍?する「人形」シリーズも一気読み必至ですが、 「殺戮にいたる病」も辛いながらも頁をめくる手がとまらない。 こんなラストが待っているなんて。 | ||||
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最後の一行ですべてがひっくり返ると話題になっていたので読んではみたが、事件そのものや価値観が大きく変わるのではなく、ただ犯人や家族関係に関するトリックだけだった。 ただもう一回軽く目を通してそのトリックを味わってみようと思う魅力はある。 | ||||
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最後の最後で「は?」というオチでした。 こんな結末のために、時間をかけて1冊読んだのが、ムカつくレベルでした。 | ||||
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最後まで見事に騙された人です。 三者視点で進む話がどこで交わるんだ?とそっちに集中しすぎて違和感を感じないまま最終頁でははぁ...そう来たか...と思わず口ずさみ、そしてため息と共に、ちょっと悔しくもありました。 シリアルキラーと呼ばれる人達は意外とイケメンで性格も良く、人に好かれることが多かったりするといいます。また、親からまともな教育を受けられず暴力虐待を受けていることが残虐行為をするきっかけになることが多いのだろうなという印象です。教授からの助言を受けるシーンでは犯人像的な推察はあるものの、犯人が何故歪んだ性(愛)に目覚めたのか、そんな描写がもう少しあれば良かったなあと感じました。ただテーマが父親の不在であるということも踏まえて、犯人の父は未熟なくせに厳格で暴力的な異様な父親だったのだろうか。実は母親もまた異常なマザコンにさせるほどの常識からは逸脱した性的に狂った面があったのか、など考えるのも面白いです。 残虐的な描写はありますが、この殺し方にこそ犯人の愛への戸惑いと発見、歪んだ愛の追求が詰め込まれているので、読み飛ばすのは勿体ないかもしれません。耐性がないと辛いのは間違いないけれど。 晴れ渡ることの無い鬱蒼とした空模様が続くそんな本ではあるけれど、いずれにせよ、もう一度読み直したくなる本です。 | ||||
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折れ曲がって配送されました | ||||
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めっっちゃおもろかった。 久々読み応えある本読めて大満足! 推理とかサスペンス系見ても最後まで読めなかったり結末で落胆することが多かったんだけどこれは最後までしっかり読めたし作者が作ったトリックもすごく面白かった。 作中の一人一人に焦点当てた心情の描写とかも含めていろんな場面の情景を想像しやすかったし本にのめりこめた。 読んだ後も余韻に浸れるしあぁあの時はこうなったからこうだったのか、とか一人で思い返しちゃうくらい面白くてとても有意義な読書時間過ごせた!!! | ||||
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ひろゆきが勧めてたけど、他の感想でグロいグロいって言われてたからしばらく見ないでおいた本。 ジェフリー・ダーマーのドラマ見たことがあれば、それよりもグロくない。 文章が読みやすいし、この前読んだ方舟よりもずっと面白かった。 乳房切除のシーンは、昔胸の下垂が気になってYouTubeでバストリフトの手術動画見たことがあるから大丈夫だった。 それより60のじーさんや40すぎのおっさんが若い子にモテる描写がたくさんある方がキモかった…おぇぇ…作者の願望? | ||||
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