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ホテルローヤル
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ホテルローヤルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.74pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全326件 161~180 9/17ページ
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ラブホテルを巡る話なので当然ながら男女の性愛がテーマとなるのだが、短編連作という形を取りながら、ホテルを巡る人間模様がリンクしていて飽きさせない。しかも文章が面白く、生々しい男女の交わりを描きながら、その悲哀とユーモアをバランス良く描いている。最近読んだ小説では一番面白かったです。 | ||||
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内容が薄くてつまらなかった。首を傾げたくなる内容の作品でした。 | ||||
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『オール讀物』平成25年/2013年9月号で3編の短編を読み、 今回単行本で7編全てを読みました。 今は廃墟となったラブホテル「ホテルローヤル」と、 そこに関わってきた人々を、時間を逆戻りさせながら、 最後にホテルの開業にまつわるお話で終わる7篇からなる連作短編集です。 単行本で読んで、初めて構成力の上手さに接することができました。 実際、著者が15歳のとき、父親が釧路町に「ホテルローヤル」というラブホテルを開業し、 部屋の掃除などを手伝っていたといいます。 繋がっているだけの家族の姿を軸に、 疲弊した地方都市の状況を織り交ぜながら、 著者にしかない、きしんだ引き出しを、迷わずに開けられた印象です。 男女の危うさや、つらく貧しくあやふやな人間関係の中で生きている人々の 人間像を、不幸な横顔を、さりげなく冷静に表現されています。 それぞれが抱えている負い目のせいもあるのでしょうが、 本心を吐露しないで、寡黙なまま生きている人たちに、なぜか懐かしさを覚えました。 言い放った後、すれ違う感情の中で生きていくわずらわしさを考えると 口を閉ざしていることのほうが幸福なのかもしれません。お利口なのかもしれません。 言い放たないから、文学が必要なのかもしれません。 「本日開店」の西教、「シャッターチャンス」の美幸、「星を見ていた」のミコ、 それぞれの心中を察して、読後も彼らから離れられません。 「せんせぇ」の教師と生徒が心中した二人なのでしょうか。 釧路へ向う二人に想像力をかきたてられます。 私的には「死ぬまでいいひとでいられる能力は、そのひとに与えられた徳ですもんね」 〈『本日開店』P41〉という言葉も響きました。 | ||||
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読ませるんだけど、僕が男だからかあと一歩何かが足りないというか、伝わらないというか、まあでも面白かった。 | ||||
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私には、すごくつまらなかったです。 読了後、へーそうなんだ~、終了~って感じですね。 | ||||
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すでに世間の評価を受けている作品に感想を言うのは失礼ですが、今の時代を切り取りながらも、特に女性を取り巻く環境や感情のひだがよく書かれていると思いました。子どもを産み育てるのは女性。今までもこれからも。男性中心の社会の中で正直に小さく。さびしくなったとたん不幸になる。作者の以前の作品より、読みやすい文章でした。 | ||||
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暗い。気持ちが沈む。時間の無駄。作者の意図がまったくわからない。 | ||||
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短編連作の形をとった,ホテルローヤルをめぐる群像劇。 ホテルの最終的な行く末が最初の短編で示され,その後の短編で時をさかのぼるように,ホテルに関わる人々のさまざまな人生模様が語られる。 その語り口は淡々としたもので,特に大きなうねりを持ったプロットは存在しない。ただ,これらの人生模様はある種特殊な状況設定ではあるが,それぞれに人生の滋味を感じさせるものである。 文芸作品として十分に優れていると思うが,個人的な好みとして,プロットの意外性や人間性の深遠さといったものを求めてしまうので,評価としては3つ星とした。 | ||||
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とても良い作品でした 心理描写、構成は申し分ない作品。 良い言葉を使ってるし、凄いなと思いました。 ただ驚いたのは直木賞という所 どちらかというと芥川っぽかったかな。大衆向けではないような気がした。 オチの匂いがどれも少し似ていた事 一人称と三人称が所々、入り混じる事 これ以外はとてもよかったと思います。 | ||||
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話題作ですが、書店に行ったら売り切れていたりして買う機会を逸していました。中古ながら、汚れが気にならずに読めました。 | ||||
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価格は非常にリーズナブルです。 丁寧な包装で本自体に痛みもなくきれいでした。 | ||||
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現在、廃墟となっているホテルローヤルに写真を撮りにカップル、このホテルに関わっている人びとの描写がテンポ良く書かれていて読みやすかったし、短編にしたことでこのホテルに関わった人々の生活感も出ていたと思います。作者の今後の活躍を期待します。 | ||||
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第149回、直木賞受賞作。 ラブホテル「ホテルローヤル」を舞台に 都会の反映とは無縁の北の地方に住む人々の 日々の営みを淡々描いた連作。 「アベノミクス」とも「東京オリンピック」とも 「憲法改正」とも無関係な人々。 こういった人々が安心して日々くらせる世の中は 今の政治状況で・・・やってくるのでしょうか? そんなことをふと考えました。 | ||||
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う~ん。面白い部分はありますが…読んでみてもいいかもしれないけれど、受賞作とは思えないかも? | ||||
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基本的に、舞台は、ホテルローヤルですが、時代はあちこちへ旅をします。 その当時に、そこに関わった人々の悩みや苦しみ、ホテルに残した傷痕のような情念が錯綜して、次の時代の物語中に垣間見えていく、という実に巧みな展開に、ぐいっと引き込まれていきます。 想像以上でした。 | ||||
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お店は迅速丁寧でした。一気に読み通すことができました。桜木さんの作品をもう少し読んでみたくなりました。 | ||||
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図書館で300人待ちだったので思い切って購入。 絶賛されるようなものではないとは思いましたが、その丁寧な筆致は心にしみる感じです。 この世界観はまだ続編もかけると思いますので、エピソードを重ねて第二巻を書いてください。 | ||||
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とにかく薄い。文章が綺麗だと言った読者が居たが、、、俺は最低でも年間300冊以上の本を読むが、みんなが言う様な綺麗な文章とは思えなかった。人生?生?どこにそんなもの書いてあるの?みんな分かった様なこと言うなよ!俺には分からないよ。買わなきゃ良かったよ。人の怖さや、もろさ、逆に輝き、そうした手応えが全く感じられない。ただ、こんな事が有ったよ〜みたいな内容で、ガッカリだ。同じ女性作家なら篠田節子、小池真理子、唯川恵は、改めて、面白いと思った。そう言う意味では、たまには新人の小説も読んで見るべきか? | ||||
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バブル時代に作られたラブホテルを舞台に繰り広げられる人間物語が描かれています。 30年ほど遡りながら書かれていますが、それぞれの時代背景が表れています。 ちょっと寂しい物語ですが、心に深く染みてくるものがありました。 | ||||
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釧路の湿原を見渡す丘の上にあるラブホテル。 今は廃墟と化したこのホテルを中心モチーフとして 7つの短編が展開されます。 少々無理な設定ではと思わせる話もありますが、 最後まで読ませるところは上手いです。 文章は簡潔にして含みがあり、職人芸を思わせます。 何より「手垢の着いた常套句」が殆ど無いのが好感が持てます。 この作品なら芥川賞でも良かったと思われます。 娯楽作品ではありません。 | ||||
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