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ホテルローヤル
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ホテルローヤルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.74pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全326件 21~40 2/17ページ
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おすすめに出てきたので何となく気になってKindleで購入し、一晩で読了。直木賞受賞作ということは後で知った。最初は文章が独特で不思議な感じがしたが、次第になれて読みやすくなった。全体的に地の文が多めだけど、効果的な部分でいい台詞がたくさんあって沁みる感じ。廃墟ラブホテルから始まり、次第に時を遡る構成がすばらしく、本全体を味のあるものにしていた。人物と情景が綺麗に調和し丁寧に描かれていて、特にせんせぇと女子高生、大吉とるり子のエピソードが印象に残った。寺の話もゾッとしたが面白かった。読後感が爽やかではないしけれど、作風として楽しむことができたし、何ともいえない余韻と廃れたホテルローヤルのイメージが頭に残った。 | ||||
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映画化を見越して、映像が浮かぶ。 | ||||
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面白い、簡潔な文章、ひとつの文章が短く、それが読点で更に短くなっている、リズムがいい。オムニバス形式の作品で、5番目の「せんせぇ」が吉本風のやり取りもあって、特に面白いと思った。舞台は北海道の釧路湿原?を見下ろす高台のラブホテル。 | ||||
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いろいろな人生がある、作者独特の世界観を感じる。 | ||||
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タイトルの話は、面白かったが後の話は、それほどでもない。 | ||||
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映画を観たあとに読んでも十分楽しめます。寧ろ人物が頭に浮かんできて読み進み易かった | ||||
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特にバブルバス 良かったです。こんなにいい人たちは世の中にありえないとは思いましたが、自分の普段の行いや世の中に対する姿勢を思わず正さずにいられない一作でした。 他の作品も、とても心動かされました。 | ||||
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まあまあ面白かった。 | ||||
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なかなか面白いです | ||||
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ありがとうございました。 | ||||
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期待しすぎたかもしれない。 ラブホテルを中心にそれぞれの物語が展開されていくわけだが正直普通と思ってしまった。それでも登場人物のセリフや表現力などはグッとくるものがあった。 ただただ期待しすぎた | ||||
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桜木紫乃の小説は、2度目です。最初「ラブレス」を読み感動しました。 この小説は、時間の流れが、現在から過去にさかのぼる形をとっています。「ラブレス」も同じ形でした。 そして、この本に出てくる人は、優しい人が多いです。 山田ミコの次男がヤクザになり、人を殺しても「うちはこういうことで辞めてくれという職場でないし、安心していいよ。あしたもちゃんときてね。」とか「ミコちゃんにはなんも罪のないことだから、明日また元気に働こうね。」には、グッときました。 「ラブレス」も愛に溢れていましたが、この小説も愛に溢れていました。 なかなかいい小説でした。 | ||||
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廃屋となったラブホテルから始まり、その創業まで時間をさかのぼっていく連作短編小説。一つ一つの物語には男女や親子の関係があって、悲哀に彩られていて、それぞれの結末が気になって読み進んだ。切ない気持ちで始まる最初の短編から、最後まで寂しさの付きまとう物語たち。一番印象に残った短編は「せんせえ」。寒い冬の日の午後を一人ぼっちで過ごしているような読後感でした。たまたま同じ時期に読んだ、海外小説の「オリーヴ・キタリッジの生活」(ハヤカワepi文庫)と雰囲気が少しかぶりました。 | ||||
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面白い | ||||
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さらっと,読めてしまいました。 なるほど、全体的になるほど、と何度も 思いました。 違うものも読んでみたくなりました。 | ||||
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kindleで初めて読んだ。寝床で読むせいか1度読んでも「・・・あれ?」だったので、もう1度読もうとページを戻そうとしたが、kindleの使い方がわからず、1ページずつめくって戻すという、とても正解とは言えない方法ではじめに戻って2回読んだ。ようやっとストーリイが見えてきたという塩梅であった。これは作者の狙いなのか?それとも私の読書力が弱いのか?考えさせる1冊だと思う。 | ||||
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せんせぇ、と、星を見ていた は、かなり面白かったです。あー、この二人死んじゃうのかなあ、と思わせる設定もいいです。 でも、それ以外は読む価値もないくらい退屈。 んー、でも、上記二つが良かったから、買ってよかった。 | ||||
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映画のタッチが自分の好みだと思い、何年かぶりに映画館に映画を見に行きました。地元の映画館で客はコロナ禍とはいえ僕一人。初めての映画館貸切です。映画は素晴らしかったです。泣けるシーンも多く、何十年かぶりにパンフレットまで買って帰りました。 特に良かったのがお盆の墓参りの帰りにホテルに寄った夫婦のシーン。俳優さんも女優さんも実にリアリティがあると感じました。奥さんの台詞でグッときて泣けました。その部分をもっと深く読みたくて文庫を買いました。 映画では分からなかった設定や家族との関係性など後追いですが知ることができて大変満足できました。良い小説です。 | ||||
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何も予備知識もなしに読み始めて、最初の「シャッターチャンス」を読んだときは、ホテルローヤルももう潰れて廃墟になっているし、この短編に登場する貴史という男もどこにも魅力を感じないくだらない人間なので、なんかつまらない小説かと思いました。 でも我慢して読み進めたら、だんだん面白く感じて、登場する人物に対しても愛おしさも感じるようになりました。 ちょっとネタバレになりますが、七編の短編はおそらく時系列が逆順に配置されているのですね。最初の作品の「シャッターチャンス」がホテルが閉鎖されてからの話、最後の作品の「ギフト」がホテルの最初の経営者である田中大吉が、愛人とホテルを開業する話で、最初の作品の何十年も前のことになります。 そして「せんせぇ」という作品が、一見ホテルローヤルとはあまり関係なさそうな話ですが、他のレビューで指摘されていたように、実はホテルが閉鎖することと関係がある話のようです。そこはあまり詳しく書かないでおきますが。 この小説は性的な描写も多いし、大人のための小説だとは思います(中学生とかにはあまり勧められないかも)。 一方で、登場する人物のほとんどが、社会的には成功者とはとても言えなかったり、あまり世間に胸を張れるような仕事をしていたりはしなくても、懸命に生きています。そういう姿が描かれるのを読むと、時に感動を誘います。 特に私は「星を見ていた」に出てくるミコの姿に涙が出てきてしまいました。それは可愛そうで泣いたというよりも、貧しさの中でおそらく十分な教育も受けられなかった女性が、必死に働き、そして夫につくす姿に神々しいものを感じたからだと思います。 この短編を読んで私は宮沢賢治の虔十公園林という作品を思い起こしました。ミコにも虔十のように人生で報われる時がくると良いのですが。 桜木紫之の作品は初めて読んだと思ったのですが、「氷の轍」という作品を読んだことがありました。この作品も良い作品でしたがそこに気付いて、「ホテルローヤル」という作品と桜木紫之という人の作風がつながりました。 | ||||
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よかったです | ||||
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