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ホテルローヤル
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ホテルローヤルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.74pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全326件 281~300 15/17ページ
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読み始めはどうかな?と思いましたが、読み進めるうちに作者の伝えたいことがわかってきた気がしました。 この作品は、有る程度年齢を重ねて(50歳ぐらい?)、人生を振り返りながら読むと、じんわりとその良さがわかると思います。 ホテルローヤルに関わった極狭い範囲でのさまざまな人々の生き様に、とても考えさせられるものがありました。 | ||||
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短編で飽きることなく読み終わりました。登場人物が、ホテルを通じて関連しあっていて、良くできていると思います。 | ||||
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軽くて深い内容です。タイトルから想像するものではありません。スラスラ読めるのがいいです、 | ||||
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ラブホテルの「ローヤルホテル」を舞台にしたオムニバス小説です。 話はそれぞれ独立しているのですが、全ての小説を読み終えた後、いくつかの話がリンクしています。 ラブホテルを舞台にしたものなので、恋愛小説かと思いましたが、そんなキラキラした話ではないです。いわゆる「負け組」のような人たちが、もがき苦しみながら必死に生きている話ばかりです。著者の表現力の豊かさもあり、読んでいると人間臭さが鼻をついてきて、何度も顔を背けたくなりました。 | ||||
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実家での実録かもしれませんが、チョットと言う場面が疑問に思います | ||||
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はじめて釧路湿原を見たのが四半世紀前。蛇行する川を中心とした葦原が注目を集め始めた時期でした。 生態系とか、貴重な湿地とか科学的視点では見るべきところが多いのでしょうが、高台がなければ見えるのは葦原だけ。ただの谷地です。 その釧路湿原に、なぜかラブホがいくつもあるのです。 『なぜだろう?』 ずっと疑問でした。 湿原に建つ「ホテルローヤル」を舞台とした人間模様は、生きるということの現実を描き出すと同時に、温かみもさりげなく描かれています。その手法が、今はなき藤沢周平氏の市井(しせい)もの時代小説に似て、ボク的にはしっくりきました。 読書量がちょっと物足りないのですが、読後の満足感は十分です。 | ||||
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文体の表現の美しさのみにこだわっていて作品に魂をまったく感じない。 文体の表現=スキル なら魂の部分が欠けたスキルのみの人工的作品。 おもしろくもなんともない。こんな本が直木賞を受賞し40万冊もうれるこの時代はなんかおかしい。 自分のホテルを題材にした尾もい思い入れから書いたのだから、彼女はこの作品以降もう書けなくなるだろう。 | ||||
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直木賞作家ということで読んでみたがなんだか面白みに欠けていた。 | ||||
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もっとに 人生を生きていく上での 生き様 体験などの 泥臭さがなく 感動しませんでした。 作者がモーテル経営の両親の子供で育たれたと 聞き読んだのですが、 いろんな人たちが モーテルにくる人間ドラマ等書いて ほしかったです。 | ||||
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あまり期待をせずに読み始めましたが、読みかけのほかの本をそのままに、一気に 読みました。廃墟となった、ホテルローヤルの現在から、創業されたばかりのホテルに さかのぼっていく構成も面白い、短編集です。一篇ごとに登場人物は変わりますが、どれにもアクセントとなる物語があります。 いわゆるラブホテルですから、セクシーな内容ですが、不潔な感じはないです。 | ||||
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直木賞受賞作品で、しかもラブホテルがテーマとあって、面白い着眼だと期待した。もちろん性的描写など想定すべくもなく、利用するお客の人間模様の有り様に胸踊るものと思っていたが、何も驚きもなく、失望した。本当にラブホテルを利用する人々の心情を把握しているのか、甚だ疑問である。直木賞がこのレベルなら、もうやめたほうが良い。何も印象に残っていない。 | ||||
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商品は痛みも無く良い商品です これから読ませていただきます これからも読書を楽しませてください | ||||
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この種の文章はややもすると婉曲な言い回しで、あるいは難解な言葉を使うことがあたかも文学であるかのような作者が多い中で、桜木氏の文章は解り易い。かなり具体的な性描写であるにも関わらず、厭味がない。 これまで、不倫関係を扱った作品の登場人物は皆金持ちが多いが、この作品の登場人物は庶民的であるところがいい。 ラブホテルを利用したことがある者にとっては、実に面白い。まるで自分のことが書かれているみたい。 いわゆるセックスレスの夫婦に読ませたい。 しかしながら、この作品が受賞した経緯も詳しく知りたい。 | ||||
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現代に生きる者たちの なまなましい生き方、感情とは こんなものか? 全てフィクションか、それともノンフィクションか?現代の日本社会では 企業として堂々と成立している実態がある。直木賞作品としてだけではなく、広く政治、社会、倫理の問題としても 考えるべきである。 | ||||
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短編で読みやすいが、どうしてこれが直木賞なのかな?という 感じがしました。 | ||||
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ラブホテルで繰り広げられる人間模様を中心に物語が進み、読むほどにどんどん本に引き込まれていった。 どの市町村にも必ず2~3軒は存在するラブホテル。 人々はいつも利用しながら、その事を語ろうとしない。 そんな中で、ラブホテル事情に精通して、卑猥さを感じさせない展開は胸が晴れる思いであった。 これは、紛れも無い文学であろう。 桜木柴乃氏の、これからの活躍を切望する。 | ||||
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直木賞受賞作ということで購入しました。 桜木氏の著書を読むのは今回が初めてです。 インタビューのときに桜木氏の話がとても面白く感じたのもあり結構期待していました。 あまり批判的なことは書きたくないのですが、正直あまりに平坦で、印象に全く残りませんでした。 どこか桜木氏がまだホテルに関してふっきれていない印象があります。泥臭いものやそれなりの裏で起こることを期待したのですが消化不良感が否めないのです。 書くことや作品をつくることはそれなりに自分を消費するものだと思います、だからこそあまり批判的なことは書きたくありませんでした。しかしたくさん宣伝した割には…という感じです。いったい何を書きたいかが見えてこない。ラブホテルはいろんな人がくる、それはある程度の年齢になるとなんとなくでもわかるのですが私が見たかったホテルローヤルは著書には見受けられませんでした。 ここまで直木賞のレベルが落ちたのかと思いがっかりしました。話題性やイベントになってしまっているのが本当に残念です | ||||
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この短編集というか、7章からなる小説は、7組の男女の生き様と性が描かれており、どれひとつとして否定し得ないという意味において、実にリアルな小説であると思います。 それというのも、釧路湿原を見渡すホテルローヤルという元々実在した空間にいろいろな想いをもって行き交ったであろう人たちを、そこの娘として生まれた作者の視点から書かれた実話であるかのような錯覚を起こさせるからでしょうか。特に著者と同年齢で、かつ現在の釧路に居住する私にとっては、どこまでが現実でどこからが虚構なのかが巧みに交錯させられて、判別が困難です。 あっさりとした筆致のようでありながら、読み手にむしろ深く読ませるような、そんな味わいのある作品だと思います。 | ||||
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とても面白くというわけではないのですが、普通に楽しめました。 | ||||
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一つのホテルを通して、様々な時代と様々な事情が交錯する不思議な小説でした。 それぞれの話に、前後の物語の要素が噂話程度に入っていて遊び心があり、読むのが楽しかったです。 やはり現代に生きる人としては、「シャッターチャンス」の若者2人が印象に残りますが、 「バブルバス」なども面白かったです。 他の物語も全て人物像が丁寧に描かれていて飽きることなく読めました。 今「誰もいない夜に咲く」も読んでいますが、 総じて登場人物の男性に何かしらの問題があり、 それぞれ女性が耐えていたり、時には突き抜けていたり、あきらめていたりしています。 ほぼものすごいハッピーエンドではないのですが、 読後感があっさりしていて、暗すぎず、私は好きな作品です。 短編の設定に一貫性があると、時代が異なっても読みやすいんだなと感じました。 それが人でなく建物や地域、というのがプロっぽくてまたいいですね。 | ||||
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