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ホテルローヤル
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ホテルローヤルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.74pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全63件 1~20 1/4ページ
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有名な作品なので、一度は読んでみようと思っていました。ラブホテルが舞台の連作なので、もっと過激なセックスシーンが描写されているのかと思いきや、意外とその辺はあっさり書かれていました。作者がその辺の描写が苦手なのか、意識的にあっさり書いているのかは不明ですが。 初出の小説すばるとは順番を入れ替えて、「星を見ていた」を後の方に持ってきたのは何か意図があったのでしょうか? 「本日開店」は本当の住職の奥さんが読んだら、不快になるか本気で怒るかのどちらかでしょう。小説とは言え、檀家に対して肉体でのご奉仕はあり得ないのでは?(逆かな?檀家の仕事が住職の奥さんへの肉体でのご奉仕なのかな?) 「ギフト」のラストシーンが幸せな終わり方でほっとしました。 | ||||
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短編が好きなので購入しました。まぁまぁ面白かったです。実写化もありましたが原作の方が面白いです。 | ||||
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どんな内容だったか記憶がない | ||||
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短編では仕方ないが、この先どうなるかが気になるし、もう少し描いてほしいという気になる作品。 特に最後のギフト | ||||
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読み終わった後もなんとなくどこか聞いたような内容でした。 | ||||
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廃墟から始まる、逆再生の物語。 結末からたどる哀しみの記憶は、真綿で首をゆっくり締められる様にただ息苦しい。 が、この作品の真の苦しさは、作品自体の良し悪しを超えたところに有る。登場人物達が味わう苦悩は、同じ時代を生きてきた私たちもまた知っているものであるから。 作品のバックグラウンドであるこの平成不況ですが、実はただの人災である事に最近気付いたため、今となってはこの手の話に触れるたびに貧乏を美徳だと思わせといて失政を誤魔化すドブカス達への怒りが湧き上がってしまう。 作品の構成自体は凄く良いのだけれど、描写が良く描け過ぎてる故にふつふつとつのる怒りで星マイナス1。 | ||||
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期待しすぎたかもしれない。 ラブホテルを中心にそれぞれの物語が展開されていくわけだが正直普通と思ってしまった。それでも登場人物のセリフや表現力などはグッとくるものがあった。 ただただ期待しすぎた | ||||
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さらっと,読めてしまいました。 なるほど、全体的になるほど、と何度も 思いました。 違うものも読んでみたくなりました。 | ||||
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せんせぇ、と、星を見ていた は、かなり面白かったです。あー、この二人死んじゃうのかなあ、と思わせる設定もいいです。 でも、それ以外は読む価値もないくらい退屈。 んー、でも、上記二つが良かったから、買ってよかった。 | ||||
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期待しすぎたかな | ||||
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まずまず | ||||
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東野圭吾の新参者は東野圭吾としても加賀恭一郎者としても最高のに好きな作品です。別々の短編が一つのことで繋がりつつ物語全体が構成されているという点では、似ています。新参者では、それが事件解決につながっていく点が素晴らしいです。 しかし、この作品は繋がっているだけで事件が解決するような進展がありません。所々に散りばめられた文学的な表現に桜木紫乃の才能が垣間見えるような気がしますが、新参者にはまだ遠く及ばないと思いました。 ラブホテルという興味をそそられる施設がテーマになっている点が読者の気を引くのでしょうが、それほど素晴らしい作品とは思えません。 | ||||
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amazon内容(「BOOK」データベースより)より以下、 北国の湿原を背にするラブホテル。 生活に諦念や倦怠を感じる男と女は“非日常”を求めてその扉を開く―。 恋人から投稿ヌード写真の撮影に誘われた女性事務員。 貧乏寺の維持のために檀家たちと肌を重ねる住職の妻。 アダルト玩具会社の社員とホテル経営者の娘。 ささやかな昴揚の後、彼らは安らぎと寂しさを手に、部屋を出て行く。 人生の一瞬の煌めきを鮮やかに描く全7編。 第149回直木賞受賞作。 * 序盤から2つめくらいまでは、つまらないかなと心配はしたが、 徐々に入ってきた。ラブホテルなので、生々しい描写だったら引いたかもしれない。でもアッサリしていた。そこに安堵はする。 追うごとに(逆行していくが)楽しみになってきた。 最後も物悲しさで終わったが、悪くないしまり。 いいねえ、直木賞。わかった。 文学的な気分でよかったです。 | ||||
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文芸春秋社には申し訳ないが、芥川賞・直木賞作品だからと言って新本を買ったことがない。 そうはいっても、ほとぼりが冷めたあとも、引き続き評価の高い作品は密かに手に取ったりはする。鮮烈な印象は、柴田翔の「されどわれらが日々」私も若かった。 直木賞作品の幾つかは記憶に新しい。永井路子「炎環」、新しいところで朝井まかて「恋歌」 浅田次郎「鉄道員」は読み手を泣かせる手練に長けた作家だなアと思いつつ私も泣かされた。 さて桜木柴乃「ホテルローヤル」149回直木賞作品 7編の短話からなる。正直、五番目の「せんせぇ」を読むまでは、退屈でつまらん作品だなと思いつつ我慢して読んでいた。道南に単身赴任している高校の数学教師。札幌の自宅の妻の心はとっくにほかの男に向いている。そこにふた親にも見捨てられ行き場のない女子高生がまとわりついてくる。考えてみれば自らも帰る所のない身だ。二人はやがてあてもなく釧路行きの汽車に乗る・・・ここに至って私はようやく、第三話「えっち屋」・・当ホテルをたたむ最後の日を迎えた女主人と実直な出入り業者の物語に思い至る。二人は最後の思い出に抱き合うのだが、その部屋が実は先の高校教師と女子生徒が心中を遂げた部屋でなかったか・・・ちょっとした工夫なのだが、小説は、今荒廃してほこりにまみれているラブホテルの過去を辿っているのだ。おかしなものでそれに気づくと、各挿話が俄然息づいてくる。続く第6話もいい。そして読者に小説を最初から読み直すよう訴えてくる。 この人の「氷の轍」も良かった。昨今珍しく、貧しくて陽の当たらない人々の人間模様を描く作家である。高度成長などとっくに過ぎ去った。貧しい老人と豊かとはいえぬ若者が累積してゆくのがこれからの日本である。彼女が描いてきた「過去」の貧しさに、我々は今また向かおうとしている気がしてならない。 | ||||
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アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。 | ||||
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ローヤルっていうホテル、格式高い名前だと思ってましたが、ラブホなんですね。そのラブホをめぐり、利用する人達のエピソード、経営する人達のエピソードなどを短編という形で繋いでいます。各エピソードが最後は繋がるのかと考え読み進めましたが、基本は、独立なんですね。正直、接点をラブホにしてもしなくても、話が成り立つ感想です。 | ||||
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従業員として、客として、経営者として…ホテルローヤルに関係する人物たちの話をまとめた短編集。表紙の雰囲気が絶妙で、内容をよく表していると思います。どれも後味はよくないしすっきりしないし読んでいて鬱々とするやらもの悲しくなるやらそんな短編ばかりで正直直木賞と言われて連想するような娯楽性は本作からまったく感じません。かといってつまらなくもない。読ませる力は一定量ある作家さんだと感じました。 本作の魅力はなんといっても短編の時系列。廃墟となったホテルの話から始まり、ホテル開業の話で締めてます。時系列を逆にして短編を並べることによりホテルローヤルの歴史を遡る構成になっています。他の話で明かされなかった部分が他の話で語られることもあるのでちょっとした謎解き要素も含んでいて面白い。読み終わったあとにもう一回頭から読めば最初と全然違った感想になることでしょう。 全体の仕掛けによって個々の作品を活かす構成は素晴らしいですが、それぞれの話を単体で読んだ時のパワー不足は否めません。「せんせぇ」と「ギフト」はお気に入りですが読んだあとすぐに忘れてしまうような印象の薄い話も多かった。総括して☆3。トリを務める「ギフト」はこれからホテルローヤルがどうなるかわかっているだけに読んでいて胸が詰まりとても苦しかった。 | ||||
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以前書店で見かけたものの購入しなかったこの本。数日前に文庫版が出ていることを知り再び目に入ったのは何かの縁とも思い購入しました。後書きに評論家の方が書いているように描写は丁寧。且つ優しさも冷たさも感じ取れる。短編集でもそれぞれの関係性などが何らかで繋がっていたりしているので二度読むと更に理解できる。けれど特別おもしろいって訳では無かったです。「せんせぇ」では不覚にも泣けましたが。男女間の関係性や人生、町の退化など。様々な事を考えさせられる作品ではありました。その反面、特にこれといったオチがある訳でもなく、過去へ遡り丸く収めた感が私には感じられた(すみません)。短編集だからか読後感は無。せんせぇはいい話で感動もしたし、そういう事か!と納得もいったけれど読了後冷静に成って考えてみれば何故同じような虚しい状況下にいるだけの親しくもない只の生徒と心中したんだ?とも後から疑問に思った。直木賞受賞って聞いた後に読んだら「これが?」って期待外れな感じも。でも表紙の虚無感、哀愁を感じられる男女の絵はこの本にピッタリかもしれない | ||||
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うわー面白い!とはそこまで思いませんでした。 話の進み方とかが良くできているのですが なんとなくもっさりしてます。 しかし全体的にシンプルなので 読みやすいです。 | ||||
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始めの話はふーんって感じで読み終わりました。 徐々に引き込まれていき、「星を見ていた」で何故か涙が。 読む前は笑えるコメディ的なものを想像してましたが少し重苦しく切ない本でした。 笑える本が好きな方はやめたほうが良さそうです。 | ||||
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