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Yの悲劇
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Yの悲劇の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全119件 41~60 3/6ページ
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| 角川文庫の新訳のレビユーを書いている・・なぜ創元版でも書くのか? 翻訳が一番しっくりくるからかな? Yの悲劇は古典的だとか犯人が今となっては意外性がないとか言われる。まあその通りなのだが、個人的にはこの古臭さがしっくりくる。むしろ現代という時代で読んで面白いのはXの悲劇の方だと思う。あっちは都会的でスタイリッシュな印象。Yは古典的というか時代ががっている。名紹介者、故「瀬戸川氏」は、Yは大げさすぎて嫌いだと言っていたが、いいところをついている。瀬戸川氏が嫌っていたのはわかるが、黄金期の本格でもこれくらい時代ががった作品はないのでむしろYをYたらしめているのは、この古臭い部分ではないかとする考える。 そう意味で「鮎川信夫」訳はちょっと時代ががった訳だが、文学作品を読んでいるようで風格がある。色々な訳で読んだが、創元版が個人的には一押し。Yは今となっては古いのでなく、当時から古かったのではと思うのは自分だけかな。古いのでなく風格があると言いたいね | ||||
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| 角川新訳版 国名シリーズの解説のように、詳しいもの(いろいろな蘊蓄があって楽しいのです。映像化作品についてとか・・)かと思ったら、国名シリーズの前に翻訳されたみたいで、ちょっと残念でした。 以下ねたばれ ↓ ↓ ↓ ・日本人に人気らしい本作、犬神家みたいな設定が日本人に受けるんでしょうか? 合理的なアメリカ人にしてみたら、そんな鬼嫁とはさっさと別れちゃえば?とおもってしまうのでは(憶測ですが) この本が書かれた時代はアメリカでも離婚が難しかったんでしょうか? (自分もとっとと別れて、研究者として細々と生きてけばよかったのに・・とは思いました。飲んだくれの長男が財産目当てで居候するのはわかるのですが。) ・犯人の設定が13歳・・ということですが、中学生レベルであの単語が分からない・・というのはアリなのか? 辞書引けば?お金持ちだから、おうちに辞書くらいあるよね???(またまた憶測ですが) (個人的には10歳くらいまで幼くしてくれれば、まだ納得いくのですが) あの、大人の書いた複雑なプロットを理解できるのに、あの単語だけがわからない・・という設定が???でした。 (当時のアメリカ人の識字率はそんなに低かったのか??) ・・・ということを、解説していただければなあ。と思いました。 ・探偵役が自白も聞かずに憶測だけで××するのはやっぱり乱暴すぎ・・(まあ、そうしなければ最後の殺人を防げなかったと言われればそのとおりなのですが。)・・同席してたんだから、その場で取り押さえて現行犯逮捕・・とかだと、ここまで人気作にならなかったんでしょうね。(エラリーだったらそうしてそう) いろいろ くだらないこと書きましたが、名作だとは思っていますよ。 | ||||
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| 後半において明らかになる重要な事実を先に知ってしまい、ネタバレを半ば食らいながら本編を読んでも、なお有り余るほどの面白さでした。 証言の重要性、矛盾と意図、反証と検証など、エピローグで展開される見事な解に、本当にそのような事件が存在するかのような感触を覚えました。 終盤は予想外の連続で、本気でどうするの?ってオロオロしてしまい、 ブルーノ地方検事や、サム警視と同じ感情の動きをしていたと思います。 (上記の重要な事実も、ある意味では早い段階で提示されたにも関わらず、なお謎が膨らむ見せ方となっています) もちろん不自然な点が全く無いとは言いませんが、推理小説の読書歴が浅い身としては見事に騙され、驚かされ、そして考えさせられました。 後味が悪いラストが残す余韻に浸りながら、これからXの悲劇と他二編を読めることを、幸せに思いました。 | ||||
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| 初めて読んだのは中学生の頃、約40年前(!)です。その時以来、複数の出版社版で何度か読み直していますが、やはり「Y」が一位であることに変わりはありません。過去の「Y」の圧倒的な人気は犯人の意外性に負うところが大きく、最近はそれが色褪せてきて、かえって「X」の方の評価が高まってきたように思います(「X」の評価はそれまで低過ぎましたので、それはそれでいいと思ってます)。 本格ミステリとしてのレベルは「X」も「Y」も同レベルで、後は好みの問題でしょう。私自身は、犯人が犯人になりえたシナリオの存在、凶器の謎、レーンによる制裁などが非常に印象深く、どちらを取るかと問われると迷わず「Y」を取ります。 **追記** 最近このような話を聞きました。クリスティやクイーンは未だに人気が非常に高いが、それは子供向けのホームズ、ルパン、少年探偵団を経た小学生高学年から中学生が、初めて手にする大人向け推理小説(翻訳版はクリスティとクイーンが最も入手しやすかった)であり、大人の知識や怜悧な物の見方だと粗が目立つ話でも、子供の純真な心には驚きの方が大きな割合を占め、その時の印象が強く残ったまま、大人になった後で再読し、(自分の子供時代を懐かしむことも加味して)再び高評価をつけるので人気が継続するのだ、と。私の場合はまさにそれですので、一理あるかと思っています。 | ||||
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| エラリークィーンによる○の悲劇4部作の2作目である。 知名度ではXの悲劇が一番高いが、本格ミステリーとしての出来という意味では本作が最も出来がいいと言えるだろう。 Xの悲劇のやや反則的な展開とNY全体を舞台にした広範囲の事件から、本作は限られた登場人物と館内の事件という王道クローズドサークルものになっており、そこらへんがここ日本で特に本作が人気が高い所以でもあろう。 毒殺という地味な事件ながら、後半から次第に不気味な要素が盛り上がり、意外な犯人を指摘するクィーンならではのロジック部分も非常にスリリングである。 有名ななぜマンドリンが凶器として使用されたのかという謎の真相は思わず唸らせられる。 本作の犯人や動機を現実性がないだという理由で批判するものは本格ミステリーなど読むべきではない。 そして、最後の探偵役の下したある行為の問題提起の読後の重さなど、様々な要素が折り重なってまさにミステリー史上の傑作としての体裁を余すことなく披露している。 クィーンの作品としては最高傑作とも言える一冊であり、本格ミステリ好きなら必ず読んでおくべき作品である。 | ||||
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| 古典推理小説が好きで、有名どころをいろいろ読んできましたが このエラリークイーンのXの悲劇、Yの悲劇とも面白く読みやすいので、幅広い層に受け入れられ人気なのもわかる気がしました そして今読んでも古くは感じないでしょう。 ロジックも無理がなく現実的で完璧だと思いました。 とにかくこれまでのミステリーの犯罪と違うと思ったのは、出てくる証拠がなんでこんなちぐはぐで辻褄合わないのだろう?と 動機や意図が謎だらけで いつもはたいてい途中で何となくこの人が犯人ぽいなぁと、勘はいい方なんですが、これは最後まで全く予想できなかったです。 しかし犯人が分かってなるほど!とすべての疑問が解けました。 Xの悲劇もそうでしたが、種明かしがいつも華麗で納得できるものなので、爽快感があるのが好きですね。 ただ最後の結末が後味悪いのでそこが-1です レーンの独善的な考え方や決着のつけ方には私は納得できませんでした。 自分一人で判断下すべきじゃなかった。犯人に罪をわからせるべきだった。 毒血が流れているから更生の手立てはない、チャンスは与えたといった 言い訳じみたことを述べていましたが、自分が神様のように何をしてもいいと思ってるのだろうかと。 このへんが今の時代の考え方には合わないところかもしれません。 | ||||
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| 自分ようではなくプレゼント用に購入しました。 当時の気持ちを大切にしたいのであえて再読はしていません 勿論X、Zの悲劇も読みました 子供の頃の私にとってはかなり読み応え有る本でした。 | ||||
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| 内容については他のレビューで多く語られているので割愛します。エラリークイーンを読み始めるにあたり、同じ作品でも異なる訳者により何通りかの訳本が出版されています。それぞれ読み比べてみて、宇野氏の訳(早川書房)によるものが、自分にとっては一番よみやすいと思いました。発刊当時バーナビーロス名義とし、文体も変えて(二人の著者のうちエラリークイーン執筆担当でない方が書いたという説もあります)、あえてエラリークイーン名義の作品との差別化を図っていると聞いたことがあります。宇野氏の訳本は、それにそぐう雰囲気を保ちつつ、かつよみやすさも追求しており、名訳ではないか、と思った次第です。 | ||||
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| 推理小説に読み慣れていないのか、最後の謎解きだけを楽しみに、前半から中盤まで我慢して読み進めました。謎解きは、それなりに面白いのですが、そこまでが長く、どうしても伏線があるようにも思えませんでした。ドルリー・レーンも途中で幾つか、推理や見せ場があればよかったのですが、最後の謎解きだけが見せ場だった気がします。 | ||||
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| 謎解きはお好きでも、小説や物語がお好きでない方には、この真犯人への推理の根拠は、実に、くっだらないかも知れませんが、他の方も書かれている通り、エンターテイメントとしてはクイーンの最高峰の作品だと思いますよ。よ~く読んだら、例の実行犯の他に黒幕がいるのもわかるし。1930年代の保守的なキリスト教国のアメリカという背景も考慮して、じっくり味わいましょう。黒幕の絶望が伝わって、より恐ろしいですよ。勿論、犯罪は許されませんけどね | ||||
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| Xの悲劇、Yの悲劇、Zの悲劇、そしてレーン最後の4部作で最も評価が高い作品といわれている。このシリーズはやはりXから読み始めて行くのが常道である。天の邪鬼な人も是非そうして欲しい。作者の仕掛けた大きなトリックが先に判ってはこの小説を読む意味がないことを知るべきである。 | ||||
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| 暗闇で犯人を触ったら、肌がスベスベしていた。犯人が女性でなかったら、その属性から三段論法的に真犯人が判ってしまう。 推理ポケット読み物というか、児童雑誌のふろくレベルの「謎」に失笑してしまうだろうこと請け合いの作品。 中学生の時は推理小説が好きだったが、こいつは読むなり「くっだらねぇ」と壁に叩きつけてやったもんだ。 中身の無いこけ脅しの文章を持ち上げるのもどうかと思う。やっとベスト1位から陥落したようだが、過去の誤った読後感に捕われた年寄り達が死んだら、誰も評価しなくなるだろう。 | ||||
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| エラリー・クィンは読みやすいですよね。このXYZのシリーズは何も考えず、面白いんじゃないかな~ | ||||
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| 古典本格推理に関して困ることの一つはネタバレだろう。評論や映像化作品などで、未読の作品のトリックや犯人を知ってしまうこと。別の推理小説のなかで古典作品のネタバラシがやられていることもあり、高木彬光先生などは神津恭介の生みの親として尊敬しつつも、この手の無慈悲な所業を初期作品でよくされており、いくつかの被害をこうむってお恨み申し上げた事もあったものだ。そして名作として名高いこの『Yの悲劇』も、解説文か何かで未読のままに犯人を知ってしまった作品であった。 しかし、それでも筆者には充分満足のいく名作として、脳裏にとどまる作品となった。構成・造形がしっかりした、ある程度以上の評価を受けた作品は、こういう感想がもてる場合が多い。フィルポッツの『赤毛のレドメイン』然り、ヴァン・ダインの『グリーン家殺人事件』然り…。ただし読み手が、奇抜ななぞなぞの答と同様の驚きを求める《なぞなぞ読み》や、推理の矛盾や不合理を指摘して悦に入る《あら探し読み》といった、偏狭な読み方をしない限りである。 答を知っていても「いかにして謎が解かれたか」という物語は、裏から読めば「いかにして謎が作られたか」というストーリーとして読め、それを頭の中でひっくり返せば、また表から読んだ風景が再構築できる。この『Yの悲劇』も、それが出来るしっかりとした造形を持った作品であった。また「気違いハッター家」と呼ばれる不吉な屋敷の歪んだ環境で歪んだ人格が形成され、それが異常な殺人モンスターへと化身する物語は、ゴシックホラー的な舞台でサイコスリラーのドラマを見るような凄みがあり、謎解きよりもそこからくる悪夢のような恐怖感こそが、この作品の最大の魅力と思えた。 クイーンの作品は、緻密な論理性がその特色といわれるが、それほど目を皿のようにして読まなくても、意外に瑕疵が目につくことも少なくない。しかし筆者は、そういうことも比較的気にならないたちである。矛盾や不合理を内在させた名探偵の推理もまた、ミステリという悪夢の一部と受けとめられるからだ。とりわけ本作ではそれを強く思った。殺人鬼の正体にも脅威を感じたが、それへ向けられた名探偵の裁断にも恐怖をおぼえたためである。 | ||||
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| GOODGOODGOODGOODGOODGOODGOODGOOD | ||||
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| 少年時代に思い出のある方には、読み返し、あるいはあの時読めなかったからとか、いろいろな理由で今読む、あるいは読み返すのもいい。50年代のアメリカ文化を知るにも良い。 | ||||
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| ※削除申請(2件) | ||||
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| エラリー・クイーンの『Yの悲劇』は、私の少年時代には本格推理小説の最高峰として知られていたのに、中学生時代には、なぜか『Xの悲劇』と『Zの悲劇』しか読んでおらず、気になっていました。そこで、中年になってから一念発起し、英語の勉強も兼ねてこの名作を読んでみた次第です。 作品の感想ですが、翻訳版でレビューする人がたくさんいるので、一言だけ。名探偵ドルリー・レーンが人格的に問題がある人だということが、大人になってから再確認できた!です。 問題はエラリー・クイーンの英語です。結論的に言えば、 O.ヘンリーのように難しすぎると言うわけではない。非常に難解な単語や表現がたくさん出てくるというわけではない。しかし、やはり英語学習者にとっては容易ではない。ちなみに私は、英検1級で英単語の語彙が1万2千語ぐらいです。おそらくこのレベルでは、普通の原書ならば挫折したかもしれない。だからルビ訳は有り難い。 では、ルビ訳なのですらすら読めるたのかと問われれば、Yes, butである。ハリーポッターであれば1時間に35〜40ページ(大きいハードカバー版)のスピードで読めたが、The Tragedy of Yとなると一時間に20〜25ページしか読めなかったのである。どんなに頑張っても1冊読み終えるのに18時間以上はかかった計算になる。充実感と達成感はたしかにあるが、ちょっと疲れてしまった。 | ||||
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※削除申請(1件)
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| 暗闇で犯人を触ったら、肌がスベスベしていた。犯人が女性でなかったら、その属性から三段論法的に真犯人が判ってしまう。 推理ポケット読み物というか、児童雑誌のふろくレベルの「謎」に失笑してしまうだろうこと請け合いの作品。 中学生の時は推理小説が好きだったが、こいつは読むなり「くっだらねぇ」と壁に叩きつけてやったもんだ。 | ||||
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| 乱歩の十選に選ばれていたので読みました。 推理小説としてすばらしいのは確かです。 けれど、私にはレーン氏の倫理観が独り善がりにしか思えませんでした。 現代の倫理観を持ち込んでいる、という批判を受けそうですが、 レーン氏の倫理観は「デスノート」の主人公の延長線上に思えます。 60歳にもなって、あんな倫理観を平気で口にして行動できるのには、 開いた口がふさがりませんでした。 いくら優れた推理小説でも、探偵の倫理観が許容の範囲内でないと 楽しんで読めないというのが今回、よくわかりました。 あと、推理小説として決定的な事ではありませんが、 犯人の謎解き部分は本当に精緻に丁寧に構成されていると思いますが、 探偵と犯人の対決に関してはやや荒っぽい点が見受けられます。 例えば、6月に牛乳を8日間も常温放置すれば腐りますし、 それを例の人物が気がつかないというのは不自然です。 ラストの解決も偶然性の要素が強く、犯人の気分次第では再び惨劇が起こっていたかと。 残念ながら、この作品の印象が悪すぎてもうクイーンの他の作品を読む気がしません。 | ||||
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