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Yの悲劇
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Yの悲劇の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全19件 1~19 1/1ページ
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結末が非現実でありガッカリ | ||||
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翻訳のせいなのか、いちいち一文がくどく長く、改行もほとんどされていない為、全く頭の中に情景が浮かばない。 頭が悪いのは認めるが、せめて翻訳もこういう読者のためによせて欲しかった。 正直、訳者の悪意を感じる。 | ||||
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内外ミステリーランキングで常に上位の傑作。 ということで購入した。 しかし読み始めると文章がなんかぎくしゃくしている。 短文が多くストーリーにのめり込めない。 そこで思った。 翻訳者は(極めて)忠実に英文を日本文にしていると。 句読点の場所も含めて。 Amazonの解説には「名翻訳家の最新訳」とあるが、 学術論文を翻訳している印象だ。 つまり、日本語であっても日本文の小説になっていないと。 但し、ストーリーの内容は別評価。 偶々、やはり海外ミステリーで評価の高い「シャドー81」を少し前に読んだが こちらは日本文として全く違和感なく読めた。これは翻訳の差としか言えない。 | ||||
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小説に限らず映画その他でも言えることなのだが、権威が「傑作」と言っていると盲目的にそれに従ってしまう愚かな人達というのはいるものです。自分で判断ができないのですね。 悪に染りきった一族、といった設定がばかばかしい。歴史上もボルジア家がどうこういう話があって、遺伝的にみんな一貫してワルであるというようなのは、説得力がないと思います。 ハッター家の「悪」って言ったって、ちょっとばかり異性関係に積極的であるとか、少々お酒が好きすぎるとか、その程度なのに、おどろおどろしくかき立てるのはバカみたいですね。横溝正史が少々家族内の性関係が濃厚すぎるのを悪魔の所業みたいに大げさに騒ぎたてるのと同様。 こんなのを分野の最高傑作みたいに担ぎ上げて何の疑問も持たない人達ってなんなのでしょうね。 | ||||
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奇矯な人物たちが住まう豪邸の中で、殺人プロット通りの犯罪が起こる、といういかにも(いい意味で)古めかしい本格推理小説。だが犯人を推定する基準だが、私は父の蔵書のこの本を小学低学年で読んで意味が通じたので、アウトだと思う。ならば推理小説としてもアウトだ。 | ||||
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結構面白くはあった。途中までは。 犯人も私は最後まで分からなかった。意外性はあったし、その真相に至るまでのロジックも説明されれば「ああ、なるほど」と思えた。 だが納得したのはトリックであって、動機についての論理ではない。 犯人と動機と心理についての推理はこれはもう、推理でなくて差別と偏見による暴言である。 今この時代で実写化は絶対不可能だろうな。推理の根底に差別意識があるので。 探偵の行動自体も全く納得できなかった。早い段階で犯人の目星がついてたのに結局最後まで成り行きに任せて見てただけじゃないか。 | ||||
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推理小説に読み慣れていないのか、最後の謎解きだけを楽しみに、前半から中盤まで我慢して読み進めました。謎解きは、それなりに面白いのですが、そこまでが長く、どうしても伏線があるようにも思えませんでした。ドルリー・レーンも途中で幾つか、推理や見せ場があればよかったのですが、最後の謎解きだけが見せ場だった気がします。 | ||||
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暗闇で犯人を触ったら、肌がスベスベしていた。犯人が女性でなかったら、その属性から三段論法的に真犯人が判ってしまう。 推理ポケット読み物というか、児童雑誌のふろくレベルの「謎」に失笑してしまうだろうこと請け合いの作品。 中学生の時は推理小説が好きだったが、こいつは読むなり「くっだらねぇ」と壁に叩きつけてやったもんだ。 中身の無いこけ脅しの文章を持ち上げるのもどうかと思う。やっとベスト1位から陥落したようだが、過去の誤った読後感に捕われた年寄り達が死んだら、誰も評価しなくなるだろう。 | ||||
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※削除申請(2件) | ||||
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※削除申請(1件)
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暗闇で犯人を触ったら、肌がスベスベしていた。犯人が女性でなかったら、その属性から三段論法的に真犯人が判ってしまう。 推理ポケット読み物というか、児童雑誌のふろくレベルの「謎」に失笑してしまうだろうこと請け合いの作品。 中学生の時は推理小説が好きだったが、こいつは読むなり「くっだらねぇ」と壁に叩きつけてやったもんだ。 | ||||
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乱歩の十選に選ばれていたので読みました。 推理小説としてすばらしいのは確かです。 けれど、私にはレーン氏の倫理観が独り善がりにしか思えませんでした。 現代の倫理観を持ち込んでいる、という批判を受けそうですが、 レーン氏の倫理観は「デスノート」の主人公の延長線上に思えます。 60歳にもなって、あんな倫理観を平気で口にして行動できるのには、 開いた口がふさがりませんでした。 いくら優れた推理小説でも、探偵の倫理観が許容の範囲内でないと 楽しんで読めないというのが今回、よくわかりました。 あと、推理小説として決定的な事ではありませんが、 犯人の謎解き部分は本当に精緻に丁寧に構成されていると思いますが、 探偵と犯人の対決に関してはやや荒っぽい点が見受けられます。 例えば、6月に牛乳を8日間も常温放置すれば腐りますし、 それを例の人物が気がつかないというのは不自然です。 ラストの解決も偶然性の要素が強く、犯人の気分次第では再び惨劇が起こっていたかと。 残念ながら、この作品の印象が悪すぎてもうクイーンの他の作品を読む気がしません。 | ||||
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クイーンはこれと『エジプト十字架の謎』を読みました。共通していえることは、いわゆる「動機」に関して作者はかなりいい加減であるということです。推理小説は小中学校のときにドイルとかクリスティを結構読みましたが、やはりどちらも「動機」に関しての説明に大きくページがさかれていて、とくにホームズの『緋色の研究』『四つの署名』『恐怖の谷』などはそこにおもしろさがあるといって良いとおもいます。私は「犯人は誰か」と考えながら読むことはないですしまた考えてもわかりゃしないので、トリックに命がかかっているような作品は疲れてしまいます。まあ、実際は大した理由もなしに殺人は行われるものだということは現実の事件をみてもわかりますが。 | ||||
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まず、「Xの悲劇」から読んだ人は簡単に犯人が分かってしまうと思う。 2作品続けて同じトリックを使うわけがなく、それ故にミスディレクション足りえない。 犯人が分かってしまうと他に特筆すべき面白い展開はないし、プロットも平々凡々。 途中、「推理小説の中の推理小説」が出てくることが少し興味をそそるくらいか。 作者のクイーン自身が「なぜこの小説が日本でだけウケているのか分からない」と語ったくらいなので、 私自身もこの小説が海外ミステリ・ベストの上位にランキングされる理由が良く分からない。 | ||||
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まず、「Xの悲劇」から読んだ人は簡単に犯人が分かってしまうと思う。 2作品続けて同じトリックを使うわけがなく、それ故にミスディレクション足りえない。 犯人が分かってしまうと他に特筆すべき面白い展開はないし、プロットも平々凡々。 途中、「推理小説の中の推理小説」が出てくることが少し興味をそそるくらいか。 作者のクイーン自身が「なぜこの小説が日本でだけウケているのか分からない」と語ったくらいなので、 私自身もこの小説が海外ミステリ・ベストの上位にランキングされる理由が良く分からない。 | ||||
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はじめのほうで、犯人がわかってしまったので、後はレーンの一人よがり(自己陶酔的)な、茶番劇(まるで、ハムレット)を読んでるようだった。ハムレットは、自身の問題として、to be or not to be と苦悩するが、レーンは全然他人事(探偵という、第三者)の、印象(苦悩してました?悩んではいたみたいだけど、苦しんでる様には受けとれませんでした。)しか受けとれなかった。悲劇性という面でも、納得しかねた。それは、病毒について。病毒って、何?ワッセルマン反応が出てくるって事は,たぶん梅毒でしょ。その場合私の知る限り、母子感染認められるが、父子感染は、家庭内感染と同一で、後天的な物と認識出来る。ゆえに、病毒の遺伝的悲劇性はなりたたないと思われる。当時一般的に、梅毒が悲劇的な病気であった事は、想像出来るが、Yの悲劇発表が1932年、ペニシリンの発見が1929年、ハッター家の財力をもってすれば(当時のペニシリンはさぞ、高価だったでしょう。)悲劇というよりは、単に病気、なのでは?バーバラの文才までも、病毒の産物って言われちゃ〜オイオイってツッコミタクなりますよ。現場検証で真犯人を、わざわざ、隠す表現があるし。私はここで、わかりました。『グリーン家』の足下にもおよばない。 | ||||
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傑作と言われるので読んだが・・・正直そこまで凄いとは思わなかった。 というのも、この作品が発表された当時は「意外な犯人」だったんだろう。 しかし、現在となっては、意外どころか「コイツしかいないでしょ」っていう 人物が犯人なのである。意外性を認めるかどうかで評価が分かれる作品。 現代のミステリーファンだったら、おそらくすぐに犯人が解る。 ただ、犯人は解ってしまっていても、見せ場である「頬の感触」と「ヴァニラの香り」が 判明するくだりは面白い。 | ||||
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傑作と言われるので読んだが・・・正直そこまで凄いとは思わなかった。 というのも、この作品が発表された当時は「意外な犯人」だったんだろう。 しかし、現在となっては、意外どころか「コイツしかいないでしょ」っていう 人物が犯人なのである。意外性を認めるかどうかで評価が分かれる作品。 現代のミステリーファンだったら、おそらくすぐに犯人が解る。 ただ、犯人は解ってしまっていても、見せ場である「頬の感触」と「ヴァニラの香り」が 判明するくだりは面白い。 | ||||
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ミステリ史上最高傑作のひとつとして名高い本作ですが、 おそらくギャグではないかと思われます。 論理の極致などと謳っておきながら名探偵の推理は突っ込みどころが多く そしてそれをこれまたいかにもといった口調で語ってくるので いちいち馬鹿みたいに腰を抜かしてるワトソン役と合わせて とても滑稽です。 仮に論理的整合性が完璧であったとしても、 そもそもこの作品は読み物として面白くないです。 ストーリー全体を通して陰鬱とした雰囲気が漂っている みたいな効果を狙ったんだろうけど、 ただひたすら退屈なだけ。 ページをめくる気にならない。 事件や登場人物に魅力が無いから、真犯人やトリックにも興味が湧かない。 読み進めるのが苦痛でした。 | ||||
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ミステリ史上最高傑作のひとつとして名高い本作ですが、 おそらくギャグではないかと思われます。 論理の極致などと謳っておきながら名探偵の推理は突っ込みどころが多く そしてそれをこれまたいかにもといった口調で語ってくるので いちいち馬鹿みたいに腰を抜かしてるワトソン役と合わせて とても滑稽です。 仮に論理的整合性が完璧であったとしても、 そもそもこの作品は読み物として面白くないです。 ストーリー全体を通して陰鬱とした雰囲気が漂っている みたいな効果を狙ったんだろうけど、 ただひたすら退屈なだけ。 ページをめくる気にならない。 事件や登場人物に魅力が無いから、真犯人やトリックにも興味が湧かない。 読み進めるのが苦痛でした。 | ||||
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