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隣の家の少女
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隣の家の少女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全207件 61~80 4/11ページ
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この小説は1960年代にアメリカのインディアナポリス(シカゴ郊外)で実際に発生したシルヴィア=ライケンス事件を題材にしている。 当然ストーリーは事件に沿ったものであるし、小説のヒロインのメグはシルヴィアで虐待の主犯のルースは事件の犯人ガートルードである。 他の投稿者が書いているようにこの小説は後半になるほど残酷な表現が目立つようになり、ページをめくるのに抵抗を感じる人も出てくるだろう だが残酷な事実から目を背けるのは誰にでもできる 少しでも興味のある方は是非読んで傷心してほしい。 そう感じる人を増やすのがこのような出来事を減らすほぼ唯一の予防策なのだから | ||||
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レビューを読んでそれはそれは酷い虐待ものだと思って購入したが、なんのことはない、昨今日本で起きているリアルな事件の方がよっぽど凄惨でむごい。 しかし、これを幼い頃に読んでいたら間違いなくトラウマになっただろうな。 | ||||
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"読むと胸糞が悪くなる"や"読まなければ良かった....."などのレビューが多かったが、最近のニュースで流れている事件の方が、この小説の内容より数倍上回っているので、衝撃を受ける程の不快な感じはしなかった。 嫌な世の中だ..... | ||||
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あまりにも不快だったので、クラウドからも削除してしまいました。 | ||||
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というレビューは正しい。 何度読むのを止めようか、kindleを放り投げようかと思ったことか。 しかし、訳者あとがきにも書かれているように、これと似た事件が、救いのない悲劇が、現実にこの日本で起きている。実在する事件の中で徐々にあやふやになってゆく理性と増幅してゆく狂気は、まさに本作で描かれているものだ。その驚くべきシンクロニシティーは、本書が人間の本性を炙り出した証なのか、はたまたディストピックな予言書の証なのか。 いずれにしても、本書が価値ある一冊であることに疑いの余地はない。 | ||||
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作品の出来栄えは素晴らしいが、内容はひどすぎる。 それが、架空の話ではなく現実の話なんだからなおさらだ。 日本でも女子高生コンクリ殺人事件とかがあったが、そういう事件を 二度と起こさない為に、こういう本を読んで胸糞を悪く出来るような 人が増えたら良いなと思う。 | ||||
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実際、胸糞悪くなる内容です。陰湿な虐待とか嫌な人には全くお勧め出来ません。 が、ケッチャムの淡々と綴る文章にぞわぞわした心えぐられるような思いをしたい人にはお勧めです。 | ||||
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わたしは、ここに書きてあるレビューを見てから読み始めたため、内容についてはある程度覚悟していた。とても残酷な小説であることは知っていたのだ。にもかかわらず、読むのが苦痛で仕方がなかった。心の準備が出来ていても苦痛なのだ。もし、前知識なしでこれを読んだら何日か眠れないかもしれない。それほど衝撃的な物語だった。 しかし、ぜひ読んで欲しい。残酷ではあるが、心には残る作品だ。決して忘れることの出来ない小説として頭に残り続けるだろう。読んだ後どう思うかはその人次第だと思う。 わたしには、最低だけど忘れられない一冊となった。 | ||||
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この手のノンフィクションを多く読んできたが、ここまでの残虐性は他とは比べ物にならない。救いようのない虚無感が終始モヤモヤと渦巻いて、最終的にはやり場のない感情に苦しみ咽び泣いた。 読みやすいと言ったら語弊があるが、一気に読み終えてしまうほどの魅力があった。 伝え聞いた話ではなく、その核心にいた人間目線の生々しい表現が現実かどうかの判断を鈍らせ、目を逸らしたいはずなのに、いつの間にかどっぷりと深く引き込まれていったのだ。 読み終えて尚モヤモヤとした気持ち悪さが続く。 決してオススメしたくはないが、色々と考えさせられるという意味で、広く知って欲しい作品とも言える。 | ||||
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悪臭漂う暗闇の中に、人間の尊厳が一瞬だけ輝く。ほんの一瞬だけ。 しかしそれもたちまち闇に覆われ、地獄絵図が現れる。 癌細胞が健康体を蝕むように、健全さ、善良さが邪悪に押し退けられてしまう。 傍らで理不尽な虐待的行為が行われているのに、自己保身や卑しい感情や無力感に遮られて、傍観者的態度から抜け出せないことがあるが、この小説はそのような人間の身勝手さ、卑劣さ、俗悪さを極限形式で描いている。 しかし、虐待の主犯はなぜこのような常軌を逸した悪逆を行うに至ったか、その心理的過程を読者が理解するための記述は十分ではない。ただの「異常者」と決めつけて終わってよいものか。 閉鎖的空間を、人間性の欠如した病的なボスが支配し、善悪の基準がムラ内だけの「よい・わるい」になるとき、人は他人の痛みにも無関心になっていき、異常を異常とも思えなくなり、遂には破滅へと突き進んでしまう危険性を示した小説とも言える。 | ||||
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三上延・倉田英之両氏の『読書狂の冒険は終わらない!』(集英社新書)で絶賛されていたので(同書29~34頁参照)、読んでみた一書。いや、スゴイ(特に後半)。ネタバレになるので一切内容には触れませんが、夜読むと間違いなく眠れなくなる一冊かと。カバー後ろのあらすじ欄も末尾の解説(何と、スティーヴン・キングによる)も訳者あとがきも一切読まずに全ての情報を遮断して、本文をそのまま読み始めるが上策。「滑りだしは牧歌的」(433頁)だが、恐るべき結末との余りの落差には参りました。 「これにかんしては語りたくない。ごめんこうむる。話すくらいなら死んだ方がましという事柄があるものだ。目にするくらいなら死んだほうがましという事柄が。わたしはそれを目のあたりにしたのだ」(363頁)。 以前、評者が米国に在住していた際に居住していた一軒家にも地下室と屋根裏があり、外見は二階建てでしたが実際は四階建てで、暗い階段で降りていく地下室の広さと中の闇と湿っぽさは驚くべきものでした。(かつて燃料にしていた石炭がそのままになっていたり、射撃の的などが置いてあったり・・・)こうした実体験も、個人的には本書の怖さを倍加しましたね。なお、手元の辞書(『リーダーズ英和辞典』初版、研究社)によると、「イギリスの絞首刑執行人」(417頁)を意味する英単語は「Jack Ketch」と記されており、「17世紀の英国の有名な絞首刑吏の名から」とあります。 | ||||
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日本でも女子高生の監禁・暴行・殺害事件ありましたよね。 生前で自分が知っているのは、当時はやりの聖子ちゃんカットで笑っている、アイドル風の彼女の写真。 コンクリ詰めで見つかった少女の遺体は悲惨なもので、膣内にオロナミンCの瓶の破片が発見され、顔は変形して目鼻口の位置すらわからなくなっていたそうで。 何のためにここまでしたのかな? 性癖とかSMとか近親相姦・ぺドとかもういろんな吐き気を催すことを調べても答えは見えず。 この事件でも、実はこの一人称語りの男の子のような子が実在したみたいで。 途中で生きている女の子の傷から腐臭がしてきて、暴行に加わるのはやめたんですって。 世界的に何て同様なことが起こるのかと? この分野に学術的研究の手が及ばないのは、自分が闇に引っ張られないためかもなと思う。 でも世界中で起きてることなんですよね。 | ||||
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正直言って期待外れの部分が多かったです。 この本の元となった事件などを何も知らずに読み始めていれば、だんだんと敵対していく家族たちを想像し 私は気分を害し後を引く恐ろしさを味わうことができたかもしれませんが 言われているほど落胆はしませんでした。 誇大広告と言ってもいいでしょう。 ただ、拷問や残虐さに慣れてない方。特に女性にはひどく応えるかも知れません。 特に話題や、人に教えられるような本には絶対成り得ないので読む価値があるかといえば悩むところですが 文章としては読みやすいほうではあります。難しい言葉は一切なくすんなり頭に入ってきて、場面を想像するのは容易でしょう。 | ||||
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読むごとに胸が痛くなる 自分が置かれている環境がどんなにいいかが分かる これを読み、気持ち悪いだなどえろいだなどいうのはダメだと思う 伝えたいのはそういうのではなく、 この事件のこと、改善策や、生きること、行動力のない主人公、それぞれの心境を読み取るべきだと思う これをよんで、気持ち悪いとおもい読むのをやめてはいけない 気持ち悪い部分を読むからこそ事件の重大さや重みが伝わり涙となる | ||||
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正直☆5にしようか☆1にしようか非常に迷いました。 物語の後半あたりから顔をしかめたり、胸くそ悪くなってきたり、なかなか行動を起こさない主人公にイライラしたりと、サイテーな気分で読み進めていましたが、それでもページをめくる手が止まらない!という風にラストまで一気に読みました。 形はどうあれ強烈なインパクトを受けたのは間違いありません! 最悪であり最高の傑作といった感じです。 ただ、内容が内容なだけに素直に面白かったとは認めたくないし、とても他の人にオススメできるような本ではありません。 映画のほうを観ようとは思わないし、同作者の他の作品を読もうとも思いませんので☆1のほうを選びました…。 | ||||
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怖いけど、一気に読んでしまいました。こんな本に出会ったのは初めてです。 | ||||
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ただただ残虐な話。 何が衝撃的なのか、なぜ評価されるのか不明です。 特に救いもなく、想像通りにストーリーが進んでいきます。 何の驚きもなく、意外性も無く残虐なかぎりをつくして話が続いて行く。 時間の無駄でした。 予感はあったのに購入した自分に反省、、、 | ||||
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おすすめにより手にとるのでなく、自然にたどりつくことでようやく楽しめる。そんな本。 アングラやリョナジャンルをひと通り見まわって、大抵のR-18Gをぬるく感じている人でもふれるところはあると思う。 | ||||
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叫びたくなるほど残虐だけれど、語リ手が少年だからなのか、読みきることができました。人間のどこかに潜む悪に目を向けさせられたような気がします。 | ||||
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まず初めに、この物語は実話を元にしている為、小説的なひねりや面白さは期待できない。 淡々と虐待されるメグの有り様が描かれていくだけだ。 そしてそれを傍観するのみで、ある時は加害者側に味方するかのような心情にすらなる「わたし」にイライラせずにはいられない。 最後の1ページまでハッピーエンドを望んでいたが、見事に打ち砕かれた。 実話を元にしているのだから仕方がないが。 だが、自分は凄惨な描写に不愉快になりこそしたものの、他のレビュアーの方が書かれてるような 「読んで後悔した」といったように精神的にショックを受けるほどにはならなかった。 なぜなら、ここ日本でも同じように凄惨な事件がいくつも過去に起こり、その全容を読んだことがあったからだ。 それは当然「女子高生コンクリ詰め事件」であり「神戸連続児童殺傷事件」でもある。 結局どこの国でも同じ。サイコパスは存在すると思わずにいられない。 元になった事件の加害者は18年で出所したそうだが、サイコパスは死刑にする他ないと強く思う。 | ||||
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