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隣の家の少女
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隣の家の少女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全207件 161~180 9/11ページ
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実際にあった少女監禁、虐待、殺害を元にした作品。 二人の少女を預かった女性が家族ぐるみで少女たちを虐待し、陵辱し、虐待、その上殺害したという痛ましい事件。自分の息子、近所の子供などが彼女たちを虐待、陵辱させた母親、そして加担した息子、近所の子供。などが「女子高生コンクリート殺人事件」などを連想させる。 設定はかえられているが、かなり痛ましく読んでいると心が痛くなるような話にしあがっている。こういうものが苦手な人は読まないほうがいいと思います。 ケッチャムの作品はホラーはたいしたことはないですが、実話を元にした作品の中ではこれは一番だと思います。 | ||||
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絶対に読むな! 読んだら一週間は立ち直れないぞ? (読んだ正直な感想です | ||||
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夜布団に入って読み出したらとまらなくなり、朝の4時まで読んでしまった。 その後もずっと暗い気持ちでなかなか寝付かれなかった。 昔起きた女子高生コンクリート事件を思い出させるような描写が数多くあった。 子供が加わった虐待って本当に怖いと思った。助けたくても助けられず、 逃げたくても逃げられず、本当に残酷な内容だったけど、ここまで 読者にいやな気持ちを残すことができるのも、書き手の才能だと思う。 | ||||
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確かに怖いといえば怖いのですが、謎が解き明かされる展開でもなく、あっと驚く結末でもなく、ケッチャムらしくなく、もっともむごたらしいであろう場面が省略されているので、中途半端な感じがしました。「Itと呼ばれた少年」を過激にしたようなものです。 また、スティーブン・キングが激賞しているように、語り手による往時の回想という形式ゆえに、その複雑な内面がよく描かれていて、それは、アメリカの50年代の記述とともに、この小説に独特の味を加えてはいますが、その分、彼が見ていない場面、虐待する側の心理が描けないというマイナスもあります。 ただ、一気に読ませる小説です。ということで星は2つ。 | ||||
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ジャック・ケッチャムをご存知だろうか?「アメリカで今最も不愉快な小説を書く作家」だそうです。 これしか読んでいないけど。 なにかとスティーヴン・キングが絶賛しているみたいですけど。 正式な題は「The Girl Next Door」、執筆したのは1989年らしい。 読後感が最悪で、「泣けた、よかった」ではなく、「吐きそうになった、もう二度と読みたくない」、読者に人間の負の面をこれでもかと味わわせる陰惨・凄絶な小説とのことです。 主人公はデイヴィッド、男の子。 隣の家にはルース・チャンドラーという女性とその3人の息子たちが住んでいる。 その隣の家に、孤児となった姉妹の女の子(メグとスーザン)が引き取られる。 内容を読んでみて「アメリカで今最も不愉快な小説を書く作家」というのは,否定できない。 | ||||
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隣の家にいる虐待されている少女の運命は恐ろしく、読後はそんなではなくとも、中々忘れられない物語である。 映画「フライ」は作品の評価はいまいちだが、いつまでも忘れられない映画と言われる。 同じような意味でこの本も、忘れられない本であり、残酷な描写を想像すると頭に焼き付いて離れない。 | ||||
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内容は陰湿で嫌〜な本ですが、とにかく読ませます。 本を読んでいるだけなのに、何故かこちらまで罪悪感が溢れてきます。 これを読んだ後には姉妹作(?)の「地下室の箱」をどうぞ! | ||||
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怖い怖すぎる・・・ 読み終わった後なんとも言えない気持ちになりました・・・ 一章は普通の青春小説だったじゃないか・・・ なんというか“子供に読ませたくない本”ダントツNo1ですね。 こういう話は多感な少年期に読むべきではないと私は思います。 ただ“一生に一度は読んでほしい本”でもありますね。 愛情とは、勇気とは、そして家族とは何なのかを考えさせられました。 一章で期待外れと早とちりしないでくださいね。中盤からは目が釘付けです。 | ||||
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涙にしろ怒りにしろ恐怖にしろ、感情を激しく揺さぶる作品であれば、それは名作であると思います。ただ残虐さや過激さを追い求めただけの作品なら沢山ありますが、この本は実際に読むことそれ自体が痛みを伴う代物です。私は読み始めてからページをめくる手がとまりませんでした。続きが気になるという生易しいものではなく、一刻も早く自分の中でこの物語を終わらせたいと言う一心で読み続けました。エドワード・ゴーリーの「不幸な子供」を容赦なくえぐく書いた感じかな。コレは名作です。 | ||||
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10代前半という微妙にいろんなものが芽生え、 成熟にはまだ至れない年頃の心理に重ねて紛れて、 この物語は自然に日常から狂気までがなだらかに続いているのだと思う。 気がつけば狂気のなかにおり。 「僕」が気づくのは遅すぎた。 気づくことは彼の精神が成長することでもあるのだが きっかけがあまりにも残酷すぎた。 彼女が自壊をはじめるころには絶望的になった。 救いようのない話が好きな方に。 | ||||
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物凄い前評判を聞いていたのでかなりの覚悟で読みました。 文章はかなり軽い感じで読ませる小説でしたが内容は別にそんなに凄いかな…でした。確かに精神的にくるタイプのお話でしたが何故ルース(少女を虐め抜く女主人)がそこまでやるのか背景がイマイチ分からず最後まで謎のまま…。 読後感はみなさんが言われている程悪くないと思いました。 | ||||
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至る所で絶賛されているものだからどれどれどんなものだと読んでみれば、 コンクリ事件じゃないかと・・・ 純粋で優しい美少女が様々な虐待を受けていてそれを唯見ているしかできない主人公。 何の罪もない少女が理不尽な仕打ちを受け腹が立ち、何もしない主人公にも腹が立ち、 もちろん虐待をする一家にも腹が立ち・・・ とても救われない話でただただ胸が悪くなっただけでした。読む人が読めば楽しめるものかもしれませんが、これならコンクリ事件の詳細が載ってるサイトを探して読んだ方がよっぽどリアルで色々考えさせされるなと思いました。 個人的に最悪な小説です | ||||
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14歳の少女が監禁暴行され殺されるという話だが、 個性溢れる拷問シーンは少ない。 私に耐性があっただけかもしれないが、 口に○○を突っ込むシーンは、 その前に蛙スープとかミミズスバゲティを食わせるべきだと思いました。 爽やかな青春小説のような出だしで始まるが、 だんだん残酷小説になっていくサスペンスを楽しむ小説かもしれないが、 虐められ殺される少女のキャラ造形が失敗していると思う。 メグに私は萌えません。 美人で頭も良く身体能力も男子とタメを張り、 画才もあり、 家事手伝いを一生懸命やり、 虫も殺せない心優しき少女であったが、 私はメグにはムカツイタ! 自分が良い子であるということを主張し過ぎたのが、 メグが虐められた原因になったと思う。 いつもおとなしく読書していた妹のスーザンは標的にならなかった。 能力を鼻にかけるしぐさはムカツクのである。 能力の無い凡人に擦り寄る姿勢を見せなかったのがメグの敗因。 控えめな渋みの精神に気付いていなかったのがメグのミス。 虐められて殺されない為には、目立ってはダメポ。 さあ皆さん静かに読書する人生を楽しみましょう! | ||||
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うーん、久々に小説を読んでブルーな気分になりました… だいたいストーリーは分かし、もとの事件も知っているのですが、 レ●プシーンが、なんだろう、すごく不快でした。もっと表現が嫌なものや、 もっとグロイものもあるのですが、なんでだろう、子供が子供をするからか、 親がそばにいるからか… だけど読まなきゃよかったとは思わないです。 | ||||
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最初からホラーである事を、読者にバラしておいて(物語のプロローグにあたる部分で行われる)想像力を刺激し、ある程度予想させているにも関わらず、さらにその上の恐怖を展開させる、ケッチャムは素晴らしい。 頭で、読んでしまった状況を考える事を(その情景を映像として、音や、ある意味臭いまでも)ヤメル事は出来ない! スティーブン・キングが好きになるのもよく理解できる、キング作品が好きな方にオススメ致します。ちょっと読んだら止められない、中毒性は高いです。 ただ、救いはありませんが...いや、だからこその... | ||||
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私がこの作品を読んで一番感じたことがこれでした。 小説・・作り物という前提で読み進めてるので、ある意味安心して読めました。 しかし、作り物ではなく現実にこういう事が起きたとしたら・・・・ 似たような事件は日本でもありましたね。 虐待につぐ虐待によってだんだん被害者を弱らせて精神力も奪っていき 人間らしさも根こそぎ奪って家畜以下の扱いをしながら絶命させる、 それはただの殺人よりも残酷で恐ろしい犯罪。 それを可哀相と思いながらも、何もせずただ傍観する人こそ 一番の悪かもしれない。 主人公にはもっと早く勇気を出してもらいたかったなぁ。 そこが一番イライラした。 ケッチャム作品の中では死人が少ない方です。 | ||||
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スティーヴン・キングが絶賛している、が、自分はキングのどこが面白いのかさっぱりよくわからないので、そんな人でも楽しんで読める。 隣の家の女の子が監禁されて暴行を受けて、主人公はそれを傍観しているしかない、というまったく救いようのない話。真に怖いのは「傍観」という事実で、そこをもっと掘り下げてもらえばよかった。というか、何故エンターテイメントに走ったのか、そこが気になるところ。文章を洗練し、サスペンス部を取りのぞき、四分の三か三分の二程度にぎゅっと圧縮すれば、ハヤカワepi文庫で出ててもおかしくないような作品だと思うのだが、アメリカ的エンターテイメントに最後走ってしまったのが、個人的に不満。 | ||||
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特筆すべき点と言えば内容の過激さだけだ。 それを除けば、読み進めるのが苦痛でない程度の小説である。 使われている手法にも特に面白いものは見つからない。 実際の事件と比べるのは躊躇われるが、日本での”あの事件”を調べた方が思うところも多いだろう。 | ||||
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今や「虐待もの」「DVもの」が書店の棚を一つ占める位、出版されています。 この『隣の家の少女』はフィクション。 だから、「おもしろい」のは当たり前なのかもしれません。 「おもしろい」とは「虐待作品」に対して、使うべき言葉ではありませんのが、この作品はフィクションなので、使わせてもらいます。 文句なしに「おもしろい」。 人間の、「恐怖への好奇心」「しちゃいけないこと」「隣の家の中身」「アメリカの内輪の話」・・・。 これらすべてを満たしてくれる作品が、ほかにあるでしょうか? しかし、問題は、この作品を「楽しんだ」後には、ちゃんと「おまけ」がついてきてしまうことです。 それは、「虐待を傍観」する主人公の姿。 それは、「弱い私」がするかもしれない姿?という疑問。 主人公の姿とその疑問が、数年たった今も私の頭の一部を占めているのです。 決して脳裏に焼きついて離れてくれない主人公の姿。 よって、この作品はある意味とても民主主義的な作品です。 楽しむ「権利」を行使してしまったのだから、考える「義務」を果たせという・・・。 | ||||
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例えばメグが背負わされた言葉の、あまりに不条理な暴力性。まぎれもなくそれは苦痛だが、しかし主人公の消えない苦痛とは全く異なる。 やわらげる薬も眠りもショックも昏睡もない苦痛。 主人公は言う。 「苦痛を目にし、苦痛をとりいれると、人は苦痛になる」 読者はそれを思い知らされるであろう。 | ||||
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