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羽衣伝説の記憶



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【この小説が収録されている参考書籍】
羽衣伝説の記憶 (光文社文庫)
羽衣伝説の記憶

羽衣伝説の記憶の評価: 7.00/10点 レビュー 1件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(7pt)

吉敷と通子の序章

今回起こる事件が単に吉敷刑事と加納通子とを再開させるきっかけに過ぎない事からも判るように、あくまで主題は吉敷と通子の2人の関係の修復である。いや、正確には吉敷は通子の忌まわしい過去を取り払う憑物落しの役割を果たしている。
最近特に見かけない純愛を扱っているだけに通子の結婚恐怖症の重要なファクターとなっている麻衣子の自殺に関する解明が、どうも飛躍した発想に思えてならない。非常に勿体無いと感じた。
島田の提唱する魅力的な謎の提示とその論理的解明が仇になってしまった。そんな印象を覚えた。

Tetchy
WHOKS60S

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