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始皇帝死後、陣勝、呉広の乱に端を発し、中国大陸はふたたび戦乱の渦にまきこまれた。項羽、劉邦の相次ぐ挙兵。
吹雪の能登半島。やっとの思いで旅館にたどりついた青山大学ミステリー研トリオを待つのは、またまた不思議な事件。
別れた夫から“成城の魔女”と呼ばれた碧は、母やその叔父の大物政治家の助けもあって、夜の銀座でちいママに成長。
4人の人間が同時刻、遠く離れた四つの場所で殺害された―。龍王という名前のついた場所で。
迷犬ルパンと朝日正義刑事が下宿している川澄家には、生意気盛りの中学生・健がいる。
いまや国際都市になった新宿の片隅で20年近く続いたスナックが店を畳む事になった日に、その女はやって来た。
誰が名付けたか、その男は“悪霊刑事”と呼ばれた。警視庁刑事・妙玄真之を名乗っているが、そんな男は警視庁に在籍しない。
朝鮮戦争末期、佐世保港の灯を見降ろす丘で米軍水兵が変死した。39年後、事件の真相を追って甥の青年が来日。
慶明大学の考古学研究室から、法隆寺研究の鍵を握る史料が盗まれた。
古来より奥飛騨に伝わる呪殺の紙草履。ある日、その紙草履が家々の軒下に置かれ、村は騒然となった。
うますぎる話には罠がある。アパートに忍び込み、小箱を盗み出すだけで5千ドルの報酬をくれるという。
「もう、これきりにしなければ…」名古屋地検の検事千鳥朱子は、秘めた関係にある服飾MD・郷原の誘いに負け、飛騨へ旅に出かけた。
あのコナン・ドイルがのこした重大なるメッセージとは何か?科学的で、明快な心霊学入門書。
その蒸気機関車に引かれた三輛連結の列車は、線路もない雪の原野を走り続け、今まさに空に飛び上ろうとしてかなわず、巨木の上に引っ掛かってしまったかのような姿で発現された。
井の頭公園で刺殺体で発見されたホステス―原田みゆきのハンドバッグに、十津川警部の名刺と、浅草発東武特急「スペーシア」の切符が入っていた。
東京地下鉄の構内で起こる連続殺人事件。現場ではかならず謎の美女が目撃された。
彼は、保険金のために妻を殺そうと思っていた。もちろん、彼に疑いがかからず、事故死したように見せかけるつもりである。
ある日突然、放浪の相場師と呼ばれた男から母に五億円が遺贈され、一家はばらばらに。僕の生まれは…、男の意図は…。
神田明神の祭礼があと10日後に迫った日、山車の人形が盗まれた。牛若丸が退治した熊坂長範を象った人形で安価な代物ではない。
汎銀河聖解放戦線。この非道なるテロ組織に愛する夫と娘を奪われ、幸せな生活を送っていた神鷹静香は、復讐の戦士と化した。
カークは自暴自棄な生活を送っていた。テロで妻子を殺され、それを機にCIAを辞めてしまったのだ。
匿名の中傷文の執筆にいそしむ偏屈な老人、マフィアにコネがあると称する9歳の悪ガキ、寄る年波に必死の抵抗を試みる美貌の未亡人―。
宝引の辰は千両町ではちょっといい顔の岡っ引。千種の股引に茶弁慶の羽織、帯には十手が突っ込んである。
おだやかな春の宵、マイケル神父は教会の中庭にひざまずき、ひとり静かに祈りを捧げていた。
87分署シリーズの登場人物論から取材方法、そして映画にジャズ、話題満載。
人生の裏面を垣間見た、スーパーの苦情処理係・清掃員・人探し屋・有線放送のなんでも屋・高層ビルのガラス拭き屋…。
臨時雇いとして、影でCIAの仕事に携わりつづけた一人の男が死んだ。彼の名はステディ・ヘインズ。
マフィアのドンたる隣人フランク・ベラローサは、人にものを頼んで「ノー」と言われたことのない男だ。
通称ゴールド・コーストはニューヨーク州ロングアイランドの北海岸、大富豪のための超高級別荘地だ。
ヴェトナム帰りの幼児虐待殺人魔コブラを追って、アウトロー探偵バークと女性武術家フラッドの復讐の血が騒ぐ。
高校教師・池浦亨の娘で幼児の美保子が誘拐された。身代金要求が4度あったものの、手懸りは掴めなかった。
「逃げなきゃ、あいつから逃げなきゃ!」花屋で働く夏季の前へ突然現われた謎の影。その瞬間から彼女の逃亡生活が始まった。
移ろいゆく時を画家の感性で捉えた珠玉の短編、密室・アリバイ・暗号・アナグラム・プロバビリティの犯罪…とさまざまなミステリ的アイディアに満ち満ちた服部まゆみのミステリ・ワールド。
取引先の接待でSMショーを観に連れて行かれた江里子は、平凡な外見をした調教師に、なぜか惹かれるものを感じていた。
真夜中のパリ郊外、将来を嘱望されたサッカー少年が、警官の放った誤弾に斃れた。
オブジェのような異様な死体が発見された。この死体が萩原朔太郎の詩さながらに演出されていることに気づいた人物が二人いた。
若狭の名勝三方五湖のひとつ日向湖に沈む男の死体。伝統の神事・水中綱引きの頂点に異変は起きた。
真珠で知られる志摩半島英虞湾に男の他殺死体が浮かんだ。被害者は“悪”が売り物の人気作家袴田啓二郎。
警視庁警備三課のダメ刑事・安田保重は、窓際族を通りこして“ベランダ刑事”と呼ばれていたが…。
一年ぶりに、美加はすばらしい悦びのときを持った。夫がさっき帰ってきたばかりなのだ―。
二十五歳の唐木拓郎は留年を重ねながらも裕福な学生生活を送っていた。
クイーンばりのロジックで密閉状況における推理問題に挑戦しつづける江神二郎。彼を主人公にしたこのシリーズも、本書で三作目。
江田島の主峰・古鷹山が炎上し、短剣を腹部に突きたてた不審な焼死体が発見された。そして10年―。
すべては、家畜が防衛変異により、天敵ヒトの毒と化したのが原因。東北自治区は人工食品の生産を独占、人口流入を閉ざす。
行方不明になった義父を発見する手がかりを求めてアルプス山中の寒村を訪れたソールは、聖識者とおぼしき男たちに襲撃された。
世界各地で、次々と行方不明になる老人たち―ナチス・ドイツの残虐なテロ政策〈夜と霧〉が甦ったのか?暗い過去を背負い、イスラエルに隠遁していた元CIA工作員ソールは、モサド要員だった義父の失踪を知り、探索を開始した。
高級娼婦は死んでいた。自宅マンションの浴室で椅子に縛りつけられ、シャワーの熱湯を浴びせられて―。
20歳の自称“うら若き乙女”奈々子がアルバイトする喫茶店〈南十字星〉を、しっとりした美人・美貴が訪れた。
1944年春、連合軍の反攻を前にして、ロンメル将軍はドイツ軍の防衛計画会議をフランスの古城でひらこうとしていた。
焚火と酒と木彫に生きる男、商社マンとして駆けめぐった戦場で人の死を見てしまった男、世捨人として山小屋で暮らす男。
京都府下、雨の保津峡で男が墜落死した。目撃者によると、犯人は現場近くの無人駅から京都行き嵯峨野線に乗り逃走したという。
謎の失踪をしたヤミ金融の経営者は、横浜の暗い運河で他殺体として浮いた。そして金庫から、秋田の富豪の土地権利証が消える。
日美子は友人の菱田実那子から相談を受けた。彼女の父・大学教授の英太郎が、神戸で殺人を犯したと、脅迫されたのだ。
シャクリと呼ばれるポンプ・アクション6連発銃、ウインチェスター・M12。その銃を手にした男たちのそれぞれの生き方―。
カナダ国境に近いムース郡は冬になると雪と氷に閉ざされる。
ミステリの女王クリスティの短編集九冊から重複作品を省き、全五巻に再編集した決定版! 5には中編推理小説、厩舎街の殺人、謎の盗難事件、死人の鏡、負け犬、の全四編を収録。
札幌・大阪間を結ぶトワイライト・エクスプレスは日本海を右手にひたすら闇のなかへと疾駆した。
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