悪霊刑事



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初公開日(参考)1988年11月
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長編小説

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悪霊刑事 (徳間文庫)

1992年02月01日 悪霊刑事 (徳間文庫)

誰が名付けたか、その男は“悪霊刑事”と呼ばれた。警視庁刑事・妙玄真之を名乗っているが、そんな男は警視庁に在籍しない。だが闇に潜む巨悪の前には、必ず彼の影が訪れるという。新種の蝿が大量発生し、体内に卵を産みつけられた人や家畜が、狂気に疾るという事件が相次いだ。人の脳を喰らう蝿。異界からの侵入者を求めて、妙玄の追跡行が始まった。異色ハードロマン長篇。 (「BOOK」データベースより)




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No.1:
(4pt)

ま一応、「昭和よのーっ」か

いい意味で、複雑な気分になった作品。まず最初、第二章まで読んだ時点で、「妙玄刑事が超能力を使い、殺人などの真犯人を自首させるエピソードの連続なのか」と思い込んでしまったのである。ところが違った。アフラマズダとアーリマンの如き、妙玄と”魔王(?)”の戦いという、一本筋が通っていたのだ(この”魔王”候補の”こおとこ”が、本当は妙玄そっくりで「女かと見紛う容姿端麗な男」という設定が凝ってる)。それと、私には気になったのが、この作品が発表された時期のことだ。1988年だから「昏き日輪」、あの宮田雷四郎登場と1年ほどしか違わない。だから、妙玄に協力して勇ましく戦う二瓶、五条の両刑事が、雷四郎にとっての白川、剣持に当たるように思えてならない。それでもこちらの作品では、スプラッター的見せ場とか自然科学、特に昆虫学や害虫駆除に関する薀蓄など、雷四郎シリーズとはまた別の力点も見られた。また、二瓶刑事の密かな願い__一般の人間にも、悪の要素があるではないか、という考えから出てきたのだが__の通り、”魔王”を殺しはしないラストの迎え方も、雷四郎シリーズの最終作品と同じで、ふと一種の微笑ましさみたいなものを感じた・・・これはまた、カラスのカンコや犬のゲンコツが、活躍して無事にラストを迎える点にも重なる。もう一つ。発表が1988年11月だともう平成ではあるが、ハエの殺虫剤に対する抵抗力の実話として、1965年の「夢の島事件」を持ち出す辺り、描いた世界は一応こう言えるだろう・・・「昭和よのーっ」。
悪霊刑事Amazon書評・レビュー:悪霊刑事より
4191238019



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