修羅の峠



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    初公開日(参考)1979年09月
    分類

    長編小説

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    修羅の峠 (光文社文庫)

    1999年06月01日 修羅の峠 (光文社文庫)

    木曾経文村の守り神・地蔵菩薩が盗まれ、村の代表として、越路武平が探索の旅に出た。ひと月後、武平は帰村の途中、修羅の峠の十王像の前で、何者かに惨殺された。大正時代、流浪の石工が怨念をこめて刻んだという十王像には、何が秘められているのか?事件を追う武平の娘・津恵と五堂捜査員の前に、やがて大物政治家の影が…。著者、異色のハード・サスペンス。 (「BOOK」データベースより)




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    No.2:
    (3pt)

    面白い。

    読みやすい。
    修羅の峠 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:修羅の峠 (徳間文庫)より
    4195873800
    No.1:
    (5pt)

    味のあるパートナー

    政府与党の有力議員(次期首相候補)は、祖父の悪事が暴かれるのを怖れた・・・それが事件の始まりとなった。祖父というのはかつてのエリート軍人だったが、その病的にして、残虐なんて生易しいもんじゃない悪事を呪い、後の人々にそれを告げようと”十王石像”を彫り遺した石工がいる。彼がその告発メッセージをどこにどう隠したのか、その謎を追うスリル満点の物語である。まず、登場人物がいい。村を代表して、盗まれた地蔵を捜し求める旅に出た武平(素朴で律儀、誠実そのもの)、その娘である津恵(ヒロイン。司法修習生の美女)と五堂平馬(長野県警本部の、実は切れ者刑事)のコンビ、村の世話役である二人(ちょっと愉快でなかなか優しい)や、重要な情報をくれる何人かの専門職的な人々など、みんな魅力的なのだ。特に、津恵だ。美人で頭が良くて、気は優しいし、意志が強い。運動神経もいいナイスバディ、更に服を引き剥がされはしたが、凌辱は受けずに済んだ。五堂刑事と助け合う様子が、最高のパートナーシップを漂わせる。次に、かつての日本軍人が起こした残虐行為・犯罪をはっきりと憎み、またそれを時代の桎梏によるものだという面にも触れている、そんな寿行さんの評価もいい。また、”維新”も薩長都合に過ぎなかった、という見方など、現今の政治家(?)に比べて遥かに成熟していると思う。残念と言ってはなんだが、この作品の黒幕は、厳密な法的裁きを受けない。総裁選から手を引くだけで、命は勿論、社会的に滅びもしなかった。本当は、「幻戯」の鍋山大臣や、「虚空の舞い」の飯田宮城県知事の様に、崩壊・滅亡した方が気持ちはいいが・・・でも、権力社会をリアルに描いているとも言えよう。寿行さんて、今こそ見直されるべき作家なんじゃないかなあ。
    修羅の峠 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:修羅の峠 (徳間文庫)より
    4195873800



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