寒河江伝説



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    初公開日(参考)1992年01月
    分類

    長編小説

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    寒河江伝説 (ジョイ・ノベルス)

    1996年04月01日 寒河江伝説 (ジョイ・ノベルス)

    2020年、東京は多民族の入り乱れる雑居都市と化し、治安も衛生状態も最悪となっていた。一方、富裕な日本人は東北に自治区を確立、外からの人口流入を拒否して一種のユートピアを築いていた。その時代、家畜の防衛変異によって人類には毒と化し、天然の肉類は一切口にできなくなっていたが、東北自治区はそれに代わる良質な人工食品の生産を独占していたのだ。東京のジャーナリスト・丸谷馨は、東北自治区にある謎の巨石に興味を持ち調べ始めるが、彼が探りあてたのは東北自治区の恐るべき陰謀だった。(「BOOK」データベースより)




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    No.4:
    (5pt)

    匠の技

    おそらく契約がらみで描いたのだろうけど、故に嘘屋の匠の技が堪能できる。そういう意味で貴重な作品。
    寒河江(さがえ)伝説Amazon書評・レビュー:寒河江(さがえ)伝説より
    4408590452
    No.3:
    (5pt)

    最高

    良かったw、面白い、未来的ですごいです。
    20年前とは思えない。
    寒河江(さがえ)伝説Amazon書評・レビュー:寒河江(さがえ)伝説より
    4408590452
    No.2:
    (5pt)

    雑居都市・東京と、階層化した日本社会の描写が秀逸

    近未来の東京を「多民族が流入した雑居都市」として描いているところが非常に面白い。中国系、フィリピン系の裏社会、そして日本人社会の階層化による東北地方の自治分断など、バブル崩壊と同じ時期に起こったとされる大資本の崩壊を背景に「解体再構築された日本社会」という設定が秀逸であると思う。
     さらに東北地方の独立を支える人工食品が登場する原因となったディフェンシブ・ミューテーションという設定が、説得力があっていい。背筋が寒くなる。例によって、作家の「人類の存在意義とは何か」という問いかけに基づく世界観が堪能できる。
     もうひとつの大きな仕掛けである「謎の石球」については、物語終盤で謎解きから終末まで一直線に突っ走ってあっけなく終わってしまう。「伝説」諸書の例に漏れず、あっけない感じだが、状況設定と謎が明らかになるところまでを十分堪能できる。解決はそれぞれの解釈もあろうが、作家にとってはそこから先は消化試合と言うことなのだろう。
    寒河江(さがえ)伝説Amazon書評・レビュー:寒河江(さがえ)伝説より
    4408590452
    No.1:
    (4pt)

    半村良氏は現在の情勢を予言していた…!?

    初版発売当時、物語の舞台が私の出身地と近いことに興味を覚えて読み始めました。アジア各国からの移民者が増え東京がスラム化する話や、動物のクローン化成功、世界レベルで蔓延する家畜の疫病など、荒唐無稽な内容に驚いたことに覚えています。しかし、その後、小説に書かれていたことは、次々と現実化。読後何年もたってから、背筋が寒くなる思いをしました。
    寒河江(さがえ)伝説Amazon書評・レビュー:寒河江(さがえ)伝説より
    4408590452



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