ママはどこ? 置き去りにされた三歳の幼女、公園で発見された赤ん坊、ひき逃げされた女性。

眠るようにベッドに横たわる母と二人の幼い子ども。だが喉の傷と大量の血が、彼らが殺されたことを物語っていた。

飛び降り自殺に偽装された女性の死。その背後にはさまざまな事件と、二重三重に塗りかためられた嘘があった。

オスロにその年の初雪が降った日、一人の女性が姿を消した。彼女のスカーフを首に巻いた雪だるまが残されていた。

オーストラリアで働くノルウェー人女性が死体で見つかり、オスロ警察の刑事ハリーは捜査協力のため、単身シドニーに赴く。

オスロ中心部の銀行に、白昼強盗が押し入り、銀行員一人を射殺、金を奪って逃走した。

名うてのヘッドハンター、ロジャー・ブラウンは、美しい妻のために豪邸を買いあたえ、画廊を経営させていた。

11年前の連続少女殺害事件の真相を追う刑事オリヴァーとピア。

「ガラスの鍵」賞、英国推理作家(CWA)協会賞、スウェーデン推理作家アカデミー賞の3冠に輝いた傑作! エーランド島に移住し、双子の灯台を望む屋敷に住みはじめたヨアキムとその家族。

リンダ・ヴァランダー、まもなく30歳。

地位も名誉もある男たちの事故死。病院に入院している少女の不審死。

捜査への情熱をすっかり失っていたコペンハーゲン警察のはみ出し刑事カール・マークは新設部署の統率を命じられた。

フィンランド郊外の村の雪原に横たわる惨殺死体。

凶悪な少女連続殺人犯が護送中に脱走した。市警のベテラン、グレーンス警部は懸命にその行方を追う。

【人気シリーズ第2弾、文庫化! 解説:恩田 陸】 いったいこの書類はどこから送られてきたんだ? いつのまにか特捜部Qのデスクに置かれていた20年も前の事件の書類。

リトアニア人娼婦のリディアは斡旋業者から激しい暴行を受け、病院へと搬送された。意識を取り戻した彼女はある行動に出る。

ハヤカワ・ミステリ文庫創刊40周年記念作品 凶暴な父によって崩壊した家庭で育ったレオ、フェリックス、ヴィンセントの三人の兄弟。

ホロコーストを生き残り、アメリカ大統領顧問をつとめた著名なユダヤ人が射殺された。

ジョンと名乗るカナダ籍の男がスウェーデンで暴力沙汰を起こして逮捕された。

住宅建設地で発見された、人間の肋骨の一部。事件にしろ、事故にしろ、どう見ても最近埋められたものではない。

霧に包まれたエーランド島で、幼い少年が行方不明になった。

フィンランドはユダヤ人虐殺に加担したか―歴史の極秘調査ともみ消しの指令を受けたカリ・ヴァーラ警部。

老婦人宅に見知らぬ男の死体。

犯罪組織の中枢にまで潜り込んだスウェーデン警察の潜入捜査員パウラ。

両親はスウェーデンで幸せな老後を送っていると思っていたダニエルに、父から電話がはいる。「お母さんは病気だ。

フィンランド国家捜査局で特殊部隊を指揮するカリ・ヴァーラ警部は、術後の後遺症にもめげず超法規的に麻薬を取締まる日々を送っていた。

夏の朝、洞窟で若い女の全裸遺体と朽ちた古い遺体が2体見つかった。

聡明な少女を殺めた、ありえない人物とは? 7歳の少女の遺体がロブスター漁の網にかかった。

酒を飲まない雑貨店経営の女性がパートナーとの喧嘩直後、飲酒運転で道路脇の木に突っ込み即死した。

今は亡き母は、なぜ最期まで私達姉妹に冷たかったのだろう?屋根裏で母が戦時に書いた日記と古い勲章を見つけたことで、再び謎と向き合うことになったエリカ。

コペンハーゲン警察の特捜部Qは未解決事件を専門とする部署だ。ある日ここに一本の電話が入った。

中年男性が通勤途中行方不明になり、3カ月後凍った湖で見つかった。凶器は魚をさばくナイフ。

クリスマスシーズンで賑わうホテルの地下で、一人の男が殺された。

【北欧ミステリの最高峰 「ガラスの鍵」賞受賞作! 】 その手紙は、ビンに収められたまま何年間も海中にあり、引き揚げられてからもすっかり忘れ去られていた。

未解決だった難事件を次々と解決、やっと日の目を見つつある特捜部Q。だが捜査を待つ事件は増えるばかりだ。

エーランド島の石切場のそばのコテージに暮らしはじめたペール・メルネル。

第二次世界大戦末期。英国軍パイロットのブライアンとジェイムズはドイツ上空で撃墜されてしまう。

ストックホルム郊外で磔にされた男の全裸体が見つかった。

国家犯罪捜査局の元凄腕長官ヨハンソン。脳梗塞で倒れ、命は助かったものの麻痺が残る。

雨交じりの風が吹く、十月のレイキャヴィク。北の湿地にあるアパートで、老人の死体が発見された。

北欧ミステリの帝王ヘニング・マンケルが生んだ名物刑事、クルト・ヴァランダー。

空港のバーで離陸までの時間をつぶしていたテッドは、見知らぬ美女リリーに出会う。

外海に流されようとしていた死体は地元出身の若い新聞記者だった。

大学生のジョーは、授業で身の回りの誰かの伝記を書くことになった。

エーランド島に美しい夏がやってきた。

英国で90万部突破、シリーズ累計250万部超のベストセラー警察小説がついに日本上陸。

目的は警察への復讐――暴力で繋がれた〝家族〟の結末とは。

旧友の結婚式のためシェトランドを訪れたテレビ関係者の女性は、「海辺で踊る白い服の少女を見た」と同行した友人に話した翌日、失踪しやがて死体で発見される。

一人暮らしの女性が銃で撃ち殺され死体で見つかった。

凄腕の女性弁護士アイゼンベルクは、ホームレスの少女から弁護を依頼される。

シェトランド島に夏がやってきた。人びとを浮き足立たせる白夜の季節が。

『制裁』『ボックス21』『死刑囚』に続く 北欧の傑作ミステリ！　冬の朝、43人の子供が市内に突然現れた。

シェトランド署のサンディ刑事は、帰省したウォルセイ島で、祖母ミマの遺体の第一発見者となってしまう。

夏の休暇を楽しみに待つヴァランダー警部。そんな平和な夏の始まりは、一本の電話でくつがえされた。

雪の予感がする早朝、小さな村から異変を告げる急報が入った。駆けつけた刑事を待っていたのは、凄惨な光景だった。

サニーの父は警察官だったが、突然、拳銃で自殺した。自分は警察の内部情報を犯罪組織に売る内通者だった、という遺書を残して。