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告白
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告白の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全910件 501~520 26/46ページ
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この本は移動中に購入して読みました。 スナック菓子程度の軽い感じにつまむ程度の本ではないでしょうか。 自分の本棚には並べませんでした。 少年・少女が大人が思っているよりも悪意に満ちているなどという内容で 今実際にアメリカで起こっている、いじめをしたことが引き金で自殺をしてしまった少女 とその加害者の事のほうがよほど気になります。 しばらくこの手の本を読んでいなかったので悩みました。 この本はどういう気持ちで読めばいいのでしょうか? | ||||
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期待通り、評判どおりの面白さ! 第1章は独白の形で暗く重い展開。 しかし、そこを抜けると2章、3章と続くにつれ、 素晴らしい展開に引き込まれ一気に読んでしまいました。 素直な文体で読みやすい。 主人公にあたる先生の感情を押し殺した語り口が恐怖感を煽る。 中学生の揺れ動く心境、 ふとしたことで、悪魔的なスイッチが入る危うさ。 すごく考えさせられる小説でした。 | ||||
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つまらなかった。あまりにつまらないので、読み終わったあと、しばらく死んだふりをしていようかと思った。 最初は少し面白いかなと思っていたが、散々だった。文章の稚拙さはまるで鈍感な中学生の書いた作文のようだし、章タイトルの大仰さにはあきれるし、構成(展開)の外連も悲惨。 これが新人賞をとったり、本屋大賞に選ばれたりするという日本の出版界はどうなっているのか。 読んだことを忘れてしまいたい。 | ||||
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噂通りの衝撃作だったけど、個人的にはあまり賞賛出来ない。 おそろしく人間くさい現実的な面と、おそろしく作り物っぽいコミカルな面という両極端な二面性があって中途半端に感じた。どちらか一方に徹底した作品の方が好感が持てる。 でも、一つしかない事実も、立場や目線が変わればそれぞれの解釈が生まれ、何通りもの事実が存在することになるというのは面白い視点でした。 | ||||
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イッキにスラスラ読める、大変読みやすい小説です。 面白かったか、と聞かれると、それなりに面白かったのかなあと思いつつ、 ただ、他の方々も書かれているように、 大変陰湿で、後味の悪い小説ではあります。 結局のところ、おもしろかったのか、つまらなかったのか、 自分でもよく分からない感じです。 ただ、この作品が『本屋大賞』というのは、疑問です。 | ||||
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それなりに引き込まれたし、おもしろかったんだが… 第五章終盤、少年Aの遺書が終わってからの、体育館実行シーンの描写は余計だと思う。全体通して、ここだけ告白形式じゃないから。 それが目に着いて若干冷めてしまい、ラストの衝撃をもってしても充分に物語に戻ることができなかった。 まあここがないと、最終章冒頭からの電話シーンと結びつかないんだけど…それなら最終章も遺書ってことにして、少年A、ひいては我々読者に語りかける形式にした方が、よりおもしろくなったと思う。電話での長い告白は現実味無さ過ぎて、引き込まれなかったです… 五章終盤の体育館での実行シーンは…例えば“目撃者”という章題をはさんで、ウェルテルに語らせたら全体の辻褄はあったかと…彼サイドから先生との関係を語らせた方が驚きも上がったと思うし。 あと、最終章前に少年Aの母親の告白や世直し先生の遺書なんかもあってもおもしろかったかも。そうすれば誰かが嘘ついた可能性を読者に想像させることもできるし。 破綻めいてる箇所があるのには目をつぶります。楽しめればそれで良し。 | ||||
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気分が悪くなったという意味で『星はマイナス5です』 『カテゴリーにハメられた』人々達。 『今流行りの「ひきこもり」とか「息子溺愛モンスターペアレント」とか出しとけば、お前ら食いつくんだろ?』 と、言わんばかりの作者様の声が聞こえてきます。 作者は、作者と無縁の「脳内妄想で、流行の人物像を、ネットで調べて考えた」のでしょうが、 そのカテゴリーが多数、身近にある人間にとっては、「そういう感想」しか出ないです。 リアルじゃないんですよ。 絵空事とは良く言ったものです。 マンガだったとしても微妙。 バトルロワイヤルに到底負けてますし。 こんな脳内妄想を、30代中盤で、よく出せたなと・・・ 「後世には残したくない本」である事は確定。これが本屋でオススメされてるとか・・・ ----------------------------------------------------------------例えば、子供に見せたくないものを挙げるとしたら、 「ロンドンハーツ」は見せても問題ないけど 「ゾンビを銃で撃つゲーム」は見せても問題ないけど、 『この本だけは絶対に子供に見せたくない』ですね。 ヘキサゴン見てた方がまだマシです。 | ||||
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物語だとわかってはいるものの、子供たちの内に潜む暗い闇が恐ろしかった。 無責任に振舞う親たちと、インターネットや通信手段の発達で情報あふれるこの時代がそうさせているのかもしれない。 一方で、復讐を試みたこの森口という教師や直樹の母のように、子への強い愛情は現代も存在する。ただし直樹の母のように自らの信念でベストを尽くしている親でさえ、方向が違えば子供をだめにする。あー難しい。 子育て経験なしのため未知な部分は多いが、いろいろと考えさせられた。 | ||||
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自身の母に薦められて読みました。 結局、子どもは自分がしてもらったことを 他者にするという本質を垣間見た感じ。 子を育てるということの責務を再認識です。 この小説に限らず、現実でも想像もつかないような事件を 起こしてしまう人には、幼少期の愛情が足りなかったり 満たされていないことも多いように感じました。 問題の根底にはそこがクローズアップされており 殺人を犯した両少年の両母親も罰せられている。 一見、真逆の母親に育てられた二人が 同じような罪をつむいでいく怖さ。 そこに子育ての重要性や責任の重さを感じ取り 自身の子育てについても深く考えさせられた作品。 自分が同じ目に遭遇した時、どうするだろう? と、様々な登場人物の立場に立って考えてしまい 非常に重かった。 一気に読んでしまい、読後は重い気持ちで一杯に。 ちょうど同じ年頃の子どもを育てている時期で 非常に考えさせられました。 同じく殺人を犯した少年と同じ歳の娘も読みましたが 読み手によって様々な感想を抱かせる本だと思います。 子を持つ母親には重いけどお勧めです。 独身の友人は全く別の感想を抱いていましたので 読み手によって感想が非常に変化する作品だと思いますし それを読み手にゆだねているところが、非常に興味深い。 現代の犯罪社会に対する警鐘かも。 | ||||
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これはかなり怖かったです。この怖さは幾つかあるのですが、誰もがリアルにありえるかもというものだから後に残ります。その怖さというのは具体的には、「不治の病にかかったのではないかという恐怖」、「罪をおかした者に対する周囲の仕打ち」、「大切なものを失った人間の執念」です。これらの要素には誰もが現実に接する可能性があるわけで、恐らく著者はそういうみんなが怖がることを十分分かってこういう仕掛けをしてるんだなと。ただ、こういう要素は盲点になっているうえに、一つ一つは使われても重複した形で使われることはあまりありません。そういう意味では新鮮ではあります。そして私が一番戦慄したのはやはりラストです。そこには「慈悲に救われるか」か「究極の地獄へ行くか」かの選択が待っているのです。それを指し示すのは主人公の教師であるわけですが、上記の執念に捕りつかれている為、公平に選択肢を提示しているのかどちらか分かっていて地獄行きの道を指し示しているのか分からないところがまた怖いです。とりようによっては相手の自業自得、しかし反対に相手を地獄に追い込んだのではという解釈もできるわけです。この怖い怖い展開と結末、後を引く名作だと思いました。 | ||||
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教え子に自分の子供を殺された女教師の復讐から始まるストーリー。 次の展開が気になって気になって、一気に読んでしまいました。 デフォルメされているものの、 中学生という多感で難しい時期の心境がすごくよく描かれています。 登場人物のほとんどが壊れています。 ダークでクレイジーな話が好きな私にはたまらなくおもしろかったです。 ただちょっと、、、 「いくらなんでもそれは無理でしょう」という箇所がいくつかあり、残念。 それがなければ文句なしで★×5です。 | ||||
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この本を読むということは…テレビのサスペンス劇場を見る感覚といえばいいのでしょうか…。 それとも「ミザリー」などキングの映画でも見るような感覚といえばいいでしょうか。 多分後者に近いですね。 現実にあるか、ないかとかという話で論じることはないと思うのです。 でも…もう子どもだけでなく大人も何をするかわからない時代ですから… 全くリアリティーがない世界ではないような気がします。 何にせよ、若いと思われる著者がこんなに私の心を揺さぶる作品を書いたことに 嫉妬します。子どもを持つ母にとってはとても恐ろしい作品でした。 そして、あなたは、この本を読んでどう思う?と、人に問いたくなる作品です。 映画で松たか子が演じた教師、彼女の執拗な復讐、このような犯罪をするに至った心の過程を知りたいと思わずにいられません。(湊かなえさん、ぜひ続きを書きませんか?) あとは、女教師の亡き娘の父親、その描き方が薄っぺらく感じます。現実感がなく感じるのです。 子どもと母親は常に密着しすぎている、父親がもっと家庭で存在感を発揮すれば その不幸を未然に防げたと思える話です。 常に母が悪いのではなく家庭の中の母を支える父が機能し両輪で家庭を築くことが大事なのだと。 当初、この作品は「聖職者」というタイトルで執筆されたようで、章立てのタイトルもそれに沿っています。オムニバス形式で各章、異なる人物の視点から事件を描写しているのですが、私は、最初章のタイトルに違和感を感じたのですが、それは本書の本来のタイトルを知らなかったからでした。 なお、文庫版には映画化した監督の対談が載っておりこの中の「子どもは人の言った言葉をそのまま信じている」という意味の話も興味深いものでしたので、ぜひ文庫版をおすすめします。 | ||||
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面白いストーリーで色々書きたいのですが、ネタばれになるので、 映画も見たくなるような非常に面白い作品です。 | ||||
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以前から注目していたのですが、なかなか読むきっかけが見つからず、最近になって読み終えました。 終業式に担任の教師から告白があり、それに継ぐ関係者達の告白により物語の全容が明らかになっていく。 全体的にドラマチックに仕立てられているため、途中で「これはあり得ない。」と、拒否反応を起こす人も あるかもしれません。しかし、話題となるだけの実力はあると思えます。 | ||||
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読みやすいので数時間でさくっと読めて好印象です。聖職者の章だけで良かったのではという意見をよく目にしていたので、その点興味がありました。途中の章は余計には感じませんでしたが、最後の文章を読んだら初めて同意したくなりました。やんちゃ先生の存在は最初は何でか分かりませんでしたが、不可欠でしたね。彼がいないと良い事も悪い事も始まらない事ばかりで。感想を一言と問われれば「面白かった」ですが、主人公の心の叫びが聞こえない描き方なので感情移入して読むことは難しかったです。だから読了後に感動として残る物がないんですね。冷静な文体は意図的かもしれませんが、彼女の心情の描き方次第で作品への印象は大きく変わったと思います。ABの独白も第3者的に自分を傍観している印象が強くて私はのれませんでした。エンタメ作品と言われればそれまでなんですが。読み終わってみると、A母の気持ちは知りたかったという感想だけで・・・何かもったいない気がします。松さんの演技だと心に響く物があるのか確かめたいですし、著書の他作品も読んでみようと思います。 | ||||
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レビュー見てると結構色々言われてますが良い作品だと思います。 確かにすっきりはしない(笑)後味悪いのもわかります。 しかし、どうして後味が悪いのでしょう。 私が思うに、今我々がぶち当たっている問題が丸々あぶり出されているからではないかと。しかも解決策が書かれていないし、自分では思いつかない。 それに、この小説の中学生たちは皆純粋に思えない。大概、大人は子供を純粋だと思っているのでしょう? エンターテイメントとして読むのもありですが、何か深いものを感じます。 私が高校生だからか…なんとなく歳の近い中学生の登場人物の心情と被るところがあります。 この小説は色々なことが詰め込まれていますが一番印象に残ったのは"母親という存在" というかテーマにも思えます。 他人の評価の低さで読まないなんて勿体無い。 後味悪いだけじゃない。 エンターテイメントだけじゃない。 ミステリーだけじゃない。 もっと学ぶべきことがこの作品にはあります。 本からでさえ学ぶことが出来ないならば、現実からでも学べない。 | ||||
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今さらながら、話題の作品を読んでみた。 本文中で「若きウエルテルの悩み」というゲーテの名著の名前がちらっと出ているが、本書の構成も「若きウエルテルの悩み」と同じで、語り手の告白が日記や書簡のような様式で描かれている。語り手の告白は俺たちに向けられたものではなくて、自分完結のため、或いは特定の人物へと向けて書かれている。だから俺たちは、それぞれの「告白」を、惹いては語り手の人生を、より客観的に俯瞰することができる。 先のゲーテの作品とこの作品が異なるところは、「若き・・・」が終始ゲーテ一人の告白で一貫しているのに対し、この作品は複数の人物の告白で作品が構成されているところだ。ある事件にまつわる話に関して複数の関係者が淡々と告白しているのを、第三者の視点で客観的に見れるのだ。そこで浮き彫りにされるのが、いかに人間同士の間で、水面下のすれ違いが起きているか・・・ということだ。すれ違いは、俺たちの日常で頻繁に起こっている。本人の意図と、それを受け取った人の解釈が全然異なっていたりする。一番厄介なのは、普通だったら気付かないような、小さなすれ違いだ。そしてそういった些細なすれ違いが、毎日のように起こっている。 中には、設定なり登場人物の言動が現実的ではない・・・そう解釈する人もいるだろう。だけど、本当の現実の世界は、そんなにうまく動いていない。合理的で的確な論理の展開に、なんのリアリティーがあるだろうか。むしろそういったことを求めるほうが、現実的ではないのではないか。 | ||||
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今更だけど告白☆映画にもなった有名作品。記憶に残る一冊。大好きー! | ||||
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湊かなえのデビュー作にして第6回本屋大賞受賞のベストセラーの文庫版。 『下妻物語』『嫌われ松子の一生』などで知られる中島哲也が映画化を手がけたことでも宣伝されているが、自分もそれによりこの原作を知った。映画の主演は松たか子だが、別に彼女が好きなわけではなく、見出しのストーリーに惹かれたので読んでみたがこれが大当たりだった。 物語は女性教諭森口の告白(独白)から始まる。自分の受け持つ生徒達に退職前の最後のホームルームという形で話をするわけだが、そこに自分の生い立ちやエイズを患った伴侶、死んでしまった愛娘の話と、彼女を殺した2人の生徒の事を語る。生徒に関しては本名は言わないまでも、他のクラスメイト達はそれが誰かを特定できてしまう。また、エイズを患った娘の父親が、冒頭で話に出した世直しやんちゃ先生≠セということも明らかになり、彼の血液を給食に出された2人の生徒の牛乳に混ぜたということを告げ最初の告白が終わる。 ここまで一気に読んでしまい、もうこの時点でクライマックスとも言える展開に驚いたが、彼女なりのこの復讐が物語の始まりだということに不覚にもワクワクしてしまった。続きが気になって仕方がないという小説は本当に久しぶり。上記の世直しやんちゃ先生≠竍H市母子殺害事件≠竄サれを担当した弁護士、毒入りカレー事件≠ネど、現実とリンクさせた箇所がチラホラあったのも、読者を誘う上手い作り。 犯人が誰かという事が個々の告白によって明らかにされるという類の話ではない。犯人達≠ヘ早い段階で 問題はそこに至る心情的な過程とその後の流れで、それらが多角的な視点で描かれているということ。 なので以後も、森口先生の後任である熱血且つKY男性教師ウェルテルや少年A、少年B、自分の息子を溺愛してやまない少年Bの母親や、ウェルテルとともに引きこもりになった少年B宅に訪問する女生徒や少年Bの姉など、視点が変わる。 単純なオムニバス形式かというと決してそうではない。確かに、個々の告白によって見えなかった部分が浮き彫りにはなるが、結果どこまでが真実か、どこからが告白者の脚色か、はたまた脚色はされているが当人にとっては真実か、それらが分からなくなってくる。しかし、森口の愛娘が死に、その後も悲劇の連鎖とも言える事態が起こったのは紛れも無い事実。この点は現実で流れるニュースと同じで感情を排した捉え方が必要なのかなと思った。 そうは言ってもそれぞれの告白には様々な特色があり、1つ1つがその人の人生であるわけだからなかなかに重い。少年AにしろBにしろ、同情はできないまでも思春期特有の葛藤があり、少年Bの母親も近年目立つモンスターペアレンツという言葉では片付けられない子供への愛情があった。 当初は誰もが愛娘を殺された森口側に寄って読み進めていくだろうが、次第に誰に感情移入すればいいか頭がついていかなくなる。個人的には少年Aに同情の余地ありと思ってきたところでのクライマックス、森口が最後に告げる言葉がそれをバッサリ切り、本当の復讐が何か明らかになるという非常に巧妙な作り。 登場人物達がその後どうなったのかとか、結局誰が一番の被害者・加害者で何が正しく、何が悪いのか。そういった事は語られず、読者に考えが方が委ねられる。しかし、読み終わった後に何か重いものが確かに心に残る。放任的ではあるが、それこそが正しい道徳の説き方だとも思えるし、何事にも答えを出そうとする教室≠フ中では教われない事ではないだろうか。 この良作を映画ではどういう風に味付けをしたのか、非常に気になっている。久々に公開前から期待している邦画である。 *平成22年4月20日記述 | ||||
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小説自体は一人称で語られていくもので、風景やら他の登場人物の感情やら、さらには読者も置いてけぼりだったりします。 レビューの多くの方が「中身がない」といっています。ですが私はこんな小説もアリなんじゃないかと思いました。本屋大賞に何かを求めちゃってるんだろうな。 少年犯罪がどうとかHIVがなんだとかおっしゃってますが、みなさん評論家かなにかなのか? 何かを訴えるための小説は沢山ありますが、本って単純に面白いか面白くないかでいいんじゃないかと。 エンターテイメントとしてよかった。 映画もDVDで見ますし、本屋大賞もこれからも読みたいと思いました。 | ||||
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