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告白
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告白の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全910件 421~440 22/46ページ
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元々1章目を短編発表したものを長編にしたということだが、なるほど1章目は短編としては 非常に良く出来ていると思う。これで終わりなら5つ星にしても良い。 2章目からは完全に蛇足であり、最後まで読むとトンデモ本になってしまう。 1つ星にしなかったのは1章目の短編価値を認めるから。 それと、これは作者の責任ではないが、本屋大賞受賞は大問題。一般のファンが選んだのなら 仕方が無いが、全国の書店員さんが選んだというのが情けない。書店員さんって大して読書家 ではないのかな? | ||||
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あるテレビ番組の映画紹介でなぜか筋を全部言っていたので、 そんなに期待してなかったのですが、おもしろかったです。 というのも、同じ物事に対しての各登場人物の視点の違い。 また、その視点の違いを独白形式で読ませる技術もすごい。 どうすればこれだけ違う視点を1つの作品の中に凝縮させることができるのか? あんまりお友達にはなりたくないが、 この作家さんの観察眼というか、心理描写にはゾクッとした。 | ||||
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この小説が話題になるのでしょうか? ミステリーは数多くよんできましたが、たとえ殺人という事件が起きても、 このような結末にはならないと思います。 悪意、それだけの物語です。 小説を読んで、ここまでいやな気持になることはありませんでした。 監督はなぜ映画にしようと思ったのでしょう。 出演者の方は、なぜ演じようと思ったのでしょう。 なぜ、これほど話題になるのでしょう。 理解できません。 この本は読まないで、と初めて家族、友人に警告した本です。 | ||||
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賛否両論あるようですが私は好きです。 映画を先に観ていて、あまりに衝撃的な内容で2回観に行きました。 原作も同じように引き込まれる内容で、映画原作共に良かったです。 ただ繰り返し読みたい作品かと言われれば、そうではありません。 話としては面白く、問題作だと思います。 でも私は、小説には自分の糧になるようなもの、癒しや感動を 求めているのでこれは違うかな。 | ||||
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友人から面白いよと聞かされていたので、遂に読んでしまいました(本当は、映画が見てからにしようと思っていました)。 題材も興味深いし、一人ひとりの人間の表現力、伏線が張られエンターテイメントも兼ね備えている等の要素があり、この方が新人というのに驚きました。特に、第1章は衝撃です。 暗い作品はとても好きなのですが、この作品はめちゃくちゃ暗いです。なので、明るい作品が好きなかたにはおすすめできません。 また、ただ暗かったり重いだけならまだしも、この作品はリアルに想像できるところが重いです。でも、それがこの作品の魅力の一つにあるのかもしれませんが・・・ | ||||
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待合室に置いてあり、読み始めたら止まらなくなった本。 好奇心を刺激され読み進んでしまう。 誰もが悪いようで、悪くないような、 悪くないようで、凄く悪い話し。 物事は1方向から見ただけではわからない。 人が持っている身勝手さを暴き出しながら、事件の真相を描いていく。 読後の後味は良くないが、読む価値のある作品。 特に中学生には。 | ||||
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生徒に子供を殺された、なんていう設定があっていいのか。しかも、娘は母親の勤める学校の中にいた。この辺で私はリアリティを感じない。 第一章だけ読んだが、それだとこの本の値段は高すぎる。 | ||||
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人生ってこうも簡単にねじ曲げられるんだなぁ… と、考えさせられた作品でした。 が 推理する小説でも無ければ、サスペンスの様にスリルを味わえるような作品でもなし。 独白形式で書かれていて、内容の程はライトノベル程度。 面白いから読むのではなく、本を閉じてしまえば、続きを読まぬまま放置して、次の小説に手を出しかねないから読む 的な? 購入ではなく、図書館で借りて読んでみるのが一番良い選択肢だと思います。 | ||||
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この本は、登場人物の表情、思っていることがとてもわかりやすいです。 ですが、表情と登場人物が喋っているとこが、めちゃくちゃな感じがします。 喋るとこは「」とかで覆うはずが、無いところに言葉が入っていると・・・ 内容は面白いです。 ↑のことが無ければ星5つは上げられたでしょうか。 買って損する本ではないと思います。 | ||||
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読み始めから、途中、そして最後まで、何か違和感のある本でした。 多分ですが、登場人物が全員、自己を肯定し周りを否定することが要因かもしれません。 普段の生活では、相手を尊重したり自己を改めたりする人が多い中で みんなが自分の考えを正しいものとして訴えとおす展開は驚きました。 ★2〜4の中途半端な評価が、何かふさわしくない作品に思え 1つか5つかで考えた挙句、「こんなの書けないや」ということで★5と。 その考えも違和感あるのですが、それでも良しとします。 性交でHIVに感染する確率は自分で調べるようにとのことだったので インターネットで確認すると、0.7%程度(1回につき)だと記載されていました。 | ||||
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本作は湊かなえ氏による第6回本屋大賞受賞作。 学校で娘を亡くした女教師・森口悠子と、それを取り巻く関係者達の、 それぞれの視点での独白形式で物語は進行する。 独白者は5人。 その中で最も強烈だったのは、冒頭とラストの女教師の語りである。 女教師は「娘を殺した少年達の裁きを司法の手に委ねない」という選択肢をとる。 この国は法治国家であり、その法律は復讐を認めていない。 我が子を殺した殺人者達を「少年法」に委ねると、更正を期待され、再スタートを切ることができる。 決してそうあってはならない、自らの手で裁きを下したい。 そんな女教師の強い執念、そして淡々と語る口調とは裏腹に燃えたぎる憎悪はいかほどのものであったか。 静かな語り口調からは逆に強く伝わってくるものがある。 自己の正当化と欺瞞に満ちた他の独白者達とは明らかに一線を画している。 本作はミステリーとはやや趣きが異なる。 賛否は分かれるだろうが、映画ではなく活字で読みたい一作。 | ||||
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私は好きです。 一言で言うと、「胸糞悪い」なんですが、どうしても読んでしまいます。 人間ならではの狂気という感情が溢れた作品だと思います。 それから、登場人物が中学生が中心というのが良いと思います。 私がいじめを経験したという事もありますが、中学生ってまだ未熟で不安定なのに優越感を味わいたくなる、一番怖い年頃なんですよね。(「中二病」って言葉もあるくらいですし) そこがよく現れてるなぁと思います。読んでて思い当たる所がありました。 暗くてグロい表現ばかりですが、私は逆に、登場人物の子達と同じ年頃である中学生に読んでみて欲しいなと思います。 | ||||
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ちっ一杯引っ掛けながら書いたもんだからあ間違いちまったぜー てことでーシラフにもどって書き直すー あえて中身についてはかたるまい。原作のタイトルについて かたらせていただく。 「告白」ってえ英和辞典英英辞典を引けばわかるんだけどおー 刑事が取調室で容疑者に「告白」させるーとかー カソリックの告解室で神父様にだけカソリックの教徒が「告白」するとかー 「密室」の中で行われるものでえー でもーこんなことをー「公の場」でやったらあー プロフェッションだからあー詰まりー「公言」ですからあー で、これわあ「公言して憚らず」ってゆーことにいーなるんだけれどもおー 「公然たるカタリ」でもあるわけで。カタリは「語り」であると 同時に「騙り」でもあるわけで。コレわオヤジギャグじゃあなくってえ チャンとおー辞書とかをー引けばわかるわけで。 それでえー「告白」とゆータイトルでパブリックなパブリッシュメントを やってしまったらあーメタレベルで矛盾しちゃうわけで。タイトルが「告白」なんだ けれどおーやってること自体があーパブリッシュメントってゆー「公然たる騙り」なんだからあー 映画版の最後のお「なーんてね」がこの本のタイトルと出版物とゆー体裁そのものであるわけで。 木村綾乃さんがリビングの一番良く目立つところにい飾っっておいたあー 息子のクラスメートたちが書いた悪意の篭った寄せ書きの暗号に気付いてえーギャー! とかゆうシーンあるでしょー? それとおなじなのねえー エドガーアランポー「盗まれた手紙」とおんなじだしい | ||||
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読む人によってはすごく気持ち悪く、また読む人によっては感動する作品だと思います。 全体的なイメージとしてはかなり陰湿な、じりじりと終盤まで続いていく印象なので、ある程度感情移入できないとつまらないのではないでしょうか。 しかし、本屋大賞を受賞した著者ということもあり、デビュー2作目ながらしっかりとした文章で表現も上手く、個人的には雰囲気のわりに読みやすかったような気がします。 映画の方がなかなか出来がよかったので、小説に遡るのもいいかと思います。 また小説を読んで面白いと感じた方は、是非映画も見てみてください。 | ||||
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2010.05.01 駅ビルの書店にて。2010.05.04、ほぼ半日で読了。小説を読んだのは「砂の女」以来でしたが、各主人公の心の闇に巣食う「復讐心」にここまで光を当てて、作者の湊さんが訴えたかったことが分かるような気もするし、分かりきれない気もする。ただ、事実として私は六章からなる「独白」に引き込まれ、読みかけの本をそっちのけで読み終えた。読んだことを後悔しない素晴らしい小説。でも、誰にもすすめたくない本。パンドラの箱を開けたようですが、私の心に残ったものは、希望と呼びがたい・・・ | ||||
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内容は事件の謎解きというより、人間の本質がテーマです。 人間だけがもっている憎悪、偽善、欺瞞、自己正当化などの 神や獣にはない、人間だけの本質を実に巧みにえぐりだしてします。 えぐり出したところで、何の救いも示さず、本質的な解決も示さず、 衝撃的なラストでバッサリと終わっています。 読み終えてからも、登場人物の人間的な本質や、 最終的な救済に関して自問自答が続いています。 事件の謎をといてスッキリしたいだけなら、この本は重すぎます。 肉声、文章、WEB上の文章、電話からの声など 語るメディアが章毎に変えながら、 登場人物たちのモノローグだけで構成した 実に巧みな構成も、面白いところです。 全ページが、登場人物の一人称での語り(モノローグ)構成されています。 章ごとに語る人物は変わりますが、1章丸ごと一人で語り続けます。 全ての章が誰かから誰かへ語りかけるメッセージです。 心理描写や状況説明のような文章は一文字もありません。 たとえば、1章は教室で先生がクラス生徒全員に語りかけます。 生徒も登場し、主要な登場人物も全て登場するのですが、 教壇で話す先生の肉声だけで1章が構成されています。 登場人物は逡巡や懊悩したりせずに、行動しますし、 語り手による推理や状況説明のような文章は一文字もないので ダレることも、あきることも、結末が予想できてしまうこともありません。 ミステリー苦手な私ですが、最初の1ページからハマり、 最後までいっきに読んでしまいました。 忘れられない一冊になりそうです。 | ||||
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「松たか子」主演の映画化で話題になった本。 主役は、いったい誰なの? 先生か? この先生の子供が亡くなる事件と関わる生徒とクラスの物語。 衝撃的な事件が様々起き、それに関わる人間模様。 最後も、どんでん返しが起きます。 結局、みんなマザコン?? 300頁ありますが、結構、読めます。 スリリングです。 話形式や手紙形式や日記形式… 主人公がころころ変わります。 結局、だれを信じると良いのですか?って、人間ドラマです。 | ||||
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映画化されて、本屋さんでは目立つ場所に置かれていたので、興味だけで購入しました。本が好きな娘(小学6年)も、ちょっと興味があるなと言うので一緒に読もう!と購入したのです。先に娘が読むというので、どうぞと軽く渡してみたものの・・・。すぐに読み終わり、感想は、「微妙・・・」でした。「どういうことかな?」と思いながらも、そんなに楽しい本では無さそうだよねと思いながら読んでみると、なるほど、「微妙」でした。映画の宣伝が頭に蘇りました。 皆さんがおっしゃるようにすらすら読める読みやすさは感じました。しかし、後味が良くない!の一言です。これがどうして映画化されたのか、すごく不思議です。小学生も、これは無いよねと言ってしまう内容・・・(小学生には読ませるべきでは無いのかも知れませんが)。出来れば読ませたくなかったと後悔したので、これ以降は自分が先に読んでから子供向けな内容の本を薦めるようにしています。話題だからと安易に買ってはいけないのだと勉強になりました。 | ||||
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友人が貸してくれたので読みました。 なんら感情移入できる部分がなく、少しは面白くなるのかと思っていたら終わってました。笑 清張や横溝正史の歴史が形成する人間性の影みたいな重厚なストーリーが好きで読み漁った者としては「軽薄」の一語につきます。 陰湿さとか意外性とは綿密に構築されたリアリティーの上に成り立つことがよく判りました。 人によっては面白いのかも知れませんが、そういう人は本当に面白いものを読んだことがないとしか考えられません。 中高生がマンガを読んでるくらいなら読むといいと思います。 | ||||
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気になっていたので買ってしまいましたが、とにかく薄い!渡鬼のサスペンス版のような、最も大切な味には配慮せず奇を衒ったことを新しい=美味しい(?)とさせている創作料理店のような‥。 読後のムカつきが酷く、それはストーリーによるものも勿論あるけれど作品に納得がいかなかったからです。サスペンスやホラーってこんなにつまらないんだっけ?と、普段読まない苦手なホラーから貴志祐介を選んだところ、怖さと内容に身がぎっしり詰まっていて、お陰で怖かったですが満足しました。 大変失礼ですが、文章力というものも乏しい気がしてしまいました。ミミズにムカデにゴキブリに‥と言われたら当然気持ち悪いように、気持ち悪いけれども具体的に見えてこず、読み手の想像力に任されているのでしょうが、なんだかこの本に関しては無責任に感じました。どなたかも書いてらしたように、週刊誌の記事みたいです。 勿論あくまでも超個人的な感想で、私には魅力が理解出来ていないだけかもしれません。 | ||||
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