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告白
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告白の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.64pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全935件 541~560 28/47ページ
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| レビュー見てると結構色々言われてますが良い作品だと思います。 確かにすっきりはしない(笑)後味悪いのもわかります。 しかし、どうして後味が悪いのでしょう。 私が思うに、今我々がぶち当たっている問題が丸々あぶり出されているからではないかと。しかも解決策が書かれていないし、自分では思いつかない。 それに、この小説の中学生たちは皆純粋に思えない。大概、大人は子供を純粋だと思っているのでしょう? エンターテイメントとして読むのもありですが、何か深いものを感じます。 私が高校生だからか…なんとなく歳の近い中学生の登場人物の心情と被るところがあります。 この小説は色々なことが詰め込まれていますが一番印象に残ったのは"母親という存在" というかテーマにも思えます。 他人の評価の低さで読まないなんて勿体無い。 後味悪いだけじゃない。 エンターテイメントだけじゃない。 ミステリーだけじゃない。 もっと学ぶべきことがこの作品にはあります。 本からでさえ学ぶことが出来ないならば、現実からでも学べない。 | ||||
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| 今さらながら、話題の作品を読んでみた。 本文中で「若きウエルテルの悩み」というゲーテの名著の名前がちらっと出ているが、本書の構成も「若きウエルテルの悩み」と同じで、語り手の告白が日記や書簡のような様式で描かれている。語り手の告白は俺たちに向けられたものではなくて、自分完結のため、或いは特定の人物へと向けて書かれている。だから俺たちは、それぞれの「告白」を、惹いては語り手の人生を、より客観的に俯瞰することができる。 先のゲーテの作品とこの作品が異なるところは、「若き・・・」が終始ゲーテ一人の告白で一貫しているのに対し、この作品は複数の人物の告白で作品が構成されているところだ。ある事件にまつわる話に関して複数の関係者が淡々と告白しているのを、第三者の視点で客観的に見れるのだ。そこで浮き彫りにされるのが、いかに人間同士の間で、水面下のすれ違いが起きているか・・・ということだ。すれ違いは、俺たちの日常で頻繁に起こっている。本人の意図と、それを受け取った人の解釈が全然異なっていたりする。一番厄介なのは、普通だったら気付かないような、小さなすれ違いだ。そしてそういった些細なすれ違いが、毎日のように起こっている。 中には、設定なり登場人物の言動が現実的ではない・・・そう解釈する人もいるだろう。だけど、本当の現実の世界は、そんなにうまく動いていない。合理的で的確な論理の展開に、なんのリアリティーがあるだろうか。むしろそういったことを求めるほうが、現実的ではないのではないか。 | ||||
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| 今更だけど告白☆映画にもなった有名作品。記憶に残る一冊。大好きー! | ||||
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| 湊かなえのデビュー作にして第6回本屋大賞受賞のベストセラーの文庫版。 『下妻物語』『嫌われ松子の一生』などで知られる中島哲也が映画化を手がけたことでも宣伝されているが、自分もそれによりこの原作を知った。映画の主演は松たか子だが、別に彼女が好きなわけではなく、見出しのストーリーに惹かれたので読んでみたがこれが大当たりだった。 物語は女性教諭森口の告白(独白)から始まる。自分の受け持つ生徒達に退職前の最後のホームルームという形で話をするわけだが、そこに自分の生い立ちやエイズを患った伴侶、死んでしまった愛娘の話と、彼女を殺した2人の生徒の事を語る。生徒に関しては本名は言わないまでも、他のクラスメイト達はそれが誰かを特定できてしまう。また、エイズを患った娘の父親が、冒頭で話に出した世直しやんちゃ先生≠セということも明らかになり、彼の血液を給食に出された2人の生徒の牛乳に混ぜたということを告げ最初の告白が終わる。 ここまで一気に読んでしまい、もうこの時点でクライマックスとも言える展開に驚いたが、彼女なりのこの復讐が物語の始まりだということに不覚にもワクワクしてしまった。続きが気になって仕方がないという小説は本当に久しぶり。上記の世直しやんちゃ先生≠竍H市母子殺害事件≠竄サれを担当した弁護士、毒入りカレー事件≠ネど、現実とリンクさせた箇所がチラホラあったのも、読者を誘う上手い作り。 犯人が誰かという事が個々の告白によって明らかにされるという類の話ではない。犯人達≠ヘ早い段階で 問題はそこに至る心情的な過程とその後の流れで、それらが多角的な視点で描かれているということ。 なので以後も、森口先生の後任である熱血且つKY男性教師ウェルテルや少年A、少年B、自分の息子を溺愛してやまない少年Bの母親や、ウェルテルとともに引きこもりになった少年B宅に訪問する女生徒や少年Bの姉など、視点が変わる。 単純なオムニバス形式かというと決してそうではない。確かに、個々の告白によって見えなかった部分が浮き彫りにはなるが、結果どこまでが真実か、どこからが告白者の脚色か、はたまた脚色はされているが当人にとっては真実か、それらが分からなくなってくる。しかし、森口の愛娘が死に、その後も悲劇の連鎖とも言える事態が起こったのは紛れも無い事実。この点は現実で流れるニュースと同じで感情を排した捉え方が必要なのかなと思った。 そうは言ってもそれぞれの告白には様々な特色があり、1つ1つがその人の人生であるわけだからなかなかに重い。少年AにしろBにしろ、同情はできないまでも思春期特有の葛藤があり、少年Bの母親も近年目立つモンスターペアレンツという言葉では片付けられない子供への愛情があった。 当初は誰もが愛娘を殺された森口側に寄って読み進めていくだろうが、次第に誰に感情移入すればいいか頭がついていかなくなる。個人的には少年Aに同情の余地ありと思ってきたところでのクライマックス、森口が最後に告げる言葉がそれをバッサリ切り、本当の復讐が何か明らかになるという非常に巧妙な作り。 登場人物達がその後どうなったのかとか、結局誰が一番の被害者・加害者で何が正しく、何が悪いのか。そういった事は語られず、読者に考えが方が委ねられる。しかし、読み終わった後に何か重いものが確かに心に残る。放任的ではあるが、それこそが正しい道徳の説き方だとも思えるし、何事にも答えを出そうとする教室≠フ中では教われない事ではないだろうか。 この良作を映画ではどういう風に味付けをしたのか、非常に気になっている。久々に公開前から期待している邦画である。 *平成22年4月20日記述 | ||||
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| 小説自体は一人称で語られていくもので、風景やら他の登場人物の感情やら、さらには読者も置いてけぼりだったりします。 レビューの多くの方が「中身がない」といっています。ですが私はこんな小説もアリなんじゃないかと思いました。本屋大賞に何かを求めちゃってるんだろうな。 少年犯罪がどうとかHIVがなんだとかおっしゃってますが、みなさん評論家かなにかなのか? 何かを訴えるための小説は沢山ありますが、本って単純に面白いか面白くないかでいいんじゃないかと。 エンターテイメントとしてよかった。 映画もDVDで見ますし、本屋大賞もこれからも読みたいと思いました。 | ||||
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| 映画化された話題作。映画は見ていないのではっきり言えないが、森口悠子役の松たか子はなかなかのはまり役では、と思った。 タイトル通り、すべての章がある事件の関係者の『告白』で構成されている(いわゆる地の文が全くない)文体はかなり新鮮で面白かった。 ネタばれになりかねないので小説の中身については書かないが、最後まで一切の救いなく終わるラストといい、実験的な文体といい、少なくとも僕には買って読む価値のある本のように思えた。 | ||||
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| 文章がどうとか構成がどうとか難しいことは抜きにして、これほど夢中で読んだ本は最近ない。最初少し読めばあとは坂道を転げるように最後まで読んでしまう。私は、飲み会前のバスの中で暇つぶしとして読んでいたのだが、飲み会をほっといて読み続けようかと思ったほどだ。読み終わったあともすぐにもう一回読み直した。すべてが衝撃的でなぜ!なぜ!とページをめくる手が止まらない。 | ||||
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| こんな本がなぜ売れるのか。読後、すっかり厭世的になってしまった。たしかに文章構成の巧みさ、とかストーリーの斬新さ、とかそういうテクニカルな部分に関してはなかなかなのかもしれない。しかしあまりに著者にモラルが欠けていると思う。いじめ、殺人、HIVなど深刻なテーマを扱う者として、それらの問題に真剣に向き合ったのだろうか。到底そうは思えない。物語の盛り上がりを煽るために軽々しい態度で扱っていることが許せない。この著者の本と本屋大賞は二度と読まない。 | ||||
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| 話題になったし、TVですごく怖くて面白いと言っていたので期待して読んだけれど 私としてはう〜ん・・・・ 読みやすいとは思うけれど、他の方もおっしゃってる 回想シーンがしつこくてドキドキ感が損なわれて、途中で飽きました。 怖いと思えなかったし・・・ 期待していただけに、読み終わって面白かった〜!とはならない作品でした。 いい作品は時が経ってからまた読みたくなるけれど、これは読まないコーナー行きです。 映画はよく出来てるようですので、見ようと思います。 | ||||
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| とても読みやすい文章でした。 日記のような文章スタイルは退屈するのではと思いましたが、物語にどんどん引き込まれて一気に読み終えました。 第一章だけで終わっておけばよかったという意見もあるようですが、私はその後どうなったかを単純に知りたかったので、続きがあって良かったと思います。 主人公の怖いくらいの冷静さと、己が手を汚さずに復讐を成し遂げる狡猾さはとても面白いキャラクターでした。 物語も人間の自己中心さと不条理で埋め尽くされていますが、一貫してダークな作品に徹しているのが逆に魅力的でした。実際、主人公はラストでも復讐に徹底しているのが良かった。 読後感は確かに悪いけど、必ずしもそれが評価には比例するわけではないと思いました。 ただ、少年Bの引きこもり生活の描写や、少年Aの発明品はリアルさに欠け、ちょっと安っぽいなと思っていまいました。 | ||||
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| 2009年の本屋大賞受賞作ですが、映画が好評なようでまた話題になっています。 2年前にこの作品を読んだとき映画に向いているなと思いましたが、やはりという感じです。 現代社会が舞台であり、独特の湿度感、暗さを持つこの作品は邦画の得意分野とマッチしていると思います。 母子家庭で子供を育てた女教師が、娘を殺害した相手を追い詰め、復讐するというあらすじですが、 この作品の評価を一気に押し上げたのが、第一章の女教師の”告白”シーンです。 いきなり淡々と冷静に、論理的に自分の教え子達に向かって、娘の殺害、犯人について告白していく シーンは多くのミステリーを読んできた私も度肝を抜かれました。これは楽しませてもらえそうだと。 その後の章では事件の当事者、関係者の視点で事件について語られていくという構成ですが、 徐々に女教師が犯人を追い詰めている事を背後に感じさせる筆力は新人とは思えない完成度です。 そしてラスト、女教師の復讐は意外な形で成就します。残るのは重く鈍い読後感だけです。 ハッピーエンドにせよ、勧善懲悪にせよ、この作品のようなラストにせよ、ミステリーの王道が 人の心にインパクトを与えることだとすれば、この作品はやはり成功したと言えるのだと思います。 | ||||
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| あと、読後は洋画の『フォーン・ブース』を思い出しました。 評判の一冊だったので期待して読みましたが、 読後感はイマイチです。 前評判が高かっただけに、ちょっと物足りないかったです。 物語の中盤に、中学生の母親と女子中学生がそれぞれ、 「何か」について告白する場面があります。 特に母親が「何か」を告白する場面は、 角田光代さんの『対岸の彼女』と似た雰囲気がありました。 女性が内面を独白する、みたいな。 個人見解です。 読者に想像力を要求してくる本なので、 なんとなく読むのが面倒になってきて、 最終章から1つ前の章は少し飛ばし読みしました。 告白、というだけに、愚痴を聞いているような印象もあってです。 文庫では、巻末に本を映画化した中島哲也監督のインタビューが収録されています。 監督の本に対する感想は別にして、 映画自体は面白そうな映像になるんじゃないかなって インタビューを読んで思いました(思う壺ですね私)。 多くの映画化作品は、本の面白さを決して超えられないと思うことが多いですが、 『告白』については、映画の方が純粋に楽しめるかもしれないなーって、 レザボアドッグスやパルプフィクションみたいな作りかなって、 勝手にインタビューを読んで想像しました。 『告白』の本については、 面白いかどうかって基準で私は★2つ。 僭越ながら、友達には違う本を薦めます。 | ||||
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| 映画を先に見ていたため内容は知っていました。その割には面白い。スラスラ読めたのは筆力があるからだと思います。 章が変わると視点も変わっていきます。そのため事件の見方が章ごと変わり、登場人物が多面的に見える。 救いがないので、読後感は悪いです。 妙な気持ち悪さが残ってしまい、あまり他人に勧めようとは思わない作品。 | ||||
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| 映画の宣伝もあって、気になってた本でした。 読んでいくうちに引き込まれていく自分があるけど、最後まで読んでみると「うまげな話」でまとまった感じでした。 ここが、星一つ減ですね! 物語(?)自体は、とっても面白い構造になってますが『登場人物すべてが【孤独】』すぎます。 読む価値は充分にありますが、後で後味がちょっと悪くしっくり来ない部分もあります。 でも、☆4つ!お薦めです♪ | ||||
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| 周りの評判、映画化、本屋大賞などに釣られて購入してみた。 第一章、先生の告白が終わった時に、自分の中でも話は完結してしまった。 読むのをやめようかと思ったが、それでも私を読了へと導いてくれたのは、 乗りかかった船ということ、きっと面白くなるだろう、という期待感だ。 期待はずれでがっかりだ、つまらない、 というのが素直な感想である。 登場人物は目の前の出来事を淡々と語る。 ただの状況説明、一個人のブログをぼうっと眺めるかのように読み進めた。 悲惨な話なのは分かるが、その心情模写は3日も立てば忘れてしまいそうなくらい薄っぺらい。 共感できる部分も少ない。当然、感情移入はできない。 逆に反感や不愉快さを覚えたが、そんな気持ちを修復してくれる魔法の言葉はなかった。 とても残念だ。 肝心の文章も好きにはなれなかった。 思わず息をのんでしまうような豊かな比喩表現などは見当たらない。 小説を読むときの大きな楽しみ、好きな部分ではないだろうか。 少し勉強すれば、書けてしまうような文章のような気がしてならない。 映画化されたようだが、こちらのほうが面白いのではないか? 役者は口をそろえて「原作は素晴らしい作品」と語っているのか? 本屋大賞とはなんなのか? 彼女の著書本を読むことは今後ないと思うが ちょっとした疑問と、ちょっとした好奇心を与えてくれたことに感謝する。 | ||||
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| まさに「どっかーん」という内容でした。一人娘を殺された復讐をする女教師。復讐される子どもたち、まわりの人間。一人娘を殺されたことは本当につらいと思うけれど、それでこんな復讐をするだろうという気持ちがどうしてもありました。実際、作中ではさらにひどい復讐をしていきます。それがいっそすがすがしくもありました。ラストは本当に驚きの展開。まさしく「どっかーん」。ただあまりにも読みやすく、すらすら読めたのは、よくもあり、悪くもあり。1時間ほどで読めてしまったので、読み応えという点ではあまりなかったかも。 | ||||
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| これはあくまでも小説なので、話の筋がご都合主義的になってもなんら気になりません。 現実離れしている設定を楽しむというのも小説の楽しさの一つです。 そういう意味ではあっさり読めて普通にエンターテイメントとして楽しみました。 現実の犯罪だって私にはリアリティーがありません。現実だって十分薄っぺらい理由の犯罪がたくさん あります。そういう意味では逆説的にこの小説がリアリティーを持つことができると思います。 そもそも殺人なんて救いがないのです。 あと、HIVに対しての取り扱いですがこの病気の取り扱いに対して憤りを感じている方こそが特別視 している方のように感じます。 作者は偏見に満ち溢れた集団の愚かさと怖さを書いてあると思います。B組のクラスの反応を読んで そのように感じました。 このような荒唐無稽な作り話でいちいち影響を受け偏見を持つのである方がいるのであれば、その貧相な 感覚こそが問題の本質です。話の内容ではありません。 少なくとも偽善的でもないし、お涙頂戴でもない。 評価が分かれていますが、この小説を「倫理的にない」と突っぱねてしまうことこそ私は怖いです。 | ||||
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| 映画化にもなり話題性になっている作品なので購入しました。 一気に読めました。これがデビュー作とは思えないくらい、正直文句なしに面白い作品でした!! 女性教師の復讐劇といってしまえばそれだけかもしれませんが、壮絶な母と子供のお話でもあります。 子供を持つ私としては、子供にとっての母親の重要性、13歳という思春期の難しさ、など いろいろ考えさせられる作品でした。子供たちにも読んでほしい作品です。 ストーリーテラーとしても面白く、先が全然読めない展開の作品です! 値段の価値は十分にありますね。読んだほうがいいと思います!! | ||||
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| わかりやすくて面白い。 でも読まなきゃよかった。 気持ち悪いと思いつつ一気に読んでしまったことが悔しい。 どの人物も自分の思いだけに囚われていて、誰一人同じ方向を向いていない。 一人の女の子の死でつながっている人物たちなのに、誰一人女の子に気持ちが向いていない。 人物たちが自分の思いを語るほど、女の子の死が軽んじられてゆく。 人物たちのさみしさ、親子関係の歪み、エゴ、自己肯定感の弱さがリアルに描かれるほど、 女の子がそれをあぶりだすための道具になってゆく。 殺された女の子と同じ年頃の娘を持つものとして、どうしてもそこが絶えがたかった。 最後はこれでどうだ!復讐どーん!!みたいなおわりかた。 誰も罪を償うことなく終わり、殺された女の子は最後まで報われない。 | ||||
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| 他にもやらなければいけないことがあったのに 読むのを止められず、半日で一気に読んでしまった。 こんな小説は久しぶりだった。 よくドラマでもう少しで復讐を遂げそうな犯人に 刑事達が「そんなことしても○○ちゃんは喜ばない」などと語りかけ、 犯人が泣き崩れ、からんと武器が落ちて逮捕。 こんなお決まりの場面があるが、そんな展開に飽きていた私には満足なラストだった。 なにか世間で事件が起こると、 その家庭の事情やどんな事件だったのか 好奇心で知りたくなってしまうが、 その種の好奇心のみでページをめくっていれば 一気に読み終わってしまう。 | ||||
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