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告白
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告白の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全910件 481~500 25/46ページ
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感じ方は人それぞれですね。「 読後感が悪い 」 と感じられた方は多いかもしれませんが、復讐肯定派の私には、それほどでもありませんでした。先日読んだ、少年犯罪を扱った、某ベストセラー作家の作品よりも数段マシと思います。ただ、第5章の内容がそれまでとは少し異なる印象があり、やや作りすぎには感じましたが。6章全てが独白のため、軽い感じも受けました。読む前はもっと重い物を予想していたのですが、独白者が変わるため、よい意味で裏切られ、読みやすいように感じられて良かったと思います。地の文がないため、書かれた内容が本当のことか否か、確かめる術がないのではありますが、このような書き方で占められ、なおかつ飽きることがなかったのは、才能の1つには違いないと思います。この著者の他作品までは今のところ関心はありませんが、映画化には向いている作品と感じ、好印象でした。 | ||||
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確かに読みやすく、短時間でさらっと読めるが、話題になっているぞわっとする感じも特に味わえず、深みがない気がした。とりあえず男の子たちはマザコンだったし、また注射器で血を抜くという内容も不自然だと感じた。 | ||||
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低評価が目立ちますね。確かに物議を醸すような内容でした。ストーリーに関しては他の方のレビューを参考にしてもらうとして、とにかくひきこまれました。本当にあっという間に読み終えてしまいました。内容は非常に重いですが、読みやすいです。本当に。「本屋大賞」作品という先入観はとっぱらった方がいいですね。自分はただ話題だったために、手に取ったっていう感じだったので気になりませんでしたが、確かに人に薦めたい本か、と言われればそうではないな、と思いますね。本編では人間の暗い部分ばかりがフューチャーされてます。あまりの救いの無さや、リアリティに欠ける、などの理由から薄っぺらく見られがちですが、私はそんなどこか宙に浮いた感じがよかったと思いましたね。あくまでフィクションで、物語としての面白さが十分に見られました。これほどまでに登場人物の言動に共感できなかったのは初めてかもしれません(笑)。でも、心にささるものはあります。総体的に見て、若い人ほど受け入れられそうな内容かな。 | ||||
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映画を観るのに先立って、文庫にもなっていたので手にしてみました。 陰惨で後味が悪い内容だと聞いていたので、ちょっと怖々読み始めましたが、そうでもなかったです。 悪意があって事件に巻き込まれていく人はともかく、悪意のないままに、偶然や魔が差した感じで加害者になってしまった人は、一歩間違えば自分の身にも降りかかることのように思えて、悲しい気分になりました。 こういう救いのない話が、何百万部も売れるのが、とても驚きです。 | ||||
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読んじゃいました。これは私の弱さですw 読む前からイヤ〜な感じで、読んだらイヤ〜な気分になりそうな予感がして、でも何だか気になって気になって、しかし著者の印税収入に貢献するのはイヤだな〜と思っていて、とはいえ図書館で借りるのはプライドが許さないって感じで、とうとう古書店で捨て値で出ているのを買ってしまいました。 で、読み始めたらやっぱりイヤ〜な感じで、どこまで読んでもイヤ〜な気分で、でも何だか気になって先へ先へと読み進めて、とうとう最後まで読んじゃいました。 ま、あえて言えば、第2話以降は話の「作りもの度」がどんどん高まっていって、おかげでイヤ〜な感じはむしろ薄まっていくのが救いといえば救い。 お薦めしませんw | ||||
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まずは良かった点・文章が平易で読みやすい、2〜3時間あれば読めます。(悪く言えば児童書レベル)・第一章の「告白」の場面は良かった、何だかんだでこの章は読ませる力はある。これくらいでしょう。正直、一章がピークで後は蛇足って感じです。後味の悪さとかは別に気にならないのですが、ある一点がかなり気になりました。それはテーマ性の無さ。所々社会派っぽいネタを頑張って仕込んであるんですが、最後まで読み終わって何か得る物があったのかと言われれば何も無いです。作者がここから何を伝えたかったのかが全く見えてこない。折角こういう題材を使ってるのに非常に勿体無い…そこが致命的ですね。後はここでも触れられているように、HIVに対しての配慮の無さ、現代作家かと疑うレベルです。あまりこの手の話題に神経質になりすぎるのもどうかと思うのですがこれは読んでて不快に感じました。浅はかな知識で、誤解を招くような表現が多いです。最後に正しい情報を載せるなど最低限の配慮は欲しかった。全体的に幼稚な印象を受ける小説でした。 | ||||
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読後感が悪すぎます。本屋大賞受賞作品という宣伝文句とベストセラーであるという事実だけで、中身をよく知らずに購入・読破しましたがたが、ただただ不快感だけが残りました。以前の同大賞受賞作品の『博士の愛した数式』が素晴らしく、久々に、ラストでジーン・・・ときて温かな涙を流せた作品だったので、今回もわくわくしながら読み始めたのです。それなのに・・・。なぜ、このような終わり方をする絶望的な作品を、世に出す必要性があるのでしょう・・・?ある作家が、「私は読者が生きる希望を持てるような作品を書きたい。そのために、全身全霊を傾けて作品を生み出している」といった趣旨の発言をしていました。湊かなえさんくらいの才能と筆力があれば、本小説の展開をもっとさまざまな方向にふくらませていくことが十二分に可能であったのに・・・なぜ、この内容なのでしょう・・・?一言でいえば、好き嫌いが大きく分かれる小説だと思います。 | ||||
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少年A,B,少女、少年Bの母親、クラスメイト達には全く共感できない中で、あのラストは正直ひいてしまったが、ストーリーに中毒性があり一気に読んだ。それぞれ違う視点で事件を語ることで真相が明らかになっていくが、その中にも悪意、挑発、見栄、そして恐らく嘘があり読者に真偽を投げてしまう。それが作者の狙い通りなら緻密な構成だが、どうなんでしょ?オダギリジョー主演の「ゆれる」を思い出しました。エンタテイメントとして非常におもしろかった。 | ||||
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本屋大賞を受賞する前、先入観や期待など全く無い中で読みました。かなり面白かったと思います。その後、本屋大賞受賞、映画化などがあったうえ、著者の他の作品などが読まれる中で、「期待はずれ」「同じパターン」などの批判があるようですが、そういったものは全く無視して、本作だけ考えるのであれば、やっぱり良質な作品だと思います。そんなに本は読まない方、これから読書をしようと思っている方にもお勧めです。 | ||||
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読んでいる間はドキドキハラハラ、読み終わった後には宿題を出された感じでした。語り口(視点?)が変わっていくのも面白かったです。この作者の他の作品もぜひ読んでみたいです。 | ||||
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読後、嫌悪感と疲労感だけが残った…。確かに読みやすいが、それは作家に「文章力」があるからではない、と思うのだが…。別に話題性に引かれて読んだワケでもないのが、前から疑問だったのだけれども「本屋大賞」って、一体ナニ?出版不況の影響から、「虚構のスター作家」を作るのが使命なのか?勿論、「悪意」や「悪人」だけで成立する小説があってもいい。しかし、その場合、読者には「想うこと」が残らなければ、単なる悪趣味な本、って〜だけである。救いがない…。他の方も書いておられたが、「深い」テーマを装いながら、内容が余りに「軽い」。昨今、漫画でもこんな仕様もない話は滅多にない。この本を図書館で借りたのは正解だった。もし自分で買ってたら、おそらくは原型をとどめていないモノになっていたろう。 | ||||
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一度読み始めたら読み終わるまで手を止めることは出来ないほど読者を引き込む力のある作品だと思う。読み進んで行くたびに「ぞくっ」とするような感覚が散りばめまれているように感じた。設定としては、特に独特というわけでもないが、読み終わった後の衝撃や疲労感をこれほど感じることは滅多にないだろう。好き嫌いが分かれる作品ではあると思うが、個人的には単純にフィクションストーリーとしては楽しめたと思う。ただ、後味はとてもすっきりしたというようなものではないので、読み終わった後に良い気持にはなれないと思う。 | ||||
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読んで久しぶりにびっくりするくらいの本だった…。賞とか権威とかあると売れるし、多くの人に手にとってもらえるし、良かったですね、、、という本。それ以上でもそれ以下でもない。同じ「告白」でも、「告白 コンフェッション」かわぐち かいじ (著), 福本 伸行 (クリエイター)の方が100万倍良かった…。漫画だけど。 | ||||
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私は、書店員さんの薦める本を買うようにしています。 この本も本屋大賞受賞作ということで読んだのですが、読み始めたらやめられず、一気読みしました。 様々な視点での語りという手法をとっていますが、そのいずれもが面白く衝撃的で、人間もしっかり描かれています。 ラストで賛否があるようですが、私は甘っちょろくないこの終わり方が好きです。 この著者の他の作品も読んでみたいと思いました。 本屋大賞が納得の傑作だと思います。 | ||||
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映画化もされ、賞も取った作品。 かなりの話題性があったが、賛否両論があり中々手が出なかった。 たまたま、手に入れて読んでみた。 成る程、文章が読みやすく すいすいと読める。 中学教師の「告白」から始まる冒頭。 彼女の冷静な、告白が怖い。 怒りをとうに通り越した、静かな心の猛毒が音もなく教室に撒き散らされる。 その毒を受けた生徒達の心に、静かに毒が忍び寄る。 加害者や級友、加害者の母。それぞれが1章を「告白」という形で 進められて行く。 13歳という、思春期に突入していく彼や彼女達の話には 自分もそういう時期を通ってきたというのに 肌寒さを感じる。 それぞれが、事件を通して自分なりの解釈で社会や人間関係、親子の絆を語る。 どれが正しいとか、間違ってるとかではなく。 結果的に、一言で言ってしまえば「救いようの無い話」で そこに賛否両論が集中するのかもしれない。 正直に言えば、エンタメ的には面白かった。 それだけなら、★は4つくらいかな…。 でも、あえて人には勧めようとまでは思えない。 後味の悪さが残るからだ。 「どんな本?」と聞かれたら 男や女や年齢の垣根を越えた「復讐」の話だとしか答えられない。 | ||||
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複数の登場人物の視点から描くことでひとつの事件の本質が浮き彫りにされていくという手法は芥川龍之介の「藪の中」の踏襲か。 ただ現代的な題材を扱うことでみごとに同時代性を獲得している。 特に第一章の「聖職者」がすごい。 刺々しいまでのアイロニックな文章、女性作者ならではのテレビや週刊誌への偏愛からくるゴシップ的な娯楽性、イメージしやすい登場人物のキャラクター設定、それらを最大限無駄なく活かす構成の妙、ラストの爽快感と、ミステリ短篇として必要な要素をすべて兼ね備えている。 ただ、第一章の「聖職者」だけでも独立した見事な短篇であり、他の登場人物の視点で描かれる続章は蛇足に過ぎる印象もある。 第一章の完成度がそれほどまでに高すぎるのだ。 作者がこの「藪の中」作品構造を完全にものにするには、「贖罪」の完成まで待たねばならない。 ただ、エンタメ作家としてたしかな才気を感じさせるにじゅうぶんな佳作である。 | ||||
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この本は2008年8月に単行本として出版され、その後2010年4月に文庫本として出版されています。私が読んだのは文庫本でした。実は映画化されたほど有名になったそうですが、つい最近までこの本の存在を知りませんでした。さて、話の内容ですが、それぞれの立場の人間が各章で告白をしていきながら、ストーリーが展開していきます。 女性教師の娘を担当していたクラスの男性生徒たちが「実験」により殺害してしまう。その教師は法律で裁くことなく、この二人の男子生徒を精神的に追い詰めて行く。 一人の生徒はその罠にはまり、精神的に病んでしまうが、もう一人の生徒はまったく動じない。彼が主犯格なのである。しかし彼にも母が家を出て行ったという経験があり、そこに彼の弱さがあった。 終盤での逆転劇とでもいうトリックが全てを終わらせてしまう。 ストーリーの展開などはなかなか面白いものだと思いました。この本が売れたのもわかります。しかし、個人的には話の内容が暗い、そしてさらに登場人物がみんな人生に冷めているような気がして自分の好みの本ではありませんでした。 興味のある方はご覧ください。 | ||||
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気持ち悪くなってすぐにゴミ箱に捨てました。 中高生には絶対に手に取ってほしくないので、売りにも行きたくないです。 読むべき作品はもっと他にあると思います。 | ||||
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この本は、私自身は非常に面白く読めました。あえて言うと、最終章はリアリティに欠けてましたが、それでも、本全体を通して、ずっと引き込まれっぱなしでした。 しかし、それ以上に、この本に対する、ここのレビューが面白い。この本に対する評価が、ここまで賛否両論分かれるものかと・・・。 特に、この本の題材を自分自身の身近な問題として抱えている読者は、総じてこの本に対して辛らつな意見を言っているのは興味深いですね。 | ||||
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第5章までは、非常に面白かった。ただ、第6章、つまりラストシーンは???という感じだ。物語の終わり方にかなり違和感がある。と言うより、強引すぎるというかリアリティーがない。また、巻末に掲載された映画化秘話を語った映画「告白」の映画監督のインタビューは、かえって、この小説の質を下げてしまっているような気がした。それでも、私が今年読んだ小説の中では、一番面白かった | ||||
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