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告白



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【この小説が収録されている参考書籍】
告白
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)

告白の評価: 3.62/5点 レビュー 910件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.62pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全149件 1~20 1/8ページ
No.149:
(3pt)

第一章は短篇小説

終業式のホームルーム、女性教師がクラスの生徒たちに長い「告白」をする。それは、死んだ娘の死の真相だった――

 第一章を読み終えたとき、とてもできのいい短篇小説を読み終わった読後感とともに、「なんでこんないやな話を思いつくのだろう」という感想と、でもここからどんなふうに話が進むのか?という疑問をいだいた。
 第二章、第三章を読み進めるうちに「なるほど、語り手が入れ替わることによって事件を多層的に描いていくのだな!さながら藪の中だ!」と感じとれ、ぞくぞくしながら読み進めていった。
 ……の、だが。
 これはもう個人の肌感覚の問題であるのだけれど、第四章、第五章の「犯人の少年」の動機が「母親に見捨てられたから」という点に、なんとも言えない「卑近さ・薄っぺらさ」を感じて一気に冷めてしまった。
 そのまま冷めた心持で最終章を読んだせいか、「さすがに爆弾は無理があるんじゃないか」「そもそもHIV患者にとても失礼な気がするんだけど発表当時問題にならなかったのか」みたいな読後感に陥ってしまった。前半が本当に面白いだけに勿体なかった。三、四章が納得できる読者ならおもしろいんだろうな。

 このレビューの最初の方で[第一章を読み終えたとき、とてもできのいい短篇小説を読み終わった読後感]と書いたのだが、全体を読み終えたあと、汚れるのがいやなので外していた文庫のカバーをはめてみたら、作者がこの第一章「聖職者」で作家デビューをしていたことを知りました。
告白Amazon書評・レビュー:告白より
4575236284
No.148:
(3pt)

同僚のおすすめ

著者の作品は初めてです。出だしは改行が少なく淡々としていること、自問自答形式の文体が続いたことから読みづらさを感じましたが、読み進めるうちに解消していきました。後になって気づきましたが、この文体は語り手のキャラクターを表現するためだったのだと思います。

出だしで事件の概要が説明され、その後、登場人物がそれぞれの立場から事件への関わりを述べています。私は読書が苦手で、語り手が急に変わることに対しストレスを感じる部分もありましたが、徐々に事件の真相が明らかになっていき、テンポよく読み進めることができました。

東野圭吾以外はほどんど読んだことがありませんでしたが、やはり小説家の頭の構造はすごいですね。個人的には東野圭吾の作品ほどの感動はありませんでしたが、同僚のお勧めのもうひと作品「夜行観覧車」も読んでみようと思います。
告白Amazon書評・レビュー:告白より
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No.147:
(3pt)

人間性の深みは感じられなかった

個人的な意見です。
それぞれの告白は、数人の視点が読み取れますが、皆んな自分勝手で、「それがどうした?」と言う感覚。それはそれでシンプルでいいのかも知れませんが、私には、何か物足りなかったです。
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No.146:
(3pt)

小中学生の親御さんにピッタリの注意深いストーリー

現実とはちょっと乖離が大きい、フィクションだと思いました
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No.145:
(3pt)

内容がネチネチし過ぎ

今までに湊かなえの小説は「豆の上で眠る」など何冊か読み、けっこう面白いと思ったのですが、この作品はどうもついていけない感じでした。

主役の森口悠子も、Aこと渡辺修哉やBこと下村直樹の2人の生徒も、性格がネチネチし過ぎてますし、作品の描き方自体もネチネチしていてちょっとウンザリしました。

またストーリーの展開の仕方がえげつないというか、そこまでの悪意を描かなくてもいいのにと思わされた箇所が複数ありました。

例えば一つは、森口悠子がいったんAとBの牛乳にHIV陽性の悠子の恋人?の血液を入れたと告白した後で、美月という女生徒が試薬で検査して、血液など入っていなかったとわかり、悠子は実際は血液など入れてはいなかったのかと読者に恩わせておいて、実は悠子は実際に血液を入れており、それを彼女の恋人が中学校に忍び込んで血液の入っていない牛乳と入れ替えていたとわかる件。

もう一つは、Aが作ったファスナーを開けると感電する装置で、悠子が彼女の娘は気を失っただけで感電死はしていないと話したので、Aは殺すつもりまではなかったと読者にいったんは思わせておいて、結局A自身の独白で殺意があったと判明する件。

どちらも後から結局は殺意があったのかとわかって、ぞっとしました。

私はこの作品を読んで、悠子がAとBという2人の化け物(モンスター)に復讐するために、自分まで化け物(モンスター)になってしまったように感じました。

Aへの復讐の件など、彼の愛する母親を殺すという大罪を犯すよりも、彼女が母親に会って話した内容をボイスレコーダーにでも録音して、母親がAのことなどほとんど思い出すこともないし愛してなどいなかったと思い知らせた方が、よほどAにはこたえたのではないかと思いました。これなら悠子自身が犯罪者にならなくて済みますし。
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No.144:
(3pt)

辛い

読んでいて、だんだんと辛くなってきた。心の内の怖さが表れだしてきて、困った。でも、読むのを止めようとは思はなかった。
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No.143:
(3pt)

好き嫌いが分かれる

読み始めると一気に読者を惹きつける力のある小説です。
本屋大賞をとるのも尤もだと思います。
ただ、ゲームのような感覚で人を殺してしまう設定は違和感を感じます。
イヤミスという言葉が広めた小説と言われるのも頷けます。
私は苦手でした。
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4575236284
No.142:
(3pt)

映画見てから

映画見てからの読破です。湊さんらしいミステリー。いろんな意見があるようですが、個人的には映画の方が良かった。
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No.141:
(3pt)

暇つぶしには最適

とてもよくできた小説だと思います。
筆力があり、構成力も優れていて、引き込まれます。
でも、それだけです。

そう、それだけでも大したものですが、僕はその先にあるものを期待していました。

胸打たれるような感動や、芸術性を求めた僕が間違いでした。

新幹線や飛行機の中で読むには最適の1冊でしょう。
要するに暇つぶしのための小説です。
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No.140:
(3pt)

話の構成は面白い

勧められて読みました。

話の構成は面白いし、どんどん読み進められる。
漫画を読んでいるかのように軽く、文章が入ってくる。

ただし、内容が真底胸糞悪かった。
話自体が重い内容なので、それが狙いなのかもしれません。
でも、私は読んでいて気分が悪くなって仕方なかったのです。
読んだ後に残るものがあまり無かったのも残念。

ただ、これだけ気分悪くなりつつも、こんなに読みやすく読めてしまう文章というのは素晴らしいと思います。
その点から他の作品も読んでみたいと思うものの、なかなか手が伸びずにいるところです。
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4575236284
No.139:
(3pt)

モヤモヤする

社会派小説というものでしょうか。
復讐が詰め込まれた話ではありますが、誰に込めた話なのでしょうか。
なかなかに悪い影響を受けそうな気がしないでもない。
読んでいる立場の私はどちらかといえばこの小説にでてきたいじめを推し進めた野球少年タイプだと思いました。
物語の主要人物の心がまったく分からないが、このタイプに同調できる人は居るんでしようね。
先生による復讐ということですが、子供がこの小説を読んだ場合はどういう受け取り方をするんでしょうか。
私は、読んで残った思いはもし自分が担任と同じ立場なら裁判は踏まないでそのまま直接復讐したかもしれない。
そう思いました。
もし私が、中学生なら渡辺という少年に憧れを抱いてしまったかもしれません。
生い立ちの悲しさの悲劇の偶像を自分に重ねたがるのが子供だと思うからです。
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No.138:
(3pt)

本屋大賞なので読んでみた

内容には少しひっかかるところがあったので、読後すっきりしなかった。
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No.137:
(3pt)

大きかった

単行本ではなかったので、大きくて持ち運びには合わないです。自宅で読むにはいいと思います。
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No.136:
(3pt)

もっと詳細さが欲しかった

湊かなえの作品は色々読んだが、『告白』が一番いい。評判が高いのは頷ける。
主人公はシングルマザーの中学生教師。愛する4才のわが娘を、教え子から殺される。その教え子に復讐していく物語。冒頭、ホームルーム・シーンでの告白がとても話題になった作品だ。教え子に対して復讐に燃える教師を、テーマにした奇抜な発想は劇的だ。
しかし、全般的に描写が表面的過ぎるし、記述が不足している箇所が多々ある。もっと詳細に状況を描いた方がよかったと思う。また、心情描写も不足している。もっと心の奥を表現してもよかったはず。そうすれば、もっと評価が上がっていたと思う。
それらの事を考えた場合、どっちかと云うと、映画の方がいいのかも知れない。松たか子の演技がとても素晴らしい。原作よりも映画の方がこの作品の良さを引き出しているような気もする。
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No.135:
(3pt)

まだ読んでません。

暗いないようだからゆっくりと時間のある時に熟読します。感想は言いたくない。
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No.134:
(3pt)

湊かなえの一番オススメ小説

何と言っても出だしの
小説の文がとても独特で面白い所が良いです。
好きな人にはとてもハマる初心者オススメの小説です。
湊かなえと言えばこの 告白をます読むべきだと思います。

ドラマにもなっているので、
とてもオススメです。
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No.133:
(3pt)

水戸黄門

森口先生は水戸黄門。娘の死は印籠。馬鹿な親たち、馬鹿な子供たち、なまぬるい少年法を、バッサバッサと切り捨てる痛快小説? いや猟奇復讐小説か。
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4575236284
No.132:
(3pt)

陰湿な犯罪に対する陰湿な復讐

各人物の視点から事件を語っていくという展開は面白かったです
陰湿な犯行に対する陰湿な復讐方法も溜飲が下がったといいますか斬新に感じました
ただラストがあまりに超現実的でがっかりしました
「そんなにうまくいくか?」という読後感だったのが残念
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4575236284
No.131:
(3pt)

愛が罪作りなのではなく、心の闇が罪作り。

教師が聖職者であるというのは、ただの幻想であり、大いなる勘違い。 熱血教師なるものも、ただの装飾であり、非現実てきなる存在。 だからこそ、聖人であろうとするフェイク(ふり)が成り立つ。

知らなければ、気づかなければ、安寧なる道を歩み、誰も憎むことなく菩提を弔うことができたはずなのに。 何の因果か,真実を知ってしまった以上、教職者の仮面は、もう二度とは被れない。 復讐の鬼になることを、犠牲になったあの子も許してくれるのではあるまいか。

勝手な思い込みと、誤った認識が、人を犯罪へと駆り立てる。 終局的には、愛する人の手により、私が犯罪に手を染めることは免れ得たが、私が教え子たちを犯罪者への道に引き込んだ事実は一生消えない。

懺悔。
告白Amazon書評・レビュー:告白より
4575236284
No.130:
(3pt)

第一章は秀逸

先生の挨拶だけで進んで行く第一章は秀逸だと思う。
逆にその期待度が高い故に、第二章以降が物足りない。短編で終わっていれば、伝説的な作品になったのでは?
告白Amazon書評・レビュー:告白より
4575236284

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