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告白
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告白の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.64pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全935件 561~580 29/47ページ
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| 映画(未見ですが)の評判を聞き、文庫本を購入した。引き込まれて一気に読んだ。主要な登場人物は少なく、構造がわかりやすく、一息で読むことができる。 教師と生徒、というよりは母子関係の物語だ。 事件を起こした二人の少年はいずれも、一見正反対の母親との間に問題を抱えている。 Aは、自分の存在によって母親がキャリアを中断したことに責任を感じるとともに、自分を虐待して出て行った母親に振り向いてもらいたい一心で事件を起こす。 Bの母親は、自分の狭い経験のなかで作り上げた「正しい母親」であることに固執し、Bは、その母親の「自慢の息子」ではなくなってしまうことへの恐れから事件を起こす。 それぞれの立場からの日記や手紙によって物語を構成するという手法は、珍しいものではないが、一見単純に終わりそうな物語の途中途中に新たな告白を登場させることで、私たち読者を物語の中に引き込むうえでは非常に効果的だ。上手い人だと思った。 しかし、リアルさに欠けるのだ。それぞれの手紙や手記も、作者(湊かなえさん)が全部一人で書いたものなのだという当たり前の事実を意識してしまう。文体や癖に、それぞれのキャラクターが生かされていない。さらに、もっと悪いことに、登場人物がみんなあまりに冷静で優秀すぎる。発明コンテストで入賞する少年が優秀で冷静なのはよいとしても、支離滅裂な告白を続けるBの母親でさえ、日記の文章には乱れがなく、さらには、娘を亡くした女教師の最後の行動も(これは誰への復讐なのか? 無関係の人が死んでいるとすればなおさら)、効率的すぎてリアりティを感じない。 ドラマや映画での映像にしたときの効果を最初から意識して書いているのではないかという気がした。 | ||||
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| 分かりやすく言えば、1人の母が「毒をもって毒を制す」で悪に立ち向かうストーリー。 ただ、この小説で母が使った毒は半端な毒ではなく、まさに我が身も滅ぼす猛毒であった。 世の中の偽善者にはまず真似出来ない、とてつもない覚悟と代償無しには為し遂げられない復讐劇だ。 世の中には法で裁けない悪が存在し、それを裁くには自らも法を犯し、人としての道徳を捨てなくてはならない。 それをこの小説は明確に書いている。 同時に、この事を書き切る為に、作者も偽善心を捨て去ったのだろう。 今までの小説家はこの「偽善心」が邪魔し、同様なテーマを扱った小説も陳腐な内容に終わっていた。 この小説では実に論理的にこの「偽善心」を完全否定し、それがこの小説のカタルシスに繋がっている。 作者同様に読者も「偽善心」を捨て去って倫理的に読み解くことが出来れば、 ドロドロと真っ黒な内容にも関わらず読み終わった後には爽快感さえ味わえる。 また、各キャラクターはデフォルメを効かせながらも、リアルな造形を保っている。 それぞれのキャラクターに現実の子供の抱える「悪の種」が植えつけてある。 物語の中でそれぞれの持つ種が芽を出し、子供達を狂わせ苦しませている。 これは物語の重要な要素となるので、この「悪の種」を現実の事件や子供の言動と照らし合わせて読めば、 よりこの小説を楽しむことが出来ると思う。 同じようなテーマの小説は数あれど、ここまで雑音に惑わされずテーマを書き切った物語は初めて読んだ。 もしかしたら、この小説が今度の小説界になんらかの変化をもたらす可能性すらもある。 問題作ではあるが「バトルロワイヤル」などの様なやんちゃな問題児でなく、 授業内容を批判し先生を困惑させる優等生のような作品だ。 多少、人は選べど文句なしの傑作である。 | ||||
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| まず私とこの本の出会いについて。表紙からしてインパクトがありました。発売日当時はやくもこの湊かなえの本を手にとった。しかも新人作家だという。 面白そうで迷わず購入した。家にかえってさっそく読みましたがハマりました。ページがすすむ、気がつけば全部読みおわった。本当に引き込まれました。 これは実写化されるだろうと思ったら案の定映画化されました。 湊かなえがもと高校教師なだけにリアルに子供たちの闇を描いている。 さすがだと思いました。 女性が書いた作品だなんて思えないくらいインパクトのある作品だと思います。 | ||||
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| 読後感がいいとは言えませんが、世の中ってそんな不条理なもの。 すっきり解決できる問題ばかりではない…というか、解決できないことのほうが多いのでは。 そんな人間の負の感情を、リアルに表現しているところが素晴らしいと思います。 復讐に命をかける人ばかりではないにしても、子どもを殺された親の、ひとつのあり方だと感じました。 きれいごとを削いだところが★4つです。 | ||||
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| 特に第1章が秀逸。 目には目を。 聖職者だろうが、中学生だろうが、人間に変わりはない。 主人公の意地の悪さと本音が気持ち良いほど自分にフィットした。 美月や、少年Aの件についてはやや蛇足感があったが、 最後は鳥肌が立った。 悪は悪であり、また復讐も悪である。 | ||||
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| 一気に読んでしまいました。 語り口、登場人物、展開、どれも面白く、 続きが気になって仕方がない。 けれども、読み終わって残るのは モヤっとした気持ち。 何を伝えるための物語なのか…。 たしかに読んで面白かった。でも、 もう二度と読まないと思う。 | ||||
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| 「娘はこのクラスの生徒に殺されました」という内容は1章で分かります。最後まで一気に読みたくなる本ですがラストは先生が怖いです。後味悪い。各章の登場人物に救いがありません。 | ||||
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| 思ったより批判レビューが多いので驚きましたが、「告白」面白かったです。 読んでいて途中から、エンターテイメントとしてより、現代の日本人が抱える孤独が上手く表現されている純文学を読んでいる様な気がしてきました。 ですが、読後感としてはやはりエンターテイメントでした。物語や文体に引き込まれて最後まで一気に読んでしまいました。秀逸な作品だと感じました。 | ||||
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| ひさしぶりにページをめくるのが勿体ない小説でした。 推薦出来ます。勿論物語は好きずきですので しからず。 | ||||
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| 文章がくどい。手法は珍しくないし、あんまりキャラらイメージできない。わざと淡々としたタッチなんだろか? 橋田寿賀子風といえばそんな感じ。 | ||||
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| 単純明快 疾走感 展開の工夫 登場人物の心情の分かりやすさ 良かったです! 映画を先に見ました 映画より直君本人の心情、狂気に変わる流れが深く、良かった 終わりは映画の方が私は好きです 内容は悲しく、よく有りそうで、でもやっぱり実際にはなかなかない話、というか設定です でも、この疾走感はかなり快感です ゆっくり読み深めるよりも展開重視な私には最高でした 伝えたいこと、私たちが考えるべきこと、そういった意味ではとても重く、すっきりこない そういった意味で星4つですが 作品の完成度は5です! | ||||
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| まず、読みやすさ。平易な文体で書かれ、また口語によるモノローグなので、すいすいと進むだろう。展開も早く、一度読み始めてしまえば最後まであっさりと読める。 だが、それだけなのだ。 読後は良くも悪くも「何も残らない」。せいぜいが得体の知れないしこりが胸の内にあるだけで、およそ感動と言えるものは存在しない。 救いのないバッドエンドで感じるような、締め付けられるような胸の痛みや耐えられない背筋のむずがゆささえも、である。 原因は明白。登場人物や作者に、ほとんど感情移入出来なかったからだ。 なぜ感情移入出来なかったのだろう? その理由はリアリティの欠如、というよりも、「提示されたリアル」を感情が、あるいは脳が受け入れられなかったのだろう。 特異な事件には特異な状況が存在する。現実に起きた陰惨な事件には、あるいは本当にこの本のような背景、犯人の心境があったのかもしれない。 だがそれは、あくまでも仮定であって、平凡な今を生きる私達には想像出来るものでも、まして納得して感情移入出来るものでもない。そんな事が出来るのは、それこそそのような事件の当事者にでも(何らかの形で)なった人だけではないか。 知らないものには納得出来ないのである。 出来ることならば、何も起きてない平凡な日常を先に描くなど、読者がすんなりと感情移入出来るような下地を作って欲しかった。それがあれば、読者は綻びが生じてくる日常を登場人物と共に味わい、ラストでは共に救いのない絶望を共感出来たかも知れない。 題材と構成、自分の主張に固執した為読者を手放した、そんな印象の作品だった。 一時の話題にしかなり得ない小説だろう。 念の為明言しておくが、この作品の登場人物に共感できた人を批判する意味では一切無い。まして作者本人を否定するものでも有り得ない。私にとって、作者が提示した状況には疑念を抱かざるを得なかった。それだけである。 | ||||
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| 良くも悪くも「話題作」ではある。ほとんどの方の書いている通り、読後感は良くないし、いや〜な気分になる。 でもなぜか頭から離れてくれない。早く忘れたいと思ったのに繰り返し繰り返し登場人物のことを考えてしまう・・・。 自分の子供より生徒を優先した「やんちゃ先生」こと桜宮・・・ 生徒より自分の子供を優先した森口・・・ 登場人物の全員がエゴイズムの塊であるように感じられる。 自分の正義(?)だけを優先して行動する。結果、ろくなことにならない。 各人物の「告白」も主観に満ちている。そこには大小の嘘が散りばめられて、自分の都合のいい事実しか、あるいは自分の都合のいいように事実を改竄して表現しているのではないだろうか。 そこで思ったのは、第三者的な「ウェルテル」だ。 彼は本当にただの単純な熱血先生なのだろうか。 本当に前任が森口だと知らなかったのだろうか。本当に生徒の調書を読んでいなかったのだろうか。 森口は彼を利用しているように書いているが、本当に踊らされていただけなのだろうか。 それだけにしてはウェルテルは様々な出来事のひきがねをひきすぎてはいないか。 ウェルテルの心に悪意があったら・・・・・ 考え始めたら怖くなってくる。 いろんなことを考えすぎてしまう小説かもしれない。 個人的には世の中そこまで悪くないと信じている。 | ||||
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| なんですか?自分じゃ書けない癖して偉そうな口叩いて。ここに批判レビューしてる人なんて結局お気に入りばっか沢山読んでその観点から抜け出せないんだよね。わかります。 | ||||
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| 読後感は最悪です。せめて、誰か一人でも、もう少し強くあったなら…。やさしかったなら…。そう思わずにはいられない内容です。端的に言って救いがない。 そのキツイ読後感に耐えられないと、この作品の評価はできません。 差別意識の強い病気を扱っていることで、嫌悪感を感じる人もいるでしょう。正直、半分は読んだことを後悔してます。 しかし、読まずにいたらと思うと、それは大変に勿体無いことをしているとも思います。 こんなに悲しい物語ってものがあるんだってことを、思い知らされます。こんな経験、他では出来ません。 決して楽しくは無いでしょう。面白くもありません。が、一読の価値はあります。泣きたくなるほどの後味の悪さを、是非。 | ||||
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| 映画で話題でしたが、映画は残忍なシーンなどがあったらどうしようと、 本を購入しました。届いたその日に数時間で読み切りました。 どう思うとか、こうすれば良かった、などの感想はなく他人の「告白」をしてシレっと読めました。 ちょっと無理があるとこも気になりましたが全体的にスピード感があって楽しかったです。 映画も見てみようかな〜。 | ||||
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| 一昨日購入して、昨日読み終わりました!続きが気になって、一気に読んでしまった感じ。 同じ出来事が繰り返し語られるので、すこしくどいかな、もどかしいな、って感じてしまうところがありました。 バトルロワイヤルみたいな、どっちかっていうと、人の愛憎・善悪の憎・悪の部分を描いたような、作品。読みおわった後は、すごい読後感でした。 | ||||
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| なんだか、すごく話題になっていた作品。 これの前に「贖罪」を読んで、なかなか面白かった上、読むのにヒマがかかる方ですが、スラスラ読めたのがうれしくて、告白も買いました。 個人的には、こういう憎しみから生まれる、起承転結の転ばかりの物語は好きです。 「馬鹿」を馬鹿みたく連呼するヤツもいるし、DEATH NOTEに通じるものもあるかな?……違うか。 低評価の低さには驚きました。さっき読み終わりましたが、ラストはこれだろうな、と思っていて、実際そうだったんですが、それでも鳥肌が立ちました。 本屋大賞とは少し外れますが、漫画大賞や各出版社大賞などをよく確認しますが、毎度のごとく「バクマン。」が受賞したり候補にあったのを見て、「やっぱり、ああいう立場の人とは、考えが合わないもんなのか」と思ってました。(個人的にバクマン。は要所要所が嫌いなので)しかし、告白は素直に面白かったです。 最近、小説離れしてましたし、周りの方と評価が合わないのも仕方ないと思いますが、俺は面白いと感じました。 結局の所、人それぞれ、これに尽きます。 しかし、一章が一番面白かった、というのは同感です。あと、簡単に人が死にすぎなのには少しガッカリ。 「贖罪」もそうですが、それしすぎると、最初の犠牲者の悲しさが薄れる気がします。 | ||||
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| 良い?と言っていいのかは分かりませんが、他の方が書かれている"不快感"というか、"後味の悪さ"は私は感じませんでした。母子殺害事件の弁護士の批判や猟奇的な事件を必要以上に騒ぎ立てるマスコミ・少年法・熱血教師の自己満足・思春期にありがちな、自分は他の人間と違い優秀なんだと言う思い込み・偽りの正義感から始まるいじめ等など…これらの事柄をハッキリキッパリ書いてくれているだけでも、好感がもてた。確かにエイズを復讐の道具として扱うのは問題かもしれない。患者や家族は不快に思うかもしれない。しかし、そんな事を言い始めたら殺人を扱う小説など全てそれに当たるのでは? | ||||
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| 他の方のレビューを読んでいると、「話題性を狙っただけの作品なのかな」という印象を持ってしまったのですが、実際に読んでみると「本屋大賞」納得いたしました。 ただ、他の多くの方がおっしゃられているように、読んで気持ちのよくなる作品ではありません。 技法の話や「結局何を言いたかったのかわからない」という意見の方も多いようですが、この作品はおそらく”考えればいい”のではないかと感じました。 書かれている内容は、「ただの人間」の物語です。 でも、その中におかしなところがいっぱいあります。 どこをおかしいと思ったのか?なぜおかしいと思ったのか? では、どうすればよかったのか? おそらく絶対的な答えはないでしょう。 だからこそ、目をそらさず考え続けなければいけない。 「誰か」がではなく「自分」が。 自分は理系人間なもので文学の技法などはさっぱりわからなくて恐縮なのですが、そういう意味では、無理矢理”考える”状況に読者を追い込む、技法なのではないかと思いました。 ”考えたくないことを無理矢理考えさせられる”から読んでも気持ちよくなれないのでしょうね。 それも実は”考えなきゃ”と潜在的に思っているからそう思うだけかもしれませんが。 映画も観たくなりました。 | ||||
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