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告白



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【この小説が収録されている参考書籍】
告白
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)

告白の評価: 3.62/5点 レビュー 910件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.62pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全910件 461~480 24/46ページ
No.450:
(4pt)

絶妙なショッキングさ

久々に一気に読み切ってしまいました!大好きと言えるような作品でもなければ、登場人物が魅力的だったり感情移入できる訳でもないのですが、非常に読者を引き込む巧みなストーリー展開、絶妙なショッキングさ、読みやすい文章でした。他の作品もぜひ読んでみたいと思う作家さんです。
告白Amazon書評・レビュー:告白より
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No.449:
(1pt)

「文学」を求める方には勧めない。

多くの方が書いているように、「読みやすい」が、物足りない。 「これは文学ではないな。」が個人的な感想。  文章にたいした特徴もなく、作家の命といってもいい個性(“くせ”とでもいうか)が感じられない。 難しい言い回しも、知らない言葉も出てこない。 これが「読みやすい」理由ではないかと感じる。 (題材が中学生なので、その世代に読んでもらいたいという意図があるのなら正解かもしれないが。)  構成も、宮部みゆき氏の「理由」を先に読んでいると、二番煎じの印象が否めず、作家として比較されればどうにも分が悪そうだ。 (参考までに、私は特に「宮部みゆきファン」というわけではない。)
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No.448:
(4pt)

ベストセラーの理由

ベストセラーの「告白」。とても読みやすくて、先の見えない展開にあっという間に読了。それぞれの事情を抱え、人は勘違いと思い込みが多いことに気がつく。殺人事件を題材にした小説は苦手だが、この本は例外なほど読みごたえがありました。
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No.447:
(3pt)

面白いけれど、リアリティを感じられなかったのが残念。

映画化で話題の一冊を遅ればせながら読みました。全く前知識なしだったのですが、第一章を読み終わったとき、「告白」はこれで完結したのかと思うようなまとまり方。第二章は違う話かと思いきや、あれあれ、続いていたのか・・・という感じが。割と軽く、というか淡々と描かれていますが、話の内容は非常に重いテーマで、読みやすいけれど、どこか息苦しいような感じです。全体を通して、ゆがんだ親子愛が強調されているように感じましたが、あくまで極端な例でちょっと現実味には欠ける気がします。それでも、読み物としては面白く、最後まで一気に読める本でした。この本は読後感が悪いという方も多いようですが、私はあまり内容にリアリティを感じられなかった分、読後感の悪さはそれほど感じず、「そうきたか」と感じるラストでした。
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No.446:
(3pt)

暗い。でもささっと読めた

陰湿な内容だがささっと読める。構成が面白かった。ヒッキ―が母親を殺すところはリアルすぎでぞっとする。
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No.445:
(4pt)

スーパー中学生のデジャブ

幼い一人娘を、自身の教え子の中学生に(過失致死気味だが)殺害された女教師の復讐劇サスペンス。その復讐方法は、これまでにない方法で、且つ自身が直接手を加えず、第三者の生徒たちによる陰湿な ”イジメ” を引き起こすというもの。物語後半では、イジメの影響力は全く無くなっていきますが、最後のどんでん返しでも、直接手を加えないというスタイルは一貫していて面白いです。加害生徒がイジメによって制裁を受けていく様は、青春小説を呼んでいるようでもあり、読み応えがあります。逆に気になったのは、登場人物の既視感です。 頭は切れるが、どこか欠陥を抱える加害生徒。 テレビに出演するような名物先生。など、一昔の『バトル・ロワイアル』を思い出さずにはいられなかった。題材が教室なので、それほどキャラクタのバリエーションが増やせないのは理解できますが、焼き直し感がありました。ただ、暗く淀んだ一面灰色のような世界観は、しっかりしていて、ズンズンのめり込めます。邪悪なストレスが溜まった時に読むと、ぴったりかも。
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No.444:
(5pt)

衝撃のラスト

教え子に子供を殺された教師が、生徒の前で殺した生徒のことを告白するところから始まり、その時にはもうどっぷりとこの本に浸っていました。教師というより、我が子の復讐を選んだ女性の復讐劇には鳥肌が立ちました。特に最後のシーンは衝撃的でした。でも、読み終わってから、絶望感にも似た、よどんだ気持ちになったのは私だけでしょうか。
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No.443:
(5pt)

大好きかも。

2009.5もう〜〜絶妙な冒頭の章に引き込まれ、あっ!という間に読み終わっていました。大好きかも。
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No.442:
(4pt)

静か過ぎるがゆえに怖さが見え隠れ

全編、語り手が交代するモノローグ形式、という構成で、決して展開がスピーディというわけではなく、むしろ説明的な箇所も目立つのですが、一気読みを止められなかった。誰もが、あまりにも淡々と語り続けるので、何処に主観が入っているのか、或いは客観的であるのか、が全く分からないところがやはり、否応なく引き込まれたところでしょうね。しかしこんな結末に辿り着くとは誰も予想できまい…。
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No.441:
(3pt)

現代社会問題を象徴しつつも突っ込みが足りない

現代社会の問題、イジメ・離婚・暴力・ひきこもり・子供による犯罪…などを盛り込んだ、現代社会への訴え・問題提起をしている小説だと思う。各登場人物目線からの話の進め方も面白いと思うし、それによって、誰が、何が、一番悪いと言えるのか、各々の言い分から見ると、誰の気持ちにも同情できる気がして、考えさせるようにも構成されていると思う。だが、もう少し各々を突っ込んで書いてもよかったのではないか、と思ってしまい、深みが足りない感じが残る。ともかく、悠子先生が行った二つの報復は、陰湿で気持ち悪さが後を引いた。あそこまでするなら、あんな淡々とした口調で話を進めるでなく、もっと怒りの感情を露わにして表現してもいいのでは…とも思う。この人はこんな淡々としゃべってどういうつもりなの?と現実味がない。終わり方も、“衝撃的”と批評は言いつつも、なんでここで終わり…と思ってしまい、不完全燃焼さは拭えない。みんなが面白い!と絶賛するほどではなかった、というのが正直な感想。「ミステリ」とは言い難く、一日で読めてしまう長さなので、そのせいかな…。
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No.440:
(4pt)

面白かったです。

多くの方がレビューされているので今さらですが、面白かったです。一つの事件を、いろんな人の視点で捉えて描くというのは目新しくはありませんが、その一人一人がある意味とても偏った人たちだったのでこの小説の狂気じみた雰囲気が増していました。個人的には「美月」という女の子が殺されなくても良かったのにな、と思います。それを言えばそもそも「愛美ちゃん」もですが…。よく言われている、いじめる子の抱えている問題が大きいとか、いつか復讐される時が来るとか、そういうセオリーに乗っ取った部分もあり読みやすく読後感も悪いものではありませんでした。ミステリーとしてよく出来ていると思います。
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4575236284
No.439:
(2pt)

短編小説かと思った

初めてデートした人が絶賛したので読んでみました。彼とはそれっきりですが、まぁこの本で、きっと思考や感情面では合わなかったのでしょうねと納得できました。とと、感想ですが、映画は見ていませんが、正直言って第一章以外・・・これは蛇足でしょう。まず一章を読み終えた時、私はこの本が短編小説だったと思い、小一時間程放置してしまいました。続きをぱらっと見たら登場人物が重なっていたため「ありゃ続きあったか」と思う程、この本は第一章で完成していたのです。ネタバレになるから内容についてはいいませんが、読み終えた時に感じたのは違和感です。最後のオチは無理やりすぎでしたが、それ以上に何でこんな過程をたどったのか一冊の本として疑問でした。1日「どうしてだろう・・・・」と考え続けてよく読んでみて納得しました。これ第1章、2章、3章と雑誌に数カ月毎に掲載して後は書き下ろしなんですよね、なので断言します!作者は1章を書いた時点でこの本の最終章を見据えていなかったのでしょう。そして1冊の本をつくるために書き下ろしを書いた。だからこんなに違和感があるんです。確かに斬新です。しかし内容以前にこれほどまでに大きな違和感を残された身としては正直、短編集にして別の話も考えればよかったのにと思いました。まぁ逆に一章毎に話しを練り直してたから斬新なものが出来たのもしれませんがね。。。
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No.438:
(3pt)

なんともいえれん読後感。

サクッと読めたし、面白いとは思いました。ただ、複数人の視点から同じ事件を振り返る事で、真実が徐々に明らかになっていくから途中からは「それはもういいよ!」と言いたくなる記述も多く、それがなければもっといいのになぁ、と素人目線で感じました。ラストの救いようのなさは、今年読んだ本の中でNo.1でした。
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No.437:
(1pt)

なぞ

この本が売れてしまう、今の日本が心配.映画化してしまうというセンスも???
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No.436:
(4pt)

牛乳に入った血液に興ざめ

暗い、暗い、暗い内容。教育問題を扱っているのに、よくもここまで暗く書けるなと思った。作品は子ども達に復讐することで一貫しているが、そこに描かれてくる子どもたちは、すべてゆがんでいる。親子関係のゆがみをもっている。でもこのゆがみは、決して特異なものではなく、どこの家庭でも起こりうるそうだから、なおさらリアリティをもって読めるのだとう。「ある意味、一番残酷な判断を下すであろう人たちの中に、あなたたちを放り込みたかったからです」P258の箇所も、ぞっとする内容だ、湊さんって教育関係の仕事の経歴があるのかな?大人以上に感情的で本能むき出しの子どもだからこそ、大人以上に陰湿な、残酷な部分を持っていることを淡々と語っているところに息をのんだ。 昨今の親子問題、たとえば「幼少期の愛情の希薄が、その後の子どもの成長に決定的な影響を与える」といったテーマに関して、作者の湊氏は大きな疑問を投げかけている。親のせい、親のせいと言っているが、すべて自分のせいなのだと。この点はナーバスな問題だが、同感するところだ。 ただ、エイズ感染のめちゃくちゃか低い経路である「牛乳にまぜた血液」がキーワードになっているあたりが、あまりにも現実離れしているので、この部分は興ざめしたが(ネットとちょっと調べれば、牛乳に血液をまぜた段階でウィルスが死ぬのは分かるから)そのほかの部分は読み応えがあった。 次回作にも期待したい。 
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No.435:
(3pt)

負の連鎖

登場人物がほぼみんな、楽な道を選んでいる気がする。現実を生きるのではなく、逃避したところで生きようとしてる。これを読んで、心の弱い部分に負けている人物ばかりが大半を占めていて、リアルはそんなものなのか、そうだとしたらどうしようもないくらい自分と戦えない自立のない人だらけになってしまう。そんな風に思ってしまった。問題提起をしているのかもしれないし、最近のニュースを見ていてこの本のようなことを自分なりに、考えたりもしたこともある。あえて読んで考えることでもないし、考えさせられるというほど深くもない。さらっと読めるのだけれど、なんとなく中途半端に思えたりするのは、多数の視点で書かれてあるからだろうか。(2010.10.16読)
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No.434:
(5pt)

不快感

現代小説としては完璧ですね自殺大国のものとしては登場人物は全員が善人で悪人です万人にオススメします
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4575236284
No.433:
(1pt)

手放しても平気な本。

ほんっとに、作者と出版社には失礼だし、申し訳ないけれど、そう思ってしまった本です。読んでみて、まず、作者の中学生への偏見が著しくないかと思いました。あと、後味も悪さこの上ない。その上、「ワイドショーフリークでしょうなぁ、きっと」みたいな感じも否めません。夜行観覧車のレビューでも書いたのですが、そんな気がします。彼女の話題の取り合わせ方はさながらワイドショーです。乗り気じゃないひと以外はみんな大好き的な感じで進めるところや、結果無責任にまとめてしまうところ、どうでも良い話題はともかく、暗い話題や重い話題にまで何気なく蜜の味を絡めて味付けする手法がそっくりです。それが才能なのかは人それぞれによって捉え方が違うから、読み手に委ねるしかないのは分かっています。けど、それを分かっていて作品を作るのは正直どうかと思います。最近、作品を「量産」なされているようですが、そういうものを含め、様々な思惑が見え見えで、そういうのがなんだか嫌です。この方の著作に投資したお金が勿体無いです。なかったことにしたい。
告白Amazon書評・レビュー:告白より
4575236284
No.432:
(5pt)

俺は面白かった!

この作品俺からしたら、読後の爽快感があったし後味も良かった。それは、オレが終始、森口先生に感情移入していたからだと思う。まず第一章での先生の言葉には全面的に納得させられたし、最終章での先生の行動にも感心させられた。(まぁ、研究所にいた全く無関係の人には同情するが…)要は、読み手の立場によって評価が異なる作品の典型だってことだね。
告白Amazon書評・レビュー:告白より
4575236284
No.431:
(5pt)

近い闇

もしくは、誰にでも潜む闇と言ったら、陳腐に聞こえるかなと思いつつ、まず浮かんだ言葉です。そして、悪は生まれ、育つモノなのだと、この小説を読んで思いました。悪が生まれるキッカケがあり、その悪を育てる環境がある。そのどちらもがなければ、悪は完成しない。しかし、その悪を生むキッカケや、悪が育つ環境に悪意がある訳でもない。また悪を闇に代えても成り立つ構図でもある。今、正義というモノに関心が向いていますが、正義とは何か?を考える時、この小説を読んでみると、考えさせられます。報復は正義か?その報復が正義であると誰が定義するのか?自己満足について。いろんなことを思う本です。そして、その色んなことをサクッと読める小説になっているのが、この本です。
告白Amazon書評・レビュー:告白より
4575236284

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