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(短編集)

溺れる人魚



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【この小説が収録されている参考書籍】
溺れる人魚
溺れる人魚 (講談社ノベルス)
溺れる人魚 (文春文庫)

溺れる人魚の評価: 4.08/5点 レビュー 13件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.08pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

話がうまい。

島田様は 話がうまい。ミステリーとしては ちょっと … と思う場が多々ふるが 話は面白い。
溺れる人魚 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:溺れる人魚 (講談社ノベルス)より
4061826573
No.1:
(3pt)

どれもなかなかヘヴィーな話

欧州の歴史的都市にまつわるミステリー中編3作と、とある女性の過酷な運命をたどる短編1作とを編んだもの。著者の自作解説もある。

内容的には、どれもなかなかヘヴィーな話である。1作目の表題作では、いわゆる推理小説的な謎が提示されるが、しかし話の主題は、どちらかというとその動機と言うか背景を構成するストーリである。2作目、3作目にいたっては、そのような謎すら提示されない。謎は提示されるものの、それはいわゆる推理小説の謎ではないのだ。そしていずれの作品でも、最終的に明らかになってくる「真実」は、色々と歴史的な事情はあるとはいえ、なんともひどい話、やりきれない話、なのである。

というわけで、本格推理小説や通俗的ミステリなどを期待して本作を読むと、かなり期待はずれとなるだろう。しかし、本作の提示している人間の行為に対する問題意識(ネタばれになりそうであいまい表現ですが…)は、人間として、歴史の一ページに忘れ去ってはならないのである。

溺れる人魚 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:溺れる人魚 (講談社ノベルス)より
4061826573

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