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ノルウェイの森
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【この小説が収録されている参考書籍】
ノルウェイの森の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.82pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全812件 161~180 9/41ページ
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上下巻同時に購入した! 読みたいときに購入できて本当に良かった。 | ||||
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読みたいと思った時、迅速な配達で対応してくれたamazonに感謝です。 | ||||
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私は好きです。世界観も文書も。そもそも村上作品は万人受けしないと思う。テーマ自体が結構暗いし、キザな感じが生理的に無理な人も多いと思う。だけどそういうものに対して耐性を持ったコアなファンがいるんですよ。私を含めてね。そもそも村上作品をメジャーなものに仕立て上げたマスコミが悪い。マスコミに釣られただけの一般人には村上春樹の良さが分かるわけない。気色悪いだけでしょ。だけど、私達、変人はこれからも応援しますよ。村上ワールド最高! | ||||
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実につまらない小説だと思います。 途中で嫌になりましたが 何かいい点があるかと思い期待して何とか最後まで読みました。 この作家の本はこれしか読んでいませんが、このような小説を 書く著者がノーベル賞候補になるとは全く理解できません。 | ||||
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「寝た」と突然なんども出てくるが、寝る前に考えたり話したりすることがあるだろう。鳥だって、くちばしをたがいに鳴らして、数分間にわたって相手を確かめる。人間はそれ以下か?「死は生と対立するものではなく、生の一部だ」とか、高尚なことを言いながら、全く文学性に欠ける。東京に移って、デートして尚直子の1メートル後ろを歩くところ、さっぱりわからない。非現実的である。高校生のとき親友のなぞの自殺を出しながら、その彼女との東京での不思議なデート。しかも高校生時代に神戸で付き合った(寝た)女を蹴散らかして、尚話し下手の性格を主人公の性格として、著者は主張する。発散した話しは決して収束することが無いだろうと、50ページ余り読んだところで判断した。 | ||||
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本書でいつまでも記憶に残る場面。 それが「緑」の父親と主人公「僕」が病室でキュウリを食べるシーン。 生命力というものがほとんど見受けられないほど衰弱した緑の父親。 弱々しい視線をみせるだけで、病院食もほとんど食べず、そこには生命の僅かな痕跡しか感じられない。 そんな病人と二人きりになった僕が、病室に置かれたキュウリに海苔を巻いて醤油をつけて食べる。 「うまいですよ。新鮮で生命の香りがします」 ぽりぽりととても気持ちのよい音が病室内に響く。 その姿をみた緑の父が、自分もキュウリが食べたいと言う。 病院食を半分以上残した彼が、海苔を巻き醤油をつけたキュウリを何度も何度も噛み飲み込む。そして一本食べてしまう。 「どうです。うまいでしょう」と訊く僕に、彼はひとこと〈うまい〉。 初読から早30年、5~6年おきに読み返し、そのたびごとに違った印象を持つ。 読むたびに違った印象を持つのは、もちろん自分自身のそのときの心境や周りの状況の変化などによるものだろう。 30年前の自分を思い出し、あの頃の周りの状況を振り返る。 そしてこれまでに失われた時間や去っていった人々を思い出す。 村上春樹の作品は、何度も何度も繰り返し読まれることに耐えうる、私の中では数少ない作家の一人だ。 数年という期間をおいて同じ本を繰り返し読むことで、本を読んでいた当時の自分を思い出すという面白い体験ができる。 ノルウェイの森は、リアリズムの手法で書かれた作品で、村上春樹作品としては少し異質な存在だ。 羊男が出てきたり、空から魚が降ってきたり、井戸の底から壁を抜けたり、といった奇妙なことは起こらない。 (それでもレイコさんの体験談には、短編集「回転木馬のデッドヒート」を彷彿させる奇妙な実話談的魅力があり、そこが読者を惹きつけてやまない村上春樹の小説的技巧ともいえます。) 大学の寮生活を舞台に描かれた初期短編「蛍」が物語の序盤に取り込まれ、そこから広がりをみせていく。 (自身の短編小説を序盤に、そこから物語が広がっていく手法は「ねじ巻き鳥クロニクル」でもとられます。) 物語全体が死の雰囲気に包まれている。 それだけに、まるで春を迎えて世界に飛び出したばかりの小動物のように瑞々しい生命感を体中からほとばしらせる女性「緑」の存在感が素晴らしい。 本書読後、さっそくスーパーに行った。 キュウリを買ってきて海苔を巻いて醤油をつけて食べた。 そして、ああ30年前も同じようにキュウリを食べたなと思い出す。 | ||||
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登場人物、舞台の叙情的なぶぶんがとても簡潔に書かれており、読んでいて想像を手助けしてくれる要素としてはかなり富んでいる作品だと思います。男女の青春の苦さ、奥深さ、未熟さ、いろんな要素が感情に訴え掛けてきました。 私は18歳ですが、5年後、10年後、この同じ作品を読んでみたらどれだけ作品に対する考え方が変わっているのかな、と、少し期待しています。 Sexualityな場面が何度もありますが、そこには人間の後ろめたさや、軽薄な欲望、やりきれない思いなど、改めて人というものを考えさせられる瞬間があり、著者のずば抜けた観察眼というか表現力が詰まっています。 少し暗い気持ちになることもありましたが、この作品に出会えて良かったです。 | ||||
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描写の言い回しが独特で、文体には非常に引き込まれました。 この表現力は、さすがノーベル賞候補といった感じです。 しかし、ストーリーについては、登場人物があまりに普通でないため、あまり感情移入できませんでした。 | ||||
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高校を卒業してすぐの春休みに、上下巻を一気読みしました。 村上春樹の作品であんなにのめり込んだことは初めてで、これからも決してない。 今の村上作品は嫌いだから。 この作品には、好きなシーンがたくさんあります。 ワタナベが療養所を去る時、直子に、 「君のフェラチオすごかったよ」 「キズキ君もそう言っていたわ」 と自殺した共通の友人を語るシーン。 ワタナベは「あいつとは昔から感性が合うんだ」とか何とか言うのですが、珍しく明るい二人に、切なくなりました。 ワタナベが、高校生の頃に付き合っていて、寝るだけ寝てポンと別れたガールフレンドのことを急に思い出すシーン。 さんざんワンナイトをしてきたワタナベですが、あの彼女には悪いことをしてしまった…と、本当にさりげないシーンです。 ワタナベとレイコさんが、ギターを弾いて、マッチを並べながら、二人で直子のお葬式をするシーン。 そして、駅での別れ。 「生きなさい、ワタナベ君。私はそれを言うためにここまで来たのよ」 最後にワタナベがレイコさんにキスするシーンには、泣いてしまいました。 村上春樹で泣いたのも、最初で最後。 今読むと、突っ込みどころもたくさんありますし、アメリカ文学のパクリや、言い回しが鼻につくところもあります。 でも、劇作家の故・如月小春さんも言っていました。 この年のベスト3か何かに「ノルウェイの森」を入れていて、言葉のプロの方々に「勇気あるなぁ」と言われたらしいのですが、 「私はどうしても、このノルウェイの森が好きなんです」 と。 私も、どうしてもこの作品が好きです。 | ||||
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届けるまで時間がちょっとかかりますけど、商品はなかなか悪くないです。 | ||||
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届けるまで時間がちょっとかかりますけど、商品はなかなか悪くないです。 | ||||
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村上春樹の最近の作品は好きではありませんが、これと「風の歌を聴け」は好きです。 時代の雰囲気を感じられることと、主人公に共感できるから。 この話の良いところは、登場人物が皆、その時は正しいと思うことをしているが同時に間違っているかも知れないと思っている点。 そしてそれは他者や自分さえも傷つけていると言うことを認識している所です。 | ||||
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初めて村上さんの本を読みました。 正直、あまりわくわくしませんでした。 言い回しや文章は読んでいて上手いなと 思う所もありましたが、物語としては パンチが無さすぎる。 なぜ、ベストセラーに なったのでしょうかね?よくわかりません。 期待した分残念でした。 | ||||
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読書をする理由は人それぞれでしょうが、僕の場合は『追体験』が出来ることがあるからです。 非常に残念なことですが、どのような小説でもそれが出来るというわけではありません。だから追体験が出来ない場合はストーリーを追って読みすすめることになります。それはそれで楽しく読めることもありますが、苦痛だなと感じることもあります。 そしてこの小説、『ノルウェイの森』の場合だと僕にとって追体験が出来る小説に分類され、その中でもベスト・ワンとなります。村上春樹さんにはその意識はないかもしれませんが、彼はたくさんの言葉の魔法を使っています。インスタント・コーヒーやマカロニ・グラタンといった『・』を付ける言葉から掃除、音楽、読書などの生活感のある描写。他にもあるとは思いますが、それらがよりいっそう追体験において、強く作用し見事に魔法の役割を果たしています。 当然、合わない人には合わないかと思いますが、村上春樹さんの魔法に掛かってみたい方はぜひご一読を。マジック・ショーはいつでも開店しているでしょうから。 | ||||
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村上春樹の代表作と言えば本書「ノルウェイの森」だが、出版された当時非常に話題になった。一九八七年刊とのことである。書名の響きも良いが本書は購入欲をられるとても良い装丁となっている。そして、その後の人気の継続の結果を受けてだろうか、二〇一〇年には映画化ノルウェイの森 [DVD]もされた。毎年、ノーベル賞授与の時期がくると、日本では村上春樹のノーベル文学賞が期待されて、メディアを騒がせている。しかし、毎年結果は落選となっている。いずれノーベル文学賞は授与される!!のだろうか?しかし、村上春樹は通俗小説家とみなされて受賞はないという意見もある。村上春樹の春樹作品は性描写の多さが一つの特徴だが、これが受賞を阻んでいんろではないか。どうしてこういった描写が必要なのか疑問に思い残念である。 例えば下巻を例にとると、288頁「『ねえ、大丈夫よね、妊娠しないようにしてくれるわよね?』と○○さんは小さな声で僕に訊いた。『この年で妊娠すると恥ずかしいから』『大丈夫ですよ。安心して』と僕は言った。ペ煮酢を奥まで入れると、彼女は体を震わせてため息をついた。僕は彼女の背中をやさしくするように撫でながらペ煮酢を何度も動かして、そして何の予兆もなく突然射聖した。それは押しとどめないようのない激しい射聖だった。僕は彼女にしがみついたまま、そのあたたかみの中に何度も聖液を注いだ。」 289頁「僕は少しあとでもう一度固くなったペ煮酢を彼女の中に入れた。○○さんは僕の下で息を呑み込んで体をよじらせた。僕は彼女を抱いて静かにペ煮酢を動かしながら、二人でいろんな話をした。彼女の中に入ったまま話をするのはとても素敵だった。」 290頁「結局その夜我々は四回交わった。」 主人公のワタナベ君は○○さんと突然理由もなく性交を始めてしまうのである。その展開に驚くと同時に、生々しい描写に驚く。どうしてポルノ小説まがいの表現をする春樹作品がこうして評価されて話題になるのか不思議でたまらない。もちろん上記に揚げた「ペ煮酢」「射聖」「聖液」は当て字で、恥ずかしいので此処ではそう記したが。もし、仮にノーベル文学賞を受賞したとしたら、学校の推薦図書になるだろうか?否、ない!!だって、読書会の皆の前で恥ずかしくて読むことができないから。 | ||||
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散々春樹作品は読んでいて、今さら初めてノルウェイの森を読みました。 性描写が多すぎるし、下品な感じがして、切ないとか悲しいとか思わなかった。 もっと幻想的で品のある作品だと思っていた。 時々読んでいて恥ずかしくなった。 まあ、直子にも緑にもレイコにも共感できなかった。 気持ち悪い。 村上春樹は短編が一番すばらしいと思う。 | ||||
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自分の中の虚無を埋める為の愛で一人の女性(直子)に呪縛を与え、結局は死に追い込む。そして緑との関係の中に、別の共依存関係を作りだし、作者は一生を直子と緑の間に揺らめきながら小説を紡ぎ続ける(30年間も)。作者は真摯に緑と向き合わない限り、本当の意味で物語を先に進ませる事も、物語りの歴史を書き換える事もできないのだ。色々な海外文学からの盗作まがいや、アイデアの借用で巧みに生産されるベストセラーには無い、自分自身の内からの悲鳴をこの小説だけは持っている。「ノルウェーの森」という陰鬱な作品を残した、ノーベル賞も、芥川賞も取れなかった、ある不思議な日本人作家として、歴史にこの作品と名前は忘れられる事なく残るだろう。 | ||||
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若干のネタばれがあります。 浅野いにおさんの漫画『おやすみプンプン』をアプリで読んでいたら、『ノルウェイの森』を思い出すという感想がちらほら見られたので、本作を読んでみました。 たくさん人が死にます。でもなぜ死んだのかほとんどわかりません。理由があいまいな自殺だからです。 他作品の感想で申し訳ありませんが、『おやすみプンプン』のほうが圧倒的に重いです。あちらもたくさん人が死にますが、非常に悲痛で切ない死に方です。 『ノルウェイの森』の死にはほとんど重さを感じません。主人公のガールフレンドの1人緑の父の死には少し重みがありました。あれは自殺でなく病死だったからかもしれません。 また、セックス描写があまりに多いです。同性同士のものも出てきます。主人公の周りに出てくる女性はほぼセックスの相手です。 レイコさんとはやらないのだとほっとしていたのにもかかわらず、最後の最後でやっぱりセックスするのです。しかも、主人公の自殺した恋人、直子のための2人だけの葬式をした夜です。レイコさんは直子の服を着ているのです。呆れて逆に笑えるくらいの展開です。 『ノルウェイの森』の中に漂う10代独特ともいえるアンニュイで、定まらず、自己を喪失している感覚。明日にでも自殺できそうな曖昧さ。本作が同世代をひきつける要素に満ちていることに納得はします。また、ストーリーの展開の仕方もとてもうまいと感じました。先が知りたくなるのです。挿話ひとつとってもそうです。私が一番心引かれたのは本筋よりもレイコさんの話す過去の少女の話でした。レイコさんが過去にピアノを教えていた美しい少女が実はとてもうそつきでそれによってレイコさんは深く傷つけられた、それはどのような事件か、というところで上巻が終わります。私はこの話の結末がとても気になりました。それですぐに下巻に移ったのですが、感想は「またセックスオチ?」でした。 『ノルウェイの森』に展開されるすべての話は結局そうなのです。導入と展開には心惹かれます。でも着地点はセックスか、死か、あるいは曖昧なのです。 それはもはや10代ではない私にはやはり退屈で安易なものに映るのです。 | ||||
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高校時代に読み、初めて「喪失感」とは何かを身を以て経験させてくれた本です。 | ||||
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上巻途中の阿美寮のあたりから引き込まれていった。 不思議と、スルスルと、「次、どうなるんだろう?」という感じに。 絶妙なタイミングで性描写が入ったのがいいのかもしれない(笑) 「生」と「性」と「死」とは…そんなことを考えながら読んだ。 答えはこの本には詳しくは書かれていない。 自分で探せということなのだろう。 余談だが、ワタナベ君ほど若い時もててみたかった… | ||||
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