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ノルウェイの森
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【この小説が収録されている参考書籍】
ノルウェイの森の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.82pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全812件 261~280 14/41ページ
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日本ではもちろん、世界的にも有名でファンが沢山いる。 とのことで、初めてこの本を読みました。 なんというか。。。。 現代版・源氏物語というか。。。(内容は全然違うけれど) 激しいポルノ的要素を多く持った恋愛小説を 難しい文学小説のように書いてるな。という印象しか受けず。 全体的に暗いイメージがこの本を漂っており、 ワタナベを取り巻く空気が重く、苦しい印象しか受けなかった。 直子も永沢もなーんか、暗い。 それに加え、緑も少しどこかがへん。 全く感情移入どころか理解すら出来なかった。 セリフも読みづらく、実世界ではこんな言い回ししないだろうな。 というセリフが多く、頭に入りずらい。 映画の配役の印象も先行し、うまくこの小説を飲み込めなかった。 | ||||
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限りない喪失と、そこからの再生。 英語版でも、繰り返し読みました。 何回読んでも、面白いです。 | ||||
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読みたいと思っていたので ずいぶん時間がたっていましたが 手に入れて読んでみました。 | ||||
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読みたいと思っていたので ずいぶん時間がたっていましたが 手に入れて読んでみました。 こんな感じの物語だったのかと他の作品も読みたいと思います。 | ||||
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この本を読むのは今回で4度目になります。初めて読んだ時と比べると、随分感じ方が変わりました。 まず性行為の描写をエロチシズムではなく、言葉を使わない「会話」だと思いながら読むようになりました。 この物語の中で、性行為はコミュニケーションの一つとして描かれていると思います。主人公をはじめ多くの登場人物は、他者とコミュニケーションを取ることが苦手です。 言葉ではなく、性行為を通してコミュニケーションを取るように設定されているように思います。 性行為は、理屈とは関係のない、そのままの自分を表しているように思います。主人公は理屈での葛藤を繰り返していますが、性行為をしている時は感情の趣くままに生きることが出来ます。 この本はスピード感のある本だと思いますが、その奥で流れるものはとても重くて深い哀しみだと思います。 緑以外の多くの登場人物が、哀しみの中で自虐的に生きている印象を受けます。 この物語は一種の絶望の中で語られていると思います。 星はどう考えても4つになりました。 残りの一つはこの本の病的な部分に、どうしても5つ星をつけてはいけないと考えるからです。 | ||||
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───五時半になると僕は本を閉じて外に出て簡単な夕食を食べた。そしてこの先こんな日曜日をいったい何十回、何百回くりかえすのだろうとふと思った。「静かで平和で孤独な日曜日」と僕は口に出して言ってみた。日曜日には僕はねじを巻かないのだ。(p.107) ───「もちろん人生に対して恐怖を感じることはある。そんなの当り前じゃないか。ただ俺はそういうのを前提条件としては認めない。自分の力を百パーセント発揮してやれるところまでやる。欲しいものはとるし、欲しくないもものはとらない。そうやって生きていく。駄目だったら駄目になったところで考える。不公平な社会というのは逆に考えれば能力を発揮できる社会でもある」(p.113) ───「ビスケットの缶にいろんなビスケットがつまっていて、好きなのとあまり好きじゃないのがあるでしょ?それで先に好きなのをどんどん食べちゃうと、あとあまり好きじゃないのばっかり残るわよね。私、辛いことがあるといつもそう思うのよ。今これをやっとくとあとになって楽になれるって。人生はビスケットの缶なんだって」(p209-210) ───「死は生の対極にあるのではなく、我々の生のうちに潜んでいるのだ」(p.253) | ||||
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───人々はみんなそれぞれに幸せそうに見えるのだ。彼らが本当に幸せなのかあるいはただ単にそう見えるだけなのかはわからない。でもとにかくその九月の終りの気持ちの良い昼下がり、人々はみんな幸せそうに見えたし、そのおかげで僕はいつになく淋しい思いをした。僕ひとりだけがその風景になじんでいないように思えたからだ。(p.166) | ||||
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読んでみると結構内容を覚えているので、十数年前の初読の時は結構感動したのだと思う。歳とともに、死とか孤独とかに対する感受性が鈍化したのか、今の方が「緑って、面倒くさい女!」などと、本筋に関係ないことを考えてしまう。「生は死の一部」なんて、本来であれば自分から一番遠いところにある死を身近に感じてしまうのも、若さゆえでしょう。 | ||||
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この作品は評価が別れて当たり前です。 小説として読むなら、村上春樹はあまりにも独りよがり過ぎる。 ノルウェイの森には酒・煙草・女・音楽という快楽がつまっています。 他の村上作品と同じように。 いや、まともじゃない程に。 僕は自分の同類にしか勧められない。 ただ僕みたいな人間が激しく恋い焦がれる世界が広がっています。 読後感、これが全てではないですかね。 読めば分かりますよ。 一日あれば読めますし、村上春樹の入門書としては良いと思います。 | ||||
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先日オーストリア人と村上春樹のことが話題になり、外国人も村上春樹のことを話題にするのに、読んだことがないのはまずいかということで、「ノルウェーの森」を読んでみた。若いころはずいぶん小説も読んだのだが、30歳ぐらいから小説読めない病にかかり、この20-30年の小説はほとんど読んでいない。それではたして読み終われるかなと思っていたが何とか最後まで。結論として「星3つ。なぜ累計1000万部も売れたのかわからない」。 恋愛小説との紹介もあるが、典型的な青春小説だろう。同じ青春小説の柴田翔の「されど われらが日々―」や庄司薫の「赤頭巾ちゃん気をつけて」は青春時代に読んだので面白かったし、主人公への思い入れもあった。テネシー・ウイリアムズの「欲望という名の電車」は、20才ごろに読み非常に面白く主人公の女性のブランチの不器用な生き方にいたく同情したが、30台はじめにニューオリンズに行くときに読むと、まったく同情できなくなっていて、なんとなく自分の青春の終わりを感じたりした。 「ノルウェーの森」をもっと早く読むと違った感想を持ったかもしれないとは思う。同時にやはり主人公への思い入れは持てなかったような気もする。「永沢さん」や「レイコさん」など主人公をよいしょする人の描写がなかったら、主人公のつまらなさがもっとクローズアップされただろう。「永沢さん」や「レイコさん」などを配置したというのが村上春樹の小説家としてのうまさであり、同時に、自伝的小説のなかでそれをやるというのが柴田翔や庄司薫にないけれんだろう。と、だんだん批判の度合いが高くなりそうなので感想を書くのはこの程度にしておこう。 なお、青春小説というのはよく売れるようで今回調べてわかったのだが、「されど われらが日々―」が120万部、「赤頭巾ちゃん気をつけて」が160万部の売り上げがあったという。ただ、1000万部にはだいぶ差があるが、その差は、柴田の持つ自己嫌悪や、庄司の持つ照れが村上にはなく、けれんを持ちうるというのが、日本文学としての閉鎖性を取り払うことになって生じたのかもしれないと思い始めている。 | ||||
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初めて日本語の小説を読む。翻訳の本よりやはり日本語の文字は意味が深くて、綺麗です。安くて、ありがとう。 | ||||
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自分だけが良さを分かるという優越感にひたるための本。無性に司馬遼太郎が読みたくなった。 | ||||
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世界で人気なこの小説や著者。ノーベル賞作家になるのではと騒ぐマスコミ。一体何が書いてあるのか?読まなくては何も語れないので読んでみました。 確かに面白い話だったと思いますが性描写が多くこの主人公ワタナベは5回ぐらい小説のなかで射精していますね。未成年には内容が理解できないかもしれません。 さらに小説にでてくる登場人物の半分は死んでしまいエロチシズムと死を絡めた話ではないでしょうか? 冒頭で主人公ワタナベはドイツの空港の飛行機の中ででビートルズの「ノルウェイの森」を聞き気分が悪くなるところから昔の出来事を回想するという話ですが、 小説の最後でまた冒頭に戻ると思いきやそのような事もなく話は終了し、なんだか終わり方が尻切れトンボのような終わり方です。結末を期待していたのですが残念でした。 結局、私の素直な感想ではこの手の小説は数多くあり面白かったもののそれほどの感動はありませんでした。 | ||||
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これからも一人ひとりの作品を出来るだけ続けて読んでいくつもりです。 | ||||
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これからも一人ひとりの作品を出来るだけ続けて読んでいくつもりです。 | ||||
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高校時代に読んだときはあまり共感できなかった。 大人になり色んな苦悩を経験し心が病んで死にたい気持ちで生きることを経験した今読み返してみると、泣けるところがたくさんあった。 | ||||
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名作と呼ばれる理由は残念ながら理解出来なかったが、下は一気に読み終えるくらい面白かった。 特に緑と会話している時がとても良かった。緑は面白い話をするし、それに対するワタナベ君の返しも面白くて、読んでいて声をあげて笑っていた。 それと、永沢さんがとても良いことを言っていた。「自分に同情するな」「自分に同情するのは下劣な人間のすることだ」読んでから少し経った今でもよく思い出す言葉だ。 | ||||
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Amazonのレビューって、みんな長いし、屁理屈が多いですよね・・・。 長いと読む気もしません(笑)。 言うまでもなく、村上春樹の小説は暗いです。友達少ないです。 性格が明るくて、社交的な人は読んでもつまらないのではないでしょうか?? | ||||
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タイトルに関しては、ワタナベの他者に対する無神経振り(防衛本能)と、 レイコさんの復讐心(病んだ者の)が読み込めるかどうかです。 犠牲者は直子(及びキズキ&突撃隊?!)です。ヒントは手紙でしょうか。 そうした残酷(適者生存)な人生の森の生存競争の構図が、 硬く伏せられたサブプロットになっているように感じます。 またそういう部分は、村上文学のとても優れた一面であると思います。 その森で生き残るものとそうでない者。 ワタナベはしかし、自分が何処にいるのか分らなくなってしまいます。 | ||||
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世の中って凄いなぁと思う。 文章だけなら、どんな内容の本でも白昼堂々街中で読めるってのが凄い。カバーかけて読んだら何の本か解んないもん。人の目にオートフォーカス機能か、、双眼鏡でも常備していない限り、文章だけならすれ違っても誰も気づかないし気にしない。仮に、目に入ったとしても、著者が超有名人で、TVでも絶賛されていたら誰も悪く思わない。むしろ賞賛や共鳴する奴の方が多いだろうね。人間の心理って凄いわ。 ビートルズも、まさか自分たちの曲がエロ本のタイトルに使われるだなんて夢にも思わないだろう。 それでさ、本を読んだ人間はもっと凄い事になるだろうね。 だって、超有名な本でみんな絶賛してる「ノルウェイの森」って重厚そうなタイトルの本が、まさかエロ本だったなんて! それを夢中になって黙々と読んでいる自分はもっと何だったんだろうって振り返るわけさ。すごいんだなぁ本て。天才だわこの作者は。 ちょっとミステリアスにして、ちょっと壮絶なシーン入れて、ちょっとお色気入れて、それ全部複雑にしてわけわかんない内容にして読ませちゃうっていう。その手法が素晴らしいわ。みんなルービックキューブを買う感覚で買うんだろうね。「謎が解けたら達成感凄いんだろうな・・・」と思わせる文章力。その多くが全面揃えられずに途中で飽きて捨てるか売るんだろうけど。 この小説もそんな感じ。 この世のありとあらゆる汚れと対面として、自分なりに答えを出そうとその中に飛び込む。それを理解しようと必死に挑戦し続ける。まるでルービックキューブだ。 好きになった奴は永遠に極め続けるし、好きになれなかった奴は永遠に理解に苦しむ。これもそういう作品の一つ。 でもルービックキューブと違うのは、答えが一つじゃないって点だ。 それも歓喜と後悔が両方くっついて来るって答えだ。 主人公は今までドライな現実の中で生きてきた。そこに天国にいるかのような気分にさせてくれる好みの女性に出会い、甘い生活を知る。今までの生活が嫌にもなるけど、彼女と過ごす理想の世界にも疑念を抱く。主人公はどちらを取るべきか苦悩する。まるで三角関係の恋愛だ。 現実が今まで付き合ってきた、理想を抱いては砕かれてきた「つまらない女」。彼女が、一瞬とも永遠ともいえない気分にさせてくれる「不倫相手の女」と言った具合。 現実と向き合うか、理想に逃げるか。そういうテーマがキッチリ描かれてるからこそこの小説は面白いし、単なるエロ本なんかでは決してないという証でもある。 後で本当に三角関係みたいになるしな。しかも選ばれなかった方は悲しい最期を遂げる。 時代設定が、戦国時代の一夫多妻が当たり前だった時代なら「みんな俺の嫁になれ!それでみんな幸せになろうぜ!」の一言で済むが、残念な事にこの時代は男と女の1対1の世界。 石田純一やタイガーウッズみたいにパンチ1発で済むようないい加減な恋愛なんてしないんだ。 一生に一度巡り会えるかどうかさえ解らないくらい真剣な恋なんだ。出会ったばっかの女といきなり合体するようなどこぞの風俗店みたいなノリを全力で押し通すんだぜ?ラノベやベタなアクション映画のアホロマンス顔負けだよ。それだけにとても悲しいんだよな・・・色々と。そんなお話なのさ。 | ||||
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