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ノルウェイの森
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【この小説が収録されている参考書籍】
ノルウェイの森の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.82pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全812件 181~200 10/41ページ
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単に小説を読む能力がないだけかもしれないが、 いったい何なのか訳が分からない小説。 さっきまでビリヤードしていた友人は自殺してしまうし、 登場人物の女性は次々と何かにつけてあっさり体を開いてしまうし… 本書は確か大ベストセラーだったはずだし、 ノーベル文学賞候補と言われたりしているが、 いったい何が良いのか私にはさっぱり分からない。 …と思っていたところ、「阿美寮」(上巻後半)のあたりから何だか 引き込まれてきた。 本書の評価は下巻を読むまでできないのかもしれない。 | ||||
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※削除申請(1件)
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仲間内のよもやま話。 小説にするほどのネタもない。 この薄っぺらい日本語の文章。 こういう本が売れるから日本人が馬鹿になる。 いやもう馬鹿になってしまったからこういう本が売れる。 | ||||
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この人ほど世界に知られ、この人ほど評価の定まらない作家は他にいないだろう、と思う。 それ程どの作品を読んでも、私の頭にまず最初に浮かぶのは「?!」なのである。 真剣に読んでも、気軽に読んでも、何度読んでも、その時々で受ける印象が違うし、 そもそも、読後そこに描かれている世界に一区切りついたという気がしないのである。 おまえの頭が悪いからだ、と言われればそれまでだが、 読後にスッキリ感を持てない人は、私だけではないだろう。 また、読者によって印象も感想も解釈もまるで違うことがあるのもおもしろい。 「ノルウェイの森」は、作者自身が「恋愛小説」としているが、 むしろ、私にとっては、個々の存在である人と人とが共感しあい、交流し合い、 すべてを理解しあうというのはどういうことなのか、を考えさせられる小説なのだ。 (それこそが真の「恋愛小説」?) この作品は、性描写が多くストレートな表現のために、賛否両論、批判の対象にさえなるが、 私は、作品に描かれている性行為は相手を理解するための一つの手段に過ぎないと読み取っている。 (端的に言えば、元々そういうものなのかもしれないが。) 主人公はなぜか周囲の人々に気に入られ信頼され、なぜか交渉する。 すると、相手は自分の周囲に主人公の話を広め、去っていく。 主人公の噂を聞いた人が会いに来て、なぜか交渉し、また去っていく。 (一般的な「出会いー交流ー交渉」というプロセスではない) 主人公にかかわりなく、相手は皆一方的に心身ともに充実感を得て、去っていく。 『他の登場人物は、皆抱え持つ屈折に手足を縛られ、一歩も動けずにいるのだが、 主人公と心身ともに交流し感応し理解しあうことによって、その曲折を解消し羽ばたいてゆく。 主人公は相手の真の理解者であり、救い手であり、先導役でもある。』 「恋愛小説」というと濃密で甘いイメージがあるが、「ノルウェイの森」からは、 『個の存在である人としての男女の真の交流とはなにか』 というような、大真面目で壮大な印象を受ける。 (図らずも、作者の恋愛観や恋愛小説に対する姿勢を言い当ててしまっただろうか?! いやいや) だが、こうしてわかったつもりでいると、突然足元をすくわれる。 親友の彼女=自分の彼女さえ、理解しあえたかと思ったとたん、去ってゆくのだ。 あとに残された主人公は、戸惑いながら問い続ける。「なぜ?」と。 そして、読者の私も作者に問いかける。「何なの?」と。 テーマが何かを無理に考えない。 自分が常識と思っているものを作品に当てはめない。 作品に対してありきたりの完結を望まない。 これがいつのまにか、この作者の作品を読む時の私の心構えになっている。 | ||||
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この本を読んで、「自分の問題が書いてある」と考えるにはもう歳をとりすぎたと思う。しかしこれは良質な青春小説だと思う。 村落共同体ががっちりしていてそれはそれでセーフティーネットや教育、イニシエーションの場として機能していたが、都市中間層が出現して、大衆文化がその層に浸透し始める。その中で共同体に馴染めず「大学は誰も知っている人がいないところに行こう」と共同体の人間関係を重荷に感じ始める近代的自我が目覚める。そういう状況の国にとって共通して読まれるのが村上春樹の小説ではないかと感じる。ポップな感じと無国籍の文体、決め台詞のかっこつけ加減、子供の時代から大人になるにつれて直面する人生の問題にそれほど深刻でないけどちょっとかすっていく様。 経済発展がはじまり、中間層が離陸した国でおそらく村上春樹は今後も読まれ続けるのだろうなあとこの小説を読んで感じた。伝統文化が壊れていく中でコンテキストフリーのカルチャーが望まれる。そんな中では村上春樹のポップさと気取った教養が受けるのだろう。彼の登場人物は人間味が感じられないし、のたうち回って人生と取り組んでる人もギョロッと欲望をのぞかせる人もいない。なにか軽薄なまでの軽さがある。そこがやっぱり好きになれないが村上春樹がいつも抱えているテーマ「死は生の対極にあるのではなく、我々の生のうちに潜んでいるのだ」というのは正しいものだと思う。またそれを大衆文化のように広める中で表現していくというものはそれなりに大事な活動なのかもしれないと感じた。 東浩紀はセカイ系の出発点は村上春樹だといった。そうなのかもしれない。この内容で漫画だったら絶賛すると思うが、やはり小説として読むと何か物足りなさを感じる。偏見だろうか? | ||||
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初村上作品。 友達に借りた。 一言で言えば気持ち悪い。 薄っぺらい。 自殺とエロをかっこよく書いてみたけど特に心に響く物はない。 で、読み終えてこの著者の顔は見たこと無かったからネットで画像検索してみた。 あ、なるほど、こんな本書きそうな方だなと。 ナルシストっぽいよね。 | ||||
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内容と関係ありませんが、ノルウエーの森は、東芝EMIさんが原題Norwegian Wood を正しいノルウエー木材(の家具)を誤訳したもので、これを小説の表題にするのは作家の言葉のセンスとして違和感があります。 | ||||
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ストーリーは、ヤリチンの主人公がやりまくって、挙句に「僕は孤独だ」とつぶやくだけ。 文章技術は、お洒落で40年以上経っても色あせない。 | ||||
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他人の傷口を見たい、という要求は、どこから来るのだろうか。 傷は、皮をやぶり、肉を抉(えぐ)り、組織を露呈する。すぐに、血の溜まりができていく。 60年代に、学生たちによる「全共闘」運動が起こった。「団塊の世代」 と呼ばれる突出した人口は世間の注目を浴びた。 鎮圧されたり、内ゲバなどで、次第に下火になっていった。 それから、20年が経ち、団塊世代の彼らは社会の中心となり、 80年代に、中規模の「全共闘ブーム」が起こった。 「戦中派」や「全共闘」でもなく、何を言っても、怒らない、 何を考えてるのか、わからない、「新人類」という言葉が流行った。 写真週刊誌や、裏事情スクープ雑誌などで、ヒーローの正体が暴かれ、 ブームも下火になった。 そのころ、「ノルウェイの森」が、発表された。 赤(上)、緑(下)の表紙のデザインで、これに金色を加えたら、 「クリスマスカラー」になる。 この小説は、売れに売れて、社会現象になった。 ベストセラーだから、読んでみるか、と言う人が多い、ということが、 レビューを読んでみて、わかった。 「昔の人も、地味に、なやんでいたんだな」 ということが、わかるだけでも、読む価値は、あるんじゃないかな? | ||||
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もし、「ノルウェイの森ってどんな小説?」とか、「面白いの?」と友達に尋ねられたら、上手に説明する自信はありません。 どんな小説だったのか、読み終えた今でも消化しきれていません。 面白いのかどうかといわれれば、伊坂幸太郎の「ゴールデンスランバー」のほうが確実に面白いです。 でも、美しい状況描写、一風変わったセリフ回し、全体的に漂う退廃した雰囲気に飲み込まれ、2日間没頭してしまいました。 私はハルキストではありませんし、今後も積極的に村上春樹の小説を読む意思はありませんが、彼の魅力に取りつかれている人たちの心の一端をなんとなく理解できた気分になりました。 | ||||
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小説家の確かな腕前を示す手の込んだ描写力、物語と自然に連動した場面転換、詳細に説明しながらゆっくり進める部分と思い切った場面の省略や結論をポンと先に持ってきたりする緩急のテンポの対比、一貫してわかりやすく読みやすい文章、多くの暗示。 | ||||
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小説家の確かな腕前を示す手の込んだ描写力、物語と自然に連動した場面転換、詳細に説明しながらゆっくり進める部分と思い切った場面の省略や結論をポンと先に持ってきたりする緩急のテンポの対比、一貫してわかりやすく読みやすい文章、多くの暗示。 | ||||
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高校のとき、担任の先生(女)が「人生で一番好きな一冊」としてあげた本作。「ちょっと表現が過激でみんなはびっくりしてしまうかもしれないけどいつか読んで欲しい」と大学生になったとき、機会があって読んだ。 結果、全く良さがわからなかった!イケメンではないけど、ウィットに富んだ知的な会話ができて女性にモテるボク他の作品にもよく出てくるこの「孤独だ」とかほざいる主人公って村上春樹自身だよね?メンヘラと奔放な女性との間で揺れ動くボクwww こんな気色悪い自己投影耐えられない(笑)!最後のオバハンと致すシーンとか吐き気w 「僕も同じこと考えてました」とかw ギャグか?ギャグなのか!? 尊敬してた先生だけど、その先生と同じ年代になった今、一番好きな一冊としてこの本をあげる先生の感性は到底理解できない。私とは全く違う感性の元で生きている別の人種ってことがよくわかった(笑) でも、先生のことは今でも大好きです。 | ||||
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誰もが悩んだり考えたり、でも答えなんてない そんな生とか死とかをテーマにした作品。 性的な描写がストレートに表現されすぎて、ポルノ小説かと思うくらいだが、 正直に、思いの丈を真っ直ぐに書くとこういう作品になるのかなぁ。 展開が単純な気もするが、 著者があえて、若者の悩みの焦点をはっきりさせ、 内容を分かりやすく書いた作品だと思えば、まぁ許せる範囲内かな。 | ||||
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何一つ確かなもののないこの世界で、それでも何かを求めて浮遊している感覚を描いている。 高校生の一番精神的に揺らいでいる時に出会った小説。 Radioheadと共に今でも大切にしている。 『ノルウェイの森』 | ||||
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この作品を読んで率直に思ったこと、 村上春樹は短編集でこそ真価を発揮する。 長編は何編か読んだ事はあるが、自分としては この作品が一番アクが強く、読んでいて陰鬱としてくる。 村上春樹の暗い部分が出ているのかなと。 村上龍の様な気だるさに通ずる物を感じた。 言い方は悪いが良くも悪くも邦画でありがちな だらだらと暗くジメジメとした男と女の情愛のもつれを描いた B級恋愛ドラマの様だった。 明るくシュールな世界が好きな私には些か重たかった。 | ||||
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この小説をはじめとする村上春樹氏の小説で、ハルキストなる方々とアンチの方々は登場人物の行き方を論理的に説明したがるが、これほど論理的分析のむなしさ、寒々しさを呼び込んでしまう小説も、日本小説史上まれであろう。それなのに、いや、それだからこそ圧倒的な陰影の深さ、感性的情報量の多さには甚だ驚くしかない小説であるという既視的でくっきりとした事実もまた、忘れ去るわけにはいかないのだ。論理的・心理的分析以前の、「現代文」のセンスだけで書ききったが、「偶然(の美点)」が味方して奇跡的な特大ホームランをかっ飛ばしてしまったような文章なのだ。この書には、小説の舞台が’60年代終わり前後とはいえ、「バブル期」の東京の(そして日本の)、実際にはそれほど表面上ギラギラしていないが、しかし充実し高揚したひとりひとりの情感が永遠に記念碑のように刻み込まれているのである。 | ||||
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随所に魅力が散りばめられた素晴らしい小説です。細やかな感性をお持ちの方におすすめいたします。本は電車の中やパスタを茹でる間に読む暇つぶしの道具とお考えの方、娯楽的大衆小説しか読んだことがない方にはおすすめしません。そのような方は有名な純文学作品をある程度読み自分で文章を言葉のレベルから読解できるようになってからこの作品をお読みください。この作品に低い評価をしている方がかなりの数いらっしゃるようですが本当に読んだのか疑問に思います。どんな意見を持つかは人それぞれ勝手です。人は本を選びますが、本の方でも人を選んでいるのではないでしょうか。この作品を罵倒する前に自分の能力、感性に疑問を持って欲しいです。 | ||||
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私にとって初めて読んだ村上春樹の作品。最初は何だこれ、日記みてえだな、と思ったが、上巻の3分の2を過ぎる頃から徐々に面白くなってきた(凄く、というわけではなく、まぁそれなりに) 何て言うか、ファンタジーっぽい。主人公が最初に直子が入っている施設に行ったときの描写とか特に。主人公と緑との会話とかも何か現実的な気がしなかったし。そう、全体を通して言えるのは透明と言うか空気のような、実体のなさ感。寓話っぽさ。直子をメンヘラにするのも都合良過ぎる。それなら何でもありになる。実際そういう扱いだし。これが村上春樹の実体験を元に書かれていないのなら、結局何が言いたいんじゃおまえは?で終わりである。読み終わって何も得るものがない。 この内容で上下巻合わせて1000万部売れたなんて信じられない。集団ヒステリーのようなものか?何で村上春樹がノーベル文学賞候補になるのか?さっぱりわからない。 あと皆さんが多々言及されている性描写ですが、私的には別にどうってことなかったですよ、エロくも何ともないという意味で(むしろエグい。エグくて興醒めする) でも中高生に読ませるのはどうかと思いますが。 | ||||
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今更、手を出さなければよかった。 まだこれからだ、と我慢して読んでいたけどつまらない。 こんなに有名な小説なのにおかしいなぁ、私の読解力ではわからないのかな? おかしいな待てよと、初めてレビューをみたら意外や意外、そう感じるのは私だけじゃない、そういう小説なのだとわかった。 なんでも最後まで読んでみるほうだけど、これはかなわない、ただつまらないとかのレベルではなく何の為に時間を使ってるのかわからなくなりました、もう読みません。 | ||||
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私にとって初めて読んだ村上春樹の作品。最初は何だこれ、日記みてえだな、と思ったが、上巻の3分の2を過ぎる頃から徐々に面白くなってきた(凄く、というわけではなく、まぁそれなりに) 何て言うか、ファンタジーっぽい。主人公が最初に直子が入っている施設に行ったときの描写とか特に。主人公と緑との会話とかも何か現実的な気がしなかったし。そう、全体を通して言えるのは透明と言うか空気のような、実体のなさ感。寓話っぽさ。直子をメンヘラにするのも都合良過ぎる。それなら何でもありになる。実際そういう扱いだし。これが村上春樹の実体験を元に書かれていないのなら、結局何が言いたいんじゃおまえは?で終わりである。読み終わって何も得るものがない。 この内容で上下巻合わせて1000万部売れたなんて信じられない。集団ヒステリーのようなものか?何で村上春樹がノーベル文学賞候補になるのか?さっぱりわからない。 あと皆さんが多々言及されている性描写ですが、私的には別にどうってことなかったですよ、エロくも何ともないという意味で(むしろエグい。エグくて興醒めする) でも中高生に読ませるのはどうかと思いますが。 | ||||
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