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ノルウェイの森
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【この小説が収録されている参考書籍】
ノルウェイの森の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.82pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全812件 61~80 4/41ページ
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映画ではカットされてる部分も読めて良かったです。 | ||||
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本作を恋愛小説と捉えて読むと、あの頃の自分のだらしなさが思い出されて、どうしようもなく自己嫌悪に嵌まり込んでしまう。 当時本作に躓いた理由が今頃になってわかる。 でも、まあ今読むと、生きる(/生かされる/生きてしまっている)ことと死ぬこと(/死に追いやられる/死んでしまう)ことについて、若い時分から漠然と不安に感じていたことが表されているようで、なんだか妙な納得感がある。 これまでの村上作品だと主人公は何かに決着をつけようとしていたと思うのだけど、本作では揺らいだまま、受け止めようとすることさえままならない感じで、そんなところに涙にならない哀しみを感じる。 涙にならないと書いたけれど、本作で一か所だけ泣いた。 主人公が登場人物の父親にキウリを食べさせる場面。 | ||||
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若い時分、村上作品をデビュー作から読み続けていて、たしかこの小説で躓きかけたような記憶がある。 村上さんの小説は対話、会話というより対話で流れを作っているような印象があったけれど、本作では登場人物たちは語る。 時に数ページにわたって語る。 人によってはこの部分でうんざりするだろう。 しかも多くが話の上ではセックスにまつわるものだったりするので、文字でそういったことに接することに慣れていない人にはなおさらであろう。 村上さんが河合隼雄さんと対談(?インタビュー?)していたのをふと思い出す。 本作は、ある人の物語を聞く小説なのかな? なんて思う。 若い時分とは違って躓くことなく、下巻を手にする。 | ||||
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高校生の時に夢中になって読みました。 面白かったーが第一印象でした。 現代小説で初めて理解できた作品です。 この作品が世界中で花開いているのは嬉しい限りです。 不朽の名作、金字塔です。 | ||||
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「ノルウェイの森」が伝えたいのは、目の前の人を大切にして、必ず失敗することを知って、すべて順調なデタラメが来る時、必ず災難が来ること、どんなものに対してもあまり期待しないでください。希望が大きければ大きいほど失望はもっと大きくなるからです。人は常に失うことの中で自分と自分の存在の意味を見つけることです。もしあなたはとても1つのものがほしいならば、願ってもない、怒らないで、落ち込んで、あなたはそんなに必要としないかもしれない。 | ||||
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このノルウェイの森の元になった短編である「蛍」から、全くの別物になってしまった印象がある本作ですが...。。。 「別物」というのは、何故か長編にしたのに、短編の方がめちゃくちゃにイメージが重たいんです。この作品はなぜだかすごく軽い。たしかに皆さんが言うように、セックスの描写は多いがそれが主たる原因とも僕には全く思えない。シンプルに僕は村上春樹にはそこまで長編の才能がないのではないか?と思う。(世界の終わりとワンダーランドは勿論、最高でしたが。。。) 「蛍」が収録されている、納屋を焼く〜の短編集が大好きで今でも読み返すのですが、そこまでの重量感と誠実さが村上春樹の長編には無いというか。。。 僕は恋愛をモチーフにした小説としては、これよりも圧倒的に一冊で終わった国境の南〜、の方が上手いと思います。。。 僕はどう考えても一冊でこの本は終わらせるべきであったと思う。作者は、ドストエフスキーのような重厚な感性と物語性、を持っているわけではないのでしょうか? 否。と言うよりも、僕にはシンプルに、彼には、彼の作品には、長編が向いていないとしか思えないのですが。。。 | ||||
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质量很好。 | ||||
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质量很好。 | ||||
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この本がベストセラーになっていた時に興味本意で購入。当時20代でしたが描写が細かすぎて早々に投げ出し。現在50代となって何故か今は感情移入し共感しながら一気読み。生きていくことの重みがこの年になってやっと理解できるようになったのかと思います。若いときには目を背けて鈍感力高く生きてきたけれど、実はとても傷付きながらそこは正視できずに生きてきた。これは単なる恋愛小説とか青春小説ではない。傷に向き合えるかどうかなのだと思います。若い時にわかりたかった!でも深く共感できるようになり、還暦近付くとかえって深く共感できるのかもしれません。テーマは重いけれど勇気付けられる作品です。繰り返しになりますが若い時に理解できていたらもう少し、人生深く生きられたのになあと残念にも思いますが、まだまだこれから!共感力高く生きていきたい。 | ||||
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レビューが高評価低評価混ざっているのでとりあえず最後まで読んでみた。 とにかく「つまらない」の一言で表せる。 テーマがどうしたとかそういう事でなく、単純に先の展開がある程度分かる。 上巻が終わった時点で「あ、直子死ぬな」と想像できてしまう。 ラストは想像できなかったけれど、だからといって何か残ったかと聞かれれば何も残らない。 レビューで官能小説のようだというものもある。 では官能小説としてはどうなのか。 官能小説としても三流以下。 意見は色々あるだろうが、官能小説でも読み応えのある面白い小説はあると私自身は思っている。 代表作、と呼ばれているようだが、これが?というのが正直な所。 上巻でうんざりして、下巻は単純作業で読むという状態になった。 この程度のものしか書けない人をノーベル文学賞にというのは無理がある。 そしてノルウェイの森は何の関係もない。 | ||||
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40を過ぎて、改めて読んでみました。毀誉褒貶の激しい小説ですが、自分はよい小説だと思いました。青春時代ってこうだったよなぁと感じることができます。無性に頭の中は異性のことでいっぱいだし、誰かと繋がりたいと切望しているし、これから自分はどうなっていくのか、どう就職して、生きていくのかにおびえているし。40を過ぎて、もはやそういうことを考えなくなってしまうと、青春時代の痛々しさみたいなものがよく描かれているなと感心します。若い頃に読んだ時は、そんなふうに相対化できなくて、ただ、惹きつけられて読んでいたけど、改めて読むと、よくできた小説だと思います。ストーリーやセックス描写に難癖を付ける人もいますが、そういうことが重要なのではなくて、青春時代特有の傷つきやすさとか、純粋さとか、モラトリアム期の地に足のつかなさとか、寂しさとか、そういうものが瑞々しく書かれていることにこの小説の価値はあると思います。そういう青春時代をすごさなかった人にはさっぱり分からない小説だと思いますが。 | ||||
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大好き | ||||
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主人公よりもサイドストーリー?なのかな。レイコの話が印象的だった。 ラストは切なかった。すごく切ないページで何よりも美しかった。 直子が自殺したのはなぜなのか、ちょっとわからなかった。また読み返してみようと思う。 日本語の表現が巧みで、きれいだった。 | ||||
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感動できました。40代です。 10代のころはわからなかった大人の事情が理解できるようになった。 直子が精神を病んでしまい施設で出会ったレイコさんの話が身にしみた。 才能がありながら成功しなかった痛み。 レイコさんは、失ってしまった自分の「才能」を見つめながら生きながらえている。 それが本筋とは関係ないのにすごく悲しかった。 | ||||
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小学校高学年で話題になり、親と読み始めたところ、何故か止められ 漸く中高年になって読む。 あまりパッとしない主人公だが何故かモテる。男にまでモテる。 しかし何故か満たされない。というなんとなくな不安な気持ちがあり、それの描写が流石の村上春樹なわけで。 ただ、数十年してわかったそれは素敵なポルノ小説だった。 | ||||
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主人公はチビなんだろうなぁって何故か人物像が伝わる。そのまさに猿が猿する話、キモチワルイそりゃノーベル賞取れないわ | ||||
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精神病施設の生活は一種のパラダイスかも、ピアノを弾くのと、クラシックギターも弾いてみよう。 | ||||
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こんな暗いだけの小説を書いてなんの意味があるの?って思う。 登場人物のほとんどは 真正面からなにひとつ闘うこともしないで感傷的な気分に浸ってるだけ。 こんな暗いだけの小説を書いて読んでる側の精神を暗くさせるだけで全然ハッピーにしないでいるのに この作家は印税で誰よりも優雅な生活してる。 こんな小説読んでなんの意味あるの?って思う。 なんの意味もない小説なのに この作家は 文章力だけはあるから余計に 厄介。 登場人物の緑だけ少し好感もてるぐらい。 もう直子にいたってはアレルギー反応がおきるくらい 生理的に無理。こんな女性。 直子みたいなじめじめした女…そのうち直子のカラダからキノコがはえてきそうな このどうしょうもない湿度のジメジメ感としめぽすぎて 暗すぎて無理。 自殺することをここまで美しい文章でかくなら その対極と表現しているなら 『生きる』ことの意味もしっかりと同時にこの物語にも書いてほしいんだけど。 10代の多感で純粋で繊細で傷つきやすくて他人の気持ちに過敏に反応するような 感受性の強い子供が この小説を読むと 『自殺は美しいこと』っていうふうに間違って受けとめる危険性があると思う。 気をつけないと 読む人を自殺するために誘導して暗示にかけようとしてるような小説。 どんなにダメな自分でも 生きてるほうがいいにきまってるから!! なんで生まれてきたのに わざわざ自ら死ぬわけ? 自ら死ななくても 100年以内には死ぬんだから 人間なんて大半は。 生きてるあいだに 美味しいものいっぱいたべたり 心が温まるような 気持ちが豊かになるような 映画やドラマたくさん 好きな人と観たり 好きな人の寝顔みたり 好きな人と楽しい時間 いっぱい過ごしたりしたいけど私は。 好きな人がたとえいなくても ひとりでもそんなふうにハッピーに生きて生きたいよ。 この小説を読んで 唯一の感想は 自殺する命そのぶん私に 『ちょうだい』と思ったよ! そしてよりいっそう誰よりも長生きして、 たとえ 辛いこと苦しいことあっても 『そういうこと』 すべて自分の生きる栄養にしてよりいっそう長生きして 生きていきたいよ私は! この小説はなんていうか… 病んでると思う。 人間関係に傷ついて 気持ちが弱ってる人が読むと 人と関わるのが嫌になったり怖くなったりして 引きこもりになっちゃいそう。 | ||||
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自分自身の鬱病あけ、この小説にしがみつき支えられました。いわば、自分史における再生の原点です。経済社会が現実なら、積み重ねた心象風景もまた人生の現実であると、中年期からの新たな幕を開けてもらえました。 なかなか認めにくい現実ですが、自分を目算違いし、積載量を誤るダメージは大きいと思うのです。直子の心の傷はついに癒えなかった。尽くした甲斐はあったのでしょうか? | ||||
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瞳に映った弱き人、女性。 胸の痛みに耐えかねた男は、上昇する飛行機の中でうずくまった。喪失と再生。愛すること、愛されること。言い尽くされた感想ですが、これが私にとって恋愛小説のすべて。 | ||||
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