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ノルウェイの森
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【この小説が収録されている参考書籍】
ノルウェイの森の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.82pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全812件 21~40 2/41ページ
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この本がいいと思うんだけど。新しいのでるね?書店の一見上品そうなおばさまに、(今頃)ノルウェィでございますか?と聞かれて、新刊でてるのに買わねぇのみたいな。もう、いいからほっといてみたいな。 脳腫瘍のお父さんのキュウリの場面がよかったっす。 誰かともらった大切な命を食べることは、ほんと回復の小さな一歩っすね。美空ひばりさんのカッパヴギウギをバックで流したい気がします。また新刊でたらかなり時間置いてから静かに読もうかな。うるさいの嫌。 | ||||
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面白い | ||||
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面白い | ||||
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高校生の頃付き合ってた人が村上春樹が好きで、ふーんと思って読んでみるもののギブ。時は経ち今になって読んでみるもまたもギブ…女性キャラクターの描写が気持ち悪くて読み進められません。筆者は何のためにこのような女性をたくさん登場させるのか私には分かりません。この本が支持されている理由も分からずじまいでした。知らないおじさんの好みの女性のタイプを延々と聞かされているような印象を受けました。 | ||||
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バイト先のコに借りて、1回。 自分で買って、1回。 今、映画化されたので、復習として3回目を読んでいます。 村上春樹の中で一番、有名(?)な作品であるが、一番お気に入りの作品ではない。それでも、星5つ。 「おいキズキ、ここはひどい世界だよ。こういう奴らがきちんと大学の単位をとって社会に出て、せっせと下劣な社会を作るんだ」 キズキはそれにキズいたから、ああいった結論に達したのかもしれない。とは、僕の解釈です。 ちなみに、ナメクジを食べると「広東住血線虫症」になるよ、永沢さん。 ぼ、ぼくは、や、やめた方が、い、いいと思うんだな。 | ||||
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この話の中で、一番ひどい人間は、もしかしたらワタナベナなのかも知れない。と思い始めるのが下巻です。 同じような事をやっていても、自覚があって、自分で行動している永沢さんの方が、好きだ。個人的に。 流されて、そして一方では、永沢さんを否定するワタナベの方がズルくて、好きになれないかも。 誠実と正直は違う。 なんでも、バカ正直にくっちゃべるワタナベは、誠実ではなくて、バカなのかもしれない。そして、緑にはそれを悟られる。 物語の終わり部分で、「僕は強くなる」と決心するも、どこが変わったのだろう??と疑問に。 ハツミさんが健気で好きです。 そして、ワタナベも恋ではない「好き」の感情があったと思う。 | ||||
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村上春樹ワールドに浸りました。 | ||||
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めっちゃおもしろい! 村上春樹の作品で再読に耐えるものは数少ない。秘密を匂わせてページをめくらせるくせにオチが微妙なものが多いからだ。ピンボールとかはもう読まない。 だがノルウェイの森とねじまき鳥クロニクルはたまに読みたくなる。 本作は、スノッブで洗練された凡庸な女性がぜんぜん出てこないところがいい。出てくる女性キャラがことごとくメンヘラというか、ヤバい奴ばかりなのだ。直子もそうだ。近くにいて欲しくないタイプの女性がたくさん出てくる。唯一「緑」というチャーミングな女性がこの物語を盛り上げてくれる。だが彼女もやはりヤバい部類に入る。ハツミさんも、永沢さんに尽くしてしまうという時点で、どこか心に大穴が開いている感じがする。 この小説に出てくる女性はことごとく道を踏み外してしまっていて、惨めで、美しい。(その設定自体に女性蔑視的なものを感知して、フェミニストの方は怒り狂うかもしれないが…。) 美しく可憐な妖怪女たちが次から次へと主人公の前に出てきて、主人公はハーレム状態になる。そういう話。村上作品はダンテの神曲のごとく「男の地獄巡り」がテーマとなっているが本作もそれ。 あと 「永沢さん」という風変わりな秀才(教養があり、外交官試験に余裕で受かるような男)が登場するのだが、彼がとても魅力的。彼には承認欲求やら優越感への執着のようなものはない。達観していて超然としており、ゲーム感覚で生き、社会を駆け上がっていく。主人公と永沢さんとの会話も本作の見どころだ。 彼は男性社会において男性中心主義的に振る舞い、女性を軽々しく扱う。「人生で大事なのは行動規範だ。俺の行動規範は紳士であることだ」などと彼は言うが、それは建前。「永沢さん」がこの小説において与えられた象徴性を一言で表すなら、それは「女殺し」だろう。妖怪女に包囲された主人公からすれば、彼が特異な存在に見えるのも無理はない。 種明かしになるが、ノルウェイの森に伏流する精神性は「女性嫌悪」だと思う。「今は亡き王女のための」に通じる、女性への呪詛がこめられている。この作品を「気持ち悪い」と感じる人の気持ちは、まぁわかる。 | ||||
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一読してこの小説、何となく島崎藤村の「若菜集」とか伊藤佐千夫の「野菊の如き君なりき」に似通うものがあるような気がした。要するに本質は初々しい恋愛小説、青春のビルダングス・ロマンなのである。 道中で主人公が詠み続けている本が、トーマス・マン選手の「「魔の山」であることも、ある意味で故無しとしない。 主人公の「ワタナベ君」は、(いつもそうであるように)、綺麗で頭の良い女性にもて、(いつもそうであるように)、相思相愛のラブラブ状態に突入するのであるが、(いつもそうであるように)、前途に様々な障害が出現し、お互いがお互いを傷つけたり、突然訳もなく、読者にきちんとした説明をすることもなく死んでしまったりするのであるが、結句それらの傷と痛みがワタナベ君を大きく成長させ、未熟な若者をそれなりに立派な大人に悟達せしめるのである。 そんな面白くもおかしくもない(少しはおかしいところもあるが)小説が、なんで空前のベストセラーになったかというと、「ノルウェイの森」というビートルズの曲みたいだが、実は何の関係もない‘お洒落なタイトル’のせいなのであった。 なお主人公(と作者)が大学時代に利用した「和敬塾」は実際に早稲田大学の近くにあるが、超安価ではあってもなんとなく胡散臭い学生寮で、よほどの苦学生か右翼でなければ誰一人利用しない代物だったが、そんな施設に小説の主人公はともかく、村上選手自身が何年も入っていたことの方が不思議である。 そのかみはぶらつくだけのブラタモリ今では地学講習会となり果てる 蝶人 | ||||
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はじめに述べたように、本書の根っこはビルダングスロマン風な恋物語なのであるが、その実体は「100%の恋愛小説」ではなく「50%は恋愛、残りの50%が性交小説」であったことが大うけしたのである。 若い男女の性器の挿入やフェラチオなどの性的交渉を物凄く即物的に描写している箇所は、文学的にどうこういうよりも、当時の「ポパイ」や「ホットドッグ」のノリを純文学に取り入れただけの話で、それ以上でも以下でもない。 小説の展開手法としては、この「恋愛+ポルノ」を主軸に、枝葉に当たる様々なエピソードを接ぎ木しながら、物語を苦労しながら前に進めて、なんとかかんとかゴールにたどり着くが、実は主人公のワタナベ君を除く主要な登場人物の造形や、プロット全体の完成度はあまり高くない。 とても重要な2人のヒロインよりも、寮のヤリマン東大生の先輩や、癌で死にゆく同級生の父親のほうが、あざやかな存在感を示すのは不思議だ。 なお、かなり露悪的に描かれているヤリマン東大生の性癖などに、この作家の男根主義を見出して、フェミニズムの観点から叩くことは誰にもできるが、それには1960年代の終わりから70年代のはじめにかけての私も含めた一般男性の時代遅れのジェンダー意識も考慮しなければ公平とはいえないだろう。 君知るやマイナカードとは人間に装着させるマイクロチップ 蝶人 | ||||
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なぜこの作品の彼はここまで冷静なフリをして突然射精したり?など 不思議がっていた だが冒頭読み直して納得 これは彼が書いた物語なのである 本当は鼻息を荒げたりしていたのだ彼は 本当は人間味に溢れているのだ それをあえて美のように記し、うまく隠したのだ | ||||
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元々、人気作家さんの作品には、”読まず嫌い”で、読む機会がありませんでした。先日NHKの”アナザーストーリー”で取り上げられていたので購入。若かったころのいろいろな思いがよみがえりました | ||||
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村上作品の中における、恋愛小説。 村上春樹の作品を好きで読んだりしていたが、これは個人的にはあまり評価する気にならない。 一般的な知名度や人気があるのも含めて、「村上春樹版 月9トレンディードラマ」 (あえて古い表現を使う)という感じがする。 一般受けをしやすい、特に女性の側からも受けやすいような内容なのかもしれないが…。 主人公は、さして力を入れて生きていなくても、いい大学に入って、友達も出来て、 体の関係含めて親しくしてくれる女友達も出来て、彼女も出来て、その女2人に挟まれる。 それで虚しい虚しいって、無いものねだりのように虚しいとか寂しいと言っているように見える。 ヒロインの死も含めて、この人は地球上で何が起きようとも、何を得たとしても、常に虚しさを訴え続けるのだろう。 本当の、どぶの底にあるような孤独や虚無を知らない、強欲さの塊に見えてしまう。 それまでの村上作品にあったような、少し離れたところから、主人公の「僕」が社会を遠目に見つめて そこに潜む「孤独」や「虚しさ」を表現するというよりも、 色んなことを飄々とやってのける能力があろうとも、何があっても満たされない、 現代社会が生み出した病理に罹っている青年像という感じがする。 完全に社会の内部側に置かれて、欲が尽きることがない人間。 ヒロインの死というのも、特に影響を与えたようには思えない。 彼女が死ぬ前からも、死んだ後も、虚しさを埋めるためにただ寝る女を探してるだけでは…? この作品を機に、村上春樹作品の方向性がやや変わった、ある種の区切り目のようになったのも 個人的には惜しまれる。 | ||||
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漫画やドラマ等、物事がハッキリとした結論で終わったり、ある描写について、作者の意図が読者にとって明確に理解できることに慣れているような方々には、確かに退屈な小説かもしれません。ですので、端的にいうと行間を読むような小説かと思います。 村上春樹のすばらしい点は、読者を彼の世界そのものに引き込み、読み終わったあとにその世界の一員だったかのような余韻を読者に与えることに優れている点かと思います。個人的には、彼の小説の中で『ノルウェイの森』が上記の点において、とても印象に残っており、読み終わったあとに呆然としてしばらくの間なにも手に付けられなかったのを覚えています。 | ||||
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20代のころに読みました。 最近、村上春樹の「鏡」を読み、それで、「ノルウェイの森」をもう一度読もうと思いました。 飽きもせず、一気に読ませる、村上春樹ってすごいな。 「私にも二十歳の頃があったわ。ずっと昔のことだけど」とレイコさんは言った。 | ||||
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「たぶんね。知り合いに毛糸屋さんをやりたいっていう人がいて、少し前からここを売らないかって話があったの」と緑は言った。「でも可哀想なお父さん。あんなに一所懸命働いて、店を手に入れて、借金を少しずつ返して、そのあげく結局は殆ど何も残らなかったのね。まるであぶくみたいに消えちゃったのね」 私の人生も緑の父親みたいなものか、と思いました。 「特攻隊」が、どうなったのか、知りたい。 | ||||
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好きです | ||||
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読み終えた後はなんだか寂しい悲しい気持ちになりました。自分ではどうしようできない無念さと似た気持ちです。 | ||||
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学生の時にはそれなりに感動したのですが、だいぶ大人になって読み返すと、「は?」と思うところが。 たとえば、主人公のワタナベは、直子が亡くなった時、もう大学も行かずに日本中を旅してボロボロになりながら、野宿までして、彷徨ってますが…正直、大変失礼ながら、直子とそれほどの仲だったのでしょうか?だって、亡くなった親友の彼女で、再会して1回寝て、それですぐ離れ離れになった関係ですよね…?私に理解できないだけなのかな? しかし、全体的に比喩などの感性はすばらしい。 レイコさんはほんと、ワタナベに惚れてたんだなあ。 | ||||
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とても良いです。 | ||||
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