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プロジェクト・ヘイル・メアリー
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プロジェクト・ヘイル・メアリーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全552件 521~540 27/28ページ
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科学に支えられた気持ちいい大嘘、(理系)人間像、クライシスに対する社会、異星人との友情、火星の人みたいなサバイバル、自分がすきなもの全部ある! ヒーローでない主人公像がいい! | ||||
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プロジェクトヘイルメアリー。「3体」を読んですごいと思った後、こんなに早く同じ感想を抱く事になるとは思わなかった。こんなに面白いなんて、映画が楽しみ。DUNEの続編もね。本作は一人称で語られ、本人は中学教師であり、決して博愛主義の典型ではなくても、理想的な行動を選択して行動する事が自然に描かれている。スケール感も半端ない。 | ||||
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地球を救う使命を帯びて、戦う男、燃えるロマン 誰かがこれをやらねばならぬ 期待の人が俺たちならば 銀河を離れ タウ・セチへ はるばる臨む 宇宙船ヘイル・メアリー というメロディーがずっと頭に流れます。そういうお話です。 人類絶滅まで、後何年? | ||||
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●自分は誰なのかここは何処なのか?記憶を失っている主人公の一人称形式で描かれている。その為 不安や戸惑いが強く共感できる。が、開拓者精神とユーモアの心でチャレンジしているので、過度の 悲壮感を抱くことがない。このあたりが特にアメリカ人に支持されている理由なのかもしれない。 無味乾燥、理解不能な物理方程式を前面に押し出すのではなく、実測に基づいた物理学により問題 解決を図って行く様子は、学校で習った教育よりはるかに役立つものであり面白い。これが物理学の 勉強の仕方・実践方法なのだ・・・と目からウロコが落ちました(実際に宇宙空間へ行くことはない が)。 主人公とエイリアンとのファーストコンタクトと地球上で進められるプロジェクトの物語が交互に 展開する。前者では一から始まった意思疎通の苦労や次第に進む相互理解、ひいては友情さえ芽生え る程へと。 後者、地球では絶対的権力者によるプロジェクトの暴力的な進め方。一種の爽快感すら覚えるが、 権力者の立場を退いた後のケジメのつけ方を自覚している様子には強い共感を感じた。この二つの物 語が相互作用を発揮し、センス・オブ・ワンダーの相乗効果が生まれている。とにかく文句なく面白 い作品でした。 | ||||
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それに尽きます | ||||
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科学が好き、手続きが好き、そして宇宙が好きな人にオススメです! 宇宙SFで感動して泣いたのは初めてかも。良い!良い!良い! 読み終わってしまい寂しくなりました。またこの世界に戻りたい! | ||||
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本作が話題になり、とりあえず先に「火星の人」を読みとても面白かったので、本作も手に取りました。 まさにページをめくる手が止まらない、読み終えて清々しい作品でした。 主人公の前向きさが良いですし、途中からの展開は予想を超えてきて終盤もそうくるか!と驚きの連続で、しかもそれが後味悪いようなものではなく、読み応えたっぷりでした。 主人公が辿る状況や重要キャラクターの造形に、そこはかとなく既視感というか懐かしさがあるのも好ましいです。 読んでよかった。読んでみて、と伝えたい作品です。 追記: 最初Kindle で読んだのですが、家族にも読ませようと紙の本も買いました。 文字がやや小さいかな、と思いつつ、気が付けば本でも再読読了していました。 英語の原書も読もうかと思っています。 最近話題の作品を中心に、Kindle で出ているものは気軽さもあって週一か漫画も併せたら日に1冊くらいは読んでいるのですが、いろいろ面白く読み応えのある作品は多くありますが、他人に勧めたいなと思ったのは最近では本書がトップですね。あくまでも個人の感想ではありますが。 | ||||
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上巻を読み終わったところです 要するにファーストコンタクトものなのですが、登場人物は絞り込まれ、可能な限り科学の範囲で組み立てられた物語です すぐに下巻に取り掛かります! | ||||
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実はまだ下巻の3/4くらいまでしか読んでいないのですが、もうね、お願いだからハッピーエンドにしてねって祈りながら読んでいます。これ以上問題起きませんよーに! さて今から最後まで一気に読みます。 | ||||
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(TSUTAYAで購入) (ネタには触れてませんが、お読みになった皆さんへ) ハラハラしながら最終章…「あれ❗️29じゃない⁉️(パラパラパラとページをめくり、28という数字を確認)(この数字…まさかっ | ||||
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アンディ・ウィアーという作家特有のコメディというオブラートで包まれてはいますが、 自分がどういう生物なのか、どういう環境で生まれ、生きるには何が必要なのか。生きるということの根本原理を再認識できる、とてつもなく壮大な物語です。ファーストコンタクトの金字塔です。 こんなにリアルで納得できるファーストコンタクトものは初めて読みました。 小学生に読ませたいと思いました。純粋無垢な心にこの物語をぶち込みたいと思いました。 私たちはほとんどが水で、ひ弱でぷよぷよしていて100年も生きられない短命種族。いや種属。 感情的で疲れやすく、眠らないと間違った判断を犯しがち。記憶力はたいしたことなく視力も聴力もそこまで凄くない。でも、感覚が5つもあり、それらを最大限に生かすツールを作り続け、それを止めることはできない。すごく寂しがりやで、みんなで集まって群居し、話し合い、共有し、喧嘩もし競い合い、進化する生き物、なんですね。 夜空を見上げるとこの時期シリウスやプロキオンが10光年ぐらいの距離で輝いています。思わずそこにもロッキーがいるんじゃないかと考えてしまいます。我々がツールを進化させ続け、そこに到達できるようになれば、また我々はひとりじゃないと再認識できるんじゃないかと思ってしまいます。ひとりではできないこともふたりならできる。我々大多数はそういう生き物なわけで、ロッキーが愛おしくてたまらなくなる。たとえ宇宙が黒暗森林だとしてもそんなの関係ない。彼に出会いたいんです。 現実に戻って、だからこそ宇宙開発はやめちゃいけない。 イーロン・マスクは私利私欲で動く金持ちつれて火星に逃げたいだけの増毛おっちゃんなのでどうでもいいんですけど、 ジェフ・ベゾス・ピカードは筋金入りのトレッキーだから自分に課せられた使命を知っているはず! 恒星間飛行を諦めないでほしい。そのためにAmazonを利用しているんだから。 ロッキーが実際知的生命体がいるんじゃないかと言われているバルカンの母星と同じエリダニ40星系からきたというところも感慨深い。ラストが素晴らしくストンと腑に落ちた感じがとてもよかったです。映画ではこのラストが変えられないことを祈ります。 | ||||
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自前のブログに感想を書いたので、いつも通りこちらにも転載。 「火星の人(邦題:オデッセイ)」の原作で一躍メジャーになった、アンディ・ウィアーの新作です。 ツィッターで流れてきて新作が出たのを知って、取るものもとりあえずポチって一気に読了してました。 いやあもう最っ高に面白い! 面白いんですが、どこを紹介しようとしてもネタバレになり、ネタバレが致命的な類の作品なので、さてどう紹介するか(悩 主人公はある部屋で目覚めます。目覚めますが自分がどこにいるか、自分が誰か。自分の名前すら思い出せない。 何故か世話をしてくれるロボットアームに身をゆだねながら徐々に意識がはっきりしていきますが、何もわからない。 どうにか動き出して、自分のベッドのほかに二つのベッドがある事がわかりますが、そこには物言わぬ男女のミイラが横たわっているのみ。 やがていくつかの実験を経て自分の状況を少しずつ把握し、並行してよみがえってくる記憶を垣間見ることで、滅亡のカウントダウンが始まった地球を救う任務が自分にある事、未だ大部分の記憶を失った状況であることがわかってきます。 ミッションのために、様々な探求をする「現在」と、よみがえってくる記憶による「過去」の話が並行で進み、奇妙なパラドックスを読者に与えつつ、雪だるま式に大事になっていく物語が、息をもつかせぬ興奮に、読者を放り込んでいく。 そんな物語でした。 いやはや、読み進めるうちに、「そんな馬鹿な」と口をついて出ることが幾たびあったことか。 次々に提示される展開や事実、情報が滝のように押し寄せる、素晴らしい勢いのある読書が楽しめる作品です。 そして結末には、それまでが嘘のような温かいものが心を満たしてくれる。 そんな素敵な物語でもありました。 やあもう最高ですね。おすすめです。 | ||||
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筆者の本領発揮というか、途中からちょっと暑苦しいくらいの友情物展開となってきてページをめくる手が止まらない。かつハードSFものとしてもきっちりややこしい蘊蓄がちりばめられていてとてもバランスがいいと思う。上下巻共に一気に一晩で読んでしまいました | ||||
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SFが人類にくれる喜びを受け取れる作品です。 楽しくてゆっくり読んでしまった。 | ||||
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「火星の人」の作者の第3長編小説です。 当然他2作未読でも何ら問題ありません。 アドバイスは少しだけ 上下巻同時にそろえて一気に読みましょう。 買って損はしません!!! また、物語の事前知識は少ないほうが楽しみも大きいですよ | ||||
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「火星の人」が好きな人なら絶対に楽しく読めます。おすすめです。 | ||||
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ああ、ダメだ。涙で視界がボヤける。もう何も書けないです。ごめんなさい。 | ||||
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あの名作「火星の人」作者の新作。これは読まねば! 目が覚めたら、丸い部屋に一人。ここはどこ?私は誰? 簡単な実験と観察で現状を推理。徐々に戻る記憶をカットバックしつつ、状況に対処する内に… 天文学・地球滅亡・生命形態・宇宙旅行・ファーストコンタクト、etcと様々取り込んだ、センス・オブ・ワンダーに溢れたSF。 主人公が良い具合に力抜けてて。臆病者で、ちょっと情けないけど親近感湧くのが、良。まぁ、もう少しカッコつけてくれた方が、好み、ですが。 楽しめました。 | ||||
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とても良い読書体験だった。 実は設定には既視感があったのだが(野尻抱介「太陽の簒奪者」)、それにも関わらず下巻まで一気読みできる面白さ。 スケールのデカイ設定のため、目立った妨害者や葛藤がない、全人類プロジェクトが進む。そのため、読者は主人公に安心して感情移入し、物語に身を委ねることができる。あとは作者(と日本語版翻訳者)の上手さのおかげだと思う。 この小説が「うける」のは、合衆国民のどんな気分を反映しているのだろう。きっと自分たちとは違う特性の相棒や仲間を渇望しているのだろう。サイエンスとエンジニアリングのように、分業できる仲間。その仲間と、疑念の余地のないプロジェクトに取り組みたいのではないか。 近年の状況のなか、無理からぬことかも知れない。 | ||||
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あっという間にストーリーに没入させられるアイデアとそしてストーリーのスピード感。「火星の人」(映画ではオデッセイか)の同じ作者だとは、読んでいて既視感を感じたとおりだった(笑) 地球の危機としてこんなアイデアが!と思う微生物が登場するが、そのまた危機の在り方、解決の仕方がスケールでかい。主人公はあまり冴えない感じの中学の理科教師だ。もともとは微生物系?の研究者でもあったが、出世コースを外れている。独身でモテるわけでもない。そんな凡人がウルトラミッションになぜ参加するのか、世界中の科学者をどんな権威で束ねているのか?というミステリアスな女性の存在がキーであり、下巻で明らかにされるようにそこには安直な英雄譚もなくて、そう全体がなかなか渋い設定になっている。 これから読む人は幸せだ。 | ||||
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