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プロジェクト・ヘイル・メアリー
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プロジェクト・ヘイル・メアリーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全552件 501~520 26/28ページ
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同じ値段で様々なものが買えると思いますが 払った金額以上の価値を感じる事ってなかなかないのですが今作がまさにそれ。 | ||||
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とても読みやすく、SF初心者でも楽しめます 読みながら、何度か声を上げて笑いました、 個人的な感じは重厚なSFではなく、現代的なSFだなって思います 上下巻ありますがのめり込んでしまったら1日でも読破できると思います。 | ||||
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火星の人(映画版はオデッセイ)で有名な著者が書いたSF。 何を書いてもネタバレになりそうなので、上手く感想が書けないのですが、 記憶喪失になった主人公が徐々に記憶を思い出すことで、 自分の技能や使命に目覚めていくという形式の話ですね。 とにかく飽きさせないストーリー展開も見事ですし、最後まで本を読む手が止まりませんでした。 無類に面白いSFでした。過去に自分が読んだSFと比較しても、 5本の指に入るくらいには良い作品でしたね。 極上のエンタメSFでした。超オススメ。 | ||||
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宇宙サバイバルSF巨編『 火星の人 』のアンディ・ウィアーの長編第3作の邦訳下巻です。 氷河期時代を迎えつつある地球から恒星間飛行に乗り出したヘイル・メアリー号で孤独な旅を続けてきた主人公が、上巻で出会った“彼”との間で人類史上初のコラボレーションを進め、地球救出の壮大なプロジェクトに取り組みます。 一難去ってまた一難という具合に、果てることなく襲いかかる危難の数々を、持てる科学知識を徹底的に駆使してひとつずつ解決していく姿は実にドラマチックです。文系人間の私は、その理系の記述のすべてを理解しながら読めたとは言えませんが、絶体絶命の状況に置かれても、決して諦めない主人公の強い意思、そして一度として忘れないユーモア精神には、やはり感服せざるをえません。 そんな主人公が、最後の最後に、合理主義的思考よりも義理人情を発揮していくわけで、その姿はどこかスポ根マンガに通じるような熱い友情、そして男気が感じられます。頁を繰りながら、“顔から水が漏れる”思いに囚われました。 思い切り想像力の翼を広げた壮大な宇宙SFであり、追い詰められた時に人はどう行動するべきかじっくりと問う物語として私は堪能しました。 ------------------ *29頁:プロジェクトに参加しているアメリカ人科学者の名が「デュボア」とカタカナ表記されています。主人公は「あれっ、デュボアは黒人みたいだぞ!」とも言っています。 原文ではDuBoisと綴られる名で、アメリカでこの名字を持つ最も著名な実在の黒人は全米黒人地位向上協会の創設者であったW.E.B. Du Boisですが、彼の姓は「デュボイス」と記すのが原音に近いといえます。「デュボア」はフランス語読みだと思います。 *310頁:山岸真氏(SF翻訳業)は巻末の解説内で、この小説の「年代は特定されていないがおそらくごく近い未来」だと記しています。ですが、この下巻22頁に<彼>が自分の年齢を言い、それを聞いた主人公が「彼が生まれたのはジョージ・ワシントンが生まれたのとおなじ頃だ」と独白しています。このことから判断すると、この物語が2023年あたりに設定されていることがわかります。 . | ||||
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一般人が急に宇宙飛行士に選ばれたり, 宇宙船があちこち損傷するのに無事飛び続けたり 予定外の星に進路変更したり,あり得ないことはいっぱいです。 そこら辺を気にしないようにして何とか読み切りました。 できたら図書館で借りて読むぐらいにしておきたかった感じです。 私としては購入したお金がもったいなかったです, | ||||
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上巻にも書きました 面白い、すてきな、現代のSFでした | ||||
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彼は白い部屋で一人目を覚ます。ロボットアームが現れて名を尋ねてくるが、彼は自分の名も思い出せない。日が経つにつれ、徐々に記憶が戻ってくる。自分の名はライランド・グレース。13歳の子どもたち相手に理科の楽しさを教えるサンフランシスコの教師だった。しかし今いるここはどこなのか。窓の外に広がる宇宙空間にある恒星を、持てる科学の知識を使って観測したところ、なんと地球の属する太陽系ではないことがわかる。では一体どこなのか……。 ------------------------ 映画化もされた宇宙サバイバルSF巨編『 火星の人 』のアンディ・ウィアーが放つ、ファーストコンタクトSFです。オバマ元大統領とビル・ゲイツがふたりとも昨2021年のベスト本の1冊に選出したことでも話題の書です。 この上巻では、太陽のエネルギーが減少していきやがて地球を大氷河が襲うことが確実となっています。太陽の熱を奪っているのが極微細な地球外生命体であり、同じ現象が他の恒星でも観測されています。ですが唯一タウ・セチ(くじら座タウ星)だけはその危機を免れていることがわかり、そこに地球救出のヒントが隠されているとにらんだ人類は、そこへ向けて我らが主人公を派遣するのです。 物語は恒星間宇宙船計画を実現させるための各国の協力体制と、実際に旅に出た主人公が宇宙空間において異星人との遭遇を果たす姿が交互に描かれます。 前者の展開では、現代の米中冷戦や宗教間対立などを一旦脇に措いて、様々な国々が人類存続をかけた壮大な企てに一致団結していく姿を追っていきます。日本のJAXAや太陽観測衛星アマテラスの名も登場します。地球温暖化の逆をいく地球の危機に対して、なんと地球温暖化の促進を核爆弾によって図るというブラックな展開が見られて、思わず苦い笑いがもれてしまいます。 一方、後者では、言葉も通じない、さらに言えば、人間とは発声器官も知覚器官も大きく異なる未知なる生命体といかにコミュニケーションを図るかという大きな難題を、科学の力を信じてゆっくりと解決していくさまが事細かに描写されていきます。荒唐無稽な話でありながら、徹底してリアリズムあふれる記述が続くので、大いに説得力があって感心してしまいます。 主人公グレースのたゆまぬ努力と底抜けのユーモア精神が、気の遠くなるような大冒険を乗り切る原動力となっているのですが、あれっ、それって『火星の人』の主人公マーク・ワトニーと同じではないかとはたと気づきました。そう、この小説の難点――というほどのことでもないでしょうが――は、あの火星から無事生還した主人公その人が、今度は太陽系を飛び出したように読めてしまう点です。 さて、下巻では遠い果ての宇宙空間で、意思の疎通に成功した両者が故郷の星を救うためにどんな冒険を見せてくれるのでしょうか。読みすすめるのが楽しみです。 ---------------------- *123頁:「ぼくはトイレ(もしくは“船首(ヘッド)”と呼ぶべきか、ここは船の上なんだから)を使って」とありますが、「ヘッド」の意味がわかりにくいと思います。船の中でトイレは船首(head)にあることが多かったので、船内のトイレ=「head」という俗称が英語に生まれました。ですから「ぼくはトイレ(ここは船の上だから、俗にいう“船首(ヘッド)”と呼ぶべきかも)を使って」ということです。 *124頁:「ドイツの外務大臣」「ヴォイト」という表記が気になりました。日本の主要新聞(朝日・毎日・産経・読売・日経)はドイツの閣僚に「大臣」の呼称を使用していません。外交担当の閣僚は「外相」としています。ですので「ドイツの外務大臣」という言葉は耳にすることがなく、ひっかかりを感じました。またドイツ人の姓Voigtは「フォークト」とするのが原音に近いカタカナ表記です。「フォイクト」でも「ヴォイト」でもありません。 . | ||||
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上下巻一気に読んだ。 登場人物も多くなく、舞台もほとんど宇宙空間のマニアックな話なのに、はるか宇宙に思いを馳せながら、手に汗握りつつ夢中になって読んだ。 わずかな幾つかの突飛な仮定から話を展開させるので普通ならファンタジーになるはずだが、この著者は、綿密な科学的考察でもって精緻に展開を補強するので、まるで事実であるかのように、あたかも読者が一緒に宇宙船に乗っているかのような臨場感を与えることに成功している。こういう思考訓練は日本の大学では学ばない。日本人にはない発想だと思う。ゆえに実に新鮮で、愛情と優しさに満ちた良作。久しぶりに楽しかった。ありがとう! | ||||
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利他と言う言葉が有りますが、他とは何を指すのか?深く考えさせられた。 | ||||
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古き良きアメリカっぽいハードSFで、気分が良くなります。 以下、ネタバレなので行をあけます。未読の方は、前情報抜きに読み始めないと損します。 -- -- -- 前半の科学者たちのやりとりは、ホーガンの『星を継ぐもの』を想起させてくれワクワクします。 『星を・・』みたいに全編この調子で論戦系で行くのかなと期待したのですが、後半はガラっと変わってハル・クレメント『重力の挑戦』が蘇ってまた違った嬉しさがこみあげます。 ただお相手がいきなり人間臭くなっていくので『重力の・・』級の異文化表現度がちょっと足りなかなと思いました。でも★5つです。 | ||||
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現代SFを面白くする為に邪魔なのはコンピュータテクノロジーの便利さなのだろう。 | ||||
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一気に読みたくなる素晴らしい構成だった。まさかのバディもの。素晴らしかった。アストロ・ファージの解決法もペトロヴァ・ラインを活用した探査光のことも、詳しくわかりやすく書いており、ちょうど良い難しさだったと思う。 | ||||
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火星の人を彷彿させる物語で楽しめました。ここ最近の中では、一番面白かったです。三体も読んでいたので、より楽しむことができました。 | ||||
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まさかの展開に夢中になってしまう。ロッキーとのやりとりに、賢い人達は素晴らしいな。知的好奇心の塊で、ゆっくりと手順を踏んで、安易に答えを出そうと飛びつかない。下巻が楽しみだ。 | ||||
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軽々と科学を、冒険を、地球を、友情を描写し、物語を展開する。登場人物の唯一無二なキャラクター性も際立ち、苦も無く上下巻を読み進める。もっとも科学の部分は進み方が鈍ったが…。舞台は、しっかりSFワールド。想像力を駆使してイメージしつつ、一方では、ライアン・ゴズリングがこうもあるかと彼の姿を重ねながら読みもした。 映画が未知の世界や物質、さらには「友情」をどのように表現するか、自分のイメージした世界を検証する意味でも、楽しみだ。 | ||||
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●上巻はファーストコンタクトテーマの宇宙SFだったが、本書下巻はラボ内のパニックSFもの。次 々にふりかかる事故と難問。その度に実施されるラボ内な実験や修理作業。スリルとサスペンスに 手に汗握る。 その都度微に入り細を穿つ描写が繰り返される。それ程プロジェクトは困難を極め、大きな忍耐を 強いるものだと理解できる―著者もそれを狙って書いているとは思う―が、そろそろ次のステップに 進んでもいいのでは?と愚痴ってしまう。なので★1個減。 人間と異星人の頼もしく信頼できる関係/相棒との強い絆。ラストの収束のさせ方は胸に迫るもの があり感動的でした。 | ||||
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この作者は現行の科学技術で到達可能なレベルで想像力をは羽ばたかせた作品で名をはせましたが、今作はそれを少し超えていて、この作者にしては大胆な作品と思いました。ただ、いわゆるハードSFとしては、羽ばたきが足りないようです。 | ||||
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著者アンディウィアーの大ファンで、名作「火星の人」は映画も書籍も繰り返し楽しんでいたが、まさか同じ作者が更にそれを超えてくるとは。 本著者の魅力は膨大な知識、詳細な作り込みに裏付けられたリアリティにあり、その魅力は本作でも遺憾なく発揮される。銀河系を超える大掛かりな舞台、設定にも関わらず論理が破綻することはなく、もしも世界が同じ境遇になればこの作品のように進むのでは…と思わせるだけの説得力がある。上下巻の大ボリュームにも関わらず、一気に読み終えてしまった。素晴らしい作品。 | ||||
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何の前情報もなく読み始め、『火星の人』の宇宙版なのかなと思っていたら(まあそうなのだけれど)途中でまさかの急展開!これって○○○モノだったのか!と。 そこから先はこれでもかと押し寄せる苦難に立ち向かうウィアー節の主人公の大活躍。映画化が既に決まっているらしいけどどうやって?なんて考えるのは後にして、まずは本書を手に取ってください。絶対に損はしない近年のSFの中では大当たりなのは間違いなしです。 | ||||
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王道のSFという感じ。 主人公が明るくて良い。状況は厳しいにせよ | ||||
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