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プロジェクト・ヘイル・メアリー
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プロジェクト・ヘイル・メアリーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全552件 461~480 24/28ページ
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光を「聴く」ことができないロッキー、どうやって危機を知ったの?という疑問は、未だにクズぶっています。 しかし、そんな些末なことが吹き飛ぶほど、主人公とロッキーの再会シーンには、爽快感がありました。 再会シーンが、この物語のクライマックスで、後の部分は軟着陸のためのシーケンス?程度です。 再会シーン、何度も読み直しました。 ロッキーがかわいいです。 | ||||
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ファーストコンタクト物の火星の人というのが読後の感想。後半の盛り上がりが凄くて久しぶりの大満足SF。個人的に仕事上の悩みがとるに足らないものに思えたり、仕事へのアプローチを反省したりと、タイミングもよかったのかも。しかしなによりロッキーが最高!俺でも助けに行っちゃうかも。これくらいバディ感が出ている宇宙人はリングワールドのパペッティアくらいかも。 | ||||
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主人公のパーソナリティーはほぼ「火星の人」と同じ。ポジティブでややオタク。火星の人だと宇宙飛行士の必須条件だと思っていたのだが、作者のテイストだった。でもファーストコンタクトもユニークにこなしていくし、これくらいクレバーで大雑把なキャラでなければ、エリダヌとの交渉だけでもう終わってしまうだろう。この温度感がストーリーテリングにベストなのかも知れない。もちろん後編も楽しみ。 | ||||
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2002年星雲賞受賞作の野尻抱介「太陽の簒奪者」で、異星人のナノマシンが水星を分解して太陽の周りにベルト状のリングが作られる形で光量が下がる。 こちらは微生物が太陽のエネルギーを吸収していて、近隣他星系にもこの微生物反応と太陽の光量低下している。 微生物の調査を行うための組織の権力が凄いし、微生物の特性も凄いな。 光量変化がない星系に調査に行くと、同様に調査に来た異星人と遭遇し、その異星人とのやり取りが面白い。 | ||||
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一言で感想を言うならば、「絶対に映画化してほしい!」傑作SF小説です。 太陽のエネルギーが減衰するという未曽有の危機により存続の岐路に立たされる人類は、その全ての叡智を結集した「プロジェクト・ヘイル・メアリー」を計画する。太陽のエネルギーはなぜ減衰を始めたのか?事態を食い止める手段はあるのか?人類は生存できるのか?衝撃的な事実が次々と明らかになる中、人類存続の希望は、はるかかなたの宇宙空間に取り残された、たった一人の男に託された・・・。 優れたSF小説というのは、普遍的なテーマを読者に語り掛けるものです。SF小説の醍醐味は、非日常の極限状態に人間を置くことで、そこから立ち上がる社会の本質、人の本性を見いだすことにあると思います。日常空間を抜け、未来へ、壮大な宇宙空間に私たちを連れ出しながら、人類には太刀打ちできない圧倒的な脅威に直面させることで、そこから浮き上がる人間の本質を描き出すのです。 その意味で、本作は名作と言えるでしょう。真摯な科学的アプローチの大切さ、新しい世代を教育する意味、そして相手を思いやる心と友情は普遍であるということ。これらのことが物語全体を通じて心にしみわたり、読後の圧倒的な感動と心地よい余韻をくれます。 難点を挙げるとすると、技術的説明が追いづらい点でしょうか。化学、物理、生物学を縦横無尽に駆使した説明は圧巻ですし、宇宙船内での出来事を詳細に記述してくれることでリアリティは増しますが、場面記述が細かすぎて想像するのが難しい場面もいくつもありました。プロットがしっかりしているおかげで迷子になることはありませんが。圧倒的に未知の世界、科学領域を小説という手法で描くのはこれが限界なのかもしれません。 やはり結論としては、「映画化して!」ということだと思います。 | ||||
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「火星の人」が心底面白く、「アルテミス」であら?一発屋だったかと思い、今度こそはと期待して読んだヘイルメアリー。正直どうしてここまで評判が良いのか不思議。ファーストコンタクトを扱った「三体」が異星人モノとして斬新な切り口を披露したのに対し、この作品ではあまりにご都合主義に物事が進み過ぎて、読みながら何度も〝んなわけないだろ!〟とツッコミの嵐で疲れてしまった。 後半の二転三転も描写が荒過ぎて、構想メモでも読んでいるのかと思うほど。「火星の人」は発表前から長年緻密に細部を掘り下げて練り上げた作品だったので世界的にヒットした。作者には周囲からの〝早く次の作品を〟というプレッシャーを断ち切り、再度じっくりと時間を掛けて次回作に取り組んで欲しい。 | ||||
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主人公は記憶を失ってなぜここにいるかもわからない状態から、蘇る記憶と周りの状況から推理を重ね、現状を把握し、異星人とのコンタクトを成功させる。そして危機に陥った地球を救う手立てをえるが、その後も襲い掛かる危機を創意工夫で解決し、ハッピーエンドに至る。 緻密な世界観と豊かな人間性を持つ主人公を生き生きと描き、読者を引き込んでゆく筆力に感服した。 | ||||
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主人公が、冷凍睡眠から目覚めると記憶喪失にかかっており、段々と記憶が戻りなぜこうゆう状況に至ったのを理解する状況と現在進行の状況が交互に書かれており最後まで驚かされたというか、いい意味で期待を裏切られた。主人公が科学の先生という設定が最後まで効いている。絶対にお勧めです。 | ||||
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上下巻、2日間ぶっ続けで読んでしまいました。 もう、ずっと面白いです。 知的で、熱くて、チャーミングで、そしてロマンにも溢れてる。 ラストもとても良かった、良かったんだけれどもそれだけに、どうしても「もっとくれ!」と思ってしまい… ストラットがキャラクターとして大好きだったので、地球の側の話が欲しくてたまらないんです。 ヘイルメアリーを見送ったあとの地球は一体どうなっているのかを描いたサイドストーリー的なものを刊行してくれたら泣いて喜ぶのに… この消化不良感だけが唯一のマイナスポイントです。 掛け値なしに良い本!! | ||||
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上巻で一度挫折しました。一人称の小説にはよくある主人公の独り言やぼやきにイライラしてきたからです。 その後、ウクライナでの侵略戦争が始まり、毎日テレビで流れる悲惨なニュースと映像にメンタルがやられそうになってきて、再度この本を開きました。 地球滅亡の危機に全世界が協力して挑む物語が、一縷の希望のように思えました。 現実の世界ではあと20年以内に温暖化を何とかしなければいけないと言われていますが、この小説のように世界中のリソースをフル動員して対策をしている状況ではありません。 全世界が団結して、できるだけ素早く温暖化問題に対処していくには世界から戦争がなくならなければなりません。 現実の人類はこの物語の人類のように国や人種の壁を越えて全力で地球のために尽くすことができるのか? それができる人類であることを願ってやみません。 | ||||
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あらすじを知ってしまうと面白さが少し削られてしまいます。それでもそんなことは些細に思えるほどストーリーは刺激的、ワクワクが止まらない。 読もうかどうしようか迷った人は、まず先に上巻を読んでください。 若干、物理化学の知識があったほうが情景が浮かぶだろうなというシーンはあるけれど、物語の本質には関係なし。「三体」を読んだら次はこれ、なんて書評もありましたが、「三体」読んでSFに失望する前にこれを読めばずっと幸せになります。 | ||||
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設定が物理学的に無理がありすぎて、物語に入っていけなかった。まずは、熱力学第二法則に違反するのはなし。 | ||||
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ハードSFが好きでよく読んでいました。 レビューの高さにつられて上下巻まとめて購入したのですが、アタリでした! こんなに面白いSFは久々です。ラストは感動しちゃいました。 本書の解説にも書かれていましたが、あまり余分な情報を入れずにまずは読んでみることをおすすめします。 | ||||
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数あるSFのなかで、このように魂の底から歓びと感動を 感じる物語はなかなかないと思う。 何年か経ってこの物語を思いだすとき、私は必ず微笑むだろう。 ヒーローのサバイバルと奇跡的に出会った宇宙の友、 その熱い使命と友情は、万人の胸を打つ。 読み終わってとても幸せだが、なんともいえない気持ちもあった。 地球への思いは・・・ (因みに上巻はアマゾンで買えなかったので、別のルートで買いました) | ||||
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素晴らしい翻訳でワクワクしながら読めました。★6でもいいぐらいです。 | ||||
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読了後、本書は劉慈欣 著『三体』に出てくる黒暗森林理論のひとつの回答のように感じました。 黒暗森林理論を否定するわけではないが、全部そうじゃないだろうし例外もあるよねって。 私の中で黒暗森林理論でてきて以降の殺伐とした宇宙観に、本書はひとつの温もりを与えてくれました。 | ||||
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一気読みしました。最高でした。 | ||||
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今、下巻の3分の1くらいまで読み進んだところだ。 ところが、この本、ちっとも面白くないのだ、なぜだろうか? まず、期待が大き過ぎた。それはある。だが、最初で設定が明かされ、それが進行していくだけで、格別の進展があるわけでもない。要するに「センス・オブ・ワンダー」が無いのだ。異星人とのファースト・コンタクトも上手くいきすぎで、違和感がある。 あれだけ評判の良い「三体」でも、ちっとも面白いという感想が持てずに途中で投げ出したくらいなので、自分にはSF読解のセンスが欠けているのかもしれない。 何だか自分だけが取り残されているようで情けない。せっかく購入したので、最後まで読んでみよう。 | ||||
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文句なしの⭐︎5です。 次々と繰り出される怒涛の展開と予想外の結末に一気に読み終えました。最初はちょっとイラッとするかもしれませんが我慢して読み進めてもらいたいです。ラストは泣けてきました。 この本が出た頃は、人類は滅亡の危機に直面したらきっと一丸となって対処するだろうと信じられたと思うのですが、2022年3月現在、きっとそのまま滅ぶだろうな…と思ってます。 ひとまずこの本を読了すれば、そんなしあわせを思い出せます。 | ||||
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上巻に続いて読むのをやめられない。近年に無い名作と自信を持って言える。 | ||||
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