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プロジェクト・ヘイル・メアリー
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プロジェクト・ヘイル・メアリーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全552件 281~300 15/28ページ
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「火星の人」は、英語版を一気に読んでしまった。それほどの、魅力があった。 同じ作者の本書は、帯に書かれた絶賛の嵐に誘われて読み始める。 いきなり、ここはどこ? 私は誰?からの展開は、なかなか良かった。 しかし、宇宙規模の危機を救うミッションが明らかになり、はるか彼方の宇宙空間で、主人公が、とあるエイリアンに遭遇してからが、めちゃくちゃな展開である。 それまでの比較的リアルな科学的?記述から、あの手この手で、エイリアンとのコミュニケーション形成プロセスがネチネチと展開するが、なんか嘘くさい。 それでも上巻はなんとか読み進めるが、下巻になると、訳のわからないテクノロジータームが延々と続き、読むのが苦痛であった。 ラストのありえないオチも、全然いただけません。 中学生の頃から半世紀以上、幾多のSF小説を読んできたが、はっきり言って、これは駄作である。 上下2巻で、4千円は高いぞ。 地球の危機を救う宇宙モノとしては、クリストファーノーランのインターステラーの方が数段上である。 火星の人が、良かっただけにガッカリした。 | ||||
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面白かったしか言えない。 私は好きでした。 | ||||
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紙版で上巻だけ買おうとしている人は、やめたほうがいい。 下巻をすぐに読めない状態(を作った過去の自分)を、恨むことになるから。 | ||||
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めちゃくちゃおもしろい。 わたしは文系で、正直言って主人公が考えていることの半分も理解できていないけどおもしろい。 | ||||
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もの凄く読み応えのあるSFでした。SF的疑問をSF的回答できちんと返してくれます。 僕自身思いもしない回答を「あぁなるほど。」と納得できる形で返してくれて気持ちいい。 科学者の実験とその仲間とのやり取りを楽しく、 また極限状態でみせてくれるようなワクワク感があります。 下巻のレビューなのでもう問題ないと思うので書きますが、 宇宙人とのやり取りと、その設定(科学レベルとか)が新しく本当に面白い。 両手を上げてオススメできるSF超大作だと思います。 | ||||
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SF小説はあまり読んだことがなかったのですが、スルスル読めて読後感も良かったです! わからない単語もたくさん出てくるけど(科学の事とか…)専門分野のわからないことがあっても楽しめる素敵なSF小説でした。 | ||||
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もし何かが変わっていたら世界はどう変わっているのか?その世界観を描き出すのが古典SF。 この作品はどこかでやらかす少し頭のネジが緩いドジな主人公の姿をSFっぽく読みやすいペースで描いている作品。 | ||||
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ここまで重厚なSF小説は初めて読みました。 感動をありがとう。 | ||||
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SF好きで良かった!!超楽しい!!読まずに死ねるか!本です。 ネタばれレビューが一杯あるので、レビュー読ますに買うべし!! | ||||
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親しい知人から推薦され、私も本書にチャレンジしました。 図書館では、100人待ちの人気ぶりで、私のところに届くまで半年かかりました。 私は、SF小説なんて、ほとんど読んだことがありません。 過去に思い出せるのは、「2001年宇宙の旅」「惑星ソラリス」くらいです。 因みに、「惑星ソラリス」はメッチャ面白かったです。 その知人は、知的で理系の頭脳を持っている方なので、こういうリアルなディテールを描いたSFが好きなんだと思いました。 一方、私は完全に文系で、頭も相当悪いのですが、でも、本書を読んで、ちゃんとついていけたので、ホッと一安心しています。(笑) 読む前に、Amazonのレビューに目を通そうとしたら、いきなり「読む前にレビューを読むな!」 みたいなタイトルが目に飛び込んできて、(笑)私も同じようなレビュータイトルにさせていただきました。 確かにその通りです。 下巻の巻末の解説にも書かれているとおり、是非、予備知識なしで読むべきです。 裏表紙に「ライアン・ゴスリング主演で映画化が進行中」と書かれていたのですが、私に言わせれば「また、この俳優かよ~!」って感じで、いい加減、アメリカ映画界の、決して冒険しないキャスティングにはウンザリします。 ライアン・ゴスリングは、「ブレードランナー2049」とか、ニール・アームスロトングの伝記映画(「ファースト・マン」)などのSF映画にも出演している売れっ子の俳優です。 上下巻読み終えて、この物語が、まるで日本人の作家が書いたようなアニメの印象を持ちました。 主人公も何となく日本人っぽく感じたのです。 決して自ら冒険を好まない一方、科学の常識を覆す独特な解釈を持ち、子供が好きで、独身、異性には奥手、気が弱いが、正義感は強い。好奇心が強く、友情を大切にする。 主人公は、日本人が描きそうな、典型的な日本人っぽいイメージを持ちました。 昔、日本でヒットしたSFアニメ「プラネテス」の主人公、星野八郎太を思い出しました。 「プラネテス」は、宇宙開発によって生まれた宇宙ゴミを回収作業をしているサラリーマンの物語ですが、私は本書を、このアニメのイメージがついたまま、読み進めていました。 ↓、以下の文章は、私自身がこの先、本書の内容を忘れないために書いた、簡単なあらすじです。 まだ、本書を読まれていない方は、目を通さないでください。 面白さが半減します。 上巻のあらすじ 冒頭、主人公は記憶を失っていて、自分自身の名前すらわからない、読み手にとっては、情報0から始まるのです。 主人公とロボットアームの会話は、まるでボーマン船長とHAL9000のようです。 少しづつ蘇ってくる記憶、部屋の環境、重力の感覚が細かく描写され、第1章の終わりに、今、自分の居場所は地球ではないこと、探査ロケット「ヘイル・メアリー」に搭乗しているのに気づくのです。 主人公が記憶を失っていた理由は、下巻に書かれています。 地球は、ペトロヴァ・ラインという問題を抱えていて、主人公ライランド・グレースは、現在、太陽エネルギーを食べ、宇宙に増殖している謎の生命体、アストロファージー(主人公が命名)の解明任務を受けるのです。 グレースは、「あらゆる生命体に必要なのは、けっして水だけではない」という常識を覆す発想の持ち主で、現在はその理論を完全に否定され、教師をしている。(おそらく中学校か小学校高学年) グレースの独特な感性と個性を見抜く、ストラットという、国際宇宙機関の女性が、グレースに地球の危機を救うミッションを任せるのです。 アストロファージーが太陽エネルギーを食べたままでいると、太陽光がなくなり、地球は絶滅の危機に陥ってしまいます。 全宇宙の恒星の光度が、アストロファージーによって失われるいく中、タウ・セチという恒星だけは、影響を受けずにいたことから、ヘイル・メアリー号は、地球を救う手がかりを見つけるために、タウ・セチに向かって、旅を続けていたのです。 タウ・セチには、同じく、別の惑星エリドから探索に来たロッキーという宇宙生命体もいました。 グレースは、この宇宙生命体を「エリディアン」と命名するのです。 グレースは、ファーストコンタクトを取った地球人となるのですが、面白いのは、登場する新しい固有名詞は全て、彼が命名しているのです。 「アストロファージー」「ブリップA」(ロッキーの搭乗している宇宙船)「エリディアン」「ロッキー」、「エイドリアン」(笑) どれもテキトーに付けた、グレースの感性にユーモアを感じました。 惑星エリドから来たロッキーは、言葉も通じないところから交流が始まり、お互いの手腕を出し合い、この凸凹コンビは、アストロファージーの解明に向け、全力を尽くすのです。 上巻はここまでなんですが、グレースとロッキーが、言葉のコミュニケーションが取れないところから始まるので、友好関係を結ぶまで結構な時間を要します。 このゆっくりとした進行にメリハリをつけるために、グレースとストラッドたちによる、ヘイルメアリー号の立ち上げまでの物語を挿入したのではないかと思いました。 下巻へ続く。 | ||||
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意外と物語が進行しなかった上巻ですが、下巻はテンポよく進んでいきます。 以下のレビュー内容は、本書を読み終えた方のみ、目を通していただけたら幸いです。 予備知識なしで本書を読まれた方が面白いです。 以下、あらすじと私の感想です。 太陽エネルギーを食べ続けるアストロファージーの究明に向け、恒星タウ・セチに向かったグレースは、同じように危機状況にあっていた惑星エリドの異星人ロッキーと遭遇し、お互いに協力して自分たちの星を救う決意をします。 面白いと思ったのは、アストロファージーという未知の生命体は、太陽エネルギーを食べてしまう、地球にとっては有害な物質である一方、人間は、それを原子力のように、ロケットエンジンに利用しているところです。 銀河系の中で、何故、惑星タウ・セチだけが、光エネルギーがアストロファージーから守られているのか? タウ・セチを廻る第三惑星エイドリアンに繁殖していた微生物がアストロファージーを食べていたからなのです。 この微生物を、グレースはテキトーに「タウメーバ」と名付けるのですが、本当にコイツは、いい加減な奴なんです。(笑) 著者は細かいところに笑いを入れているのです。 ロッキーがどこでグレースを裏切るのだろうという疑い(もしくは期待)を持っていたのですが、命懸けでグレースを助けたシーンから、それは絶対ないという確信を持ちました。 この任務は片道十数年掛かり、燃料も食料も不十分なグレースには、地球へ帰る運命は残されていません。 冒頭で、グレースに記憶がなかったのは、ストラッドが、任務を拒否するグレースを無理やりヘイル・メアリーに搭乗させる為に、健忘症を引き起こす薬を飲ませていたからなんです。 グレースは自分の意思でミッションを引き受けたわけではないのですが、ロッキーとの友情、地球に対する正義感などの人格を以て、任務を遂行していくのです。 そこが私にはどうしてもアメリカ人らしくないなって気持ちにさせるのです。 私には、グレースが日本人のイメージ、もしくは日本人クリエイターが描くキャラクターに思えてならないのです。 どうしても、私には、グレースとライアン・ゴスリングがマッチしないんです!(笑)(笑) タウメーバがアストロファージーを食べてくれれば、地球は救われる。 グレースはタウメーバを地球に持ち帰ることで、彼の任務は終了となります。 ロッキーの十分なアストロファージー(ロケット燃料)の提供によって、、グレースは食料を節約しながら地球へ戻る決意をするのですが、持ち帰るはずのタウメーバが燃料として使われるアストロファージーを食べてしまったため、再び窮地に立たされるのです。 この物語で面白いのは、アストロファージーもタウメーバも、自分たちにとって必要なものであり、不必要なものでもあるのです。 人間にとって都合よく扱われていることに、不条理なユーモアを感じました。 キセノナイトという金属物質が登場するのですが、果たして便利なものなのか、便利でないものなのか、よくわからなかったりするところも、とても面白かったです。 抗生物質が人間の病気に及ぼす影響をヒントに、アストロファージとタウメーバの生きられる環境を、窒素の濃度を調節することでつくることを思いつきます。 必要な分量の調達に成功したグレースたち。 地球へ戻れる……。 そう思いながら、ふと振り返ってみると、同じように、アストロファージとタウメーバを積み込んで、母性へ帰還するはずのロッキーが宇宙の遥かかなたで立ち往生している。 合成されたタウメーバと天然のタウメーバの分離に成功して、宇宙船の危機を乗り越えたグレースだったが、ロッキーは問題が解決できず、ピンチの状態。 ここでグレースにとって、究極の選択が迫られるわけです。 ①ロッキーを見捨てて地球へ戻る。 ②ロッキーを助けに行く。つまり地球へ戻る燃料を使ってしまうので、帰還できない。 で、結局、グレースは、タウメーバだけ地球に送り、自分はロッキーを救出に向かうんですが、面白いのは、この後を描いた最終章なんです。 ここから先、最終章は非現実的な世界が待っているんです。 例えて言うなら「2001年宇宙の世界」で、ボーマン船長が土星の彼方で訪れたモノリス、スターチャイルドの世界です。 そこには、年老いて、53歳になった(見た目はもっと老化している)グレースが、惑星エリドの地球人には重すぎる重力に耐えながら、足を引きずり、生き残ったエリディアンたちと共存しているのです。 グレースは地球で子供たちを教えていたように、エリディアンの子供たちに授業を行っているんです。 グレースは地球に帰還できませんでしたが、彼は幸福な余生を送りました。 で完結します。 久々のSF小説でしたが、ベストセラーの理由がよくわかりました。 若い頃は、新スタートレックが大好きだったんですが、そういう人にとっては、本書はきっと楽しめる作品だと思います。 ビートルズ、ロッキー、プレデター、スタートレックの名称を織り込む著者のユーモアセンスは、とても面白いです。 それに加え、巻末の謝辞に書かれた、科学的描写を描くための貢献者への感謝の言葉に、現代だから可能だったと思えるリアリティ描写に、普段SF小説は読まない私にとって、斬新さを覚えました。 | ||||
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ラストの時点で主人公53歳、地球では生まれて71年経過。とすると60歳までエリドで教師をやり地球に帰還すると主人公65歳くらい、その間地球では13年経っているので生まれて91年経過、ツーとまだ同級生は生きている人多いし、教えた生徒は主人公と同じくらいの年齢になって健在だろう。地球で英雄になって余生を過ごすってのは悪くないな〜。ラストページで「いつか家に帰る日がくるかもしれない」って言ってるので、是非そうあってほしい。大団円で終わってほしいな~映画では | ||||
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主人公は宇宙船の中で目覚めるが、記憶が混乱している。目の前の問題に対処しつつ、過去の記憶を取り戻してゆく。つまり過去と現在の話が交互に繰り返されて、ストーリーが進んでゆく。過去から現在へだけ進むストーリーだと、盛り上がるところまで読むのに時間がかかるからだと思うが、展開が早くて読みやすい。映画化も決定されているそうだが、映像だとこの手法は混乱するから使われないだろうな。 「太陽系外まで調査(片道10年以上)に行かなくても、対処策はあるのでは」と思いつつ読んでいると、意外にもファーストコンタクトものでもあった。いろいろと伏線が張られていて、「なるほど、このためにこういう設定にしていたのか」と思っていたら、最後にひっくり返す展開に。慣れの差かもしれないが、「三体」より面白かった。 | ||||
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おもしろすぎて止まらない そしてロッキーが可愛すぎる… 下も今すぐ買わざるを得ない | ||||
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ある意味、三体とは真逆のお話。 アツい友情がたまりません。 読後感も最高。 | ||||
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こんなところ読んでないで、早く読み始めることを強くお勧めします。 宇宙物のSFという以上は知らなければ知らないほど面白く読めます。 ちなみに、私は初めて長辺小説をほぼスマホだけで読み切りました。今まではタブレットなどを使っていたのですが、これはそんなこと気にしてられないほど「先を読みたい」衝動を感じさせてくれる、すばらしい作品でした。 | ||||
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とても良い。 原作はもちろんのこと、翻訳も良いのだと思う。 一気に読んだ。 | ||||
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荒唐無稽な物語ですが、理論的な裏付けがしっかりしており物語に引き込まれます。 異星人のキャラクターと会話がすごく面白く映像に浮かび上がるようです。映画化もされているようで公開されれば是非見たいです。 | ||||
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想像力を持って読んでください。なんせ脳内現実なので、私は別の展開を望んでましたが楽しめました。sfの永遠のベストセラーもおすすめです。 | ||||
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今までSF作品を読んだことがなかった。 特に避けていたというワケではなく機会がなかっただけだ。 知人の「コレは面白い」という意見を聞き、なんとなく読む。 いやめちゃくちゃ面白い。 ヘタな文学的技巧なんかほとんど無く、ただひたすら科学と論理だけでこんなにワクワクドキドキできる物語が描けるモンなのか。 いやはやあっぱれ。 もし子供がいたら絶対に読んでほしい。 中途半端な科学雑学本やとっつきにくい教科書なんかより遥かに科学好きになるはず。 たかだか数千円で面白くてしかもやる気スイッチ入るなら安いモンだ。 | ||||
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