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プロジェクト・ヘイル・メアリー
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プロジェクト・ヘイル・メアリーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.61pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全665件 601~620 31/34ページ
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「三体」三部作の記憶がまだ新しかったので、食うか食われるかの地獄のような宇宙観 (もちろん誉め言葉です)とあまりもかけ離れた、優しくエモーショナルな展開に思わず 涙してしまった(これももちろん誉め言葉)。本当に宇宙が、あるいは人と人との関係が こんなに優しいものならと願わずにいられない。 | ||||
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「火星の人」に勝るとも劣らない、新たな名作の誕生といったら、ほめ過ぎでしょうか。 できるだけ前提知識が無いほうが楽しめると思うので、ストーリーには触れませんが、科学が好きな人、科学の未来を信じる人が読めば、最上の読書体験をすることができると思います。 テイストでいえば、クラークの「楽園の泉」やバクスターの「タイムシップ」や「天の筏」、グランド・キャリンの「サターン・デッドヒート 」といった作品が好きな人なら、必ずはまる面白さだと思います。 | ||||
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だから、内容に触れることはできないが、ユーモアと知性と、ど根性のSFであるとだけ言っておく | ||||
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三体を読んだ後に、同じような作品を探している方も多いと思います。 また、この作品と同時に三体に興味を持っている方もいらっしゃるでしょう。 上記の方向けのレビューです。 三体が蟹なら、ヘイルメアリーはカニカマです。 蟹を食べた後にカニカマを食べるのはオススメしません。 カニカマだって十分に美味しいのに、順番が違えば感じ方が変わってしまう。 どちらもまだ読んでいないのであれば、ヘイルメアリー→三体の順で読むことを強く勧めます。 私は蟹を期待してカニカマを食べてしまいました。 | ||||
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最高に面白い。 シンプルで奥深いSFと、興奮する展開が見事に合体。これはまさに冒険。 特に後半は加速は凄まじく、光速に匹敵するほど。すぐ読み終わってしまったという意味で。 | ||||
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いやー、半日で上巻一気読み。早く下巻に行きたい!!ネタバレになるので何も書きません。 マーシャン、アルテミスと読みましたが、確実にパワーアップしてます。 | ||||
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上下巻を一気読みしてしまいました。 これから読む方への忠告ですが、上巻のさわりだけ読もうとか下巻は後の楽しみにとっておこうなんて人間がおよそ持ち合わせる忍耐の限界にチャレンジするようなことはやめておくのが賢明だと思われます。 | ||||
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アマゾンで上巻が売り切れというかマケプレしか無かったので書店購入。 火星の人で発表手法含めた傑作を飛ばし、アルテミスで大コケでは無いけど読者の期待に応えられなかったした作者の新作。 文庫になってからかなと思っていたが、ラジオ「アフターシックスジャンクション」で絶賛されていたこともあり購入。 結論から言うと、もはや古典となった超名作SF「星を継ぐ者」と自身の作品である火星の人をベースにリアル系SF作品を切り貼りして出来た作品という印象。 面白かったとは思うが、星を継ぐ者が成し遂げだSFミステリ的手法の面白さや、火星の人で自身が与えた新しさのインパクトは全く越えて来ない。 夢中になって読ませてくれるけど、星を継ぐ者や火星の人の既視感がつきまとう中では、正直に言って残念な出来栄え。 ハードルが高すぎたかもしれない。 とはいえ、ハードカバーで買っても損はしない作品だと思う。 | ||||
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最高のバディモノ。 最高の宇宙モノ 知性バンザイ 下巻は既視感があるなーって思ったのはゲームのOxygen Not Includedかな! 問題を解決するためにキーがそのまま住環境に悪影響あたえたり、 aエリアとbエリア行き来するために工夫なり科学が必要だったり・・・頭の中で複製人間みたいなカワいいグラフィックで再生してました! 最高に可愛らくて熱くて100億点。 | ||||
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本書が気になる人は、書評など無視してまず読んでみること。事前情報がない方が楽しめます。 話はそれから。 上・下巻まとめてのレビューです。 アイデアや展開についても思いっきり言及するので、ネタバレを嫌う方は読まないでください。 本書は、『火星の人』、『アルテミス』に次ぐアンディ・ウィアーの3作目の長編になる。 処女作は、近未来、火星に一人取り残された青年が知恵を絞ってサバイバルする話。 2作目は、近未来、月面の開拓都市で法の網を潜りながら暮らす若い女性が自由を守るために知恵を絞って生きていく話。 そして本作は、近未来、地球の危機を回避する手段を求めてタウ・セチ星系に赴いた一人の青年が知恵を絞って任務を遂行する話。 こうして並べてみると3作の類似点と相違点は明らかだ。 3作とも近未来、宇宙の極限環境下で一人の若者が知恵を絞って生きていく話である。さらに3作とも主人公は自立志向の楽天家で、幅広い基礎科学の素養と創意工夫によって困難を克服する。 そのため3作は同じタイプの作品と言える。特に1作目と3作目は共通点が多く、本作について1作目とそっくりという批判があるのもうなずける。(同意はしない。舞台も物語の展開もテーマも全然違う。) 一方、2作目は主人公が非合法な仕事にも手を染めている自由奔放な女性で、家族関係も語られるなど新境地への挑戦が見られる。しかし、それらの挑戦が成功したのか、それとも失敗したのか、3作目の本作で主人公は再び作者の分身のような科学おたくのまじめ青年に戻る。現時点ではここが作者のホームグランドということなのだろう。 それぞれの作品の空想度に注目してみると、1作目と2作目の時代設定は20年から100年程度の近未来で、舞台は人類未踏の地ではあるが現代の我々が既に相当馴染み深くなってきている場所。また登場する技術や科学水準は現在でも予想されることばかり。描かれているイベントは1作目より2作目の方がちょっと空想度が高い感じ。 一方、本作は、時代設定はほぼ現在、物語の舞台は冒頭こそ地球だが太陽系外に広がっていく。科学技術もアストロファージという架空の生物をキーにして空想度が一気に拡大している。 本作は、まず地球の危機という破滅テーマで始まり、恒星間探査という宇宙テーマに進み、異星知性体とのファースト・コンタクトから宇宙生物学テーマに発展するが、そのほとんどがアストロファージというワン・アイデアから展開している。エネルギーと物質をほとんどロスなく変換できるこの脅威の微生物を設定することでこの壮大な物語が成り立っている。 さらにパンスペルミア説でアストロファージが地球人類とエリディアンと同根と設定していることで、ファースト・コンタクトを含めてすべてがワン・アイデアで成立しているとも言える。 正直なところ、評者は本作について大変面白かったと評価する反面、今ひとつ絶賛することにためらいを感じていた。 下巻の途中までは本当に大絶賛で興奮して読んでいたのだけれど、終盤に近付くにつれて興奮が冷めていくのを感じていた。読み終わってしばらくしたら読んでいた時の興奮が嘘のように覚めた気分になっていた。決して面白くなかったわけではない。クライマックスもそれなりに良いシーンで締められている。しかし、中盤までの興奮はどこかに行ってしまっている。 これは何故なのか? 考えながら読み返しているうちに次の文章に出会った。 下巻、第17章、P46 「矛盾は科学。きみは矛盾について考える。理論を作る。きみは科学人間。」 評者は科学人間ではないが、矛盾した感情の原因を考える。読んでいる時はあれほど面白かったにもかかわらず読み終わった今、なぜ覚めてしまっているのか? で、気が付く。評者が興奮していたのは発見の物語だった。下巻の終盤まで主人公グレースとロッキーは次々に新しい事実を発見していく。そして、当初の目標を達成して帰還の途を辿る。 しかし、そこからは予想外の展開が続く。突然襲いかかる危機また危機。 クライマックスに向けての危機の連続はドラマツルギーとして有効だろう。評価している意見も多い。しかし、評者にとってそれは余分なものだったようだ。 評者が本作を評価するのはたたみかけるようなサスペンスの連続ではなく、発見と友情の物語だからだ。“友情・努力(工夫)・勝利(発見・目標達成)”はひとつの黄金律だ。 終盤の危機を乗り越える場面でも発見と工夫と友情は発揮されるので、この展開を否定するものではないが、評者には蛇足のような気がしてならない。 終盤、主人公グレースは大きな決断をする。ここは本作の大きな山場だ。ビートルズを送り出してミッションの目標を達成した後、グレースにとって一番大切なことは心から尊敬できる無二の友人となったロッキーのことだった。グレースは自分の人生をロッキーのために捧げることを決意する。 グレースとロッキーが出会ってからの胸熱の展開を読んでいるのでこの決断がおかしいとは思わない。思わないが違和感もある。結果的にグレースはエリドで満足できる人生を送るが、この結末には疑問が残る。 エリドの大気組成、気圧、気温はキセノナイトのドームで対応できる。食物も何とかなる。生きがいも得られた。でも、ドームの外は永遠に暗闇の世界。そして何よりも地球の2倍強というエリドの重力。自転速度が速いので赤道付近では重力が幾分弱いのかもしれないが、杖だけで対応できるまでに順応できるとは思えない。 本作の特徴をもう一点あげるとするならば、主人公の性格だろう。 気になったのは次の2点。主人公がこのミッションへの参加を拒否し続けたこと、そして最後まで地球に戻ろうとしないこと。 主人公の楽天的な性格から考えてもその理由はよくわからない。臆病なだけが原因ではないと思う。 結果的に主人公はミッションを楽しんでいたし、強制的な徴用のトラウマはないように見えるが、本人にとって絶望的な状況だったと思う。もしかしたら、この強制が原因で地球に帰りたくなかったのではないかとも思う。 ただ、ストーリーとしてこういう展開を採用したことについて、評者は、そこにはヒーローの誕生を否定したいという作者の意図があったのではないかと考えている。 主人公が志願して決死の任務に参加する。そして、偶然の結果だとしても無事に地球に帰還する。そうなると『火星の人』どころではない、正に人類を救ったヒーローとして祭り上げられることは目に見えている。作者アンディ・ウィアーはそれを避けたかったのではないかと思う。 「火星探検」、「月の開発」、「ファースト・コンタクト」と、それぞれのテーマで21世紀前半SFのスタンダードになるような作品を次々と発表するアンディ・ウィアー。第4作にも期待したい。 | ||||
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地球に生息する知的生命体の一員として、これから地球に太陽に起こり得る物語を臨場感たっぷりに、あたかも目の前で自分が体験するように楽しめる作品でした。 | ||||
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火星の人を読んでたので、この本もと読み始めたら、化学的な知識や工学的な知識が皆無でもハラハラドキドキしながら読みました。 地球温暖化させるなんて… | ||||
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えっ、終わっちゃった!というのが読み終わって最初の感想。 面白かった。久しぶりに、続きが知りたくて夢中になって読みました。 グレースの決断に感謝を感じた。ロッキーにも感謝。 ストラットの事も、嫌いになれない、むしろ好き。 映画化されたら絶対見に行きたい。ロッキーがどう映像化されるかとても気になる 。 | ||||
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同じ値段で様々なものが買えると思いますが 払った金額以上の価値を感じる事ってなかなかないのですが今作がまさにそれ。 | ||||
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とても読みやすく、SF初心者でも楽しめます 読みながら、何度か声を上げて笑いました、 個人的な感じは重厚なSFではなく、現代的なSFだなって思います 上下巻ありますがのめり込んでしまったら1日でも読破できると思います。 | ||||
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火星の人(映画版はオデッセイ)で有名な著者が書いたSF。 何を書いてもネタバレになりそうなので、上手く感想が書けないのですが、 記憶喪失になった主人公が徐々に記憶を思い出すことで、 自分の技能や使命に目覚めていくという形式の話ですね。 とにかく飽きさせないストーリー展開も見事ですし、最後まで本を読む手が止まりませんでした。 無類に面白いSFでした。過去に自分が読んだSFと比較しても、 5本の指に入るくらいには良い作品でしたね。 極上のエンタメSFでした。超オススメ。 | ||||
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宇宙サバイバルSF巨編『 火星の人 』のアンディ・ウィアーの長編第3作の邦訳下巻です。 氷河期時代を迎えつつある地球から恒星間飛行に乗り出したヘイル・メアリー号で孤独な旅を続けてきた主人公が、上巻で出会った“彼”との間で人類史上初のコラボレーションを進め、地球救出の壮大なプロジェクトに取り組みます。 一難去ってまた一難という具合に、果てることなく襲いかかる危難の数々を、持てる科学知識を徹底的に駆使してひとつずつ解決していく姿は実にドラマチックです。文系人間の私は、その理系の記述のすべてを理解しながら読めたとは言えませんが、絶体絶命の状況に置かれても、決して諦めない主人公の強い意思、そして一度として忘れないユーモア精神には、やはり感服せざるをえません。 そんな主人公が、最後の最後に、合理主義的思考よりも義理人情を発揮していくわけで、その姿はどこかスポ根マンガに通じるような熱い友情、そして男気が感じられます。頁を繰りながら、“顔から水が漏れる”思いに囚われました。 思い切り想像力の翼を広げた壮大な宇宙SFであり、追い詰められた時に人はどう行動するべきかじっくりと問う物語として私は堪能しました。 ------------------ *29頁:プロジェクトに参加しているアメリカ人科学者の名が「デュボア」とカタカナ表記されています。主人公は「あれっ、デュボアは黒人みたいだぞ!」とも言っています。 原文ではDuBoisと綴られる名で、アメリカでこの名字を持つ最も著名な実在の黒人は全米黒人地位向上協会の創設者であったW.E.B. Du Boisですが、彼の姓は「デュボイス」と記すのが原音に近いといえます。「デュボア」はフランス語読みだと思います。 *310頁:山岸真氏(SF翻訳業)は巻末の解説内で、この小説の「年代は特定されていないがおそらくごく近い未来」だと記しています。ですが、この下巻22頁に<彼>が自分の年齢を言い、それを聞いた主人公が「彼が生まれたのはジョージ・ワシントンが生まれたのとおなじ頃だ」と独白しています。このことから判断すると、この物語が2023年あたりに設定されていることがわかります。 . | ||||
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一般人が急に宇宙飛行士に選ばれたり, 宇宙船があちこち損傷するのに無事飛び続けたり 予定外の星に進路変更したり,あり得ないことはいっぱいです。 そこら辺を気にしないようにして何とか読み切りました。 できたら図書館で借りて読むぐらいにしておきたかった感じです。 私としては購入したお金がもったいなかったです, | ||||
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上巻にも書きました 面白い、すてきな、現代のSFでした | ||||
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彼は白い部屋で一人目を覚ます。ロボットアームが現れて名を尋ねてくるが、彼は自分の名も思い出せない。日が経つにつれ、徐々に記憶が戻ってくる。自分の名はライランド・グレース。13歳の子どもたち相手に理科の楽しさを教えるサンフランシスコの教師だった。しかし今いるここはどこなのか。窓の外に広がる宇宙空間にある恒星を、持てる科学の知識を使って観測したところ、なんと地球の属する太陽系ではないことがわかる。では一体どこなのか……。 ------------------------ 映画化もされた宇宙サバイバルSF巨編『 火星の人 』のアンディ・ウィアーが放つ、ファーストコンタクトSFです。オバマ元大統領とビル・ゲイツがふたりとも昨2021年のベスト本の1冊に選出したことでも話題の書です。 この上巻では、太陽のエネルギーが減少していきやがて地球を大氷河が襲うことが確実となっています。太陽の熱を奪っているのが極微細な地球外生命体であり、同じ現象が他の恒星でも観測されています。ですが唯一タウ・セチ(くじら座タウ星)だけはその危機を免れていることがわかり、そこに地球救出のヒントが隠されているとにらんだ人類は、そこへ向けて我らが主人公を派遣するのです。 物語は恒星間宇宙船計画を実現させるための各国の協力体制と、実際に旅に出た主人公が宇宙空間において異星人との遭遇を果たす姿が交互に描かれます。 前者の展開では、現代の米中冷戦や宗教間対立などを一旦脇に措いて、様々な国々が人類存続をかけた壮大な企てに一致団結していく姿を追っていきます。日本のJAXAや太陽観測衛星アマテラスの名も登場します。地球温暖化の逆をいく地球の危機に対して、なんと地球温暖化の促進を核爆弾によって図るというブラックな展開が見られて、思わず苦い笑いがもれてしまいます。 一方、後者では、言葉も通じない、さらに言えば、人間とは発声器官も知覚器官も大きく異なる未知なる生命体といかにコミュニケーションを図るかという大きな難題を、科学の力を信じてゆっくりと解決していくさまが事細かに描写されていきます。荒唐無稽な話でありながら、徹底してリアリズムあふれる記述が続くので、大いに説得力があって感心してしまいます。 主人公グレースのたゆまぬ努力と底抜けのユーモア精神が、気の遠くなるような大冒険を乗り切る原動力となっているのですが、あれっ、それって『火星の人』の主人公マーク・ワトニーと同じではないかとはたと気づきました。そう、この小説の難点――というほどのことでもないでしょうが――は、あの火星から無事生還した主人公その人が、今度は太陽系を飛び出したように読めてしまう点です。 さて、下巻では遠い果ての宇宙空間で、意思の疎通に成功した両者が故郷の星を救うためにどんな冒険を見せてくれるのでしょうか。読みすすめるのが楽しみです。 ---------------------- *123頁:「ぼくはトイレ(もしくは“船首(ヘッド)”と呼ぶべきか、ここは船の上なんだから)を使って」とありますが、「ヘッド」の意味がわかりにくいと思います。船の中でトイレは船首(head)にあることが多かったので、船内のトイレ=「head」という俗称が英語に生まれました。ですから「ぼくはトイレ(ここは船の上だから、俗にいう“船首(ヘッド)”と呼ぶべきかも)を使って」ということです。 *124頁:「ドイツの外務大臣」「ヴォイト」という表記が気になりました。日本の主要新聞(朝日・毎日・産経・読売・日経)はドイツの閣僚に「大臣」の呼称を使用していません。外交担当の閣僚は「外相」としています。ですので「ドイツの外務大臣」という言葉は耳にすることがなく、ひっかかりを感じました。またドイツ人の姓Voigtは「フォークト」とするのが原音に近いカタカナ表記です。「フォイクト」でも「ヴォイト」でもありません。 . | ||||
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