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52ヘルツのクジラたち
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52ヘルツのクジラたちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全503件 281~300 15/26ページ
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面白いのだけど、本屋大賞臭が強くて新鮮味が欠ける。 この路線(流浪の月、そしてバトンは渡された、の)をここで終わりにしないと、 いい加減に飽きる。 虐待。 介護(ヤングケアラー) トランスジェンダー。 血の繋がりと、そして血の繋がらない家族。 クジラが発する《52ヘルツの声》 決して届かない声が、誰かに届く・・・その発想は美しい。 | ||||
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世の中には沢山の52ヘルツのクジラたち(子どもたち)がいて、傷を負いながら魂の叫び声を上げているんだろうな‥。今この瞬間にも。そしてそうさせている親たちにこそ読んでもらいたい小説だけど、虐待をしている者たちはこの本を手に取ることはないんだろうな。周波数が違うから。その現実がもどかしく悲しい‥。 ふいに涙を流してしまう、そんな自分に気付く。そういう本を秀作と言うのだろう。 2021年 本屋さん大賞受賞、納得です。 | ||||
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こんな経験はじめてです。2週間足らずで1冊の本を読んでしまうなんて。また、次の本を読みたくてすぐ注文しました。 | ||||
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色んな人に一目惚れされる主人公ですが、そもそも主人公にどんな魅力があるのかが一切描写されていません。外見的な部分も含め。美人なのか、可愛いのかも分からず、ただただ次から次へと色んな男が惚れるという意味不明な展開です。唯一分かるのは美人な芸者の孫設定のみ。 そして、この本が読者を疲れさせる原因にもなっている主人公は、恐ろしい程のメンヘラで、一体私は何を読まされているのだろうかと思わされる事多々あり。虐待描写は細かく書かれていますが、先程も言った様に他の描写は浅い為、様々な人々の虐待場面のみ深く描写されても胸糞悪いだけです。 又、明らかにおかしな矛盾点ですが、実際ALSの患者は、筋力が極度に低下するため、杖振り回して介護者をぶん殴りまくる事なんて毛頭出来ませんよ。 その辺の調査も出来ていないんだなと、著者にガッカリしました。他にもっと良い本がある筈なのに、本屋大賞に選出した方々のレベルも、低いといえますよね。 虐待やらトランスジェンダーやら、話題になるテーマを扱ったのでしょうが、本当に無理くり過ぎます。アンさんまで死に、登場人物皆んな死にたがり、正直読んでいてこれ程精神的に疲れる本はありませんでした。ある程度時間をかけて読んでしまったため、何か最後に希望があるのかと思いながら、最後まで読んだ私も馬鹿でした。次からは、他のレビューの方の様に途中で読むのをやめた方も多いそうですし、今後はおかしいと感じた本は途中でやめた方が良いと勉強になりました。 万が一、購入して読もうとしている方は、この様なライトノベルをこの価格で買っても、試しに購入して読みたいと言う方向けです。読書を通じて何かの読後感を得たい等方には、全くおすすめが出来ません。時間の無駄です。 | ||||
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終盤の展開で思わず涙してしまった。 でも、涙だけでなく時に笑ってしまうような温かさもありました。 この本に出会えて良かったと思います。 | ||||
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主人公の生い立ちやアンさんとのやり取りが宇多田ヒカルさんが主題歌を歌っていたドラマ『ラストフレンズ』そのもの。 現代の闇や孤独感にもがいているそれぞれの登場人物の描写が綿密で強烈なので中弛みはせず一気に読める。 ただ様々なファクターを詰め込み過ぎていてだんだん疲れてしまった。 押し付け感が否めずもう少し爽やかな繊細さが欲しかったです。 | ||||
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概ね満足している | ||||
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都会から片田舎に移住してくる主人公。一人で田舎町にやってきて仕事もせずに過ごしていると、噂好きな人たちが主人公を訝しみ、次第に良からぬ噂が立ってくる。そんな中、主人公は運命的な出会いを果たし・・・ 主人公が田舎町で過ごす”現在”と、移住することになった”過去”が上手く噛み合いながら、ストーリーが進められ、驚きあり涙ありの心温まる作品です。 | ||||
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作家は深刻な社会問題に正面から向き合うべきと思っている人が少なからずいるだろうから、そういう人にとっては物足りない内容かもしれない。だからと言って、本書の価値が低いということにはならないと考える。本書はあまり内容が重くならないように万人が虐待のことを読める本として成功してると思う。 | ||||
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辛い過去から大分の田舎町に越してきた女性が主人公。まちの人々の心ない噂話にウンザリしながら、世捨て人のような生活を始めようとする。 そんな彼女が出会ったのは、虐待を受けて心を閉ざし、言葉を発せられない男子中学生。主人公は自分の過去と少年を重ね合わせて、つながりを持とうとする。この辺りまででかなり胸アツの状態。主人公の過去がひもとかれていく展開にページをめくる手が止まらない。 ただ、きれいにまとまっていく方向に、最初に感じた熱量が失われてしまった。主人公か少年の呼び名とした”52”のエピソードは本当に良いのだが。美しい物語であるものの、てんこ盛り過ぎてリアルさが希薄だったからかな? | ||||
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内容とタイトルとに物足りなさを感じましたが、話の展開が感じ良く、この作者の他の作品も色々読みたいとおもいました。 | ||||
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個人的に登場人物が不幸すぎて感情移入できなかった。 読後感の悪さだけが残った。最終ページが本書のハイライトなんだろうけど、メッセージを届けたい不幸な人は、この本を手に取ることができるのだろうか? 終盤のアンさんの遺書が泣かせどころなんだろうけど、個人的にはありきたりで白けてしまった。 | ||||
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流浪の月をよみおわり、こちらを続けて読みました。今の流行りなのでしょうか。押し留めたい不幸な生い立ち、知り合えなくとも知りたい他者。この2つの作品は読後同じような「えー・・・」という心情を抱かきました。 | ||||
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虐待を受けて育った女性と、同じく現在虐待を受けている中学生との偶然の出会い。少年を支え助けるプロセスで自らもまた心の傷を癒していく女性の物語。 本屋大賞で1位を獲得した本作は、ネグレクトという重ためのテーマを取り扱っています。 でも、私が強い印象を受けたのは虐待という事実よりもむしろ個の支えあいの可能性、とでも言う新たな社会性の萌芽です。 育児放棄、虐待、連れ子の不幸というのは取り立てて新しい話でもないとは思いますが、その不運の取り囲むさまは大きく変遷してきたと思います。 かつては親族が介入する、地域で助け合う、何かあれば近所が警察・児相に通報するなどが考えられましたが、核家族化や都市化が社会のサポート体制を変えてしまったと私は感じています。 一方、本作主人公の貴瑚(きこ)と愛(いとし)という年齢も性別も違う赤の他人が支え合うさまは、これからの時代の個の支え合いの形なのかな、と感じました。貴瑚をかつて窮地から救ったアンさんがLGBTQに属する方だったということも、これからの時代は自由な個々人が制度・因襲・偏見などから解放されて個々人と連携してゆくことを暗示しているように思えました。 かつて批評家の宮台真司氏はこうした状況に『人的資本の増強』とか『包摂』という概念等で克服する方策を提案していました。その具体例をこの小説で見た気がしました。しなやかな個人が性別や年齢・社会的地位を越えて連携して支え合えるとすればそれはなかなかステキだなあと思いました。まあ社会の援助は引き続き必要ですが。 ・・・ 文章のテイストも至って軽快。 若い世代の話ぶりを躊躇なく導入しており、そこに現代性を強く感じました。また軽やかに推移するストーリー展開は、ネグレクトという重い事実を見て見ぬ振り・受け流すかのような、かかわりの少ない社会の乾いた感覚を与えていると感じましたかか。 ・・・ ということで堪能させて頂きました。 いろいろと深読みしましたが、改めて申し上げる印象は、今風だなあ、という感じ。 時代や社会の変化は苦しみや摩擦も時に生むものですが、それに柔軟に対応する若い人たちに希望も見いだせる作品だと思います。 | ||||
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とても浅い | ||||
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後半涙がとまらなくて辛かったです。 心に余裕がない時に読んでしまうと気持ちが沈んでしまうかもしれません… 今いる大事な人をもっと大切にしたいと思いました。 | ||||
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人も声が届かないと孤独な生き物だよ。そんな一言が飛び出しそうで、それはもしかしたら「辛い日の自分」なのかもしれない。 そう思うと胸が締め付けられるような、でもそこに「もっと人の声を聞こう」という気持ちを持たせてくれる一冊。 人の孤独性を辛い過去、そして現在を生きる登場人物によって繰り広げられる人間ドラマ。辛い苦しい、でもそこに小さな、ほんの少しの「通信」さえあれば心は満ちたのかもしれない。でもそれすらも断絶されて、希望を失ったら人はどうなるのか。 読めば「人との接し方」が変化すること間違いなし。すぐには変われなくても何かの拍子に考えることになる。 「もう少し話を聞いてみよう」 きっとそれだけで救える人間、また与えられる人の温かさがあるのだと知らせてくれます。人生にとても寂しい日が1日でもあった人なら一読して下さい。52ヘルツに考えを寄せられるはずです。 | ||||
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数時間で一気読み。泣いた。毒親のことや、世代間連鎖のことなどが、とても詳細に描かれていて驚いた。町田そのこさんは、毒親育ちではないのに、ここまで細やかによく調べて書けたものだ、と唸る。臨床心理学の観点からも、凄いと思う。本当に生地獄のような世界は確かにこの世に存在する。恵まれている人間には、とうてい想像もつかないだろう。でも、苦しみの底から、他人の温かい手が、救ってくれることもある。おおよそ経験者にしか書けないだろう、と思えるようなしっかりした心理描写にまず感嘆した。福岡出身の町田さんだからこそ、温かな九州の土地や人々を生き生きと描けていた。青い海と大きなクジラ。私も、誰かの声をキャッチできる人間でありたい。そしてこの本で感動できる、深みのある良い人間に育ったことに感謝したい。 | ||||
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人間模様を描き出す作品は数あれど、本作は田舎のコミュニティが持つ課題と魅力を、それぞれに上手に描き出していると感じる。登場人物のキャラクターもはっきりしていて、読み進めるにつれて感情移入も進む。最終的に、ジワっと胸があったかくなる読後感が味わえる作品かと思う。 | ||||
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本屋大賞だからと我慢して読みましたが最後まで面白さを感じなかった。 何と言えばいいのか… こんなこと初めてです。 | ||||
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