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52ヘルツのクジラたち
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52ヘルツのクジラたちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全45件 1~20 1/3ページ
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あまり感情移入出来なかった 主人公の周りの人々がそれぞれ魅力的であるのに比べて主人公にあまりにも魅力がない | ||||
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性欲。性欲って物に対して人ってとても汚い。相手を傷つけても騙しても得ようとする「あいつとやりてぇ」とか思ってるけど誠実を装う。この物語はそれぞれが52ヘルツの声を出してたと思う。人は愚かでも美しい。愛は良くも悪くも劇薬です。文章がとってもキレイ水面を見てるような文字の並びが気持ちよかった。人物がいい面悪い出てて実際の世の中もそんな物だと思う。泣けるって絶賛されてた程泣けなかったけど最後のあたりは涙流れた。みんな愛が欲しいでも望んでる愛がみつけられるかは自分も相手も運次第。愛されたい 愛したい 愛ってなに? 愛されてるんだきっと…大丈夫なんだ 愛してるよ今だけね 愛したいけど愛せないよ 色々な52ヘルツの声を聞いた気がしましたね。愛は良くも悪くも劇薬なの。 | ||||
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AmazonのAIさんは「ほんわかした内容で、こころがあったかくなる作品」とサマリーしています。 私は、全く逆の感覚を持ちました。 確かに、田舎町の風景、村中の登場など、緩衝材はいくつかありますが、 テーマは、虐待、ネグレクト。辛い描写が多いです。 こういうのが本屋大賞になるんですね。 クジラたちの物語ではない、人間の話です。 途中で本を閉じました。 | ||||
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登場人物の境遇に共感を持ちながら読み進めましたが、中盤あたりから、ちょっと設定がリアリティに欠けるというか唐突感があるところも。「そんなことだったんかい」とツッコミを入れたくなるところがありました。 また、主人公たちを苦しめる立場にいる人たちが、やや、「The 悪」として描かれすぎというか、反対側にいる人たちの方がシンプルに描かれすぎていた点も違和感ありました。 (最後のバーベキューのシーンも、「そんなことある?」という点があり、ちょっと無理やり入れ込んだシーンという印象を受け) ただ、52ヘルツのクジラのタイトルにもあるように、自分の思いが届かない孤独感、この辺りの描写はとても心に迫るものがあり、共感しながら読むことができて良かったです。 | ||||
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冒頭は,こまぎれに出てくる情報が, 後半になるにつれ収斂していく. 絵にかいたような(小説に出てくるような),不幸な登場人物たち. 親ガチャ・虐待・性的マイノリティなどセンシティブな内容が出てくるが, あまりにも救いのない設定や展開に現実感が薄れてしまった... また,主人公の恋愛については,現実では起こりえないものではないか? (その後の展開も,現実的ではない...) 「小説なんで..」と言われればそれまでだが, 作り話感が強すぎて心に響くものがなかった. ただ,物語としては,きれいに纏まっており, クジラの鳴き声というのも題材として興味を惹かれた. 主人公と少年が心通わせる展開は,読んでいて素直に喜べた. | ||||
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最初に言いたいのは、自分はミーハーで話題作だからという理由で手に取ったし読書量も多くない。ましてや、こんなに面白い小説なんて逆立ちしても書けない。しかし、どうしても物言いが浮かぶ。虐待やLGBTQのテーマは昨今のトレンドではあるが、もう少し勉強して欲しかった。身体的虐待なんて、もうある特別な事例ですよ。溢れているのはネグレクトや無関心です。叩かれる事すらない空気みたいな生き方を強いられる事が多い。労働として親に必要とされるのは、ある意味被虐待児にとって救いになっている面もあるという悲劇ですよ。(主人公はその境遇で喜びを感じていたけど、義父が社長ならわざわざ身内に世話を頼まないと思うんだよなー。だってお金で雇ったプロの方を信じるでしょ。薄い家族の絆よりも)それに親は外にはとても良い親演じるし子どもが着る衣服なんて逆に綺麗だと思いますよ。だって、無関心でいる罪悪感を拭うのは物を与えることですからね。周りはわからないですから、当事者はホントに孤独感を味わう。あんな叩かれた痕なんか残すはずないよ。あんなん同情を与えるようなもんじゃん。周りはわからない。外面は良い。そのうち周りからは「きっとこの子が悪いに違いない」って思われ出すし、被虐待児も愛着障害から人の付き合い方が歪で捻じ曲がったモノになる。いとしくんは中学生でしたっけ?前思春期に入る時期から大人への不信感が募るし、ましてや虐待の経験あるならあんなに穏やかなはずないでしょう。もっと激しいと思いますよ。しかも母親と父親は派手な生活してたんだから尚更でしょうもん。もっと主人公に当たり散らかして利用してやろうとするよ。憎しみに似た愛情をぶつけてくると思いますが。遺伝というファクターを感じない。あの子は川でも拾ったんですか笑 主人公も虐待受けているんなら、あんなに達観しないでしょ。多分、いとしに苛立ちや妬ましさを覚えるよ。かつての自分を重ねて感情ぶつけちゃうよ。曲がりなりにも虐待環境に我慢して耐えてきた自負はあるでしょうから。この子の現状にイライラしてね。まぁそれが虐待の負の連鎖ですけどね。 あと、虐待する親を絶対悪のように書いていたのも寒気がしました。虐待する親にも親の事情あるんだから、もっと複雑に背景を書いて欲しかった。本屋大賞で映画化されてるんですから、世の親の陰性感情掻き立てちゃうよ。この多様性の時代に自分の人生を多少なりとも犠牲にして子供を育てるって尊いものですよ。これじゃ、ワンオペや再婚、父親いなくとも親は子を大事にするのは当たり前という強迫観念を植え付けかねない。もちろん、子供は大事にされるべき。ただ虐待やLGBTQ扱うんなら「それぞれ事情あるし、みんな大切にしている価値観がある。足りない分はみんなで支えようよ!」という雰囲気欲しかった。大分の田舎が舞台なら、隣近所の厚かましくも暖かい人付き合いとか醸し出せそうだし。けど、今回のお話は虐待された若者が被虐待児を救うというお世辞にも夢物語にしかならない内容だった。 ちなみにLGBTQの登場人物を「なりたいものになりたかったがなれなかった」みたいな立ち位置で書いていたのがちょっと残念だった。彼ら彼女らはそんな次元に生きてないですよ。何よりも「男」「女」「らしさ」など「」で括られることを嫌う人が多いと思います。だから、男性女性とかそんな事よりも「唯一無二の自分」というアイデンティティが重要なんですよね。その点、主人公は無意識ながら超越した存在として認めていたなと思ったら、アンさんの母親のやり取りで流れかわったなと思いました。あの人の母親が性別を超えてその人を認めていたのか、それよりも性役割ばかりに終始して娘としか見れなかったのかを丁寧に書いて欲しかったな。 結局、町田先生は何を伝えたかったんですか? | ||||
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少し前の本なので仕方ないかなと思いますし、読めないわけではないので問題はないですが、カバーが傷んでいて少し残念でした。 思っていたより文字は小さめです。余白が多い(笑) 細かい字が苦手な方はちょっと辛いかも。 内容の面白さは人それぞれと思うので、ここでの記載は避けますが、それぞれが抱える悩み(闇)と光が交わる温かい作品でした。ただ、やはり内容はちょっと重たい。 | ||||
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読んでいて細やかな情景描写がしっかり書かれているところはわかりやすくて良いのですが… 内容が題材からズレている?ことが時折見受けられます。 貴湖がアンさん話ばかりな部分や、全体的に登場人物の会話に真剣味があまりないためか漫画かアニメのような作風に感じてしまいました。 もう少しお話の題材にスポットを当てるべきではないか?と思いました。 そうすると現実的に見えてきて感情移入しやすくなる気がします。 あと貴湖にちょっと品性をもたせてあげてほしかったです。口調が軽めで、少年をあんたと言う点が気になりました。君キミと呼んだら良かったかな。 難しい題材ではありますが普遍的に良い話ではあります。 少年が救われ貴湖が自身の弱さに向き合う姿など、心に傷を抱えた二人が強くなろうと成長していく場面は良かったです。 | ||||
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時折出てくるお世話になった方への描写がくどく感じました それを元に回想し何度も語られる自己の体験 不幸自慢をされている様で、感じたくなくてもその程度で不幸思えるなんて恵まれる。と感じたくもない事を感じさせられます 不幸を題材にすれば普段本を読まない様な人達でも同情という点から、感情移入しやすく面白いと感じられるのでしょう。 イライラしすぎて途中で読むの辞めてしまいました。自分も普通の環境で生きられる様になったらまた読みたいと思います | ||||
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2章で終わっていれば最高だったかな。 それ以降は読者の想像に任せて欲しかった。一言でいうと 売るための本 | ||||
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毒親による虐待、LGBT、ヤングケアラー… 不幸要素・感動要素を盛り込みすぎていて、小説とはいえ現実離れしすぎていると思いました。「本屋大賞」の肩書に引かれて期待が高すぎるとたぶんがっかりします。 | ||||
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素敵なタイトルと装丁に惹かれて購入。 読み始めてすぐに、文体が軽すぎることが気になる。 我慢して読み進め、ストーリー的には続きが気になって最後まで読み終える。 読み終えた後にモヤモヤが残る。それは扱っているテーマ故、というよりも登場人物の描き方が乱雑であったことに由来するものである。 他にもレビューで書かれている方がいるように、背景をもっと掘り下げて書いて欲しかった。粗雑に扱われる人物がかわいそう。 私は現在30代前半だが、10代だったら「良いお話だった」で終われたかなと思う。 | ||||
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連鎖する虐待。他には聞こえない悲鳴。あまり好きではないな。好みの問題ですが、余韻はない。 | ||||
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タイトルと内容はとても興味深かったですが、ちょいと僕には波長が合わなかったな。 | ||||
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面白かったですが、個人的にはのめり込めませんでした。 いかにも本屋大賞に選ばれそうな内容ではありました。 読みながら映像化した方が面白そうな作品だなと思いました。 本当の52ヘルツのクジラは1頭だけなのでしょうが、この物語のように人間界では52ヘルツのクジラはめずらしくないのでしょうね。ただ、本物の52ヘルツのクジラは他者と一生交わることは無い。 | ||||
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登場人物の暗い過去があり、とにかく、てんこ盛りにしている。しかし、人物の発する言葉や行動に深みを感じない。そのため、私には、作者の都合の良いように、時代に合わせた過去を付け合わせている感じが抜けなかった。 | ||||
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何度も何度も泣きながら読み終えました。 確かに万人受けしそうな美談のようにまとめられており、映画化も納得です。 しかし…社会問題と不幸をこれでもかと言わんくらいに詰め込んだ割に、 背景描写や心理描写、まとめ方が雑では… と感じました。。 あまりに高評価だったので期待して購入しましたし、何度も泣きましたがここまで評価されるのが何故なのか少し疑問です。。 自分が擦れまくった大人だからでしょうか。。 辛いお話だけど清いものが読みたい、 て方には合っているかもです。 | ||||
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魅力的なタイトルと、タイトルに秘められた想いをもとにストーリーは進み、特に前半部分は展開に惹き込まれました。 以下、ネタバレ注意ですが、 LGBTQをサプライズ的に使う安易さにがっかりし、虐待、DV、介護、痴呆といろんな問題を盛り込み、一つ一つの問題に深く切り込めていない印象でした。 本屋大賞なだけあって、読みやすいですし、楽しめる作品なのは間違い無いですが、他のレビューにあるような心震えるほどの感動、というほど深掘り感は自分は感じなかったです。 | ||||
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児童虐待、LGBT、認知症。欲張りすぎてとっちらかった感があったが、それなりに楽しめた。ただ、文庫版解説を読んで評価が覆った。本屋大賞を受賞するくらいなのだから、書店員からの推しが大きかったとは思う。それでいいではないか。それなのに、解説の人がむやみやたらと感動作だとあおってくると、逆に冷めてしまう。その辺の所をもっと上品にまとめられなかったのだろうか。 | ||||
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虐待を経験した者同士、世代や男女を越えてがんばって生きていこう的な話し。 何人か悪人が出てくるのだが、清々しいほどに悪魔的 虐待系なので主に親が悪なのだが、どうしても虐待してしまう親の葛藤みたいな部分の描写がないので、ホラー小説を読んでるような感覚を味わえます | ||||
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