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52ヘルツのクジラたち
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52ヘルツのクジラたちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全503件 341~360 18/26ページ
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続きが気になり、一気に読み進めることができた。登場人物は虐待を受けていたり、トランスジェンダーだったり、喋れなかったりと様々な口に出せない苦を抱えている。その苦を発信して聞いてくれる人間がいれば救われるし、人生も大きく転換し始めるのだなと感じた。 キナコが52の声をしっかり聞くことで52は徐々に心を開いていき、自分を変えていく。周りの環境ってすごく大事だと実感した。 人間の人生って環境に左右されまくる。生まれた環境もそうだが、自分で選択した学校や会社や家庭で大きく左右される。逆に言えば人生なんてすぐに変えられるということ。遅くなればなるほど、行動を起こしにくくなるので思ったら早めにとるのがいいかも。そう考えると後悔ってあほらしい。だって選択って日常にちりばめられている。いちいち後悔していたら時間なんて足りやしない。 【その他感想】 ・美晴の彼氏の匠が良いやつすぎる。多分登場人物の中で一番でしょ。 ・九州が舞台なのは嬉しい ・映画化されそう | ||||
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ネットとかでよくまとめられているゴミみたいな小話、あるじゃないですか。 だいたい姑とか近所のママ友とかが悪役で、めちゃくちゃ底浅くて衝動的な悪事働いて、 その後爆速で報いを受けて離婚したり刑務所にぶち込まれたりするやつ。 本書はまさにそれです。ただし200ページ以上続きます。 つらい過去を持つ主人公が、なんか「悪い人」に虐待されていた少年と出会って、なんか「いい人」にひとめぼれされて、なんかそこから立て続けにいいこと起こって、なんか「悪い人」が自爆して解決します。 全体的な登場人物たちの底の浅さは瞠目すべきものがあります。完全な善悪二元論で個々の人類がどちらかの側に属する恐るべき世界観です。 「悪い人」は悪いことしか考えず、悪いことしかしないし、「良い人」はその逆で他人のために死んで見せたりします。 どちらか一色なので皆人間らしさが一切なく天使と悪魔の戦争でも見ている気分になります。 そして話の展開も神話レベルでご都合主義かつ意味不明です。 主人公がビンタかました男が30頁後に唐突に主人公に惚れた、と宣言をしたとき僕は本の乱丁を疑いました。あくまで一例でしかなく、このレベルの珍事が随所に散りばめられてずんずん物語が進んでいきます。ひどすぎます。 ただ一ついいところを挙げるとすれば虐待描写のリアルさでしょうか。ゴミ箱のケーキの残り食うシーンとかは真に迫るものがありました。しかしこんなもんだけがリアルでもただただ胸糞悪いだけです。そこからはきらきらご都合主義が待っているので猶更醜悪な部分が悪目立ちしています。 総じて、僕が今年度読んだ本の中で間違いなく最悪でした。 何かもう読んでいて「自分は何をしているんだろう」と悲しくなりました。 頑張って働いたお金でなんでこれを買ったんだろう、なんでこれに期待してしまったんだろう、なんで 休日をこれにあてたんだろう。 もう夜です。いろいろできた時間を、この本を読むことにあててしまいました。 いつも本を読んだ後はさわやかな読後感とか、一抹の寂寥感とかがあるのですが、今あるのは眼精疲労と胃のむかつきのみです。 何の仕打ちでしょうか。僕が何をしたというのでしょうか。 この本の著者、発行した出版社、本屋大賞に選んだ店員たち。 僕はあなたたちを許せそうにありません。 | ||||
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孤独を感じている人、感じたことがある人に読んでほしい作品です。 そしてあの時の心のSOSを受け取ってくれた人を思い出してほしい。その時私は確かに52ヘルツで叫んでいたし、そしてその人にはあなたの声が聞こえたはず。 まだ孤独を叫んでいる人は、きっとこれから出会うはず。あなたの52ヘルツの声が届く人に。 そして、この本を読んで私自身誰かの52ヘルツの声を聞いてあげられる人になれたら良いなと思った。そんな作品。 涙なしには読めなかったです。 進めるごとに涙が出てきて、久しぶりに当たりを引いたなと、、、一生涯心に残ると思います。 虐待の描写は自分の幼少を思い出させました。 中々リアルな描写だったのではないでしょうか。虐待経験者ならこの気持ち理解できると思います。 フラッシュバックして結構きつい、と思いながら読んだけど、物語の中で救われる主人公たちに感情移入というかある種の昇華を得た気がします。 希望を貰えるような、そんな優しい作品です。 ぜひ読んでみてください。 低評価の声もありますがそれを自分の感想だと混同せずに、自分自身で一度読んで感じてみてください。刺さらなければ作品のクオリティ云々よりもあなたには刺さらなかっただけ。他にあなたにぴったりの物語がある。 もしあなたの心に残る作品になればそれは誰が何を言おうとあなたの宝物になるはずです あと、竜とそばかす姫が好きな人なら好きそう。ストーリーに似てる部分あって映画館で驚きました。その上鯨だしね。安直だけど。 | ||||
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考えてみれば共感できることが多くて、最初、私は誰なのかわからないではじまるストーリー。何があったのか知るにつれ引き込まれてクライマックスが終わると物語も終わる。あっという間に読めてしまう面白くて考えさせられるお話でした。 | ||||
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人を支えられるのは人なんだ。 哀しく辛い話ですが最後には希望、勇気が貰える話です。明日から他人へもう少し優しくしてみようかなと思える作品でした!! | ||||
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この小説は100Pも行かず読むのを止めました。読んでいてつらい気持ちになる小説はいらない。 | ||||
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繊細なテーマを扱っているはずなのに、肝心なところの繊細さが足りない。何故そんな呼び方をするのか。ロボットみたい、あまりに無機質。もっと気を配るべきだったのではと思う。そこの違和感でどこか感情移入し切れなかった。 上記の一点を除けば、他の方が書いている不幸てんこ盛りのケータイ小説というのは確かに、と思うところがないではないけれど、様々なそういった状況に近い人がいる事が、実際にいる、ということを世の中に広めるという意味で、良いとも思う。 個人的にはレビュー3.5くらいの感じ。 | ||||
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今の時代の色んなテーマが盛り込まれてるのにクドクない。 もう数回読み返してますが、とにかく良いっ!!! | ||||
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内容が浅すぎる。いかにもお涙頂戴のご都合物語という感じ | ||||
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面白かった。 本屋大賞受賞も納得です。 他の作品も読んでみようと思います。 | ||||
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とても良かった。映画化とかできそう! | ||||
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この主人公やムシと呼ばれている少年のように、私も無償の愛は貰えなかった人間ですが、喉を通らない味のしない食事を涙と一緒に無理矢理飲み込むような、あの感覚がリアルに描かれていると思いました。 リアリティがないと仰る読者の方も居るみたいですが、きっとこういう悲惨な経験をして来なかった人達だから、のめり込んだり共感できる部分が少なく、薄っぺらく感じるのではないかな、と思いました。 フラッシュバックで、途中で本を閉じたりもしましたが、最後まで救われない人達がいる辺りも現実的で、52ヘルツの声をあげるうちの一人としては読んでよかったです。 孤独感に苛まれて死を選びそうになる日もあるけど、きっと自分と同じように届かない声をあげている人が何処かにいるはず、一人じゃないよね、と思えました。 恵まれない境遇の中でも、何とか生き抜いてきた人達には刺さる部分がある作品なのではないかと思います。 | ||||
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虐待、DV、トランスジェンダーなど色々な問題が描かれていて、今の自分とは少し遠い世界だったけど、52ヘルツの声をあげてるいる人は周りにもたくさんいたのかもしれなくて、自分はどれだけその声を逃さずに聞けていたかなと、そしてきちんと見守れたことなんて今までにあったのかなと、そんなことを考えました。大事な人を見逃さないでいたい。誰にも言えないほどに辛かったことも、1人で寂しく泣いた夜のことも、もういなくなりたいとずっとずっと考えた日々のことも、全部受け止めさせてほしい。気持ちの全部はわからなくても、どこまでも寄り添える人でありたい。私と出会うことで誰かが幸せになるためのひとつのパーツになれたらいいな、と思わせてくれた一冊でした。 | ||||
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タイトルはどこで出てくるか?楽しみに読み進められました。一日で読み切ってしまいました。読んだ後、感動がじわりときて涙しました。おすすめです。 | ||||
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状況説明が多く会話が少なくテンポが遅いきがしました。 私に読みずらい本です。 今は中断してます。まだ全部よんでません。 | ||||
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前半はおもしろい。 前半はこの後どうなるか気になるなる。 主人公の周りにはネグレクト、介護、DV、浮気、虐待、トランスジェンダーなどいろんな問題がやたら出てくるがいくらなんでもここまで問題に見舞われる人はおらんと思う。 後半は期待はずれ。前半はワクワクしたのに後半はこんなもんかで終わる。 全体を通して読みやすくてサクッと読める。 | ||||
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一気に読ませてもらった。涙腺のゆるむ部分もあった。読み終えたあと、登場人物はみんな幸せになって欲しいと思いつつも、これはやはりフィクション。現実は甘くないよな...と。 | ||||
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ストーリーの構想としては悪くはないと思う。がしかし、あまりにも「非現実的」な内容がストーリーの生命線になっているため、なかなか感情移入して読めない。たしかに、この本のモチーフは現在の日本の家庭問題として取り上げられてよいテーマだと思うが、全体的に物語の素材一つひとつが飛躍し過ぎており、過度に題材が織り込まれているため、「物語のための物語」として仕上がっている。結果として、読後、私自身にとっての「次」につながってこない。『望郷』の「光の航路」などのほうが自然と余程心打つ。 | ||||
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本を読んで涙したのは初めてでした。感動です。 | ||||
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主人公が大分の小さな村に越してきて、そこで出会った少年を世話する中で、自分自身を見つめ直していく。 感想としては、まずジャケットの装丁の美しさやタイトルと内容にギャップあるなあということ。少し心削られる描写もある。 主人公の孤独さや内省的な文章構成は好み。だけど、虐待、DV、トランスジェンダー、ALS、自殺といった特殊事情多すぎない?ドラマチック過ぎない?と思ってしまった。でも一気読みしてしまう内容。エンタメとしてこの内容は面白く(と言って良いか分からないけれど)読めるけれど、聞こえない声を上げている人たちが、上げたくても上げられない人たちが、世の中には大勢いて、その人たちの何か少しでも助けになれないか(本書で言う「魂の番」になれないものか)と考えさせられた。 昨年の本屋大賞一位の流浪の月も児童愛者というマイノリティが一つのテーマだった気がするから、多様性とかマイノリティとか現代の社会のテーマが、本屋大賞にも影響を及ぼしているのかも。他の作品も読んで、本屋大賞のランキングの傾向なり決まり方なりも少し考えてみたら面白いかも。 | ||||
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