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52ヘルツのクジラたち
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52ヘルツのクジラたちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全503件 321~340 17/26ページ
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主人公の虐待されていた時やその虐待から逃れた後の心情が自身が本当に体験したのではないかと思うぐらい、リアルで驚きました。途中で読むのが辛くなる時もありましたが物語の展開も良かったです。 | ||||
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あまりに薄っぺらな展開に呆れて178ページで読むのをやめました。 | ||||
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流浪の月と同じようなカテゴリといっていいと思います。しかし流浪の月よりずいぶん救いがあります。 毒親のもとで愛されず搾取されて育った主人公、彼女がその地獄を抜け出して 助けられ、裏切って、後悔し、また別の虐待されている人間を助ける。 負のループから抜け出すループを自分が作れば、新しい幸せのループができる。 そんなふうに思わせてくれる物語でした。 物語の筋じたいは今となっては珍しいものではなく、王道の筋書きを通っていると思います。 性同一性障害というものを扱うのも最近の小説の流行だな、とも思いますし。 最近読んだ浅井りょうさんの正欲も多様性とは何かを問うもので、 今の時代は本当にいろんな価値観があり、それを認めるような風潮の中で まだどうしても新しい価値観を受け入れられない人がいる。 この物語でもそういった悪意なき悪意が人を苦しめていたりする描写もでてきます。 でも基本的には虐待されて育った人間が、愛を求める物語。 この話はその普遍的な物語を「鯨の52ヘルツ」というものでまとめていて、構成がうまいなと思いました。 そしてなにより終盤のたたみかけは、これでもかってくらい愛を求め、愛を与え、愛を返される描写で ここは素直に泣けてしまいました。 そうですね、泣ける物語と言ってしまってもいいと思います。 作者も意図して泣かせにかかってると思います。 こういう物語が2021年で一番売れたというあたり、やはり人が求めるものってあまり変わらないんだなあ と思ったりします。 普遍的で、悲しい人間たちが愛し、愛される物語。 この主人公をひどいめにあわせてきた親と、何を考えてるかよくわからない弟のその後の描写がないのが 意外といえば意外。彼らがどうなったのかわからないけど 弟は弟で母親がうっとおしかったのかな? 老後はそれぞれ別で母は一人になりそうですね。 | ||||
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やばいわ、年取ると涙腺が緩くなっていけねー 途中からもうずっと泣きっぱなしで読んでたわ 世界中にいるすべての52ヘルツのクジラたちが魂の番に出会えますように | ||||
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楽しんで感動した方もいらっしゃるようですが、私にとっては「壁本」でした。メディアが大プッシュする小説がこれ?まじかよ。 虐待というセンシティブなテーマですので読者側のバックグラウンドによって感じ方は変わるのだと思いますが、私は非常に薄っぺらいと感じました。何という分かりやすい登場人物&勧善懲悪。 何より。 特に描写はないもののどうやら「美人」「可愛い」らしい主人公。彼女がもし人並み以下の容姿だったら? 主人公が出会った少年が美少年ではなかったら? それでもこの物語は成立したのでしょうか? むしろ現実は「美人」「美少年」ではない確率の方が高いと思うのですが。 そして個人的には「アンさん」がムリすぎます。セクシャリティではなく、性格が。途中で出てくる豹変DV元カレ以上に、「アンさん」がムリ。 思わずレビューなんて投稿するほどムリ。 | ||||
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本当に"普通"の人が好きそうな小説だなあとつくづく思う。あからさまに露悪的に書かれる主人公の母親、弟、交際していた男、愛という子供の母親と祖父、それにアンさんの母親。 特に主人公の母親と愛の祖父を書き方は、これでもかと言うほど両者を悪く書いてあり、勧善懲悪味が強すぎてうんざりしてしまう。 世間一般のLGBTへの無理解さを糾弾する目的でもあったのか、アンさんの母親の書き方も自分は性的少数者に配慮がありますという感じで臭い。 そして作中では特に悪く書かれていない愛の祖母の邪悪さも気にかかる。 多感な時期の娘を父親の元に残して去り、娘の後の非行の原因の一つになった愛の祖母 そんな人物が愛を育てきれるのか甚だ疑問。 第七章題のラストの感動の再会?シーン自体はシンプルにいいと思うが、その直後のクジラが跳ねる描写が安易な奇跡を演出しすぎていて辟易する。 多様性を謳いつつも表面的な面しか語られないそれに喜べる"普通"の人にはさぞ感動できる小説なのだろうと思う。 | ||||
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とんでもない虐待、暴力、憎悪、悪意、孤立、死、絶望 ・・・ 、しかし、その果てに、登場人物たちは、聴くことができない声を聴き、発することのない声を伝える ・・・ ストーリーは想像を超える展開をする。しかし、優れた読み物は、結局、地図帳や地球儀に似て(この物語の場合は「深海図」と言ったほうがよいかもしれない)、混沌を整理して、私たちに、世界の中の私たちの位置を伝え、優しい。 | ||||
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なんで読んだんだっけ?と思ったら、本屋大賞でした。 ハマる人はハマると思います。 今どきの大賞を取る小説と比べれば、かなりすっと入ります。 ハマる人はハマると思います。で、★4。 鑑みるに、LGBT 、DV、妾問題、ムラ社会とそれをひっくり返せるお方、人のうわさ、テレワーク、田舎暮らしその辺りに理解がある人なら超絶ハマると思う…って、それ、かなり今どき。 それを不快感持たせずに読ませるってんだから。確かに本屋大賞だわ…。 盛りあがると言う程ではないけど、前半がわりかし平坦ですが、ラストに行くにしたがってだんだんと盛り上がってます。最後まで読んだらいいと思う。 | ||||
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初対面の女に茶碗蒸しをスプーンで食わせる男なんていねえし、それを食う女なんていねえよ!それまでも現実味に欠けた内容だったけど、その時点で読むのやめた!なぜこれが本屋大賞? | ||||
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プレゼント先から喜ばれた。 | ||||
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主人公に、親近感が持てない。 主人公は、色々と不幸を背負っており、その闇が、終盤につれてだんだんと明らかにされていくのだが、他の人も言っているように、なんというか展開がご都合主義である。 主人公が不幸のどん底にいるときに、キラ星のごとく突然の幸福な出会いがあり、その人物に助けられていく展開には、正直、へこんだ。 私は子育てに追い詰められて、誰も友達がおらず、そこにはキラ星などあらわれるはずもなく、ただただ不幸な展開が続いて、孤独のなかで、最終的には精神の病を発症した。 私には友達がいないので、強烈な生い立ちの主人公の、人との出会いの恵まれた境遇に全く親近感が持てなかった。 要は、今現在幸せな人のための小説なんだと思う。 虐待や、性の問題など、昨今の話題のテーマも上手に取り入れられ、設定や着眼点がほどよく新鮮で、読み進めやすく、万人に受け入れられやすいのだろう。 まわりの人間がどんどん主人公を好きになったり助けたりする展開は、少女漫画の王道的なものを思わせる。 テーマが重いので、暗いようでいて、全体を通しては軽く、浅い、読みやすい、エンターテイメント小説だと思う。読んだあとに何か自分の中に残るかというと、私にとっては、何も残らなかった。 | ||||
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気が付いたらあっという間に読み終わっていた。主人公の壮絶な人生の回想シーンは読み応えがあって、でも辛いばかりじゃない、親友との再会、幸福なひと時など、アップダウンの振れ幅がすごくて、ストーリーに引き込まれます。 どうしようもない孤独感を、誰にも届く事のない声を発し続ける52ヘルツのクジラに例えるアナロジーも綺麗でした。虐待を受ける側はもちろんだけど、本作に置いては、虐待する側の親も52ヘルツのクジラだったんだろうなあ。アンさんもね。人の心を壊すのは、孤独。そんな事を考えさせられました。 | ||||
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主人公の経験を通して、愛とは何かを考えさせられる本でした。 スラスラと読めてしまい、あっという間に読み終わってしまいました。 | ||||
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54歳のおっさんです。内容には触れませんが、面白かったです。 | ||||
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中古本だったのでボロかもと思っていましたが、新品と思えるような本でした。 文庫本が出るまで待てなかったので中古本を購入しましたが、新品そのもので良い商品でした。 | ||||
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あっという間に読めました | ||||
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辛い現状や過去にどっぷりと浸かり幕を閉じるのではなく、次の人生へ誘ってくれる優しい物語 | ||||
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アンさんが音信不通→人知れず亡くなっていた あたりから、個人的にノルウェーの森の二番煎じみたいな展開だなぁ、と思った。 (ノルウェーの森は大好きです。こちらはちょっと、安っぽいというか…個人的に"なんかこれ、どこかで読んだことあるような" というような既視感を感じて、思い当たったのがノルウェーの森でした。) というか、その前に、普通に考えて子供のことを "52" なんて呼ばんだろ、と思った。 52 とか言い出したあたりで、興醒めしました。 人様の書いた作品を悪く言いたくはないのですが、残り50ページぐらいで、忍耐の限界を感じて、もう読むのをやめました。 | ||||
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大切な人を大切に想う、というシンプルな事を思い起こさせてくれた作品でした。ありがとうございました | ||||
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厳し目のコメントが多いようですが、私は面白かったです。 | ||||
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