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毒入りチョコレート事件
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毒入りチョコレート事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.70pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全44件 1~20 1/3ページ
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無事に届きました、有り難うございます! | ||||
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100年近く前に書かれた古典ミステリだが、自分がクリスティやクイーンなど海外ミステリを乱読していた〇十年前に、本作の名が名作として紹介されることは少なかったように思う。最近、多重解決もののミステリが流行っているようだが、その歴史的な先駆けとして再評価されているのだろうか。 現代に生きる自分としては、数多くのミステリに触れる中で様々なトリックや意外な犯人像をすでに知識として持っているので、本作で明かされる真相にそれほどの驚きは感じない。それでも、探偵役のメンバーらによって次々に語られる推理はとても楽しく、古臭さをあまり感じることなく読むことができた。古典であることを前提に評価して4★というところだろうか。 | ||||
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とにかくスッキリしない終わり方でした。 本の紹介のあらすじはとても面白そうで読んでみましたが、とにかくスッキリしない。ここまでスッキリしない終わり方の推理小説も珍しく感じます。これが名作と呼ばれるのは誇張しすぎでは? | ||||
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これは、人間が翻訳したのでしょうか? 機械翻訳でした。って言われたら、納得できるくらい、読み辛い。 例えば、 「解剖室の中で、あまり好意的すぎることは、ミス・ダマーズの考えによると、不親切すぎることよりも、はるかに大きな罪であるらしい。」 、、、え?なんて? いや、そもそも、解剖室って何? そんな単語、今まで出てきてないんですけど、、、 これは、何か、英語の熟語だったりするのか? って、話が入ってこない! | ||||
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内容のせいか翻訳がダメなのか、途中で挫折… | ||||
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一つの殺人事件について六人の人間が集まってそれぞれ推理するが、どれが結論とは決まらない「マリー・ロジェ」型推理小説。だが、中心人物にやたらと愛人がいてそれが後出しされるなど読者に対してフェアではないし、チョコレートを配達された人ではなくその友人の妻が死んでしまうのを、偶然ではなく最初から狙っていたという二つの推理は、そんな偶然を犯人がなぜ予想できたのかの説明が決定的に弱い。「女のほうが男よりチョコレートを食べる」なんて、いい加減にしてほしい。読み終わって拍子抜けする。 | ||||
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>「実際の確率は、おおよそ四十七億九千五十一万六千四百五十八分の一になるはずです。いい換えると、 それはゼロに等しいのです。どなたも異論ありませんか?」 > 第十項、彼女の顔つきから判断したところ、彼女は指先が非常に器用らしいです。 わたしだ。おまえだったのか。危うくだまされるところだったぞ。 上流階級の方々が、ヒマと金にものを言わせて犯人でっち上げ合戦を繰り広げる。 でっち上げ合戦を読みあううちに、探偵小説の語り口の違いに気付ける。 | ||||
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ある男のもとに、製菓会社から新製品のチョコレートが送られてきて、ひょんなことから、そこに居合わせた別の男が、そのチョコレートを譲り受けることになり、譲り受けた男が、チョコレートを持ち帰って、妻と二人で食べたところ、妻は死亡。男も意識不明になる。……チョコレートからは毒薬が検出される。 ……この事件の真相は、警察の捜査では解明されず、ロジャー·シェリンガムが会長を務める“犯罪研究会"の6人のメンバーが、それぞれ自分の推理を発表する。 ……同じアントニイ·バークリーの『ピカデリーの殺人』の探偵役の、チタウィック氏が、ロジャー·シェリンガム氏と"競演“するという、バークリーの小説のファンには、興味深い展開です。 ……ただ、なぜこの“犯罪研究会"でその事件を解明しようということになったのかとか、それぞれの推理が、演繹法に立脚したものか、それとも帰納法かというような、真相究明とはあんまり関係ないところで、議論がされていて、なんか回りくどくてややこしい。……それに、最後はちょっとヒネリすぎだと思う。……一つ手前の推理が真相でよかったんじゃないかと思う。 | ||||
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面白かった。一回目のどんでん返しの犯人を私は真犯人と途中から考えていたので、やっぱり!と言い気になっていたらもう一回ひっくり返った! | ||||
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Kindle版を購入。犯罪研究会の6人が毒入りチョコレート事件の推理を順番に行なっていく話。 翻訳が私には合わなかった。回りくどい言い回しが多く、話に入り込めなかった。 もし今後、違う翻訳が出たらもう一度読みたいと思う作品。 | ||||
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英語を訳したそのまま、という感じで、日本語としてこなれていない。文章として読み難く、話に入りこめないため、早めに読了をあきらめました。 | ||||
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ロジックパズラーの古典である。 ロジックパズラーというのは仮説検証を繰り返す本格推理小説の形式の一つだ。 本格推理小説の最大の問題は、冒頭の事件と最後の謎解きの間に挟まる退屈な無駄話だ。この無駄話はミスディレクションのためにある。それを少しでも短くしようとすると連続殺人になる。 これに対しロジックパズラーの最大の利点は推理で物語を埋め尽くすことができることだ。 ロジックパズラーには、他にコリン・デクスターの『ウッドストック行最終バス』『キドリントンから消えた娘』『ニコラス・クインの静かな世界』があるがコリン・デクスターの作品ではモース主任警部が一人で仮説検証を繰り返す。しかし、本書では6人の人間が推理を披露する。 ロジックパズラーは、"推理→誤りの指摘→次の推理"の繰り返し、という構成になる。このため、推理が次々とバカげたものになっていく。その様は、まるっきりコントだ。おまけに"誤りの指摘"が新事実の提示だったりすると、そのアホらしさに笑いすら出て来なくなる。 仮説あるいは推理とは所詮そういうものなのかもしれないし、"現時点で発表されている作品は"と断るべきかもしれない。しかし、これがロジックパズラーの宿命ではないだろうか。 そう考えればコリン・デクスターが『ウッドストック行最終バス』『キドリントンから消えた娘』『ニコラス・クインの静かな世界』の三冊で、この手法を放棄したのを才能の枯渇と決めつけることは出来ないのではないか。 結局、ロジックパズラーは本格推理のパロディー以上のものには成り得なかった。 読んだことが無いからロジックパズラーがどういうものか知りたいという人もいるかもしれない。 そのためには1冊読めば十分だと思う。 ではどの本が良いかというと個人的には本書を推奨する。何といっても古典だしね(笑)。 | ||||
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予想より、綺麗だった。 | ||||
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次々と展開される推理が、突飛では無いが展開の早さに引き込まれます。とにかく一度は読んでください。 | ||||
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若い頃読んだ時は本格推理の傑作と感動したが今回再読してそれほどの評価とはならなかった。本作は探偵小説という枠組みの中で行われる推理そのものを風刺しその基本的な欠陥を明らかにする事がテーマとなっており独創的ではあるが正統から大きくはずれた異端児といった印象が強い。 基本的な筋は記憶していたせいか全体的にまわりくどい理屈の記述が多く前半の3人の探偵までは退屈であった。後半の4番手の探偵シェリンガムからは鮮やかな推理の展開に引き込まれて一気に読めた。盲点を突く鮮やかなトリックには拍手喝采であるが本作を通常の探偵小説として見た場合その解決は強引であり動機などの心理面も表面的な記述に留まっており深みには欠けると思われる。 人物描写も現実感があり各人の個性がわかりやすく描き分けられているが推理の部分が多いため人間ドラマとしては物足りない。ただ脇役で登場する上品でお喋りなベラクル・ラ・マジレ夫人は生き生きとしていて印象に残った。 推理については帰納法と演繹法が示されておりその基本的欠陥が見事に示されている。特に演繹法を使ったブラッドレーの推理は後のエラリー・クイーンを思わせるほどであるだけにその結論は苦笑せざるを得なかった。演繹法が推理小説の王道であると長年信じ込んでいただけにこの部分は痛烈であった。 蛇足であるがチタウィックはブラッドレーの推理(2)を演繹法として分類しているがブラッドレーの推理(1)の誤りではなかろうか。また前半でシェリンガムがモレスビー首席警部にフレミング夫人が「演繹的推論」を引き出したと述べているがこれも演繹法とはいえないのではないか。 | ||||
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翻訳がひどい。 ただ訳せばいいと思ってるかのような日本語 Google翻訳かと… なのでなかなか読み進められない。 自分は読書のペースは早い方だと思っていたが、こんなに進まないのは初めて。 そのためか内容もなかなか頭に入ってこなかった。 海外作家の作品についてはこれからは翻訳者にももっと注目して購入を判断するべきだという学びにはなった。 | ||||
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“毒入りチョコレートを食べた女性が死亡した!”事件。 だから『毒入りチョコレート事件』。 物語の核心をド真ん中に語りかけるタイトル。 ながら、読んでく裡に…一筋縄どころか幾筋もの推理が絡み合って…。 アガサ・クリスティの原作を映画化したジョン・ギラーミン監督の『ナイル殺人事件』。 事件が起きた客船に居合わせた人々(各々、容疑者でもある)の推理を イチイチ映像で見せる構成&演出が、 こんな感じだったなぁ。 我が国の作品では我孫子 武丸『探偵映画』なんかモロ本作の影響下だなあ。 セサミストリートの人形劇で… パンを持ってる人とピーナッツバター持ってる人が出会って、 更にナイフを持ってる人が切り分けて “ピーナッツバターサンドイッチ”が食べられる。 というのがあった(多分・・・)。 そんな感じのお話。 ネタバレとか気にしてたら、こんな説明しかデキないよ! | ||||
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内容はとても面白い。 もう少し読みやすく翻訳してもらえたら星5かな。 | ||||
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米澤穂信さんのおかげで購読した方が多いと思いますが、私もその口で引っ掛かりました。皆さんのおっしゃる通り、訳文がかなり読みにくい上に古典のため枝葉が多く、読み進めるためにはかなり斜め読みせざるを得ませんでした。米澤さん責任取って抄訳して。難しいとは思いますが(笑)。 | ||||
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「アンチミステリ」の古典的作品。ある女性が毒入りのチョコレートを食べて死んだ事件について、ミステリ愛好家の6人がそれぞれ調査し、1日ずつ犯人を当てる推理ショーを繰り広げていく。ちょっとセリフが冗長でまどろっこしく感じる部分が多いが、ミステリーにおいて探偵役のキャラクターがよくやる言動を皮肉りながら、ミステリー小説を小ばかにしていくスタイル。終わり方はちょっともやっとして読後のすっきり感はあまりないが、ミステリファンなら一度は読んでおきたいもの。 | ||||
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