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さらば愛しき女よ
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【この小説が収録されている参考書籍】
さらば愛しき女よの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全84件 81~84 5/5ページ
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チャンドラー&清水さんは、いつも私を本を読んでいる間、マーロウにしてくれる。読み終えても。しばらくたつとタバコのようにコーヒーのように何か物足りなさを感じ、また読み返してしまう。この本を読んで結末までくると恋愛時に「この女性のためなら死ねる」って思った今の自分より若かったころのこと思い出す。男性なら思ったことある人が多いと信じたい。男のロマンチックな想いと女性の現実性を描き、結末のマーロウのとった行動には、正直「ありがとう」と言ってしまう。大鹿マロイもそうだろう。破滅に向かうと分かって想う女性を追いかけるバカな男マロイ。でも、読み終えるたび、なんとなく優しい気持ちになる。 | ||||
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チャンドラー&清水さんは、いつも私を本を読んでいる間、マーロウにしてくれる。読み終えても。しばらくたつとタバコのようにコーヒーのように何か物足りなさを感じ、また読み返してしまう。この本を読んで結末までくると恋愛時に「この女性のためなら死ねる」って思った今の自分より若かったころのこと思い出す。男性なら思ったことある人が多いと信じたい。男のロマンチックな想いと女性の現実性を描き、結末のマーロウのとった行動には、正直「ありがとう」と言ってしまう。大鹿マロイもそうだろう。破滅に向かうと分かって想う女性を追いかけるバカな男マロイ。でも、読み終えるたび、なんとなく優しい気持ちになる。 | ||||
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『長いお別れ』がマーロウのなかで最も印象深い事件なのでしょうが、脇役に惚れるならこの大鹿マロイだと思います。ほとんど盲目に女性を追い続け、その先に待つものは・・。探偵フィリップ・マーロウの解決する事件は毎回そんなに複雑なものではないのですが、それはチャンドラーを読む主題ではないのでしょう。マーロウの視点・手触り・・・、たぶん友達にも恋人にもなかなかなってくれない男と生活をともにしているような気にさせてくれます。白黒でもカラーでもないような画をホウフツとさせてくれる、そんな清水さんの邦訳は最高です。僕でも俺でもなく、フィリップ・マーロウは私と言ってほしいですから。 | ||||
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『長いお別れ』がマーロウのなかで最も印象深い事件なのでしょうが、脇役に惚れるならこの大鹿マロイだと思います。ほとんど盲目に女性を追い続け、その先に待つものは・・。探偵フィリップ・マーロウの解決する事件は毎回そんなに複雑なものではないのですが、それはチャンドラーを読む主題ではないのでしょう。マーロウの視点・手触り・・・、たぶん友達にも恋人にもなかなかなってくれない男と生活をともにしているような気にさせてくれます。白黒でもカラーでもないような画をホウフツとさせてくれる、そんな清水さんの邦訳は最高です。僕でも俺でもなく、フィリップ・マーロウは私と言ってほしいですから。 | ||||
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