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さらば愛しき女よ
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【この小説が収録されている参考書籍】
さらば愛しき女よの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.18pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全87件 61~80 4/5ページ
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| 「さらば愛しき女よ」で定着している翻訳小説を、こんな甘ったるいタイトルにすること自体に違和感というか、強く言うと不快感を覚えます。先の「ロング・グッドバイ」も、「間違ったお別れ」に聞こえました。私自身は、「ノルウェイの森」以前の愛読者なので、村上さん自体が、さらば、愛しい人、なのですが……。「ノルウェイの森」を、どうして正しく「北欧家具」と訳さなかったのか、不思議ですね。村上さんも映画好きならわかると思うけど、フランス映画の名作「さらば友よ」を「さよなら、僕の友達」って改題されて再公開されるようなものです。 | ||||
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| 前作の「ロング・グッドバイ」を読み、ハードボイルドの世界に酔いしれた。というよりもマーロウの言動に酔いしれた。男たるものこうじゃなくちゃと自分を戒めた。今回は出版年数でいうと「ロング・グッドバイ」の十数年前となる。ハルキ氏が言うとおり、ずいぶんと印象が違う。インパクトは前回のほうが上、ストーリー展開も今回は劣る。それでも、憎たらしいことを言っては痛めつけられ、危険な状況に飛び込んでは無事に生還する。やはりこういう生き方をしてみたい、と夢を見た。それだけで読む価値はある。 | ||||
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| ハードボイルド派の王者チャンドラーの長編第二作「さらば愛しき女よ」1976年清水俊二訳が実に33年振りに村上春樹氏による新訳「さよなら、愛しい人」として甦りました。昨年は「長いお別れ」が「ロング・グッドバイ」の題名で出されましたが、今回は同様に「フェアウェル・マイ・ラヴリー」とはならず、ガラリとイメージを変える為に相当に苦労されたのではないかと思います。しかし結果的に見ると、歴史的名作という鎧を脱いで気取りが無くなった分(賛否両論あるとは思いますが)、今風のとても親しみ易い題名になったと言えるでしょう。今回どうにか旧訳のHM文庫を探して訳文を比較して私が感じたのは、昔の方が淡々として簡潔に書かれているのに対して、今回の訳は濃厚に感情が込められているという点でした。それは微妙な違いで、例として本書の最後の一文を以下に並べますと、旧訳「しかし、ヴェルマが行ったところまでは見えなかった。」新訳「しかしさすがにヴェルマが向かったところまでは見えなかった。」で、やはりそれぞれに違う味わいの良さを感じました。さて、今回読んで際立つ印象は若い私立探偵マーロウの大人気ないと言って良い奇矯なユーモアと言動です。何処の病院にいたと訊かれて「ペット病院」と答えたり、自分の印象だけで男を勝手にヘミングウェイと呼んだり、ピンク色の小さな虫の行方を気にしたりといった具合で、良く考えればタフな彼が深刻にならず正気を保つ為の方法なのでしょう。小娘アンがマーロウを評して「勇敢で強情で幾ら散々な目に遭わされても前に前にと攻め立て最後には相手を根負けさせる」と惚れ込む賛辞が最高です。物語はへら鹿マロイの野卑だが純粋な情愛と凄絶な最期に圧倒され、ある意味男よりも怖い悪女の仕掛ける非情な人間ドラマが読み手の心に深く刻まれるでしょう。ハードボイルド文学屈指の名作が再び華々しい脚光を浴びた事を喜び心から祝福したいと思います。 | ||||
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| 本書を読み始めてすぐ村上作品と似た印象を受けました。芯を持った主人公。主人公が語る比喩表現(本作の探偵マーロウは冗談ばかりですが)。そしてsurreal(超現実的)な世界の描写。 個々に確立した存在感を持った脇役達。小説に欠かせない美女二人と野獣のマロイ。死の危険を犯して挑戦する生き方しかできな主人公マーロウ。そして、緊張感溢れる単独潜入シーン。それは何となく映画イノセンスの侵入シーンを想起しましたが、ミステリーとしても人間の愛と悲哀を書いた小説としても、ロマンスの芽生えのスパイスも効いており、お薦めできます。 また一方で、村上さんが自身の小説の表現スタイル等においてチャンドラーから多くの影響を受けたであろうことを感じることが出来る点でも貴重な作品だと思います。 | ||||
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| 話題を呼んだ「ロング・グッドバイ」に引き続いてのフィリップ・マーロウものが(この翻訳者で)出ること自体、小気味良いフックのように「パツンと効いた」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?!ということで多少の驚きを契機に早速購入したのですが、「前作以上にスムーズかつスッキリした読了感」というのが当方の感想です。 その理由としては「村上調」に当方が慣れていることが大きいのでしょうが、今回は「過去の訳」を事前に読んでいたのも「スムーズな読了」につながったポイントかもしれません。とは言っても、実は(過去訳は)「途中まで読んで、そのままペンディング」していた実績があるので、やはり個人的には<村上調>が肌に合うのだと思われますし、「大枠の筋を知っていても十分に愉しめた」点が(当方の)本作の評価ポイントに反映されています。 (チャンドラーには不肖の読者ながら)さらに一歩突っ込んで<作品自体>に理由を求めるとするならば、それは「あとがき」に村上氏自身が書いていることと一致する気がいたします…(苦笑)。強いて例えるならば、「ロング・グッドバイ」が<レストランのカラフルなシーフードカレー>だとすれば、本作は<スパイスの効いたポークカレー>のような「シンプルだがクッキリとした切れ味とコク」を感じさせる逸品であり、ビートルズでいえば映画「ヤァ、ヤァ、ヤァ」のような、(優れているが)初々しさも感じさせる作品に映りましたが…どうですかね? 一点、個人的に難点(?)を上げるとすれば「帯の販促コピー(?)」でしょうかね…私だったら325頁の3行目の<キメゼリフ>をアレンジして使いたいような。※このセリフは当方の持っている「過去訳」には出ていませんでしたが…理由あるのかな? | ||||
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| この作品は、レイモンド・チャンドラーのフィリップ・マーロウシリーズを村上春樹が訳した二つ目の作品である(一作目は『ロング・グッドバイ』)。 あらすじは、序幕で(最愛の恋人ヴェルマを探す元服役囚)マロイが咄嗟に殺人を犯して逃亡し、現場に居合わせたマーロウはマロイとヴェルマを探そうとする。だが、(新たな別件の殺人等の)厄介な事件に巻き込まれて展開はマロイとヴェルマからそれていく。複雑で酷い目をみながらもマーロウは、ラストでその真価を発揮し、一連の出来事をまとめあげてマロイとヴェルマの再会を実現しようとする。だが・・・(それは読んでからのお楽しみ)。 序盤は解かり易く派手な展開で読み手を惹きこみ、中盤で推理しようとする読み手を複雑な展開で煙に巻き、ラストで全てをあるべき場所に収めるストーリーは流石と言えます。 そして、読み終えた後に感じる「哀愁」と「妙な納得」は『ロング・グッドバイ』同様に感動の域に達しています。男と女の間に流れる一つの真実を描いた作品として印象的でした。 『ロング・グッドバイ』では「ギムレットを飲むには早すぎるね」と言うセリフが有名で印象的ですが、この作品では「私に近づくんじゃない。このうすのろが」が私にとって印象的でした。もちろんどの場面で誰によって話されるかは本作を読まなければわかりません。 | ||||
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| 文庫の清水版とハードカバーの本書がほぼ同じページ数。『ロング・グッドバイ』の時も驚いたけど、『さよなら、愛しい人』でも、前は省略されていたのを読んで感動していたんだ…という気持ちになりましたけど、今回はどちらかというと「清水さんが省略したくなるのもわかるわな」と思いました。 というのも、マーロウが行動を起こすたびに、細かな人物、風景描写が必ず付くんです。それによって物語の流れがプッツン、プッツン途切れてしまう。 どっちの読書体験の方が、より物語に入り込めるかといわれれば、清水訳の『さらば愛しき女よ』でしょうかね(タイトルもさすが映画屋さんだけあって清水さんの方がいいし…というか日本の翻訳小説全体の中でも『さらば愛しき女よ』は素晴らしいタイトルに入るでしょ)。 村上さんも役者あとがきで《「ここまでややこしく書かなくてもいいだろうに」とついつい愚痴も言いたくなる》と書いていますが、とにかく村上訳で初めて全貌が見えたチャンドラーの作品の細かな描写には驚かされます。 | ||||
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| 数々の映画的、映像的な印象深いシーン。 魅力的な登場人物たち。 マーロウはもちろん、 なんと言っても「大鹿」マロイ。 ただでさえ、すばらしい小説が 村上春樹訳で、さらに魅力をました。 そう思いました。 あとがきには、次の予告めいた一文も。 村上春樹によるチャンドラー。 これからも、楽しみでしょうがない。 | ||||
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| 「ロング・グッドバイ」に続く、村上春樹によるレイモンド・チャンドラーのフィリップ・マーロウものの新訳です。「さらば、愛しき女よ」というタイトルが秀逸すぎるだけに、ちょっとこのタイトルは微妙なものかなぁと思いますが、新訳になって若いマーロウが世の中に誕生いたしました。 ただ、ただなんですが、、、改めて今作を読んだのですが、村上春樹さんの訳がどうこうという話ではなく、作品としてちょっと違和感がありました。 昔読んだときには、巨漢のマロイのあまりにも純情な恋心と、マーロウの殴られても殴られても事件解決のためにはトコトン捜査を続ける男っぷりだけが教列なイメージとして残って、全体的にはかっこいいハードボイルドという風な認識をしていました。それが今回新訳で読んでみると、、、マーロウ、どちらかというとどんくさいです。 確かに昔からマーロウはよく殴られて気絶したり失神したりするタイプの私立探偵ではあるのですが、この作品では結構殴り倒されたり失神させられたり監禁されたりと、ひとつ間違えたらそのまま殺されてしまうようなケースが多過ぎです。マーロウってこんなにどんくさかったっけ? と過去のイメージとのギャップがありました。「ロング・グッドバイ」を読んだときはそんな違和感はなくてマーロウはマーロウで格好良かったのですが、どうしてこの作品だとそんな事を思ったのかは自分でもわかりませんが、少し違和感がありました。 あとがきにあるように、チャンドラーの、フィリップ・マーロウシリーズに出てくる女性への描写は本当に平板で「美女」「セレブ」「奔放」(そしてちょっと「愚か」)の象徴としてしか出てこないだけに、それに輪をかけて主人公のチャンドラーがどんくさいとなると、ちょっとしまらないなぁという風に思いました。ひょっとしたらこれは、本作がいくつかの短篇をベースに長篇にバージョンアップしたものだからかも知れませんが、マーロウの推理というのがほとんどあてずっぽうに近かったり、外部から与えられた情報に頼りすぎるところも大いに関係するのかも知れません。ハードボイルドというのはそういうものだという意見ももろちんあるでしょう。←このあたりの流れは、そのままロバート・パーカーのスペンサー・シリーズやローレンス・ブロックのマット・スカダーシリーズにも引き継がれていて、スペンサーやスカダーがときどき「何をやっているかわからないけれど、全員にあっていればそのうちそれを嫌がる人間が動き出すんだ」という事を言い出す所に見事に引き継がれています。 ただ個人的にはマーロウに深い思い入れがありすぎるからか、もっとマーロウって知的な部分は知的でやせ我慢して、どんな相手にも屈せず事件を解決する、卑しい街をいく騎士みたいなイメージがあったのでちょっとそのあたりがひっかかりました。 もちろん、それは村上春樹さんの新訳とはまったく関係のないプロットやストーリーの話ですので、前に「ロング・グッドバイ」のときにやったように、今度は旧版の「さらば、愛しき女よ」とこの「さよなら、愛しい人」の役を読み比べてみたいと思います。そうしたら、また新しい発見があるかも知れません。 村上春樹さん、フィリップ・マーロウ、どちらのファンでもあるのでそういうのもまた楽しい読書です。 | ||||
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| いかにも現代的というか,読みやすい翻訳のおかげであっという間に読むことができる。 チャンドラーの言い回しの妙がしっかりと伝わってくる作品になっている。 原書で読もうという気は起こらないけれども,次の作品に期待してしまう。 | ||||
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| この作品に出逢ってなければミステリファンになってませんもの。十代の頃純文学かぶれだった自分は、某ミステリの女王様や,出すもの何故か全てベストセラーの推理作家等の作品を読むにつけ失望していましたが、この矢鱈とキザったらしい有名タイトルを最後にミステリを卒業すべく手を出したのが間違いでした(苦笑)完全にノックアウト!マーロウなる得体の知れない,まるで女以上に繊細で心優しい私立探偵は一体何者だ?大鹿マロイって…今に到るも彼と類似したキャラクターには,メディアを問わずお目にかかった事がないです。ヘミングウェイ…架空現実問わずもがな,悪徳警官数多おれど、彼だけは唯一心寄せられる存在です。レッド…マーロウの上をいく,愚かで心優しいチンピラです。…チャンドラーは神です,ハメットが肌に合わなかった自分には特に。その後ロスマクに走っちゃいましたがね(笑)その挙げ句本格物にもハマり、ディクスン・カーも神様扱いしてますが(苦笑)でも最後に帰ってくるのはいつもこの作品です。正直某作家さんには、「長いお別れ」みたくこの「さらば愛しき女よ」だけには手を触れてほしくないですね。弄る必然性は皆無じゃないですか、ねえ? | ||||
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| この作品に出逢ってなければミステリファンになってませんもの。 十代の頃純文学かぶれだった自分は、某ミステリの女王様や,出すもの何故か全てベストセラーの推理作家等の作品を読むにつけ失望していましたが、この矢鱈とキザったらしい有名タイトルを最後にミステリを卒業すべく手を出したのが間違いでした(苦笑) 完全にノックアウト!マーロウなる得体の知れない,まるで女以上に繊細で心優しい私立探偵は一体何者だ? 大鹿マロイって…今に到るも彼と類似したキャラクターには,メディアを問わずお目にかかった事がないです。ヘミングウェイ…架空現実問わずもがな,悪徳警官数多おれど、彼だけは唯一心寄せられる存在です。 レッド…マーロウの上をいく,愚かで心優しいチンピラです。 …チャンドラーは神です,ハメットが肌に合わなかった自分には特に。その後ロスマクに走っちゃいましたがね(笑)その挙げ句本格物にもハマり、ディクスン・カーも神様扱いしてますが(苦笑) でも最後に帰ってくるのはいつもこの作品です。 正直某作家さんには、「長いお別れ」みたくこの「さらば愛しき女よ」だけには手を触れてほしくないですね。弄る必然性は皆無じゃないですか、ねえ? | ||||
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| フィリップ・マーロウの個性が遺憾なく発揮されている作品。 刑期を終えて8年ぶりに出所したマロイが、かつての恋人・ヴェルマを訪ね行く。 そこに偶然、マーロウも居合わせてしまうことから物語が展開して行く。 レイモンド・チャンドラーの文章表現(乾いたタッチ)とマーロウの愚直なまでに自己のダンディズムを貫こうとする姿が、ラストで一気に盛り上がります。 「長いお別れ」も好きですが、「さらば愛しき女よ」も大好きです。 | ||||
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| フィリップ・マーロウの個性が遺憾なく発揮されている作品。 刑期を終えて8年ぶりに出所したマロイが、かつての恋人・ヴェルマを訪ね行く。 そこに偶然、マーロウも居合わせてしまうことから物語が展開して行く。 レイモンド・チャンドラーの文章表現(乾いたタッチ)とマーロウの愚直なまでに自己のダンディズムを貫こうとする姿が、ラストで一気に盛り上がります。 「長いお別れ」も好きですが、「さらば愛しき女よ」も大好きです。 | ||||
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| 30代のはじめからチャンドラーを読み始めて、短編集なども読みました。 映画のイメージもあるのでしょうか?この作品が一番しっくりきます。 決してマーロウにはなれない私ですが、 この中にある男としての生き方、決して幸福でも不幸でもないが、静かに、そしてある種の諦念を持って生きる姿に共感を覚えます。 40代も色々あり、人生もあと残り5年かな?それとも10年かな?と思える日々。 それでも生きることに飽きることなく、マーロウのように淡々と、しかしハートの中にまだある熱いものを無くすことなく生きたいものです。 | ||||
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| 30代のはじめからチャンドラーを読み始めて、短編集なども読みました。 映画のイメージもあるのでしょうか?この作品が一番しっくりきます。 決してマーロウにはなれない私ですが、 この中にある男としての生き方、決して幸福でも不幸でもないが、静かに、そしてある種の諦念を持って生きる姿に共感を覚えます。 40代も色々あり、人生もあと残り5年かな?それとも10年かな?と思える日々。 それでも生きることに飽きることなく、マーロウのように淡々と、しかしハートの中にまだある熱いものを無くすことなく生きたいものです。 | ||||
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| 30ではわからない、50では、知りすぎてあきらめてしまう、40だとわかるものが ここに書かれている。 マーロウは、偶然殺人事件に巻き込まれる。 その渦から出ることもできたのだが、 ”この仕事から好奇心を除いたら、何も残らない。しかし、正直なところ、私は1ヶ月、 仕事をしていない。金にならない仕事でも、仕事がないよりはましなのだ” と渦に飛び込んでいく。 ”相手がへとへとになって音をあげるまで、タックルとエンドのあいだを何度でも突破しようと するのね。” マーロウはそういう男だ。 | ||||
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| 30ではわからない、50では、知りすぎてあきらめてしまう、40だとわかるものが ここに書かれている。 マーロウは、偶然殺人事件に巻き込まれる。 その渦から出ることもできたのだが、 ”この仕事から好奇心を除いたら、何も残らない。しかし、正直なところ、私は1ヶ月、 仕事をしていない。金にならない仕事でも、仕事がないよりはましなのだ” と渦に飛び込んでいく。 ”相手がへとへとになって音をあげるまで、タックルとエンドのあいだを何度でも突破しようと するのね。” マーロウはそういう男だ。 | ||||
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| 個人的にはチャンドラーの一番好きな長編。私立探偵フィリップ・マーロウは冒頭で偶然にも刑務所を出たばかりの大鹿マロイの殺人を目撃する。マロイは昔の女のヴェルマを捜し求めている。その他の事件もひっくるめて、調査を進めるうちにマロイに同情的になって、最後にヴェルマに会わせる彼の優しさがたまらない。もちろん会ったところでお互いに幸せになれるわけもないんだけれどね(涙)。さらにセンチメンタルなエンディングには目頭が熱くなる。ハードボイルドファンのみならず、心の乾いたひと、必読です。 | ||||
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| 私立探偵フィリップ・マーロウは冒頭で偶然にも刑務所を出たばかりの大鹿マロイの殺人を目撃する。マロイは昔の女のヴェルマを捜し求めている。その他の事件もひっくるめて、調査を進めるうちにマロイに同情的になって、最後にヴェルマに会わせる彼の優しさがたまらない。もちろん会ったところでお互いに幸せになれるわけもないんだけれどね(涙)。 さらにセンチメンタルなエンディングには目頭が熱くなる。個人的にはチャンドラーの一番好きな長編。ハードボイルドファンのみならず、心の乾いたひと、必読です。 | ||||
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