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国宝
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国宝の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.56pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全393件 261~280 14/20ページ
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映画化されるので気になって読みましたが、圧倒的な世界観と独特な文体にひきこまれ、読むのが楽しみであり、終わりに近づくと寂しさが。良きライバルの俊ぼんと喜久ちゃん。映画でどこまで描かれるのか楽しみです。そして歌舞伎、本気で見に行こうと思いました。 | ||||
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文体が太宰を思わせて、ストーリィもおもしろかったのですが、 リアル書店の売り方が変。 平台に吉沢亮ヴァージョンの表紙を並べるのはいいとして、 本作が上下巻ということがわかりにくく、 読者にとってフェアではありません。 映画化キャンペーンなんでしょうが、それがマイナス点です。 | ||||
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堂々たるタイトルだ。内容を見ても、これはもう宮尾登美子、山崎豊子、有吉佐和子クラスのテーマである。で、実際に読んでみると、吉田修一らしい圧倒的なリーダビリティで、ストーリー的にはほぼ漫画だけれど(そういう意味では表紙を漫画家が描いているのはピッタリ)、特に上巻が面白かった。 上巻P146に「貧乏には品がある。しかし貧乏臭さには品がない」という某女流作家の言葉が紹介されていて、なかなか印象深い。これは実際に誰かの言葉なのかな? と思いチャットGPTに聞いてみたところ、「特定の著名人による名言として広く知られているわけではありません」との回答だった。創作なら、さすが吉田先生。 どうしても読みながら引っかかっていたのが、関西歌舞伎という言い方である。対して江戸歌舞伎という言い方がされているのだから、ここはやはり「上方歌舞伎」のほうが座りがよいと思う。また曾根崎心中の説明で、堂島に「どうしま」とルビが打たれているのも気になる(どうじま、と濁るはずだ)。 文句ついでに書くと、古い時代背景なのに、比較的最近の言葉があちこちに出てくることにも違和感があった。「ばあば」「じぃじ」「いらんわー、そんな情報」「早ッ」というような言い回しは、2000年以降のものだと思う。また解説はネタバレ全開で、事前に読んでしまったため、まさに「いらんわー、そんな情報」だった。 吉田修一は映画にとても詳しい。もしかして吉田先生は『さらば、わが愛/覇王別姫』(1993年香港・中国・台湾)がやりたかったのではないか、というようなこともふと思った。 | ||||
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昭和の頃のスポ根漫画、『ガラスの仮面』的で、それなりに面白く一気読みしたけど、それだけ。まあ、だから映画になったのかな。 特に何か残るかと言われれば、何も無い。 俊介は、一貫して喜久雄の当て馬で、困難を乗り越えて歌舞伎界に復帰したということになってるけど、意外にもあっさりとしていて、へーそうなんだ…で終わり。 喜久雄が超越して行く様も深く描かれていないし、物足りない感が残りました。 娯楽作品として読めば良いのだろうけど、それにしては長い。 | ||||
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商品画像とは違い、映画版の『国宝』のポスターが使われた映画コラボバージョンで届きました。 私は映画verの方が嬉しかったですが、念のためご参考に。 | ||||
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美しくもあり儚くもあり悲しくもあり、歌舞伎にのめり込める作品でした。 一度目は一気に読み進め、二度目は歌舞伎の演目や衣装を調べながら読み、三度目は深く読ませて頂きました。一つの本を続けて三度読んだのは初めてです。 感動いたしました。 | ||||
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まず表紙の絵に惹かれ、吉田修一に惹かれ、読み進むうちに主人公の現と狂気の狭間にどうしようもなく惹かれていった。久々にとても切ない切ない読後感だった。これから先、歌舞伎座の前の交差点を通るたびにこの思いをかみしめるだろう。 | ||||
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一気に読んでしまった 上巻の初めのヤクザの抗争の生々しさで一瞬先を読むのを戸惑ったが歌舞伎の世界に入ってからは歌舞伎座、新橋演舞場界隈など良く知った場所だったので読んでいて映像が浮かび脳内が映画鑑賞で引き込まれ1日で上下巻読んでしまった よい作品に出会えてよかった 吉沢亮による映画もはやく観たい | ||||
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映画鑑賞のため読み、歌舞伎の演目網羅が勉強になった。登場人物の心理や会話がところどころ、綾乃、徳次の成功譚は過剰と感じた。普通の役者と天才の違いをクサイ言葉を使わず描写するのは難しそう。 | ||||
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面白かった | ||||
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あっという間に読み終えるほど面白い小説でした。 主役の喜久雄の波瀾万丈…是非とも一読下さい。 | ||||
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期待して読んだのが悪かったのか、朝ドラの様な作品。 人物描写は浅く、作品の芸術性は低い。 単純に簡単に楽しむには良いかもしれないが、読みごたえは無い。 作者は時間と手間をかけて書いただろうが、心を削って書いた作品では無い感じ。 | ||||
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結構難しい内容では有りましたが、一人の人間の限界がどこまで続くのか、凄いよね。 | ||||
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歌舞伎界の事で、難しくはありましたが、先が気になり早く読みたくて、映画の国宝をどのように表現するのか楽しみです。 | ||||
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「きのね」以来の、作中の舞台が眼前にひろがる感覚を覚えました。栄光と凋落が目まぐるしく展開する物語の厚み、伝統芸能をかじった人間にとっても懐かしい生き生きとした情景が眼に浮かぶ表現に、圧倒されます。作家さんが実際に楽屋務めをなさったとかで納得です。 これを映画でどこまで(どの部分を)表現するのか、刮目したいところ。 | ||||
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話は面白かった。 けれど、爽快感はない。主人公が極道の親分の息子ということだけど、きっぷがいいとは感じられず、むしろぐじぐじしている。 借金を背負ったことを作中においても、読者からも賞賛されているが、むしろ当たり前なのでは?(丹波屋を会社と考えるならむしろそう) 本人の力量がなくて「家」の経営がうまくいかなくなっだけだと思うし、この経営難を作り出したのは、先代だし。 中盤でも、主人公にはこちらが驚くような思いきった行動をとって欲しかったけど、結局、うじうじしていただけ。 物語も前半は展開が早く、スピード感があったが後半はぐたぐただった。 故に★2つ。 読後の不快感が半端じゃない。 映画版で解消されるかと、期待している | ||||
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新聞連載時にも読んでいたが、改めて購入。ストーリーはもちろんのこと、歌舞伎に関する細部の表現が歌舞伎好きでも満足できるレベルで挿入され、歌舞伎界をどっぷり楽しめる仕組みに大満足。登場人物の人物描写も唸らされるものがある。改めて吉田さんの筆力に脱帽した。物語的な構造の小説が好きな人にはたまらない1編。 | ||||
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読むのきつかった。 | ||||
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青春篇を読み進める中、山と称される者と木と自称する者の違いは、この世の中の全てに当てはまるのかもしれないと感じました。 動かざるはずの山が自ら動いた行く末と、木が葉を茂らせ大木となり枯れ木になる様に期待感が膨らんでいます。 | ||||
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個人差がありますが、少し文体が読みづらいなと思いました。 状況説明が長く、なかなかストーリーが本題に入っていかないので、面白いと思えるまでに飽きちゃいそうでした。 | ||||
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