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国宝
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国宝の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.56pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全393件 281~300 15/20ページ
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映像化を意識して書かれた文章、というのが一番の印象でした。 筆者の描く映像化イメージの押し付けが強過ぎて、読者として頭の中に描くことのできる自由な想像世界が狭められている感覚が終始ありました。もう読まないかな、この作家さんは。 映像化…お金がたくさん入ってくるんでしょうね。 | ||||
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朝日新聞朝刊に連載されてた小説。 毎日、小出しで掲載されるという関係で描写はあっさり、テンポよく話が進んでいく。 だからこそ読みやすいけど芸に生きた男の物語なのに軽いと感じてしまった。 挫折もあるけどあっという間に数年が過ぎて成功してるから。 正直、主人公喜久雄の一生より、細かく描かれてない俊介の再起までの10年(薬物中毒からの復活)や 万菊の歌舞伎を捨てて死までの3年の方が興味深い。 自分は歌舞伎自体にそんなに興味がなくて主流から外れた人々のドラマの方がすきなのかな。 目と耳で感じる歌舞伎を文章で表現する難しさもあるかもしれない。 知ってる演目はイメージが湧いたけどそうでないと目が滑った。 | ||||
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よい | ||||
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よき | ||||
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下巻は喜久雄の孤高である存在とその苦悩に惹きつけられた。上巻は、若い時の話もあり、その展開や未来を見据えた部分に希望を持ちながら読むことができた。しかし、下巻は地位は確立しても、逆にそこからくる苦悩を見せつけられた。 国宝というタイトルではあるが、国宝という名前が正しいのか少し疑問に思いながら、読み進めた。国宝というタイトルに惹きつけられて読み進めたのだが、もっと別の名前でも良かったと感じた。他の読者はどうだろうか? | ||||
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自分は元々国王を見たりするのが好きなのと、近くの本屋に行った時に、映画化されるというきっかけで読んだ。このように口語調の語り口は久しぶりなので、最初はとっつきにくかったが、慣れてくるとそれがとても気持ちよく、どんどん読み進めることができた。 主人公の喜久雄の栄枯盛衰の物語、いい時もあれば、悪い時もある。悪い時にそばにいる仲間に助けてもらい、なんとかやり切る。そんな波乱万丈のストーリーだ。途中で、主人公がボロボロになっていくシーンがとてもつらかった。ここからどう国宝と呼ばれるになるのかが楽しみだ。 | ||||
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外見は擦り傷がめだってがっかりしたが、それいじょうに、インクは全部挿入しているのに、判読できないような薄い水色の印字。使えないので返品しました。返事も返金もない。 | ||||
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圧倒される内容に最後まで一気に読まないといられなくなる。 素晴らしい! | ||||
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しゅんぼんにどおしても感情移入してしまう。イッキに読破。長さを感じない。 | ||||
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苦の境地からどのように昇華させていくのかを知りたくなるような青春編、動きや心情を迫力ある文章で引き込まれる。 | ||||
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引き込まれる様な世界観と、映画になるのが待ち遠しくも、主人公の生きざまが悲しくて切ない。 読んでいるというより、映像を見ていたような本でした。 | ||||
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帯が写真と違います。すごく騙された感。本屋で買い直すことにします。 | ||||
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吉沢亮の帯がついてると思ったのに、帯が普通だった がっかりでした。 | ||||
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吉沢亮の帯付きだと思ったのに、普通のでした。なら普通のを載せて欲しかった。 | ||||
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私は常々「勉強が出来ることより人の気持ちがわかることの方が大事だ」という主張をする馬鹿に向かって「行が読めもしない奴が行間が読めるわけがないだろう」と言って切り捨てていた。 その自分の言葉が本書を読むとも丸々自分に向いてくることを感じました。 本書を読みながら感じたことは、いかに自分が日本語を知らないかという事。 意味が分からない言葉を調べながら二回目は読み進めていこうと思っていますが、この言葉や単語のひとつひとつの後ろ側に歴史が積み重なっているという事は理解できる。 そして、その一つ一つの歴史の積み重ねが芸術として昇華した形が歌舞伎の世界だろう。 もちろん歌舞伎用語など何一つ知らずに本書を読んでも、十分楽しめるのですが、この世界にドップリハマり切った後に残るのは「もっと楽しめたはずだ」という己の浅さからくる後悔にも近い感覚でした。 登場人物たちの心情の断片しか感じ取れていないことは、ハッキリと感じることが出来るという事もある意味では凄いことで、何度も読み重ね、全ての用語を理解し、更に歌舞伎そのものを理解した時にやっとここに書かれてある全ての感情を拾い上げることが出来そうな気がします。 歌舞伎の演目と絶妙に呼応し合っているこの物語の筋は、巻末の素晴らしい解説文によってとても明瞭になりました。 この解説は情感もこもっていて素晴らしい名文だと思います。 何度読んでも奥行きが広がっていきそうな素晴らしい物語。 | ||||
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映像が見えるようです。あまりにも悲しい美しい物語に、涙があふれてしまいました。 | ||||
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久しぶりの時間を忘れて読みふけるタイプの書籍です。 | ||||
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吉沢亮さんが喜久雄を演じるという事で興味を持って読んだのだが冒頭のストーリーから引き込まれて、次次って感じであっという間に読んでしまった。 普段小説はあまり読まない漫画派なのだがその自分が映像を想像しながら見れる感じでワクワクしながら読めた。 歌舞伎が真ん中にある人間ストーリーで幅広い世代で見れそうな面白い作品でした。 | ||||
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もう少し、もう少しと時間を忘れて読み耽りました。 登場人物、それぞれの想いが伝わってくる大作でした。 | ||||
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梨園の語源とは古代中国の役者養成所から来ているという。 梨園という響きには独特の、大奥や宦官の世界なのような魑魅魍魎の独特のおどろおどろしさが付きまとう。 その世界に共通しているのは血筋よりも実力が優先されるとされているところ。 長崎のヤクザの出自から芸一本で夜を渡っていくその中で、血筋というものに何度も道を阻まれ逆にいきなり押し出されていく主人公。 講談師のような口調で軽妙に綴られていくリズム感は本当お芝居を見ているかのようで、時代を行ったり来たりせざるを得ない筋にもかかわらず、その独特の語り口をうまく活かして興ざめさせないようにしているのはかなり驚きます。こういう世界の本を読むと、自分がいかに日本語を知らないかを思い知らされます。その語り口がこの本そのものを粋なものにしています。 一度目は物語の勢いを止めずに一気に感じるままに読んでいますが、二度目は知らない単語を調べながら読もうと思っています。 李相日監督によって映画化が発表されていますが、今から本当に楽しみです。 映像化されたら落涙するであろうシーンの連続。 「時代物なんかで絶対に気ぃ張ったらあかん。気ぃ張ったらスケールが小さくなる」 「いつの時代も、嫌な奴にならない嫌な奴がいる」 「所帯臭さなど出たら和事のぼんぼん役などできない」 「いい女と綺麗な女は別物。綺麗だからっていい女とは限らない」 「世話になった人に借金があったらそれは俺らの借金やで。世話になるっちゅうのはそういうことや」 「よう我慢しはった。立派や。我慢が出来んやったらいつでも俺がどついたる。殺したる。坊ちゃんはそんな汚れ仕事せんでええ」 こういう本を読んでおけば「無粋な人間」の振る舞いが無くなるのだろうなという気さえする。 荒々しい世界、そしてヌメりすら感じるようなイヤらしい芸事の世界、を描いて上品さを感じさせる凄い作品。 | ||||
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