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国宝
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国宝の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.37pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全144件 1~20 1/8ページ
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あまりに美しい作品だった…。 映画が良すぎたので、こちらを読みました。映画できっと泣く泣く省略したんだろうと思う部分が詳しく描かれていて納得できました。同じ女性として、春江に惚れた。 あれだけ映画が華やかなのに、それと並び立つ彩りを独特の文体で表現していて素晴らしいです。とにかく文章が艶やかで鮮やかで、甘い香りが匂い立つようなふくよかな色気があって、読んでいて幸せ。けれど、綺麗なだけじゃない。世界観に酔ってぽーっとしていると、時々冷たい刃で刺してきます。 これだけたくさんの魅力的なキャラクターの生き様を描いた小説を、よく3時間にできたなあと、映画化のうまさにも改めて気づけます。結構改変してるんだけど、変え方がうますぎる、粋すぎる。 上下巻ですが、展開が早いので飽きることなく一気に読めます。最後の解説もまた良いです。歌舞伎を観てみたくなりました。 | ||||
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才能と血筋と興行と芸事、いろいろ考えてさせられるゾクゾクするストーリーに夢中になりました これから下巻を読んでから映画を見に行きます | ||||
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YouTubeで、芸大出身の歌舞伎評論家の推薦を観ました。 初めに、何故?歌舞伎役者ではないのか?と、思いましたが… 原作者が吉沢亮ありきで、映画化を考えています。映画をご覧いただければ答えが分かる。と、思いますが… 先に原作を読みましたが、この本の美しい部分は、映画でしか鑑賞出来ません。わたしのように歌舞伎初心者でも楽しめる内容になっています。国宝になる1人の人間の生き様ですが、決して、1人ではそうはなれないことも深く語られています。わたしのように直ぐに映画館へ行かれない方は、是非、原作を!行かれる方は、映画を是非ご覧下さい。決して損はありません。 | ||||
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あまりの面白さに私も、上下巻一気に読んでしまいました。 映画を見るのも楽しみです。 この大作を3時間弱で表現するなんて、出来るってことが信じられません。 でも、だから、ドキドキしてます。 | ||||
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映画を見るための予習(?)のため読み始めました。まさかここまで面白いとは予想しませんでした。一気に読みました。 喜久雄や俊介の舞台での姿の妖艶さ、色っぽさの表現も素晴らしいです。映画を見たい気持ちがますます強まりました。 このところ面白い本に会えなくて読書から遠ざかっていましたが、この本のおかげでまた面白い本を探したくなりました。 | ||||
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読みやすかったし一気に読みました 俊介の話だけに綺麗にまとめたらよかったのに…という感想です。俊介の話は涙流して読みました。 喜久雄には共感ポイントもなくストーリーも陳腐、何より奥さんの扱いが酷すぎて、酷いなら酷いなりにもっと酷くするとかやりようあるのにドラマもなければ途中から空気になってて本当に理解できなかった | ||||
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上下巻あり長いですが、とても面白かったです。 ただ、私の場合、文体が慣れるまで読みづらかったです。 | ||||
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歌舞伎は血筋と才能で選ばれた人間が人生をかけて芸事を極めていくことだと分かりました。演目と実際の出来事がリンクして、人生のその時にしか演じられない舞台を、運命に導かれるように演じていく様は、人の一生そのものが演目なんだとつくづく思いました。 | ||||
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朝日新聞の連載でこの作品を読んでいました。 ただ一点、最後のシーンがあまりにも非現実的で、は...?と一気に興醒めしたものです。 映画も同じ内容になるんでしょうか。吉沢さんファンの方に映画化は嬉しいかもしれませんが、観たいとは思いません。 | ||||
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この方の作品は初めて読みました。 読み進める程に引き込まれていきました。 歌舞伎はあまりわかりませんが 情景がまるで目の前にあるかのように錯覚します。 本はたくさん読みますが近々では とてもよい作品にめぐりあえました。 ぜひ読んでいただきたいです。 6月6日から上映される映画の 吉沢亮さんが楽しみです。 | ||||
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歌舞伎ファンです。 私の贔屓の歌舞伎俳優さんをモデルにしているらしい、と聞き読みました。 実際にはモデルになるような方は思いつかず、このような事は実際にはあり得ないだろう、 と思いながらも物語にひきこまれ、一気に読破しました。 作者の綿密な取材+情報収集、美しい世界を描ける想像力に感銘を受けました。 また、オーディブルも聞きましたが、 尾上菊之助丈(8代目菊五郎を襲名なさりました)がナレーションをご担当。 美しいお声で臨場感のある語り口が素晴らしかったです。 歌舞伎のシーンを8代目が歌舞伎の台詞の語り口でナレーションしてくださる ものすごく贅沢なオーディブル。 歌舞伎ファン必聴です! | ||||
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映画化されるので気になって読みましたが、圧倒的な世界観と独特な文体にひきこまれ、読むのが楽しみであり、終わりに近づくと寂しさが。良きライバルの俊ぼんと喜久ちゃん。映画でどこまで描かれるのか楽しみです。そして歌舞伎、本気で見に行こうと思いました。 | ||||
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文体が太宰を思わせて、ストーリィもおもしろかったのですが、 リアル書店の売り方が変。 平台に吉沢亮ヴァージョンの表紙を並べるのはいいとして、 本作が上下巻ということがわかりにくく、 読者にとってフェアではありません。 映画化キャンペーンなんでしょうが、それがマイナス点です。 | ||||
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堂々たるタイトルだ。内容を見ても、これはもう宮尾登美子、山崎豊子、有吉佐和子クラスのテーマである。で、実際に読んでみると、吉田修一らしい圧倒的なリーダビリティで、ストーリー的にはほぼ漫画だけれど(そういう意味では表紙を漫画家が描いているのはピッタリ)、特に上巻が面白かった。 上巻P146に「貧乏には品がある。しかし貧乏臭さには品がない」という某女流作家の言葉が紹介されていて、なかなか印象深い。これは実際に誰かの言葉なのかな? と思いチャットGPTに聞いてみたところ、「特定の著名人による名言として広く知られているわけではありません」との回答だった。創作なら、さすが吉田先生。 どうしても読みながら引っかかっていたのが、関西歌舞伎という言い方である。対して江戸歌舞伎という言い方がされているのだから、ここはやはり「上方歌舞伎」のほうが座りがよいと思う。また曾根崎心中の説明で、堂島に「どうしま」とルビが打たれているのも気になる(どうじま、と濁るはずだ)。 文句ついでに書くと、古い時代背景なのに、比較的最近の言葉があちこちに出てくることにも違和感があった。「ばあば」「じぃじ」「いらんわー、そんな情報」「早ッ」というような言い回しは、2000年以降のものだと思う。また解説はネタバレ全開で、事前に読んでしまったため、まさに「いらんわー、そんな情報」だった。 吉田修一は映画にとても詳しい。もしかして吉田先生は『さらば、わが愛/覇王別姫』(1993年香港・中国・台湾)がやりたかったのではないか、というようなこともふと思った。 | ||||
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昭和の頃のスポ根漫画、『ガラスの仮面』的で、それなりに面白く一気読みしたけど、それだけ。まあ、だから映画になったのかな。 特に何か残るかと言われれば、何も無い。 俊介は、一貫して喜久雄の当て馬で、困難を乗り越えて歌舞伎界に復帰したということになってるけど、意外にもあっさりとしていて、へーそうなんだ…で終わり。 喜久雄が超越して行く様も深く描かれていないし、物足りない感が残りました。 娯楽作品として読めば良いのだろうけど、それにしては長い。 | ||||
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商品画像とは違い、映画版の『国宝』のポスターが使われた映画コラボバージョンで届きました。 私は映画verの方が嬉しかったですが、念のためご参考に。 | ||||
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美しくもあり儚くもあり悲しくもあり、歌舞伎にのめり込める作品でした。 一度目は一気に読み進め、二度目は歌舞伎の演目や衣装を調べながら読み、三度目は深く読ませて頂きました。一つの本を続けて三度読んだのは初めてです。 感動いたしました。 | ||||
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まず表紙の絵に惹かれ、吉田修一に惹かれ、読み進むうちに主人公の現と狂気の狭間にどうしようもなく惹かれていった。久々にとても切ない切ない読後感だった。これから先、歌舞伎座の前の交差点を通るたびにこの思いをかみしめるだろう。 | ||||
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一気に読んでしまった 上巻の初めのヤクザの抗争の生々しさで一瞬先を読むのを戸惑ったが歌舞伎の世界に入ってからは歌舞伎座、新橋演舞場界隈など良く知った場所だったので読んでいて映像が浮かび脳内が映画鑑賞で引き込まれ1日で上下巻読んでしまった よい作品に出会えてよかった 吉沢亮による映画もはやく観たい | ||||
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映画鑑賞のため読み、歌舞伎の演目網羅が勉強になった。登場人物の心理や会話がところどころ、綾乃、徳次の成功譚は過剰と感じた。普通の役者と天才の違いをクサイ言葉を使わず描写するのは難しそう。 | ||||
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